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2020年8月2日日曜日

記事

増配からみた株式分割のうまみ_増配1セントのかさ上げ

アップルの現在の四半期配当は1株当たり$0.82。
8月末に4:1に株式分割が行われるので、
次回期待される四半期配当は1株当たり$0.205。

一般論として、四半期配当増額の最低ラインは1セント、$0.01。
AT&Tなら、毎年四半期配当で1セントのみ増配している。

4:1の株式分割が行われ増配が1セントでも、
分割前の株式保有者にとっては4セントの増配に映る。

来年、アップルが四半期配当を最低ラインの1セント増配すると仮定する。
4:1の株式分割がなければ、四半期配当$0.82が$0.83になる。
4:1の株式分割があれば、四半期配当$0.205が$0.215($0.86)になる。
これが、「うまみ」
分割なけりゃ$0.83だったのが、$0.86の増配になるんだからね。

これは、あくまでも増配の最低ラインが1セントという仮定での話だが、
私が見てきた銘柄の増配の最低ラインは1セントしか見たことがない。
0.1セントとか、0.5セントの増配は見たことがない。
1株保有者もいるだろうから、1セント割れの増配は多分無いんじゃないかと。

もしかしたら、増配よりも株式分割のほうが強力かもね。

ダウ銘柄の久々の株式分割だね。その前はアルファベットのクラス分けの株式分割があったけど、無配だからな。
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2020年7月14日火曜日

記事

FRBが個別企業の社債購入_配当取りやめのトリガーにならないことを願う

ロイターのこの記事を見て、アップルの社債まで買われているんだ。

購入しているのは社債と社債ETFであって、
株式(または株式ETF)でない点は、日本と違うところ。

それでもなぁ、とは思う。
あくまで、想像とか推測の話だけど、

アップルなんかは、配当を支払うために社債を発行しているからなぁ~と。
お金がないんじゃなくて、
米国以外にある現金を米国に還元すると高い税金がかかるので、
それなら金利の安い社債で配当の現金に充てたほうが、手間賃が安上がり。

だから、(有り余る現金が帳簿上にあっても)社債発行している。

でも、見方を変えると、下記のように考える人も出てくるはず。

『FRBが配当に充てる個別企業の社債を購入する。
 とは、どういうことだ?』と。

失業対策の資金が配当支払いに回っていやしないかと批判が起きやしないか?

FRBが購入した社債の発行企業は、配当を原則取りやめるようになんて、
ことにはならないよね、と思ってしまう。

記事によれば、AT&Tやベライゾンも対象だし、影響デカすぎるから、
そうならないと思うけど。

FRBが購入した社債を償還するまで持ち続けるなら、FRBも購入すべき社債を選別している?
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2020年6月27日土曜日

記事

一時的な高配当銘柄よりも万年高配当銘柄のほうが安心できるかも。

コロナ騒動というか、コロナ不況により高配当銘柄が増えた印象だが、
コロナ騒動で高配当銘柄になり下がった銘柄と、
その前から高配当銘柄だったものとは区別しておくべき。

①一時的に高配当銘柄になった銘柄
 具体例で言えば、今のオイルメジャーがこれに該当する。
 RDSは減配したが、BP、エクソン、シェブロンはまだ配当を維持している。

 コロナ騒動が落ち着き、ワクチン完成で感染リスクを恐れないときまでに、
 果たして、配当を維持し続けられるのかは、わからない。

 ・配当を維持できず、減配して、それ相応の配当利回りに落ち着く。
 ・石油需要が復活し、株価上昇で、それ相応の配当利回りに落ち着く。
 ・石油の世紀の終わりをつげ、無配に転落(おそろしや)

②高配当銘柄が勲章であるような銘柄
 数年前ぐらいから、タバコ株は高配当銘柄になっている。
 アルトリアは30ドル割れ寸前、フィリップモリスは50ドル台まで下落したが、
 今はやや持ち直した株価で低迷している。

 オイルメジャーと違うのは、株価が低迷していようが増配を継続している点。
 ほんじゃそこらの高配当銘柄とは格が違う。
 
 似たような銘柄にはAT&T、これも格が違う。
 こいつも永久の高配当銘柄。
 増配はいつもの四半期1セントでしょぼいが、増配の「こだわり」さえ感じる。

 AT&Tもフィリップモリスもかつてはダウ銘柄。
 配当継続は重要だろうなと思う。

さて、オイルメジャーはこの先どうなることやら。
無配に転落するぐらいなら、
エクソンとシェブロンが合併して配当を続けて欲しいと願う。
石油の時代が終わったなら、
オイルメジャーも米国1社で十分じゃない。

世界でボーイングとエアバスのように、2社で十分。
となると、RDS、BP、TOTALで3社合併してほしいな。

急落よりも数か月続く下落のほうが現実身があって怖い。
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2020年6月25日木曜日

記事

10倍株ゼロ、10倍株なり損ね、減配、無配、ペニー株、株式併合どれも経験した

10倍株がゼロになった経緯は、過去ブログで紹介してある。
メトリコム、っていう銘柄だった。
MCOMというテッカーシンボルは今でも覚えている。
10万円で買って100万円位になって、その後はピンクシートになって、紙屑。
それを眺めただけの銘柄だった。
いい勉強になったよ。

10倍株なり損ねは、ピクサー。テッカーシンボルはPIXR。
そう、あのジョブス氏が率いていた、トイズ・ストリーの制作会社。
なぜ10倍になり損ねたかというと、ディズニーに買収されたから。
買収されなければ....買収されるとね、そこで終わってしまうんだ。
で、買収されたので、ディズニー株が割当てられた。
その後、ディズニー株価も上昇したから、
結局ピクサーの買値からは10倍以上にはなったけど。

減配銘柄なら10以上ある。無配銘柄もある。
ペニー株転落、株式併合も。
一言言っておくけど、AT&Tはかつて株式併合したことあるからね。
10ドル割れの株価の時に株式併合したはず、その後、買収されたけど。

減配銘柄から増配継続しているのは俺の知る限り、ファイザーしか知らん。
大抵、一度減配すると、そのままの現状維持か、無配に転じる。
配当は継続してこそ、増配も継続してこそ。
その継続が絶たれると、もう配当は「こりごり」というか、
企業の立て直しが優先するから配当どころじゃないんだろうな、と思う。

配当出しますと言うと、続けなきゃいけないから、
配当を出すと言うのは企業にとって一大事。

アドビとかグーグルが、今だに配当を出さないのも何となく理解できる。

無配株になるとね、塩漬けとかじゃなくて、ただの漬物の置石になっちまう。
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2020年5月19日火曜日

記事

配当って下落(減配)するときは大きいから。

3月からの無配(配当停止)、減配発表が続いている。
まだ続きそうな気配だけど。

米国企業の将来に対する配当発表では、配当停止、減配、配当維持、増配と明確だけど、
日本企業は、本田技研、パナソニックのように『配当未定』宣言だったりで、
なんか釈然としない。

株価はゼロになれば、普通は倒産。
ゼロになる前に、ペニー株になるから大体想像つくけど。

それに比べ、無配、減配は突然だったりする。

株価急落して配当利回りが極端に高利回りになる前兆はあるけど、
株価のようにズルズル値を下げるように配当額って下げないからな。
配当はね、下げるときは半値とかに一気に下がる。
『四半期配当を1セント減配』
『四半期配当を5%減配』
なんて聞いたことがない。

大抵は50%以上のカットが大きい。
そして最低の50%カットでも、しばらくして、無配発表が待っている。
私が知っている唯一の例外は、BPだけ。

キャピタルゲインは、それこそ1セント単位で株価下落を見続けられるけどね、
配当は、下落するときは50%以上を覚悟しなければならない。
だから
配当に下落って言葉はない、
急落かゼロだよ。

ベア相場の時の配当の減りボラは、株価の下落ボラより高かったりするんだよ。
ベア相場では、配当が支えになると言うけど、誰だそんなこと言っている奴はと思う。
ベア相場になれば、減配、無配する銘柄も増えるんだからさ。

配当を安定させるためにも分散は必要。
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2020年5月17日日曜日

記事

株価急落で一時的な『高配当銘柄』に魅了される_やがて無配、減配でそこそこの利回りに落ち着く

配当生活を計画するうえで、年間配当利回りは非常に重要となる。
配当利回りが決まれば、必要な元本額が決まる。

しかし、大半は、残念な思考で配当生活を求めてしまう。
元本額を決めて、無理な配当利回りを求めてしまう。
『数千万円で配当生活を...』と。

私見ながら指数ETFの年間配当利回りが、配当生活の理想的な配当利回りと思っている。

DIA:2.49%
SPY:1.99%
VOD:1.98%
IVV:2.34%
QQQ:0.74%
VTWO:1.68%

4%以上の配当生活を望むなら、あなたは株式市場よりも「賢く」ないといけない。

言い方を変えれば、
指数ETFの配当利回りよりも高い利回りを望むファンドを運営している事実

そして、どのファンド運営者も長期的には指数投資の投資利回りを超えられない事実も認識しておく必要がある。

AT&T、アルトリアなどの高配当銘柄盛りだくさんのポートフォリオで配当生活をと考えるが、
投資利回り観点では?だろう。過去のフィリップモリスのような過大な期待も薄らいできたし。

急激な株価下落で、高配当銘柄がそこら中に溢れかえったが、
結局、減配・無配で、そこそこの配当利回りに落ち着く。
配当は株価のようにリアルタイムに値付けされないから、
株価よりも配当の動向は緩慢になることを知っていたら、
防げたのにと。

配当生活を維持するのも、ほったらかしでは「できない」
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2020年5月16日土曜日

記事

配当生活したくて株式投資をした訳ではないが、結局、配当で生活できるようになった末路

最初から株式投資で配当生活を試みる人もいるが、
株式投資で期待できる年間配当利回りは2%前後だとしたら、
初期投資にどれだけの金額が必要か、最低でも億単位は必要。
夢はすぐに打ち砕かれる。
最初から数億円のお金を用意できるなら、配当生活でなくても、と思う。

庶民で初めて株式投資につぎ込むお金って、数十万~数百万円が最初の一歩だと思う。
億ってことはほとんどない。

配当生活の先を急ぎ過ぎると、高配当株に手を出すのは目に見えている。
2%前後よりも倍以上の高配当銘柄は、ゴロゴロあるから。
そして、夢はすぐに打ち砕かれる。
多くの高配当銘柄はいずれ無配、減配、含み損が待っているから

配当生活を実現するに際して、初期投資が数百万円(数千万円でも)なら、
配当利回りは考えずに株式評価資産を億単位まで持っていくほうが先決。

配当生活を夢見る過程で、問われているのは、下記の基準。

1)数千万円の時価総額で配当利回り7%の配当生活
2)数億円の時価総額で配当利回り2%の配当生活

1)と2)のどちらが、配当生活が安定しているかということ。
2)のほうが遥かに安定している。
1)だと、株式ポートフォリオは高配当銘柄だけで埋め尽くされる。

米国のF.I.R.Eだと利回り4%で見積もっているケースが多いが、
ここは日本だから、為替リスクも配慮する必要がある。

最初から種銭もないのに、株式投資の第一目標が配当生活というのは無理がある。
株式投資がうまくいって資産額が億円を目指し始めたら、
配当生活可能なポートフォリオに変更するほうが賢いと思うがどうだろうか?

勝手に配当が増えていく増配銘柄はありがたい。
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2020年5月6日水曜日

記事

減配、配当見送り銘柄リスト→『高配当だから』減配・無配になるわけではない

①配当見送り銘柄

銘柄 Ticker 年間配当金 直近株価 配当が維持
されていれば
の仮定配当利回り
配当見送り、中断
GAP GPS $0.97 $7.45 13.02%
Carnival CCL $2.00 $13.09 15.28%
Goodyear Tire & Rubber GT $0.64 $6.14 10.42%
Las Vegas Sands LVS $3.16 $46.39 6.81%
Boeing BA $8.22 $125.40 6.56%
Marriott International MAR $1.92 $83.66 2.30%
Ford F $0.60 $4.97 12.07%
Delta Air Lines DAL $1.61 $21.71 7.42%
Freeport-McMoRan FCX $0.20 $8.80 2.27%
Darden Restaurants DRI $3.52 $68.99 5.10%
Bloomin' Brands BLMN $0.80 $9.51 8.41%
BJ's Restaurants BJRI $0.52 $19.43 2.68%
Macy's M $1.51 $5.16 29.26%
Nordstrom JWN $1.48 $17.34 8.54%
Sabre SABR $0.56 $6.68 8.38%
Disney DIS $1.76 $101.06 1.74%

高配当だから配当中止に追い込まれた、というわけではない企業も存在する。
Disney、Marriott international、BJ's Restraurantsなど。
1~2%の配当利回りでも、配当を見送りにした企業も存在する。

②減配銘柄

銘柄 Ticker 年間配当金 減配
年間配当金
直近株価 配当が維持
されていれば
の仮定配当利回り
減配の
配当利回り
減配
Occidental Petroleum OXY $3.16 $0.44 $15.32 20.63% 2.87%
Apache APA $1.00 $0.10 $11.78 8.49% 0.85%
Targa Resources TGRP $3.64 $0.40 $12.45 29.24% 3.21%
DCP Midstream LP DCP $3.12 $1.56 $8.32 37.50% 18.75%
Schlumberger SLB $2.00 $0.50 $16.25 12.31% 3.08%

減配しても尚、2~3%の配当利回りを達成している。
更に減配続きにならなければ、ちょっとは分散目的でと思ってしまう。
配当目的の銘柄の特性もあり、無配になれば会社自体の存在意義も失われる可能性もある。
とくに、石油・天然ガスのパイプラインの会社はね。

配当が維持できない理由は、高配当云々ではなく、FCF、配当性向、配当政策のほうが重要。
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2020年5月3日日曜日

記事

次四半期ガイダンス未開示でも増配した企業には安心感を覚える。

コロナ禍でダウ指数が急落後の半値戻し後、株価はやや低迷気味。

ロックダウン解除で景気が徐々に回復するのか、
それとも「第2波」が現実化し再度、経済活動が滞るのか、
誰も見極めができないからだろうと思う。

4月から始まった企業業績発表も、
コロナ禍の影響を受けたのは3月分決算の1ケ月分相当だから、
全体の影響が見えていない。
それに加え、次四半期のガイダンスはほとんど開示されずなので、
全く持って視界不良の状態。
株式投資の判断材料が何もないような状態だから、株式投資の環境としては最悪。

唯一の手がかりといえば、配当政策位、配当株にしか適用できないけど。

無配、減配したなら、将来の財政状況がひっ迫している兆しがあるということ。
もう、会社としては、一旦お手上げ状態で、業績悪化に加え、財政的にも赤信号。

配当維持なら、次の四半期業績発表待ちのスタンスでもいいんじゃない。

増配なら、会社の財政的には心配なしと思っていいい筈。
このご時世に、無理して増配する企業はいないだろう。
増配発表して、数四半期後に減配、無配なら株主訴訟もんだからね。

底値から半値戻し状態の今は、なかなか買いずらい状況ではあるよね。
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2020年5月2日土曜日

記事

高配当銘柄の誘惑に勝てないのであれば、分散すると言う手もある。

配当利回りの分子である配当額は取締役会で決議される。
配当利回りの分母である株価は株式市場で決定される。

高配当銘柄であるのは、どちらかというと株式市場が低い株価で取引されているから。
いずれ減配・無配があると予測するから、株価もそれにつられて下落する。
増配が株価に追いつかずの高配当銘柄は、さすがにないだろう。

アップル、ビザのような増配銘柄が、常に低い配当利回りであるのは、
取引される株価が高いから。だから、高配当銘柄にならない。

高配当銘柄だったのが低配当銘柄になる例は2通りある。

1.減配
2.株価上昇

1.だと、シュルンベルジェ、オキシデンタル・ペトリアムあたりが最近の例。
  両銘柄とも減配は50%越え。
2.だと、2015~17年のアルトリア(配当利回り3%台)が該当する。
  今のアルトリア配当利回りは、驚異の8%台。
  過去に3%台の利回りがあったなんて信じられない。

現在、高配当銘柄としては石油関連株、タバコ株、石油素材株(ダウ・インクのような)あたりが該当している。

アルトリア、フィリップモリスはここ数年「オワコン」扱いされているが、
いまだに減配をした試しがない。

石油関連株でも、まだ減配していない銘柄はたくさんある。
エクソン・モービル、シェブロン、BP、HP、OKE

新生ダウ・インクについては、現配当利回り7%台。
IT業界でもIBMのように配当利回り5%台が存在する。

これだけの高配当銘柄すべてが減配・無配になるだろうと考えるなら、
高配当に手を出すべきではないだろう。

しかし、勝ち残った企業は増配し続け、やがて株価も上昇すると期待するなら、
1銘柄に絞らずに、複数の銘柄に投資するやり方もある。

例えば投資4銘柄(全て配当利回り8%)のうち、
2銘柄が無配になったとしても、2銘柄が配当を維持していれば、
4銘柄のトータルの配当利回りは4%までに下落するが、
今時4%は悪くない配当利回り、と考える。
ダウ30銘柄の平均配当利回りは2%だから、その2倍の配当利回りを維持できる。

それでも最悪、4銘柄全て無配になることもあるから、銘柄選択は慎重に。

石油(関連)株、タバコ株、その他の業種ごとに1銘柄ずつ選ぶやり方もあるし、
黒字決算かつFCFで配当が賄われている銘柄選択というのも一つの手。

企業すべてが倒産するわけではない。それと同様に、全てが無配に陥る訳ではない。

上記には異論もあるのは承知している。
株価で損すれば、配当利回りどころではないと言うだろう。

なら、過去に連続増配している銘柄を選択基準に追加するのもありと思う。
長期で収益が伸びなきゃ、増配できる余地はないんだから。

増配して株価下落しまくっている銘柄はたくさんある、今なら。
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2020年4月22日水曜日

記事

配当銘柄が無配になってから再度、配当を出すケース。

保有銘柄が多ければ多いほど、今年は、無配・減配・増配の報道に追いつけない状況。

あれ、いつのまに配当停止になっていたの?って感じ。
無配に関する表現も英語表記だと、微妙な違いがある。

suspend dividend
cancel dividend
stop dividend

複数の四半期のみ無配なのか、そもそも配当自体今後取りやめなのか、わからん。
一時的な無配なのか、それとも配当政策自体を変更したのかを知りたいのだが。
例えば「suspend」は一時停止含みの意味があるから、
いずれ配当を開始するのかと思ってしまう。
ネイティブじゃないからわからんけど。

無配と呼ばれている世界で、今後は本当の所どっちよ、と、思うわけ。

①まだまだ配当前提なんだけど、一時的に停止するわさ。
②もう配当は出しません。配当金はどこにもありませんので、覚悟してください。

①のケースなら、かつて油田事故を起こしたBP。
1年ほど配当を停止した後、再開。
無配は一時的なものであったわけで、配当は1年ほどのブランクの後再開された。
無配になっても一時的な処置かの確認が必要だと思った銘柄だったな。

アップルもかつては配当を出したが業績悪化で無配が続いた。
無配期間10年以上続いた後、配当銘柄にまた戻った。
さすがにブランクが10年以上なら、②のケースを覚悟しておくべき。
これは、稀なケースかもしれない。

株価と違って、「配当」は発表リリースがあるまでは、
本当に配当があるかどうかわからないのが多い。

シェブロンやダウのCEOのように「配当は優先事項」と、
日ごろのインタービューで聞けると、安堵するんだけどね。

今年のS&P500銘柄の総計配当減額は25~50%程度を見込まれているそう。
それに比べたら、J&J、P&Gの増配発表は凄いもんだよな。

貴方のポートフォリオの今年受取累計配当額が前年比25%減額しなければ、指数並み以上かもよ。
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2020年4月18日土曜日

記事

JNJ・PG・KO増配、BAC・JPM・WFC言及無し、OXY・SLBなどの石油(関連)株は減配

JNJは業績発表時に合わせて増配発表。
PGは業績発表まで待ちきれずに、前日に増配発表。
KOは1月の業績発表と共に微小ながら四半期1セントの増配発表済み。

ディフェンシブ銘柄御三家は、増配を維持した。
さすがと言えば、さすが、期待を裏切らない。

そして、金融株。業績発表で配当に関しては「シカト」状態。
WFCの直近の四半期業績EPS$0.01、直近の実績四半期配当は$0.51。
JPMの直近の四半期業績EPS$0.78、直近の実績四半期配当は$0.90。
BACの直近の四半期業績EPS$0.40、直近の実績四半期配当は$0.18。

BAC以外たこ足配当状態、FCFまでは調べていないが、
業績発表時に、配当に関して何も言及できなかったのかねぇ。
これから次の四半期配当発表があるとは思うけど、無傷で居られるかね。

そして、石油(関連)株のOXY、SLBは減配を発表済み。
高配当を維持できず下落に耐えきれずに、業績に耐えきれずに、
それなりの配当利回り3%に落ち着いている。
無配にならないだけ、ましだろう。

これから続く、石油メジャー(CVX、XOM、BP、RDS)の配当発表が楽しみ。
夢みたいな高配当利回りが維持できるのか?
ドラマを見ているようで面白い。

株価はトロいけど、やっぱりディフェンシブ、増配を前提に配当性向を低く抑えているからな。
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2020年4月13日月曜日

記事

リーマンショック時に減配した現ダウ銘柄はJPM、PFEのみ(PFEは買収による配当減)

現ダウ銘柄にて、2008年~2010年度で四半期配当額の推移を調べると、
リーマンショック起因により減配した銘柄はJPMのみ1つ。
PFEはリーマンショック前のワイス買収による配当半減。翌年には増配に。


2008 2009 2010
AXP $0.180 $0.180 $0.180 配当維持
BA $0.420 $0.420 $0.420 配当維持
CAT $0.420 $0.420 $0.440 配当維持→増配
CVX $0.650 $0.680 $0.720 増配
DIS $0.175 $0.175 $0.200 配当維持→増配
GS $0.350 $0.350 $0.350 配当維持
HD $0.225 $0.225 $0.236 配当維持→増配
IBM $0.500 $0.550 $0.650 増配
INTC $0.140 $0.140 $0.158 配当維持→増配
JNJ $0.460 $0.490 $0.540 増配
JPM $0.380 $0.050 $0.050 減配→配当維持
KO $0.190 $0.205 $0.220 増配
MCD $0.500 $0.550 $0.610 増配
MMM $0.500 $0.510 $0.525 増配
MRK $0.380 $0.380 $0.380 配当維持
MSFT $0.130 $0.130 $0.160 配当維持→増配
NKE $0.063 $0.068 $0.078 増配
PFE $0.320 $0.160 $0.180 買収減配→増配
PG $0.400 $0.440 $0.482 増配
TRV $0.300 $0.330 $0.360 増配
UNH $0.030 $0.030 $0.125 配当維持
UTX $0.320 $0.385 $0.425 増配
V $0.026 $0.031 $0.038 増配
VZ $0.460 $0.475 $0.488 増配
WBA $0.113 $0.138 $0.175 増配
WMT $0.238 $0.273 $0.303 増配
XOM $0.400 $0.420 $0.440 増配

上記表を見ると、当時、株価下落ほどには減配の影響が少なかったことが分かる。
金融銘柄のAXP、GS、TRVは配当維持か増配していた。

現在のコロナショックでは、ダウ銘柄の配当状況は下記の通り。

ボーイングは配当停止を宣言。
JPモルガンは減配を予定。
インテル四半期配当1セント増配。
コカコーラ四半期配当1セント増配。

配当は株価ほどリアルタイムに報道されないの(関心がない)で、案外思い込んでいたりする
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2020年4月12日日曜日

記事

配当をめぐる攻防は、これから本格化する。

ロイターの記事に「配当維持、従業員解雇への批判」がある。
この記事の中には50%削減の予測意見もある。
ゴールドマン・サックスのアナリストは今週、S&P総合500種株価指数を構成する企業が今年、新型コロナの影響で配当を平均50%削減するとの予想を発表した。
今のところ、株主還元中止を義務づけられるのは、政府資金援助の企業。
株主還元の中止を義務付けられるのは、2兆3000億ドルの経済対策によって政府から資金援助を受ける企業だけ。
端的に言えば、

配当を出すぐらいなら、
従業員を雇えということ

これは最終的には、会社の利益は誰のモノにいきつく。
まさに、「r>g」の攻防。

今回の株式暴落で、
「r」としての資本利益(配当、含み損益)、「g」としての労働収入

あなたが今株式投資家で、サラリーマンなら、「r」「g」のどっちを最終的にとる?

超利己主義者なら、こう主張するはず。
①勤務先の会社の配当は無配にして、その分を自分の給与の昇給に回すべき。
②投資先の会社の配当は増配にして、生産性を上げて従業員を削減させる。

超自分勝手な主張だが、労働者と投資家の立場は違うから、意見はかみ合わない。

全ての銘柄が無配になるわけじゃないし、
配当に関して組合、従業員、政府、運用基金と揉めているような会社なら、
投資を避ければいい。
要は、少ない現金で社内・外と争っている会社は、業績回復の見込みも薄い。
アップル、マイクロソフト、J&Jのような原則、お金不足の心配がない会社が安心。

1929年の世界恐慌でも全銘柄無配になった訳じゃない。配当は継続されていた。
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2020年4月11日土曜日

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配当生活者にとって、今の状況は『危機』なのか『機会到来』なのか_GAMAで配当生活を夢見る日

配当生活を目指す投資家にとって、心地よい銘柄は増配を伴って株価上昇する銘柄。
毎年のインカム収益は増えるし、元本も増えるから、いいこと尽くし。

インカム(配当)を増やすには、下記の2つしかない。

①(他力本願の)増配発表に期待する
②(自腹を切って)株数を増やす

今のような、株価が暴落している相場環境では、②の株数を増やすチャンスに映る。
現在、増配を期待しても、増配率2桁は望めない。
四半期配当で1セント増配が精いっぱいのところが多数だろうと思う。

配当性向が80%以上のところは、よほど確実なFCFが見込めない限り、
減配、無配を覚悟する必要性も出てきた。
過去に、多少無理して高配当銘柄に手を出した人は、その高配当が維持できるのか心配。
とくに、アルトリアあたりのタバコ株は、外出自粛で販売数量大幅下落ともなると...

さて、本題。
配当生活を望むインカム投資家であれば、反論はあろうけども、
多少の含み損には耐えられるはず、と思う。

なぜなら、企業のキャッシュフローと同様に、
インカム投資家は毎年の配当収入フローに重きを置くから。
多少の含み損は、配当または増配で賄われる、または、
長期投資での株価上昇を信じているから(頭がお花畑と思われようが...)。

アップル、マイクロソフトは、通常インカムゲインの銘柄としては扱われないが、
いまは配当利回り1%以上まで株価が下落している。

GAMAで配当を出している銘柄を配当利回りで検討する人はいないだろうが、
マイクロソフトなら、リモートワークの潮流にも、うまく合致しそうで、
悪くはない立ち位置にいる。グロース株で配当が安定している銘柄は、そうそうない。

過去1か月で、マイクロソフト株価は130ドル台まで下落したのだから、
更に配当利回りは跳ね上がる。

GAMA銘柄で配当生活を送れる日が近い将来、来ないとも限らない。
加えて、GAMAは政府からの財政支援なしでもやっていける企業。

ボーイングやGMとは違うんだよね。

GAMAの終焉っていうより、これからGAMAの時代がやってきた感がある。
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2020年4月6日月曜日

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高配当銘柄があり過ぎて、こんな状況続く訳ないだろうと疑う

過去1か月余りで株価が急落したもんだから、無配・減配が追い付かずに高配当銘柄続出。

いくらなんでも、オイルメジャー株の配当利回り9%以上が続くとは思えない。
あくまで一時の超高配当利回り。いずれは下記の2つのどれかに落ち着くはず。

①株価が上昇して、配当利回りが下がる
②減配か無配に陥る

配当貴族だろうが、過去に減配したことがなかろうが、
いまは戦後最大の経済危機と言っているのだから、企業も生き残るのに必死。

HSBCの配当中止に関しては、HSBC経営者に説明を求める騒ぎになっている。
ロールスロイスも配当中止を表明。
米国企業の銀行とて、配当に関して関心が高まっている。

株価変動は配当変動に比べて、明らかに早いので、高配当銘柄が続出しやすい。

ダウ銘柄の増配傾向も、形式的な増配な感じがしないでもない。
コカコーラ、シスコシステムズの本年度増配は四半期配当1セント増
本当はしたくなかったんじゃないか、って思うほど。AT&T並みだよこれじゃ。

高配当銘柄でも、いずれ株価は上昇して、
そこそこの配当利回りに戻れればいいかもしれないが、それを見極めるのは難しい。

各国の首相、大統領の中には、今の現状を『戦争』という言葉で例えていることから、
高配当利回りという言葉は、非常に『不釣り合い』に見えてしまう。

具体例で言えば、
『配当に回すお金があるなら、休業している従業員に給料保証しろ』、
と言われかねないリスクを背負っているということ。

政府が休業給与援助するならば、配当は認めないということだってあり得る。
ボーイングの惨状を見れば理解できる。

とにもかくにも、配当狙い目的で金融銘柄だけは避けておくべきだな。

不況になると高配当銘柄よりも、増配+低配当銘柄が魅力的に見えてしまう。
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2020年3月28日土曜日

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SPYDは、今後銘柄入れ替えが頻繁に起こりそう_無配銘柄転落

S&P500の高配当銘柄80銘柄で構成されるETF、SPYD。

一般消費財、エネルギー銘柄の保有一覧のなかで、
無配、減配発表があったのは赤文字の銘柄。
無配銘柄はいずれ入れ替えの対象になるだろう。
不動産、金融銘柄は、まだ金融不安がおきていないので、省略した。

配当発表 企業名 ティッカー 保有割合 業種

Las Vegas Sands Corp. LVS 1.35 一般消費財

Newell Brands Inc NWL 1.35 一般消費財

H&R Block Inc. HRB 1.26 一般消費財

General Motors Company GM 1.25 一般消費財
昨年減配 L Brands Inc. LB 1.20 一般消費財

Hanesbrands Inc. HBI 1.19 一般消費財

Harley-Davidson Inc. HOG 1.12 一般消費財
配当停止 Ford Motor Company F 1.10 一般消費財
配当停止 Tapestry Inc. TPR 1.05 一般消費財

Gap Inc. GPS 0.91 一般消費財
配当停止 Nordstrom Inc. JWN 0.88 一般消費財
5%増配 Kohl's Corporation KSS 0.75 一般消費財

Carnival Corporation CCL 0.72 一般消費財
配当停止 Macy's Inc M 0.67 一般消費財

Chevron Corporation CVX 1.29 エネルギー

Kinder Morgan Inc Class P KMI 1.27 エネルギー

Williams Companies Inc. WMB 1.22 エネルギー

Exxon Mobil Corporation XOM 1.11 エネルギー

Phillips 66 PSX 1.03 エネルギー

Valero Energy Corporation VLO 0.97 エネルギー

Helmerich & Payne Inc. HP 0.86 エネルギー

Schlumberger NV SLB 0.84 エネルギー

ONEOK Inc. OKE 0.63 エネルギー
86%減配 Occidental Petroleum Corporation OXY 0.59 エネルギー
90%減配 Apache Corporation APA 0.37 エネルギー

SPYDは高配当80銘柄で構成されるため、
株価が下落して配当利回りが高くなると組み込まれてしまう。

高配当でS&P500銘柄だけど、いずれ配当維持できないと、
ETF運用者が予測しているので、組み入れしない、とはいかない。
あくまでも機械的に組み入れするだけ。

今の相場環境だと、無配、減配が頻繁におきそうなので、
このETFの銘柄入れ替えは今後忙しくなるだろう、ね。

SPYDは、リーマンショックを経験していないETF。
金融危機が起きた場合の過去データがないので経験則が生かせない。

私なら、今回のコロナショック相場のなかで、
配当額・利回りがどのように推移するのか見てから、投資判断を決めたい。

配当利回り5%程度のETFなら、あまり魅力を感じない。5%以上の個別銘柄が今では選び放題だし。
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