2019年10月18日金曜日

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低迷する石油株に賭ける理由を必死に探す

石油株はこの先、かつての鉄鋼株や石炭株と同じような運命を辿るのか不安。

それでも、石油株に賭けてみたい理由を想像する。
配当がいいからね、無視できないんだ。
株価下落でも配当は維持されている。

①設備投資を控えたことによるエネルギー供給の減少と、世界人口増・経済拡大(特に非OECD)によるエネルギー需要増のミスマッチが近い将来発生すると考える。
供給が需要に追いつけなくなる状況。
そうなるとエネルギーの設備投資の拡大が叫ばれて、株価が上伸する。

②再生可能エネルギーへの期待過信と、化石燃料エネルギーに対する嫌悪感が薄れ、化石燃料に対する見直し世論が復活することで、石油株の見直しが入る。

③石油株といわれるオイルメジャーのほとんどは、天然ガスも手掛けている。
原油に比べれば、天然ガスはクリーンなイメージがある点を利用する。
オイルメジャーの古臭い呼称から、ガスメジャーとかエネルギーメジャーに変更し、原油イメージを一新する。

あと、あえて言うなら、

電気エネルギーの発電量が、いまだに自然エネルギーや再生エネルギーだけでは賄いきれいていない点。技術の進歩待ちもあるが、いまだに化石燃料に頼っているのは事実。

将来予測でも、自然エネルギーや再生エネルギーだけで、世界の電気エネルギー需要を満足させることができないと報告されている。

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