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2020年6月27日土曜日

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一時的な高配当銘柄よりも万年高配当銘柄のほうが安心できるかも。

コロナ騒動というか、コロナ不況により高配当銘柄が増えた印象だが、
コロナ騒動で高配当銘柄になり下がった銘柄と、
その前から高配当銘柄だったものとは区別しておくべき。

①一時的に高配当銘柄になった銘柄
 具体例で言えば、今のオイルメジャーがこれに該当する。
 RDSは減配したが、BP、エクソン、シェブロンはまだ配当を維持している。

 コロナ騒動が落ち着き、ワクチン完成で感染リスクを恐れないときまでに、
 果たして、配当を維持し続けられるのかは、わからない。

 ・配当を維持できず、減配して、それ相応の配当利回りに落ち着く。
 ・石油需要が復活し、株価上昇で、それ相応の配当利回りに落ち着く。
 ・石油の世紀の終わりをつげ、無配に転落(おそろしや)

②高配当銘柄が勲章であるような銘柄
 数年前ぐらいから、タバコ株は高配当銘柄になっている。
 アルトリアは30ドル割れ寸前、フィリップモリスは50ドル台まで下落したが、
 今はやや持ち直した株価で低迷している。

 オイルメジャーと違うのは、株価が低迷していようが増配を継続している点。
 ほんじゃそこらの高配当銘柄とは格が違う。
 
 似たような銘柄にはAT&T、これも格が違う。
 こいつも永久の高配当銘柄。
 増配はいつもの四半期1セントでしょぼいが、増配の「こだわり」さえ感じる。

 AT&Tもフィリップモリスもかつてはダウ銘柄。
 配当継続は重要だろうなと思う。

さて、オイルメジャーはこの先どうなることやら。
無配に転落するぐらいなら、
エクソンとシェブロンが合併して配当を続けて欲しいと願う。
石油の時代が終わったなら、
オイルメジャーも米国1社で十分じゃない。

世界でボーイングとエアバスのように、2社で十分。
となると、RDS、BP、TOTALで3社合併してほしいな。

急落よりも数か月続く下落のほうが現実身があって怖い。
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2019年10月18日金曜日

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低迷する石油株に賭ける理由を必死に探す

石油株はこの先、かつての鉄鋼株や石炭株と同じような運命を辿るのか不安。

それでも、石油株に賭けてみたい理由を想像する。
配当がいいからね、無視できないんだ。
株価下落でも配当は維持されている。

①設備投資を控えたことによるエネルギー供給の減少と、世界人口増・経済拡大(特に非OECD)によるエネルギー需要増のミスマッチが近い将来発生すると考える。
供給が需要に追いつけなくなる状況。
そうなるとエネルギーの設備投資の拡大が叫ばれて、株価が上伸する。

②再生可能エネルギーへの期待過信と、化石燃料エネルギーに対する嫌悪感が薄れ、化石燃料に対する見直し世論が復活することで、石油株の見直しが入る。

③石油株といわれるオイルメジャーのほとんどは、天然ガスも手掛けている。
原油に比べれば、天然ガスはクリーンなイメージがある点を利用する。
オイルメジャーの古臭い呼称から、ガスメジャーとかエネルギーメジャーに変更し、原油イメージを一新する。

あと、あえて言うなら、

電気エネルギーの発電量が、いまだに自然エネルギーや再生エネルギーだけでは賄いきれいていない点。技術の進歩待ちもあるが、いまだに化石燃料に頼っているのは事実。

将来予測でも、自然エネルギーや再生エネルギーだけで、世界の電気エネルギー需要を満足させることができないと報告されている。

2019年8月27日火曜日

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あえてこの時期に中国・香港関連銘柄を買うのもありかもね

米中貿易問題で、米国銘柄に目が向いてしまうが、
中国ADR銘柄とて、検討しても無駄にはなるまい。
中国とて、自国経済の活性化は必須なのだから。

例えば、騒動が一向に止まない香港の銀行といえばHSBC。
52週安値更新中。配当利回りは5%越え。

中国の通信大手、China Mobile。
チャイナショックの15年の最高値70ドルからズーット下落中。
配当利回りは4%ほど。

石油大手のペトロチャイナ(PTR)。
最安値低迷中、石油株だもんね。
配当利回りは4%ほどで、

それとChina Petroleum & Chemical Corporation(SNP)。
最安値低迷中、石油関連株だもんね。
えーーーと、配当利回りは10%越えです、ぇぇえ?
一応、Yahoo!Finance、www.dividend.comを見る限りは、10%超えている。

CNOOC もあった。これも株価最安値低迷中。配当利回りは6%越え。
ティッカーがCEOとアメリカをおちょっくてる感がいい感じ。

中国・米国の石油株とも、今は本当に低迷している。
石油の時代は終わったのかと思ってしまうね。

それにしても、China Petroleum & Chemical Corporation。
配当10%越えとはね。ちょっと調べて見たくなる。

2019年4月21日日曜日

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水と石油どっちに投資する

石油株の代表格Exxon Mobil、Chevronと
米国での水道株のAmerican State Water、Aqua Americaと
世界的な水道管理会社veoliaの株価推移を2000年からみてみた。

水色:American State Water
青色:Aqua America
赤:Exxon Mobil
ピンク:Chevron
茶:veolia

米国の水供給管理会社(American State Water、Aqua Ameirca)の株価推移が
すこぶる良いことが分かる。



















石油関連株への投資の場合、石油株としてExxon、Chevron、Shell、BP、
そして掘削会社のSchlumberger、HP、Transoceanなど大手企業がすぐに浮かぶ。
そして、資産規模が大きい企業ばかり。

水への投資で、すぐに思いつくのはウォータ・バロンと言われている、
下記の3社だが、米国会社ではないので、NY市場で唯一可能な投資は、
ピンク銘柄のヴェオリアのみ。そのヴェオリアも株価の推移はよろしくない。

スエズ(フランス)
ヴェオリア・エンバイロンメント(フランス)
テムズ・ウオーター・ユーティリティーズ(イギリス)

次に思いつくのは、水道管理会社で地方公共性の強い米国銘柄。
日本と違って、水道管理会社も、電力会社のように上場されている。
地域性が強くでているのが特徴。
American States WaterはNorthern, Coastal, and Southern California。
Aqua AmericaはPennsylvania, Ohio, Texas, Illinois, North Carolina, New Jersey, Indiana, Virginia。

電力株のような森林火災、原子力事故などの災害リスクは、相対的に低いと思うが、
全く災害リスクがないとは言えないので、災害一発(水道管破裂や貯水タンク汚染)で
資産価値ゼロのリスクがあることは心得ておこう。

あと、上記の比較銘柄には入れていないが、コカコーラ、ネスレのように
ミネラルウォーターを製造販売している企業も、水の時代の投資銘柄対象にしても
間違いではないように思える。

さらには、海水を淡水に替える技術をもつ企業銘柄に投資することも水への投資に
なるが、それだけを専門として事業展開している上場企業を私は知らない。

水と石油どっちが大事と言われれば水だが、株式投資の対象として、水への投資に
相当する株式銘柄がいまいち定めきれないと思っている。

また、水の価格は、石油価格と違い、水1リットル(ガロン)の取引価格自体が
日々公表されているわけではない。

近い将来、

1リットルの飲料水取引価格は31.3セント
1リットルの一般工業用水取引価格は10.3セント
1リットルの半導体向け洗浄純水取引価格は50.45セント

のような時代が来るのだろうかねぇ?