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2023年9月25日月曜日

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逆テンバーガー食らっても、ガチホできる?

俺は、ガチホしているよ。

もう、あきらめの極みで、復活することすら望んでいない。
保有銘柄一覧の飾りものみたいな感じ。

投資した銘柄じゃないけど、
数年前に一時的に植物肉流行っていたよね。
代表的な銘柄ビヨンド・ミート。
19年の上場後、240ドル台の株価は、今は9.56ドル。
逆ダブル・テンバーガーに。
流行株の怖さ、を思い知らされる。

まだ、怖いのあるよ。Transocean。海上石油掘削銘柄。
2008年1月に石油価格が史上初めて
1バレル100ドルを突破した月。
その前後に、この銘柄は株価170ドルに、
そして、22年9月に株価は2ドル台に今は8ドル台。
もう、こんな銘柄をガチホしたら、
どうなることやら、と思うでしょう。

でも、似たような銘柄、俺ガチホしている。
むしろ、ガチホしているおかげで、免疫がついたというか、
どの保有銘柄でも、同様のことが起きる可能性は
ゼロではないだろうな、と。
ただ、同時に複数の銘柄で起きることまでは、
想定していないけどね。
そう考えると、株価の半値下落なんて、
軽く見えてしまうから不思議。
実際は、軽くないんだけど。

幸運と不幸が両方やってきて、
テンバーガーと逆テンバーガーの両銘柄保有したらさ、
もう逆テンバーガーのことなんか、どうでもいいんだわ。
テンバーガーで十分おつり来る。

10ドルが100ドル、10ドルが1ドル。
合計20ドルが101ドルになった。
損していない。

逆テンバーガーはテンバーガー銘柄を掴むための必要コストと考える向きもある。
複数銘柄に業績復活するかどうかに、賭けるんだからね。
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2023年2月17日金曜日

記事

10倍株を保有し続ける理由。投資元本の配当利回りがスゲーから。

10倍株の特集は、
投資雑誌の必須テーマになっているが、
じゃぁ、10倍株になったら利確するのか、
それとも保有し続けるかの対処について、
語られることはないな。

その前に現実問題、
10倍株になるまで含み益を利確せずに保有できるか、
ってのがある、2倍株になっただけで有頂天になってしまうのに。
その5倍の10倍株だからねぇ。

まぁいいや、10倍株の話に戻る。
俺が10倍株になっても利確しないのは、
タイトル通り、配当利回りが
抜群に良くなるのがほとんどだから。

投資したときの配当利回りが0.5%とする。
それが10倍株になっても、配当利回りは
変わらずの0.5%を維持していたとする。
ここがミソ。増配も株価並みということ。
10倍株でも利回りが変わらないと言うことは、
配当も10倍と言うこと。

株価100ドルで年間配当額0.5ドルで配当利回り0.5%。
株価1000ドルで年間配当額5ドルで配当利回り0.5%。

投資元本で考えれば、
100ドルの投資で年間5ドル配当で配当利回りは5%になる。
でも、株式市場では「0.5%の配当利回り」だけが常に表示される。
0.5%ではなくて、0.8%なら8%だからね。
アルトリア並みとなる。

含み益に比べれば、年間5ドルは圧倒的に小さいのだが、
利確しなくても、保有し続けるだけで5%の利回り、悪くはない。
10倍株になると、隠れ高配当銘柄に様変わり。

だけど、ほとんどの人は、10倍株まで待てないので、
直ぐにでも、高配当利回り銘柄に飛びつきたい衝動に駆られる。

10倍株と言っても、数年で10倍株じゃないからね。
俺の場合は、約15年以上保有して
1銘柄でも10倍株を拾えればラッキーと思っている。

10倍株になって、配当に注目する人は稀だろうな。
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2020年8月27日木曜日

記事

投資資金が少なかった頃の悔しさが、長期投資に向かわせる。

3倍株を拾えたとしても、10万円の投資資金なら30万円にしかならない。
「30万円にしか」で、お怒りの問い合わせを頂きそうだが、考えてみて欲しい。

100万円の投資資金なら、300万円になる。利益は200万円。
300万円の投資資金なら、900万円になる。利益は600万円。
投資資金が200万円違うだけで、差額の利益は400万円違う。

個人投資家と機関投資家の決定的な違いは、投資資金の規模が違い過ぎる点。
130円の株価が1円上昇して、131円になっても、ほとんどの個人投資家は嬉しくない。
それは上昇幅が小さ過ぎるから。

130万円投資しても1万円の利益。これが1.3億円投資なら、100万円の利益。
もちろん、投資資金が多ければリスクも高まるが、それだけリターンの絶対額も大きい。

だからか、株式を始めた頃は、急騰株にしか興味を示さなくなる。

「はやく利益を手にしたい」

30年後の10倍株よりも、1年後の10倍株。
しかし、仮に1年で10倍株達成にはろくなものがない。
昔で言えば、仕手株。業績なんか関係ない。

仮に10年で2倍株になるような株価上昇の緩い株が見つけられたなら、
30年で8倍株(2×2×2)になる。40年なら16倍株。
一般に優良ディフェンシブ株と言われる奴だが、30年で8倍株って、悪くない。

面倒だから30年で10倍株に、それを目指そうと思った。
安直すぎるかもしれんけど、投資資金が少ないのは投資期間でカバーするしかない。

10倍株って、投資期間は問われていないからさ、30年でもいいよね。
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2020年6月7日日曜日

記事

個人の長期投資期間は数十年に過ぎない。長期の曖昧さ。

個人で投資できる期間は限られている。
「長期投資」を盲目的に信用するなかれ、だ。

S&P500、ダウ30の株価指数の100年の株価チャートを見せられても、
そんな期間、俺投資できないから。

就職して定年までの約50年間、労働収入があると言っても、
庶民が投資できる期間も資金も限られる。

70歳過ぎた後、資金を引き揚げるのか、株式のまま置いておくかでも、
株式投資の期間は違う。

そもそも、インデックスETF投資で30年間の投資成果はまだでていない。
SPY、VOOのETF開始で、まだ30年経過していないから。
これからだよ、インデックスETFの100年後の投資利回りがどうなるのかは?

長期投資も疑え、と。

S&P500指数に投資すれば、
過去の実績平均投資利回り7-8%程度と言われているが、
これは理論上の話。
指数に投資できなかった時代もある。

加えて、個人投資家なら、1年ずつずらした、
各30年間区切りの指数投資利回りを私なら知りたい。
そこには、最低の投資利回りの30年間も存在するはず。
マイナスはなかろうが。

30年もS&P500に指数投資できるなら、
過去の実績に従えば、おそらく元本割れすることはないだろう。
元本割れすれば、ブラックスワン登場となる。

悲観し過ぎだから楽観論に変更する。

30年も指数投資して、指数株価の桁が1桁増えると思えば、
今の指数の30-40%程度の下落位はどうでも良くなる。

1990年初めのS&P500指数は約353ドル程度で30年後の今は約3,100ドル。
テンバーガーに届かずだけど、元値は約350ドル。
コロナ禍で、2,600ドルに下げても、元値は約350ドルだよ。

30年の投資期間、やっぱりいいわ、短くはないんだな。

2050年にはS&P500指数株価は、一桁増えて、1万ドル以上かもね。
いや、それだとテンバーガーにならないから、3万ドルかな。
そんな訳ないやろうと。

しかし、1990年のS&P500指数が300ドル台のときに、
30年後に指数は10倍になっていると言っても、誰も信用しなかっただろう。
1990年の30年後は、2020年の今、S&P500指数は3,100ドル。

指数投資も10倍株目指せるんだ。

指数投資の100年投資で稼げないなら、誰も株式投資に見向きもしない。
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2020年4月16日木曜日

記事

株式を始めるのに今ほど最悪な時期はない。こんな相場で積立長期投資できないよ。

久々の株式暴落で、株式口座の新規申込数が急増したと以前、報道されていた。
そして、多くの人がこれから株式を始めるのにベストな時期だ、と言い始める。

理由は、底値から始められる確率が高いからだと、思うが...

しかし、こんな世界恐慌以来最悪と言われている相場で、
「じゃぁ今月から積立投資始めます。」
そして、半年後、
「底値更新中じゃねかーよ」
やーめた
となる確率も十分高いから。

リーマンショックを持ちこたえた人は、
今はこれだけの資産額になっている『筈検証ブログ』があるけど、
その検証が現実になった人のブログをお目にかかったことがない。

あくまで、推定シミュレーションの話。
リーマンショック後の安値のAMEXやVISAを今まで持ち続けたブログを見たことがない。

なぜだ?

買っていないか、
2倍株になった時点で売ってしまったりしているから、
と勝手に推測している。

長期投資や積立投資を説く人は多いけど、
それを実践している人は少ない。

長期で腰を据えると言うことは、株価が10倍株になるのを忍耐強く待つこと。
10倍株になるまでに、
株価は4倍になった後、半値になり、
その後3倍になったりするのを忍耐強く持ち続けること。
2倍株になったから、半分売って、元本確保のようなことは考えない。

巷では、石油株はオワコン、タバコ株もオワコン、それなら、
ドットコムバブル当時のオワコン代表株アップル、マイクロソフト、サンマイクロは、
今のエクソン、シェブロンと似たような境遇ともとれる。
コンピュータ供給過剰(今の原油供給過剰とそっくり)でPCはもういらないと、
当時、未使用のコンピュータ在庫が溢れかえっていた。

長期投資や積立投資の根底にあるのは、
なるべく底値で買おうという考えは、結局高くつくから、時間のレバレッジを使えと。
金額のレバレッジよりも時間のレバレッジのほうが有利だと言っている。

相場に株式投資の始め時を聞くべきではない。
相場はあなたがいつ株式投資を始めようが知ったことじゃない。

2番底があるなら、その時点で未使用の株式口座数が増えるんだろうな。
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2020年1月30日木曜日

記事

保有銘柄に10倍株を複数持っているなら、間違いなく長期投資家なんだろうと思う。

10倍株に巡り合える幸運なんてめったにない。
大抵は2~3倍になったら、一旦利確するだろう。
そこを我慢して、10倍株まで持つんだから、大したものだと思うよ。

ビザ、マスターカード、マイクロソフト株の保有者で、
もうすでに10倍株という人は、
これらの3銘柄が人気化する以前に持っていた人になる。
昨年にビザ株を120ドル台で買っても現在204ドルだから、2倍株になっていない。

みんなが絶賛しはじめてから投資し始めても、時価総額の大きさからいえば、
せいぜい2倍株程度までが目安。

ダウ銘柄やディフェンシブ銘柄で10倍株を狙うのは、例え期間が10年でも難しい。
J&J、P&G、VISAが10年後に株価が10倍になっているとは想像しにくいから。

10倍株に巡り会うケースは、下記の2点ぐらいしか思いつかない。
※ 業績に関係なく思惑だけで10倍株になるようなケースは除く(昔で言う仕手株)

①業績が大幅にこけた会社の復活劇
②新しい事業で市場を独占できた会社

①で即座に思いつくのはアップル。
②なら、PCのOSをビジネスにしたマイクロソフト。

ノキアの携帯事業買収で大失敗、XBOXはPSに完敗で、検索Bingは鳴かず飛ばず、
将来の事業を悲観して、マイクロソフト株を手放す理由は過去にたくさんあった。
しかし、手放さずに持ち続ければ......

バフェット氏が保有しているトップ10銘柄で10倍株を達成しているのは、
18年時点の年間報告書から調べると、下記の3銘柄。
意外に少ないのと20倍株が見当たらない。まぁトップ10銘柄だけの調査だからね。

(単位百万ドル)
American Express Company--取得コスト$1,287で時価総額$14,452
The Coca-Cola Company--取得コスト$1,299で時価総額$18,940
Moody’s Corporation--取得コスト$248で時価総額$3,455

意外なのはWells Fargoが10倍株になっていない点。
取得コスト$10,639百万ドルで時価総額$20,706百万ドルだから2倍弱。

普通なら保有株が2倍になれば大喜びだけど、
10倍株の人から見れば、
それローリスク・ローリターンじゃね
って思われているだろうな。

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2020年1月15日水曜日

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低配当利回り・高増配銘柄という見方_配当のテンバーガー

ダウ30銘柄で言えば、ビザ、ナイキ、ユナイテッド・ヘルス、ホーム・デポ、ディズニーあたりだろうか?

各銘柄の四半期配当の推移は下記の通り。


2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
V $0.13 $0.15 $0.22 $0.33 $0.40 $0.48 $0.56 $0.66 $0.78 $1.00 $1.20
NKE $0.25 $0.31 $0.36 $0.42 $0.48 $0.56 $0.64 $0.72 $0.80 $0.88 $0.98
DIS $0.18 $0.20 $0.30 $0.38 $0.43 $0.56 $0.66 $0.71 $0.78 $0.88 $0.88
HD $0.23 $0.24 $0.29 $0.29 $0.39 $0.47 $0.59 $0.69 $0.89 $1.03 $1.36
UNH $0.03 $0.13 $0.16 $0.21 $0.28 $0.38 $0.50 $0.63 $0.75 $0.90 $1.08

10年間で配当が数倍になるのに、誰もそれに言及していない。
10年間で株価が数倍になれば、それだけで記事になるのに...

配当で言及されるのは、その時の配当利回り。
上記銘柄は低配当利回り銘柄呼ばわりされているので、
インカムゲインの投資銘柄とはならない。

配当利回りを求めるなら、
エクソン・モービル、ファイザーのような配当利回りの良い銘柄を”どうぞ”となる。

でも数年待てば、低配当の高増配銘柄は、
投資ベースではそこそこの配当利回りが実現できる。
そのうえ、高増配が可能なことの裏返しとして、株価上昇の恩恵も期待できる。
やってることは、
キャピタル狙いの長期投資なんだけど、
結局配当も膨れ上がっている。

ビザ、ナイキ、ユナイテッド・ヘルス、ホーム・デポ、ディズニーを
グロース株というのかバリュー株というのか知らんけど、正直どっちでもいい。

配当がサプライズで増えてくれさえばいいよ.....

キャピタル狙えば、増配もついてくると思う人は押そう
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2019年10月14日月曜日

記事

10倍株や億り人っていうけど、確率的には宝くじの当選並みじゃないのか?

投資雑誌で組まれる特集に10倍株と、億り人へのインタビュー記事。
この2つのテーマは外せないようで、毎年のように出てくる。

株式投資で10倍株に巡り合う確率や億り人になる確率っていうのは、宝くじの当選並みの確率じゃないかと思う。

ビザ株で10倍株達成した人いるか?
IPOから持ち続ければ多分10倍株になっているはず。10年近くかかるけどね。

アップル株を買値から10倍になるまで持ち続けた人いるか?
10倍になるまで耐えられるかが問題だと思うが。

世間でいう10倍株というのは、数か月で株価10倍になるような銘柄を指してるんだろう。
数年でもいいけどさ。
そのような銘柄っていうのは、タイミングが全てというのがあるから手を出せないんだ。
株価とにらめっこしながら取引は、長期投資には向かない。

億資産を築いた人のインタービューで、数年で100万円が1億円になりました物語を聞いても、たぶん参考にならんだろうなと思う。
ビザ、マイクロソフトに数年投資しても、資産100倍にはならないからね。それが現実。

仮にバイオ株なんかで、製薬承認で株価急騰しても、運が良かっただけじゃないかと。
そのような銘柄に巡り会えれば嬉しいことは嬉しいが、まぐれの株式投資で成功しても、同じような銘柄にのめり込むんで損するほうが怖い。

10倍株達成には2つの道があると思う。

①株急騰の銘柄を追いかける

②数十年持ち続ける覚悟で、10倍になるまで忍耐強く持ち続ける
 20%の株価上昇で利益確定していたら無理だな。



2019年9月25日水曜日

記事

ビザもアメックスもリーマンショックからの復活では10倍株

ビザは、カード発行しないカードネット決済のハイテク会社。
アメックスは、自社でカード発行し、カード保持者からの債務不履行のリスクを負う。

両社のリーマンショックからの株価推移をみてみると、
当初はアメックスのほうが優勢だったが、2018年以降ビザの上昇に勢いがある。

2015年以降にアメックス株価が下落しているが、コストコの提携解消の要因が大きい。


債務不履行リスクを負うアメックスのほうが事業リスクが大きく、
ビザに比べ事業の安定性に欠けると思ったが、
リーマンショック後の株価推移をみるとそうでもなく両銘柄とも10倍株を達成している。
アメックスは、直近の株価下落で一時の10倍株からは若干後退しているが。

ビザのほうがアメックスよりも株価のボラは小さいので何となく安心して持っていられる
感じがする株価推移ではある。

2019年9月21日土曜日

記事

10倍株に巡り合えない理由_我慢できないから、アップルとIBMで検証してみる

投資雑誌で良く10倍株の特集が組まれるが、大方、10倍株を手にすることはない。

大抵の人は株価が2倍にでもなれば、売って利益を確定しはしないか?
半分の株数で利益を確定し、投資元本を回収することを勧める投資法もある。
残りの株は、そのまま利益になるから、多少なりとも余裕が出るという寸法。

それでも、10倍株に巡り合うには、利益確定の誘惑に勝ち続けないとね。

『あのとき売っていれば』

これがいつまでもつきまとう。株価が2倍になってから、株価が急落したときは特に。

「10倍株まで利益確定しません」とかの投資ルールを決める人もいなければ、
守る人もほとんどいないだろう。
この株を買ったら、10倍になるまで売らないという人はブログで見たことがない。

株価が数か月で10倍にはね上げるような銘柄は逆に怖くて手を出せない。
国内で、今ではあまり聞かなくなった仕手株みたいに、業績とは関係な動く銘柄もある。
米国株でそのような銘柄があるかは知らないけど。

例えば1年おきに株価が2倍になるような銘柄に巡り合えたら、何年で10倍株になるのか。
10倍株になるのに4年とかからないことになる。

1年目:2倍
2年目:4倍
3年目:8倍
4年目:16倍

毎年、株価が2倍になるような銘柄なんてのは夢のようなお話に聞こえるので、
実際のアップル株の月間株価チャート(株式分割調整済)で追ってみよう。



赤線の右肩上昇線は、株価が上昇する時期を示した。
ピンク囲線は、ブログ界隈で言われるオワコンが囁かれるような株価下落か低迷時期。

結果論だけど、2002年からリーマンショック前夜位の株価上昇が凄いことになっている。
あと1997年以降のもね。それに比べると、今の株価上昇は緩やか。

まぁ、運よく1998年にiMacの発表に合わせて、アップル株に投資したとしても、
2000年の急激な株価下落で、持ち続けるには相当の忍耐がいるだろう。
そして、それは2004年までの4年以上続くのだから、他の銘柄に浮気したくなる。
そのころは、まだ配当も出ていないから、株価だけが頼り。

今オワコン扱いされているIBMの月間株価チャート。


上場からの株価チャートをみると、
上昇、低迷(下落)を繰り返しながら長期では上昇している。で、今は株価は低迷中。

アップルもIBMも、上昇、下落を繰り返しながら株価は長期では上昇している。

しかし、『今度ばかりは違う』という不安もある、
それに加え、今後株価がどれだけ下落し、どの期間低迷するのかの不安に苛まれる。
それらが長期投資に踏み出せない葛藤要因。

株価グラフも対数目盛でみると、
今のIBMの株価低迷は1992年代に比べると『可愛く』見える。

2019年8月29日木曜日

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株式投資で損切りルールや利益確定ルールは必要?

損切も利益確定のルールも決めていない。なぜなら、バイ アンド ホールドだから。

①じゃぁ、株価がゼロになるまで持ち続けるのか?
その通り。

②じゃぁ、株価が2倍になっても売らないのか?
その通り。

③馬鹿か?
その通り。

バイ アンド ホールドってそういうことでしょう。

②で『No』と答えたら、貴方は一生10倍株を掴むことができない。
2倍株で終わりだ。ビザ株でさえ、株価2倍で手じまいすることになる。

①で株価が半値や1/3になっても、売らずに持ち続けるのかといえば、そうだ。
リーマンショックを経験しているので、この程度の下落は経験済み。
さらにペニー株になっても売らない。
選んだ俺が馬鹿だから、その銘柄を思い出すようにする。

バイ アンド ホールドで、かつチキン並みの度胸しかもてないので、分散投資する。
バイ アンド ホールドでフォーカス投資はできない。リスクが大きすぎる。

バイ アンド ホールドで分散投資なので、
年の投資利回り平均はS&P500に負けてもいいが、
配当利回りだけは負けたくない。
配当で他の将来のグロース銘柄に投資したいから。
だから分散銘柄数も増えるが、分散銘柄数も気にしない。

紙屑株を持っていたとしても、数倍株に巡りあうことで全体の利益が出ていればいい。
分散銘柄の対象は、配当利回りが良いバリュー株か、
増配連続年数も持つ超低配当のグロース株にする。

増配連続年数も持つ超低配当のグロース株の筆頭と言えば、ビザ株だろう。
IPOから10年間持ち続けたリスクを考えれば、
株価2倍で手じまいするほうがチキンと解釈することもできる。
配当利回りも増配が続けば、投資元本ベースで結構いい利回りになるしね。

エクソン・モービル株を買って、世の中、
石油を必要としなくなった時代が来たとしても売らないだろうな。
石油産業から転換できなかった会社に投資した俺の自己責任だからな。

紙屑銘柄を選ぶ時点で、私に投資センスはないのだが、それでもかまわない。
S&P500のETF投資でも、500銘柄の中には紙屑になる前に、
除外銘柄されるので、ETF投資とて選んでいることに変わりはない。

2019年7月26日金曜日

記事

株式投資で競争する必要ありますか?_自分の株式投資を思う存分楽しめ!

自分の経験でいうと、紙屑になった銘柄数は両手位はある。
10倍株になった銘柄もあるが、両手程にはない。

でも大丈夫。これで十分利益がでている。数十年の長期投資の成果。

20銘柄に50万ずつ投資(計1,000万円)して、20年後に、

10銘柄は紙屑(0円)、
4銘柄は低迷で変わらず(200万円)、
2銘柄は2倍株(100万円)、
2銘柄は4倍株(400万円)、
2銘柄は10倍株(1,000万円)

になったら、合計1,700万円。10銘柄紙屑でも、10倍株がすべてを救ってくれる。
10銘柄紙屑は大げさだが、10倍株の破壊力は大きい。
20年で10倍株なら、低迷した大型株でもチャンスはある。

上記の20銘柄がすべてダウ銘柄なら、上記よりもさらにリターンはいいはず。
さらに、上記の20銘柄の中に、アップル、ボーイング、ビザ、マイクロソフトが
含まれていたら、さらに、リターンはかさ上げする。

株式投資は、学校や企業内の競争とは異なる。相対評価されるようなものじゃない。

あなたが投資する会社の業績財務を読めなくても、劣等感を抱く必要はない。
貴方の得意な分野に投資すればいい。

貴方が一般小売店に勤めているならば、
出入り業者、売れ筋の製品から不景気に強い業者・会社を辿れる。
洗剤なら花王かP&Gか、ニッチな洗剤市場ならCHD?
コカ・コーラとキリンの飲料水の販売面積に変化はないか?
備品に目を付けてもいい、POSレジのメーカーはどこか知ってる?

PCをBTOする技術(各パーツから組み立てる技術)があるなら、
インテル、AMD、NVIDIAの製品価格動向にはすごく詳しいかもしれない。
もし、それを語れるのであれば、どのタイミングで投資すべきか、
誰よりも察知できる能力を持っている。
一般の人は、グラフィックボードの値段推移なんか気にしていないから、
NVIDIAの業績を追えない。CPU価格も同様だ。
1030、1060Ti、iCore、Ryzen、...と正直私にはわからない。

クレジットカードの動向に詳しくないのに、時流に乗ってビザに飛びつく必要はない。

あなたが自分の熟知した銘柄に投資すれば、株価が半分になっても、
その理由が理解できる、そんな銘柄に投資すればいいと思う。

日常の周りには、知らずのうちに米国銘柄が潜んでいる。
まずは製品のラベルをのぞき込んでみよう。
それは競争じゃない。それだけは言える。

2019年7月15日月曜日

記事

100倍株になると何が起きるか?

100倍株を持つと、投資元本額は株式評価額の1/100。

①100倍株が配当銘柄となって、年間配当利回りが1%と仮定すると、
 投資元本と同額が、毎年配当金として受領できる。
 ※税金は考慮しない

②100倍株を全株売却すると、税金20%として、
 投資元本の約20倍の税金を支払う。
 手にする利益は、79%弱(=0.99*20%)。
 ※ 源泉徴収想定

③投資元本が100万円なら、億り人になれる。
 100万円未満なら、億の資産はまだ築けない。

④100倍株がさらに2倍になると、200倍株になる。
 100倍株の株価が半値になると50倍株。

⑤10銘柄に100万円ずつ投資して、
 9銘柄が紙くずになって1銘柄が100倍株だと、
 1,000万円が1億円になり、億り人確定。

 9銘柄が紙くずになって1銘柄が10倍株だと、
 1,000万円が1,000万円のままで変わらず。

⑥「100倍株を持っている」との話をしても、
 誰も信用してくれない。
 ほら吹きといわれるだけなので、黙っているのに限る。

アップル株がIPO株価から100倍以上の株価になるとは誰も想像しなかった。
同じことは、今低迷している銘柄やIPO株どれにも言える。
100倍株を狙うなら、それを信じ続けて、数十年持ち続けるしかない。
あと、その銘柄が100倍株になる前に、買収されないことを祈るだけ。
記事

10倍株を考える人と2,4,8,16倍株を考える人の違い

株式投資をすると、買値の2倍の株価になったら相当うれしい。
ビザ株なら2017年4月位に$90で買った人は、今まで持てば2倍株。
どや顔でしょう。

株価が2倍になったら、
投資株数の半分を売って買い付けコスト分を回収し、
投資株数の半分を残すやり方を勧める人もいる。
これだと、株価がゼロになっても、損をせずにいられるから。
(手数料は考慮しない)

株価が2倍になり、
さらに2倍になると4倍、
さらに2倍になると8倍、
さらに2倍になると16倍、
さらに2倍になると32倍、
さらに2倍になると64倍、
さらに2倍になると128倍
しつこいから止める。
.....

10倍株にはならないことを言いたいだけ。

株市分割も1:2とかが多いから、2の倍数で考えてしまう。
マスタカードの1:10、アップルの1:7の株式分割例もあるから、1:2がすべてではないが。

貴方の買った銘柄の株価が4倍になって成長株扱いされて人気化すると、
みんなが買い始める。それで、そこから2倍になったとする。

成長株として人気銘柄に投資した「みんな」は2倍株になって大喜びだし、
投資雑誌も2倍になったとはやし立てるが、
成長株扱いされる前に投資していた貴方は8倍株になっている。

まるで複利のような感じで株価が倍々ゲームで上昇してゆく。

これが128倍株になってゆく過程である。
10倍、100倍株も、
計算がしやすいので投資元本から、
10倍、20倍になったことは確認できるが、
倍々ゲームの倍数値には該当しない。

一生に一度に巡り合えるからの成長株を掴んだら、倍々ゲームが楽しめる。
10倍株より16倍株、100倍株よりも128倍株で考えてしまう。
贅沢なゲーム。

2019年6月19日水曜日

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ビザよりもモノタロウを買わなかった後悔

あのとき買ておけばよかった銘柄なんて腐るほどある。
ビザのIPOのときに、買っておけば良かった銘柄はビザではない、モノタロウ(3064)だ。
ビザは10倍株になったが、モノタロウは今は85倍ほど。100倍になった時期もあるが。

時価総額で見るとビザは40兆円、モノタロウは6,446億円。




W.W. Grainger, Inc. (GWW)の銘柄を知ってれば、モノタロウに気づいていた人もいる。
米国株万歳、日本株オワコンとの風潮に飲みこまれたせいかも。



10倍株、100倍株になってしまったのだから、
もうそれほどの株価上昇は期待できないと思ってしまう考え。
今から2倍になればビザは20倍、モノタロウは約200倍株になる。
なったらなったで、そのような特集記事が将来でるだろうけど。

さもなくば、10倍株に巡り合う必要はない、
10年で株価が2倍になるような配当重視の銘柄で十分だと、
思ってしまう考え。

さぁ、あなたはどっち派?


2019年6月14日金曜日

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10倍株の末路を占う_ビザ

10倍株を達成した銘柄のそのあとの株価を追ってみた。

クアルコム。
96年1月末の終値から2000年間位に10倍株を達成した後、
2017年末までは低迷。でも2018年に再度10倍株達成(96年を基準にすれば)。

アムジェン。
96年1月末の終値から8年たって10倍株達成後、株価は落ち着いている。

アマゾン。
97年5月末からあっという間に10倍株達成し、50倍強も達成後は、
ドットコムバブルが弾けて10倍以下に。でも最近、60倍株を達成(97年5月末基準で)。


こうなると、気になるのはアップルとビザ。

アップルは2009年1月末からでは10倍株を達成している。
10倍株達成後は、クアルコムのような急激な上昇を見せずに、
アムジェンのような上昇をしている。
16倍から18倍くらいまでに急激に上昇すると、その反動で急激に下げている。

ビザ。
IPOからつい最近10倍株になった。検討を祈る。
急激に上昇すると、下落も急激になるからなぁ。





結論、10倍株達成したあとの株価がどうなるかなんてのは、鶏の千鳥足位予想できない。





2019年5月26日日曜日

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現ダウ銘柄が10倍株になる平均期間は約20年_GS、VZは除く

ダウ30銘柄の今までの最高株価から逆算して、10倍株(テンバーガー)に
なるまでの期間を算出してみた。

最高値:全株価の高値から最高値を抽出(終値ではない)
10倍前の株価:全株価の底値から抽出(終値ではない)

※株価は過去にさかのぼって株式分割調整済み
銘柄 最高値
(高値)
最高値日付 10倍前
の株価
(底値)
日付 期間
CSCO $82.00 2000/03/27 $8.19 1997/09/17 02年06月10日
INTC $75.83 2000/08/24 $7.58 1996/04/09 04年04月15日
PFE $50.04 1999/04/12 $5.03 1993/09/14 05年06月29日
UNH $287.94 2018/12/04 $28.79 2009/11/17 09年00月17日
AAPL $233.47 2018/10/03 $23.30 2009/08/06 09年01月27日
V $165.74 2019/05/01 $16.56 2009/07/24 09年09月07日
MRK $96.69 2000/11/30 $9.67 1988/11/04 12年00月26日
NKE $90.00 2019/04/18 $9.00 2004/02/18 15年02月00日
HD $215.43 2018/09/12 $21.53 2003/01/22 15年07月21日
MCD $201.15 2019/05/21 $20.01 2002/09/13 16年08月08日
CAT $173.24 2018/01/06 $17.31 2000/09/19 17年03月18日
WBA $97.30 2015/08/05 $9.69 1997/01/08 18年06月28日
BA $446.01 2019/03/01 $44.56 1998/06/25 20年08月04日
WMT $109.98 2018/01/29 $10.94 1996/03/12 21年10月17日
MSFT $131.37 2019/04/25 $12.88 1997/04/18 22年00月07日
UTX $144.40 2019/05/01 $14.44 1996/08/09 22年08月22日
AXP $120.88 2019/05/22 $12.07 1996/07/12 22年10月10日
JPM $119.33 2018/02/27 $11.92 1995/01/03 23年01月24日
JNJ $148.99 2018/12/04 $14.88 1995/03/30 23年08月04日
MMM $259.77 2018/01/26 $25.97 1994/02/07 23年11月19日
DIS $142.37 2019/04/29 $14.22 1994/12/05 24年04月24日
CVX $135.10 2014/07/24 $13.50 1989/08/23 24年11月01日
XOM $104.76 2014/07/29 $10.47 1989/05/03 25年02月26日
KO $50.84 2018/11/20 $5.83 1990/12/11 27年11月09日
PG $108.68 2019/05/16 $10.83 1991/04/19 28年00月27日
TRV $150.55 2018/02/02 $15.03 1985/04/12 32年09月21日
IBM $215.90 2013/03/15 $21.58 1973/02/08 40年01月07日
DOW $60.52 2019/04/04


GS $275.31 2018/03/12


VZ $62.50 1999/10/04



CSCO、INTC、MRK、PFE、VZは、ドットコムバブル前後に最高値、
WBAは2015年、IBMは2013年と、数年前に最高値、
CVX、XOMは2015年の石油価格暴落の前に最高値を付けている。

それ以外の銘柄は2018年~19年の最近に、最高値を更新。

ドットコムバブル当時、CSCOは2年と半年で10倍株を
達成したことになるが、未だにその最高値を更新できていない。

DOWは企業分割などがあるため、10倍株の対象外だが、
GS、VZは上場してから10倍株に、まだなり得ていない。

ダウ銘柄が10倍株になる期間は、平均で約20年。
IPOから10倍株になるまでの期間ではないからね。
今の最高値からの逆算であることにご注意を。

長期投資の期間としては丁度いい感じの期間=20年と
個人的には思う....