リタイアして配当生活を送る決心で、
最後まで迷ったのは金額云々よりも、
優遇されている勤め人の社会保険制度
(厚生年金、健康保険などね)を捨ててまで
配当生活を選択すべきか、迷っていたな。
厚生年金は国民年金に比べて、
将来貰える年金支給額は明らかに大きいし、
掛け金も会社が半分負担してくれるメリットもデカい。
まぁ、会社負担分、賃金が抑えられているから、
メリットじゃないという意見もあるが、
国民年金よりも明らかに将来貰える年金支給額が、
でかいことに変わりはないんだし。
あと、健康保険制度ね。
これも会社が半分負担してくれる。
国民健康保険だと満額払わんといけんし。
あと、勤め人は基本、確定申告しなくて済む。
会社がやってくれるからね。
逆にデメリットしては、
勤め人は失業保険を支払わなければならないこと、
と、企業によっては、労働組合費が徴収される。
昨今は、給料の昇給以上に
勤め人の社会保険の負担が重くのしかかっており、
メリットが揺らいでいるのは事実とも思うが、
それでも、リタイアした人から見ると、
メリットはまだある気がする。
実際いるのよ、
小金持ちでも勤め人の社会保険制度が優遇されている理由で、
そこそこの給与で働いている人が、高収入ではない。
リタイアしたら、国民年金しかないのよ、基本。
国民年金満額で月6万円程度。
そりゃぁ考えるわな、小金持ちでも。
俺の場合、定年前のリタイアだったので、
まぁ、いいか位で決断したけど、
30代とか40代なら、真剣に考えていたかも、
10年程度の厚生年金加入で残りは国民年金だと、
年金支給額幾らになる?、って一応は計算するだろうな
株式投資で自分の個人年金作る位の意気込みないと、
いけんかも。
株式投資で勤め人並みの社会保険を自分で賄うぐらいじゃないと、リタイアしちゃいけんのかも。
2024年11月21日木曜日
勤め人の社会保険制度のメリットを手放してまで、リタイアして配当生活すべきか?
2024年11月4日月曜日
勤め人と配当生活の大きな違いは「時間の過ごし方」。
拘束された対価として給与を得る、
という見方もできる。
配当生活は投資金の見返りなので、
あなたを直接拘束することはない。
保有株式以外は。
身軽ではあるが、
周りは働いているので、基本相手にされない。
羨まれるか、嫉妬されるかの、どっちか。
本音の多くは後者だろうな。
勤めがつらくて配当生活に憧れる人いるけど、
拘束の束縛から離れて自由の身になって、
果たして幸せに過ごせるかは、
株式投資の成功とは別に考える必要ある。
鳥かごから放たれた鳥のような心境になる。
俺もそうだったけど、配当生活っていうのは、
どういうものかは実際やってみないとわからない。
こんなこと実践している人はまれのまれ。
仕事が忙しいから逆に、
ちょいちょい時間を見つけては、
趣味に没頭できた、可能性もある。
いつでもできると逆に、
2024年8月25日日曜日
給与生活よりも配当生活のほうが安定している。
俺のバイブル本でもある「となりの億万長者」にて、
雇われ人(要はサラリーマン)と自営業との違いを
説明している箇所がある。
とある授業にて教授が、
「会社員と自営業どちらが安定しているか?」
と学生に質問すると、
ほとんどの学生が「会社員」と答えた。
日本なら、
大手企業の会社員ほど安定している、
と思うだろうから、日本も米国も大した違いはないよう。
教授は続けた。
「会社員は勤め先だけの収入に依存している。
勤め先が破綻すれば、失業する。」
「複数の顧客を持つ自営業は一つの顧客を失っても、
すぐに失業することはない。」
「安定とは?」と再度問い質す。
こんな内容だったと思う。
株式投資に例えるなら、
会社員は(勤め先一つの)集中投資、
自営業は(複数保有銘柄の)分散投資みたいなもの。
俺は配当生活の決断を下すうえで、
配当がどこまで安定しているものか、
ということを考え始めた。
配当は必ず支払われるとは限らない。
そんな法律もないし、義務もない。
株主と経営者の駆け引きみたいなもので。
そうなると、配当生活なんか無理じゃぁね、と。
配当生活する前は、
リーマンショックで特に金融株がことごとく、
無配、減配しまくったし。
2024年8月21日水曜日
配当生活の決め手は資産額ではなく、配当収入額。
リタイアしようと考えたことはほとんどなく、
リタイアの決め手は年間の配当金額。
今まで株式投資ガチホで資産を増やしてきたお陰で、
「資産を取り崩して生活する」と言う
発想にはすごく心理的に抵抗がある。
取り崩すことで、
何が起きるか経験していないし。
”今の心境”として、
俺にはDie with zeroと言う考えはない。
資産を増やすのに労働してきたわけでないので、
お金を残してまで働いてきた後悔、がないから。
余談だが、
お金を残して人生を全うするのは、
損?と言う考えもわかるが、
働いてきたお金を残す、という思いはなく、
「投資してお金が増えた」、
「お金がお金を生んでくれた」発想に近いので
残すことに執着はない。
むしろ、俺が執着しているのは、
今の資産がお金を生むサイクルを維持すること。
現実の生活費は配当で賄っているからね。
極論を言えば、評価資産額が目減りしても、
年間配当額が増えているなら、それで良し。
もうすでにリタイアしてるので、
収入は俺の人的資本ではなく資本収入に依存している。
だから、その資本を丁寧に扱わんと破綻する。
そうは言っても、資産額が億未満では、
配当生活が万が一破綻したときには、
すごく心もとないので、
最低、億の資産は必要だろうな、と考えていた。
資産取り崩さんでも、生活できる余裕が欲しんだよね。
これが生活の「ゆとり」につながる。
その安定感があるから、配当生活を満喫できる。
年間配当増えているほうが生活豊かになる配当生活。
2024年8月18日日曜日
「r >>>>> g」なんだが、rはボラが大き過ぎ、なのが難点。
わからないんだけど、
有名な式「r>g」で、
rとgに双方の変動率に関して言及があるものか、
気にはなっている。
気にはなっているけど、
あんな分厚い本読む気もないし、
買う気すらない。
ただ俺の感想で言えば、
株式投資の経験から、
rはボラでかいよね、gよりも、
って思っている。
給与(g)は成長性よりも安定性が求められるし、
不景気で残業代が無くても、
最低限の給与額は決められている。
それに比べて、資本収益率(r)は、安定性よりも成長性。
S&P500の投資利回り推移見ても、
大きくプラスの年もあれば、マイナスの年もあるが、
平均すれば、7-8%の投資利回り。
指数ETFの四半期配当額も減ったり増えたりだけど、
基本は増額基調。
だから、配当生活をしようと考えた時、
給与生活であまり起こり得ない、
このボラ(変動)の大きさを考慮しないと、
配当生活が破綻する可能性十分あるな、と悟った。
配当も給与ほど安定している、
とも思っていないし。
ただ、あまり株式投資で心配し過ぎると、
逆に給与生活は余程安定していたんかい、
と聞かれると、賞与額で結構、
年収額変動するんだよね。
リーマンショック以降、これ以上の暴落がないのはラッキーなんだけどね。
2024年8月16日金曜日
米国株配当生活で危惧していること2つ。
為替も株式市場も一向に落ち着かんし。
サマーラリーどころじゃない。
サマーフィアーと言ったところかな。
まぁ、そもそも為替も株式に
安定を求めちゃいけないんだけどねぇ。
ボラがあればあるほど、
儲かると考える人もいるから、
どっちが良いと悪いとも。
見方を変えれば、
それだけインフレ退治に対して、
神経質になっている証なんだろうな。
日本も米国も。
ガチホなんで、
「減っただの増えただ」のと言ったところで、
すべては評価額での話だから、
実はあまり実感のない話。
保有株式を担保に借金しているわけでもないし。
配当生活で一番危惧しているのは、
無配、減配が連鎖すること。
リーマンショックの際には、
金融株は軒並み、減配、無配だったから、
これは経験済みで、それ以来、
金融株の配当に関しては信頼を置いていない。
配当貴族に金融株が少ないのも、経験上納得できる。
2番目に危惧しているのは、為替。
1ドル120円の円高になったら、
どんだけ円建ての配当額が目減りする、かと。
米ドル建てでは増配基調でも、
さすがに1ドル150円台から120円台になったら、
実質、円建てでは減配相当になるからね。
だから、今の配当生活では1ドル120円ベースで皮算用して、
将来に備えている。
さすがに1ドル100円は心配し過ぎだから、120円にしておいた。
2024年7月31日水曜日
セミリタイアにしなかった理由。
給与と配当合わせれば、
ダブルインカムで結構な年間収入になり、
それはそれでこのまま過ごそうか、
それとも配当生活に鞍替えしようか、
と迷った時期があった。
結局はリタイアしてフル配当生活になるんだが、
それだと、結局、
金額ベースでは給与相当の生活と変わらない。
ただ、それ以上に惹きつけたのは、
一度きりの人生、
定年待たずに早期退職して、
配当生活っていうのが、
どういうものか試してみよう、
という好奇心が強かった。
さらに、俺にとって、
セミリタイアというのは魅力的ではなかった。
金額的には給与と配当の両得で、凄く良い印象があるんだけど、
働くと言うのは、結局、周りに合わせないといけなくて、
「副収入があるから、そこまで頑張って働く必要無いんだよね」
って言うのが通じないんだよね。
仕事(業務)の多くは、無理なスケジュールで動いていることが多く、
建前は頑張って計画達成、本音は無理に決まっているじゃん、
どうせギリギリまで頑張っている所(徹夜とか、休日出勤など)見せて、
最後は仕方がないよね、で再スケジュール。
これじゃぁ、体壊すわ。
要領の良い人は上手いことさぼるんだろうけど。
いくら配当があっても、セミリタイアなら、
結局、働きづめと変わらんし。
平日の時間の多くは労働に費やされるわけでね。
2024年7月16日火曜日
給与生活から配当生活への違和感はいろいろあったなぁ。
給与は月に1回支払われ、賞与は年2回。
配当は米国株がメインなので、
支払いは四半期毎がほとんどだが、
支給月日は銘柄によりそれぞれ違うし、
毎年同じ月日に支払われる訳でもない。
微妙にずれている。
簡単に言えば、
給与生活の支給日はほぼ変わることなく、
予定が立てやすい。
それに比べて、
配当生活は四半期配当の発表までは
正確にはわからない。
そして、金額。
給与は固定給+残業代で、賞与は景気と人事査定次第。
米国配当は増配無ければ、前四半期の配当据え置き。
景気次第で減配、無配あり。
まれに特別配当あるが、期待しないほうが良い。
あと、幾ら増配でも円高になれば、
円建てで帳消しにもなる。
上記の2点を挙げられたら、
断然、給与生活のほうがまし、に見える。
ただ、俺の場合、
実際は米国株配当生活のほうが
給与生活よりも居心地が今のところ良い。
なぜか?
増配と円安で過去の年収越えを実現できているからね。
また、配当支給日の不確実性はそれほど問題にならない。
過去の配当支払い実績日から、
毎月の支払額・日予想が出来るので、
それに合わせて生活すれば良いので。
多分、給与スタイルの生活習慣から
配当スタイルに慣れれば済むだけの話。
当初は確かに違和感はあったけども、
額は増えているので、あとは慣れの問題。
月給というよりも、週給みたいな感じ。
2024年5月29日水曜日
勤め人の手取り20万円と配当生活の手取り20万円は別物。
全くもって同じ価値じゃない、からね。
税と社会保険などの処理が全く違ってくる。
勤め人なら、①~⑤が給与から天引きされて手取り20万円。
※ いろいろと例外はあるだろうけど、俺が知っている範囲で記述。
①所得税:控除額が設定されて、累進課税。
②健康保険料:企業健康保険組合とかに加入して、勤め先と半額折半。
③年金保険料:厚生年金で所得に応じて負担、勤め先と半額折半。
⑤住民税:一律10%(前年の所得に応じる)。
次に、配当生活。
前提条件として、特定口座(源泉徴収)の配当生活で、
確定申告不要で済ませると、
配当金は①と⑤が天引きされて手取り20万円。
残りの②と③は、その20万円から「さら」に支払うことになる。
米国株なら、さらに10%上乗せ。
②健康保険料:(住民税非課税世帯扱いなら)
お住いの国民健康料の最安値を支払うことになるはず。
③年金保険料:国民年金で、1カ月16,980円の支払い。
形式上、確定申告ナシなので、免除という方法もある。
⑤住民税:配当金から住民税5%天引き
余談だが、配当金生活者は、
住民税非課税世帯になることも可能。
ただし、
実際は「住民税が非課税」と言うわけではない。
あくまでも、制度上「住民税非課税世帯」扱い、
されているだけの話。
レアな存在だから、見逃されている、とも解釈できる。
勤め人と同じ手取り額の配当金が得られたからと言って、
リタイアして同じ生活が送れるわけではない、
と言う意味で別物。
国民健康保険料と国民年金保険料は、
手取りから全額払うことを、お忘れなく。
その代わり、働いていないんだから、雇用保険料はなし。
あと、厚生年金のほうが圧倒的に、国民年金よりも支給額は良い。
将来的には後悔する要因になるかも。
夢の配当生活も、代償というか、リスクを払っているんだから、
あまり妬まないように。バランスはとれているよ、どこかで。
自分の居心地のよい場所を選べばよいと思う。
2024年5月28日火曜日
減配、無配リスクで配当生活を当初、躊躇していたこともあった。
年間配当金が給与年収を上回ったことも一つの理由だったが、
ただ、懸念が相当あったことは事実。
給与ほどの安定性が配当にあるかって?、こと。
増配、減配、無配があるからね。
そこは慎重に考えないとイケんわな、と考えてみた。
出世コースなんか関係ない中年の社員なんで、
もう給与年収なんかは低迷続き。
加えて、株式投資で資産増えてきて、
仕事へのモチベも下げまくっていたので、
残業代無しでも給与は支払われるんで、
やはり「安定」した収入に変わりはない。
加えて、勤め人の年金、社会保険料は、
年々負担が増しているとはいえ、半額負担だし、
国民年金、国民健康保険に比べれば手厚いのよ。
それらを早期退職とか言って、
容易に手放しても良いものかと?
自問したよ。
配当生活と言えば、一見、聞こえは良いように見えるけど、
言ってみれば、組織に依存しない自力生活だからね。
加えて、収入は配当だけが頼り。
そう考えたら、心細くなって、
セミリタイア(給与+配当のほうが楽かも)を
選択する気になってくる。
でも、セミリタイアしたくて株式長期投資していたんだろうか?
と思う面もあって、もう、頭の中はぐちゃぐちゃ。
一応、冷静に論理的に考え見て、人生の後半過ぎて、
手持ちの評価資産額は生涯収入越えだし、
公的年金支給までは配当生活だけの話だし、
べつに、配当金生活しない手もないよね?
とだんだん傾き始めた。
リーマンショック並みの暴落来ても、
年金支給まで食いつなげる検証は何度もしているし。
ドットコム・バブル、リーマン・ショックを経験して、
年間給与収入を超える年間配当金になったんだから、
まぁ、今後もそうなる確率は非常に高いわけで。。。。。
配当生活で暇になるのが怖いと言われても、
2024年5月6日月曜日
裕福層=高年収と言う誤解。
年収1千万円位は行っていそうと考えてしまう。
でも、それだと、
高年収にならんと金持ちになれんのか、
と考えてしまう。
高年収だから金持ちなのか、
金持ちだから高年収なのか、
俺自身は、どっちでもない。
超裕福層になっても配当収入で、
世間一般で言うところの、
高年収1千万円(税込み)越えはしていない。
低年収でも長期投資で裕福層になれるんだから、
高年収に拘る必要はない。
ただし、金額が少ないから期間は要すことになる。
SPYやVOOの指数投資の配当利回りが
1%そこそこなんだから、
典型的な投資ポートフォリオなら、
10億円以上ないと厳しいでしょう。
高配当銘柄のポートフォリオなら可能だが、
そのポートフォリオで超裕福層のイメージは厳しい。
高配当投資(個人的には配当利回り4%以上)で
キャピタルゲイン(含み益)が増えるとは、
想像しにくいからね。
配当税込み1千万円でも米国株なら、
配当課税で3割取られるんだから、
手取り700万円。
そこから、人によっては国民健康保険、年金と支払うわけだから、ね。
意外とそれほど裕福な収入じゃない、ことがわかる。
手取り600万円程度に落ち着くことになる。
それで、平均年収額のやや上位に位置するぐらい。
仮に配当利回り2-3%程度の投資ポートフォリオにしても、
5億円位は必要になる。超裕福層ギリギリの境界線。
億ってからも、意外と少ない配当収入と思ったもの。
ガチホだから、億っても利確しないでいたので、これは予想外。
全然、裕福になれんかったよ。
でも、余裕は生まれた。人生で焦らなくなった、という感じ。
配当だけで暮らすっていうのは意外とハードルが高いな、と。
ただ、唯一の救いは増配で毎年増えてること。
資産取り崩しすると配当も減るからなぁ。今のところ取り崩す必要もないのも幸いしている。
2024年3月29日金曜日
米国株配当生活は良くも悪くも安定しないから。
まぁ、今のところ円安と増配基調で、
年間配当額も毎年右肩上がり、ではある。
勤め人だったころの、
昇給見込みなしの冴えない中年末期に比べたら、遥かにまし。
ただ、勤め人の給与と違い、安定はしていない。
保有全銘柄が増配でもないし、
毎年数銘柄程度は減配・無配をやらかすときもある。
逆に、復配もある。
結局、全体としてみれば米ドル建てで増加しているので、
ポートフォリオ全体では増配基調にはなっている。
配当生活で怖いのはドル円為替リスク。
米国株配当生活の場合、長期投資と違い、
長期で構えることが難しい面がある。
「今は円高だけど、将来的には円安だから今は我慢」とはならない。
生活するために配当収入が必要なわけで、
それも日本に住んでいるので円貨が欲しい。
それも今すぐに。長期で構えるわけにはいかない。
今1ドル150円が120円までの急激な円高になれば、
2割程度の円貨収入減となる。
増配では補えない円高も想定しないといけないことに気が付く。
米国株配当収入はいったん米ドルで受け取り、
今の高金利を享受できる米MMFにプールしておき、
生活で必要な時に円貨決済するのが常套手段だと思うんだが、
その米MMFの高金利も急な円高で、
帳消しになることは十分考えられる。
今までは評価資産額が半分になっても、やっていける話をしてきたが、
実は、年間配当収入に関しては、
1ドル100円程度の円高になっても生活できるよう皮算用してる。
以前は1ドル80円だったけど、さすがに150円から80円はね。
株式投資で生計を立てる際には、
過度に悲観的な見通しで皮算用するのが俺のやり方。
株式相場や為替には、ブラックスワンがたくさんいるし、
想定外のことが起こる場所。
これは長期投資することで身につく経験。貴重だよ。
俺がFIREを嫌うのは、平均(4%ルールとか)でリタイア生計を語っているから。
俺は長期では楽観しているが、短期では常に悲観している。だから、性格がねじ曲がっているんだよねw。
2024年1月29日月曜日
会社にしか居場所がないから働き続ける?_孤独を味わうのも人生の一つだと思うけどな。
早期退職(FIRE)したら、今度は不幸にも、
社会から孤立し孤独を感じて、取り返しのつかない不安が....
ってな感じのリタイア後の不安を述べているブログを散見する。
俺の実体験から言えば、働いていようが、いまいが孤独感はある。
孤独感と働くことにそれほどの相関性は感じない。
働くことは、どこかの組織に属することになるから、
そこで孤立すると、一人でいるよりもはるかに
デカい孤独感を味わうことになる。
いじめみたいな境遇もある。
組織に属するということは「気まま」とはいかない。
気を遣うことになる。どこまで気を使うかは属する組織次第。
リタイアして、気ままに暮らしても、
ときに孤独感を感じることはある。
周りは、気ままに暮らしている人が圧倒的に少ないんでね。
平日は、ほぼ一人なるんだが、好きなことをやっていれば、
孤独を味わうことはない、好きなことをやっていれば良いので。
孤独と言うのは、そう考えるからそうなる。
暇(ほかにやることがない)だから孤独を深く考えてしまうだけの話で。
働いていれば、平日はほぼ働いて寝て終わり。休日は寝てばかり。
孤独を感じないかもしれないが、
そんなことを感じる時間がないから、そうなる。
それだけの話なんだ。
生活するための収入を労働から得るか、投資から得るか、の違い。
圧倒的に労働のほうが多いので、労働する時間で人生を過ごす。
投資の場合、自分の時間を犠牲にすることはない。
だから、そのリタイア後の時間をどうするかは、
自分であらかじめ考えておく必要がある。
好きなことがないんなら、株式投資を好きになれば良いだけの話。
社員同士の会話の多くは会社への愚痴ばかりなんだから、
それなら、自分一人で気ままに過ごすほうが建設的ともいえる。
2024年1月27日土曜日
米国株指数投資にも劣る俺の配当利回り。
それでも、十分低く見えるんだが、
俺の保有株式評価資産の配当利回りは、
評価額ベースで言えば、遥かに低い。
長期投資続けていく中で、あまりにも低いので、
億っても年間配当金額が少なすぎて、配当生活は夢と散った。
それでも、ガチホ保有を貫いていたので、
一向に配当利回りは向上しなかった。
増配が株価上昇に追いつかないので、
配当利回りは長期的には下がる一方。
そこで、配当利回りを追うことは辞めた。
配当額が増える以上に、
含み益が増えているんだから、
投資自体間違ったことをしているわけでもない、
と思ったし、急いで配当生活を追う必要もないし。
多分、長期投資と言うのは、
含み益の増え方を楽しむものであって、
配当生活を拝むものではない、んだろうな。
今では、投資元本から投資利益が生まれる感覚よりも、
投資元本から生まれた「含み益」が、
さらに「含み益」を増やし、その含み益から配当(増配)を
生み出しているような感覚に陥っている。
長期投資ガチホしていると、投資している間も、
思うことはいろいろとあるんよ。
なんか、資産額のわりに配当少なくねーか、とか。
明らかに特定の銘柄に資産が偏っている不安とか、
あって、それを一般の投資論に照らし合わせると、
あきらかに王道から離れている、ことがわかる。
わかると、さらに不安に拍車がかかる。
でも、何もしない、いじくらないようにしている。
今までそうして資産増やしたからね。
そのような葛藤は毎年、毎月、毎週やっているんだよね。
それでも、貫くしかないんだよな。
忍耐じゃなくて、何と言うか、開き直りに近いもの。
利確しないと、現実のお金にはならないんよ。
それでも、30年近く、含み益にしているんだから、
ちょっと、自分でも正気の沙汰じゃないよな、と思う。
それでも、貫く。それしかないから。
配当生活=高配当銘柄保有のイメージがあるけど、それだと資産増えない。
2023年10月19日木曜日
配当で生活費と新規・追加投資が十分賄えるまで、待ち続けた配当生活。
株式投資を始めようとする大方の人は、
おそらく働いて得た給与・賞与から
株式投資を始めたはず。
給与の一部を投資資金に充て続けたことになる。
配当もあったけど、微々たるものだし、
当時は最低でも100株単位での米国株だったし、
売買手数料もそれなりに、必要だった時代。
配当再投資なんて夢の夢。
ピケティの法則「r>g」と言われてもねぇ、
投資するには働いて稼げなきゃいけんの。
そのためには、資本収入よりも、
効率の悪い労働収入で稼げないといけん。
なんか、rに行こうとしているのに、
ずーっとgの立場だったんだよねぇ。
じゃぁ、いつ頃から、その働かなくても、
株式投資が継続できるようになったかと言えば、
配当生活と配当再投資が可能になってから。
配当を生活費に回しても良いし、
さらに株式投資に回しても良い、
その、どちらも外せない。
配当生活だけできても、配当がすべて生活に消えたら、
ベア相場の時に追加の株式投資ができないでしょう。
これは、まずい、と思った。
配当額を増やすには、
増配か保有株式数を増やすかの、2つしかない。
ベア相場の時に増配を期待するのは少し無理がある。
なら、保有株式数を増やす、
追加・新規投資できる余裕は持っておきたい。
それに、配当生活を手に入れたばかりに、
新規・追加投資ができないのは、正直つらい。
今まで、そうしてきたので、その変化に耐えられんし。
新規・追加投資ができないばかりに、
慣れない保有銘柄の入れ替えとかのリバランスを
してしまうリスクもある。
俺が一番嫌いなリバランス投資はしたくない。
たぶん失敗する。
配当生活でも、原則、毎年、配当を増やすように配慮している。
どうせ、公的年金は実質減るんだろうから。
そう考えているうちに、
いつのまにかrの立場に居るんだなぁ今、
としみじみ思う。
配当再投資と言っても、それ相応の配当額じゃないと、メリットはない。
2023年10月16日月曜日
高配当か、増配か、それとも評価資産増か、さすがに3つを叶えるのは無理ゲーだろうな。
配当収入額の最大化を目指すだけなら、
高配当銘柄に集中すればいいんだけど、
その反面、投資額の目減りリスク(株価下落)も最大化する。
人間の欲は際限がなく、配当も増やしたいけど、
その配当を生み出す資産の評価額も増やしたい、となるわけ。
まぁ、上記に近い銘柄と言えば、配当貴族銘柄かな、
とは個人的な感想。
ただ、配当貴族銘柄の配当利回りは、それほど高くないので、
投資してすぐに配当生活は望めない。
まとめると、
配当も増やしたいけど、
その配当を生み出す資産の評価額も増やしたい、
なら、即席の高配当狙いは諦めろ、となる。
かつては、あった気もする。
高配当で増配して、株価も上昇していた
シーゲル銘柄お墨付きのフィリップ・モリス。
でも今はもうない、
アルトリア、フィリップ・モリス・インター、
クラフト、モンデリーズに企業分割されたんだからね。
今のアルトリア、フィリップ・モリス・インターは
増配の高配当なんだけど、かつてのような株価の勢いが見られない。
で、話を元に戻すと、
下記の①~③すべてを叶う銘柄はないので、
どれを選択するかになる。
①配当増やしたい
②その配当を生み出す資産の評価額も増やしたい
③高配当利回りを望む
俺は③を「当初」捨てて、①、②を達成するために、
配当貴族銘柄に限らず、過去増配率が良く(2桁基調)、
配当性向が50%以下程度のものに絞った。
増配年数には、あまりこだわらなかった。
長ければ良いというわけでもないし。
むしろ、連続増配に慎重になり過ぎて、
しょぼい増配率で配当貴族になっている銘柄も
過去にあったんでね。
でも、今は違うよ。
①、②をある程度達成したので、飽きちゃったから、
やばいとは、わかっていても、③に手を出すことはあるだろうな。
MO、VZ、MMMなんか、もう、うずうずしている。
失敗しても、昔と違い、資産的に余裕あるからなぁ、と思ったり。
あいかわらず、高配当の病は完治しない。
当初の10年後リタイアの夢は捨てたんだな、リタイア後に再度生活のために働きたくないんで。
配当生活もある程度の資産があってこそだしね。
2023年10月1日日曜日
米MMFの利回り上昇が止まらない。配当生活から利息生活に。
それはそれで、かつては魅力だったんだけど、
今は魅力を感じない。
米MMFでその程度の利回りは賄えるからね。
いきなり、50%減配とか無配に怯えることもない。
元本保証じゃないけど、日々利息が付くし、
利回りが下がるにしても、徐々にだし。
悪くない。
こういう経験をして初めて、
株式と債券の立ち回りが理解できるようになる。
米国債の利回りが良いのに、
わざわざ株式を選択するメリットはどれほどのものか、と。
かつて30年近く、米国株投資をやっていて、
米国債の利回りに注目したことはなかった。
ただし、円貨の預金を崩してまで、米MMFに回す気はない。
何せ今は、1ドル149円の円安。
為替リスクを負ってまで、利回り4%に魅力は感じない。
俺の資産は、米ドル建てのサイクルだから、
今の米MMFの利回りに魅力を感じている。
これが日本株の円建ての配当なら、米MMFには回さんよ。
円の通貨で資産運用となると、正直、
俺は思いつかないな、日本株ぐらいしか。
それが米ドルだと、今はMMFでとりあえず休憩、
株式投資は焦らなくても良い。
2023年8月12日土曜日
キャピタル・ゲイン(含み益)が先で、配当(インカム・ゲイン)は後で十分。株価上昇あっての増配。
気持ち的には利回り重視の債券投資と変わらんじゃん、
と思ってしまう。
もちろん、株式投資の源は企業成長期待であって、
利回り期待じゃない。
株式投資を始めたころは、素人丸出しで配当にも魅了されたが、
途中から、配当と株価どっちが大事やねん、と思い、
もちろん株価だろうと。
配当はオマケみたいなもので、それでも見過ごせんけど。
高配当投資は何回もやってみたことはあるけど、いまいち芳しくない。
高配当の意味ないじゃん。配当で株価下落は賄えない」
これに気が付くのに何年要したことか、
そして、今だに完治していないし。
完治していないのは、今だに下記の考えから抜け切れていないから。
1.高配当銘柄だから業績低迷銘柄。
2.業績低迷銘柄だから、業績回復したら株価上昇期待。
3.1~2の間は高配当だから、我慢できる。
ってな具合で都合よく考えるんだけど、
無配、減配になるか、
業績がさらに悪化することを忘れるんで、
いまだに完治せずにいる。
VFC,IFF,SKWとかに
今だに魅了されているし、再発しそう。
それでも、高配当投資への機会は減りつつある。
完治していなくても症状は改善傾向にある。
キャピタル・ゲインあってのインカム・ゲイン。
2023年8月2日水曜日
唯一の悩みは、株式資産からの配当が少ないこと、VOOにも負けている。
配当利回り1.5%もあるのに、俺には無い。
評価資産額は、予想もしなかった超裕福層まで到達したのに。
キャピタルゲイン(株価差益)で資産増やそうと思えば、
投資先は無配当か超低配当銘柄になる。
GAFAM銘柄保有していれば、わかる。
逆に、インカムを優先すれば、高配当銘柄優先になり、
キャピタルゲインによる資産増加は望み薄になる。
Verizonなどを保有していれば、わかること。
まぁ、過去に唯一の例外だったのは企業分割前のフィリップ・モリス。
株価は上昇するわ、増配するわで、文句のつけようなかったけど、
今は企業分割したので、過去のような恩恵は得られていない。
世間では「億」ると、お金持ちのイメージあるかもしれんけど、
意外とね、「億」の資産から生まれる利益は少ない、もの。
配当利回り4%もあれば、一億で年間400万円とか算定する人いるけど、
4%の配当銘柄で、資産増やすのって、相当大変なこと。
多分、増えないと思う。だから資産は一億円のまま。
いずれインフレ負けする。
俺が基準にする株式資産の配当利回りは
S&P500指数連動ETFの配当利回り。
VOOが1.5%なのだから、それが妥当な線なんだろうと。
難点は、資産が増えるピッチは、指数並みになるということ。
超裕福層で仮に株式資産5億円として、
配当利回り0.5%だと、年間250万円。
手取りで約200万円にもならない。
1%でも年間400万円弱。マス層の年収に近い。
俺がもうグロース株はもういいかなぁ、
と最近思っているのが、インカム収入に傾倒しているから。
資産額的には、もう使いきれんし。
ただ、株式資産を利確ると、配当収入が減るので、
増配期待と配当を米MMFに回すことで
インカム(配当、利息)を積極的に増やそう、と、今考えている。
転換点は米MMFの金利が下落し始めたとき。
2023年8月1日火曜日
現役の収入と老後の年金収入の落差がつらい、んだろうなと。
おそらく現役時代の収入まで引き上げることは
できないんだろうな、と。
定年後の生活費は、現役と違い、余暇の時間は持て余す分、
収入減で余暇時間増加は、結構、
事前に対策しておいたほうが良いかもしれん。
まぁ、退職金が出る人は、それで収入減を
紛らわすことできるかもしれんが、
ない人は収入減を補うために、生活ランクを落とすか、
補うかを考えないといけなくなる、なぁ、
と俺は予想していた。
働いていたころの収入を落とさずに、むしろ、
それ以上の収入を定年後に得るには、
どうしたものかと、30代ぐらいから考え始めた。
結局は、株式投資に行き着くんだが、
結果からいえば、補うところか、
逆に配当収入のほうが将来受給される
公的年金よりも上回り、現役時の給与よりも上回り始めたから、
人生、どう転ぶか、わからんもの。
最初から、そんな計画を立てたわけではないんだが、
途中から、このまま増配が続けば、10年後ぐらいには、
結構な金額になっているかな!?程度の予測はしていたが、
それすらも予想を上回る増配基調だった。
株式投資を続けられる秘訣っていうのも、奥がましいけど、
俺の場合、将来の漠然とした不安に対して、
何とか株式で解決できる方法はないものかと、考え、
模索し続けた結果かな、とも思っている。
それで結局、投資を辞めずに今に至っている。
さすがに、現役時よりも今のほうが
年間収入が大きいのは皮肉なもので、
俺の労働価値って、いかほどのものだったんだ?、
と思うことはある。
それでも、今のほうが生活は楽になったので、
考えないようにしているけどね。
福利も配当も最初は微々たるものだから、そこから積み上げようなんて、
考えると時間かかり過ぎて、行動に移さないんだよな。