2020年4月6日月曜日

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高配当銘柄があり過ぎて、こんな状況続く訳ないだろうと疑う

過去1か月余りで株価が急落したもんだから、無配・減配が追い付かずに高配当銘柄続出。

いくらなんでも、オイルメジャー株の配当利回り9%以上が続くとは思えない。
あくまで一時の超高配当利回り。いずれは下記の2つのどれかに落ち着くはず。

①株価が上昇して、配当利回りが下がる
②減配か無配に陥る

配当貴族だろうが、過去に減配したことがなかろうが、
いまは戦後最大の経済危機と言っているのだから、企業も生き残るのに必死。

HSBCの配当中止に関しては、HSBC経営者に説明を求める騒ぎになっている。
ロールスロイスも配当中止を表明。
米国企業の銀行とて、配当に関して関心が高まっている。

株価変動は配当変動に比べて、明らかに早いので、高配当銘柄が続出しやすい。

ダウ銘柄の増配傾向も、形式的な増配な感じがしないでもない。
コカコーラ、シスコシステムズの本年度増配は四半期配当1セント増
本当はしたくなかったんじゃないか、って思うほど。AT&T並みだよこれじゃ。

高配当銘柄でも、いずれ株価は上昇して、
そこそこの配当利回りに戻れればいいかもしれないが、それを見極めるのは難しい。

各国の首相、大統領の中には、今の現状を『戦争』という言葉で例えていることから、
高配当利回りという言葉は、非常に『不釣り合い』に見えてしまう。

具体例で言えば、
『配当に回すお金があるなら、休業している従業員に給料保証しろ』、
と言われかねないリスクを背負っているということ。

政府が休業給与援助するならば、配当は認めないということだってあり得る。
ボーイングの惨状を見れば理解できる。

とにもかくにも、配当狙い目的で金融銘柄だけは避けておくべきだな。

不況になると高配当銘柄よりも、増配+低配当銘柄が魅力的に見えてしまう。
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