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2020年6月1日月曜日

記事

『ダウの負け犬(配当)戦略』を検討する

しばらく、「ダウの負け犬」投資法を聞かなくなった。
インデックス投資が主流になったので、「ダウの負け犬」はマイナー扱い?
「ダウの負け犬」ETFって存在しないと思うんだけど、無いよね?

今ならダウ30銘柄の配当利回りが高い10銘柄を選べば、
配当利回り3%以上は手堅いと思う。眠いから調査しないけど。
適当に考えても、
ダウ・インク、エクソン・モービル、シェブロン、IBMの配当利回り5~8%。
あと6銘柄の配当利回りも2%以上は固いだろう。
今のダウの負け犬10銘柄は、結構な配当利回りが見込める。
オイルメジャー株と金融株が減配しなければ、だけどさ。

結局、ダウ30指数が上昇しなきゃ、米国復活(アフターコロナ)とはならないんだし、
数年間、ダウ30指数が低迷したとしても、
この投資法の配当利回りは結構いいと予想できる(減配しなければ)。

それにしても、ダウ30銘柄の高配当3銘柄の配当利回りは、あり得んだろうと思う。
5%以上だからね。オールド企業とはいえ、売られすぎじゃん。

ダウ・インク
エクソン・モービル
シェブロン

それだけ減配リスクをはらんでいる裏返しなんだろうけども。

3銘柄ともいずれ減配するなら止めるけど、1銘柄の減配なら?、
ダメだ誘惑が多すぎる。

デュポンってもう聞かなくなってしまった。懐かしい。
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2020年5月30日土曜日

記事

石油株を買ってしまう罠_21世紀のシーゲル銘柄

昨年のチャイナショックも、今回のコロナショック(まだ終わっていない?)も、
暴落期間が短すぎ。
リーマンショックのように数年間低迷すると思い、焦らずに買おうかと思っていたら、
あれよというまに、S&P500は$3,000回復している。
近頃の暴落は待ってくれない。

結局、ビザやマイクロソフトのような、人気株は値を戻して、
逆に、石油株やタバコ株は沈んだまま。

ビザもマイクロソフトも130ドル台で買えたのに、っていつもの買い逃しパターン。
そのくせして、エクソンが30ドル台で安すぎといって、そっちを買ってしまう。

なぜ、こんなことになるかというと、毎日、原油価格を報道するからだよ。
原油価格がマイナスだ、原油価格がマイナスだ、って騒ぐから、
関心事が石油(関連)株ばかり追ってしまう。

ビザやマイクロソフトなんか、身近に接している商品でよく知っているくせして、
石油事業のことなんか、まるっきりわからないのに手を出してしまう。

S&P500が$3,000を回復しても、石油株はまだ立ち直れていないじゃん。
まぁエクソンは45ドル台までは回復しているけど、
シェブロンは100ドル未達、BPは20ドル台。

最後の望みは、オイルメジャーが21世紀のシーゲル銘柄になる夢を見ることだな。
20世紀のシーゲル銘柄はタバコ株だったけど、21世紀は石油株。
どっちも、世間では嫌われているくせして、
実はなかなか手放せない商品を扱っている点は同じ(嗜好品と必需品)。

嫌われているから、株価は上昇しない、そのくせして増配に関しては几帳面。
すでに減配したシェルは除く。

タバコ株は、すでにシーゲル銘柄として有名になったので、
過去程の投資利回りは望めないけども、石油株は望めるかもって思ってしまう。

夢見てもいいよね。

人の行く裏に絶壁あり、破滅の道
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2020年4月19日日曜日

記事

マスクを探し回るように、いずれ灯油・ガソリンを探し回る日も来るか?

週末のNY MercantileのCrude Oil May 20の価格が$18.12、原油価格が20ドル割れ。
それなのに、オイルメジャーの株価は昨日軒並み上昇。

BP 前日比7.23%高の$23.43
CVX 前日比8.98%高の$87.17
RDS.A 前日比8.83%高の$35.48
XOM 前日比10.40%高の$43.22

報道される原油価格は先物価格だから多少テクニカルな価格形成な面もあるけど、
20ドル割れどころか18ドル台まで下落。

しかし、上記の通り昨日のオイルメジャーの株価は10%弱近い上昇。
原油価格の下落とは対照的な日だった。

わけがわからん。

エクソン株価の52週最低値は$30.11だったのに。いまでは$43.22。

油田って、一度閉鎖すると、再開するのが大変で急には供給できないと聞く。
今は、需要下落で無用扱いされている石油も、今のマスクの供給不足と同様に、
石油需要が回復すると今度は供給不足に陥って急騰する可能性は十分考えられる。

急に油田を再開させることはできないから、
需要と供給にタイムラグが生じ易いんだろうな石油は。

今じゃ、だれもがマスクが買えないと嘆く。
そして政府が国民に2枚布マスクを郵送することになった。

同じことがガソリンや灯油でも起きないとも限らない。
また、原油価格100ドル越えになるのか....
それを見越した株価上昇ではないだろうけど、

石油がどこにも無いとわかると、買い置きに走るんだろうな。ガソリンタンクを今のうちに買っておくか。
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2020年3月31日火曜日

記事

今の相場もだんだん飽きてきた。しばらくすると、買収観測が出てくるはず。

コロナ・ウィルスを怖がっている(戦争状態)反面、
ほんの数年のことだから、という楽観論が株式相場に垣間見える。

最初は数週間の間に一気に下落したので、
あーこれは2万ドル割れて、数年は株価低迷だなと思っていたけど、
もう2万ドル超えているし。

株式相場的には、原油下落のほうがインパクト大きいと思う。
原油価格が1桁台にでもなったら、どうなるんだろうかと?

シェブロン、エクソン・モービル、コノコフィリップス、BP、RDSの企業再編が進みそうな気もする。
結局は、強い企業(変化に対応する企業じゃなく)だけが生き残ることになるんだろう。

今は株式相場に落ち着きがないので、買収や再編は進まないが、
コロナショックや原油価格がある程度落ちついてくると、
株価が下落したままの企業は、買収対象になるんだろうな。

ドットコム・バブルが弾けた後に、買収は頻繁に起きたからね。

サン・マイクロシステムズは、オラクルに。
DECはコンパックに、コンパックはHPに、そしてHPはHPQとHPEに分割。
ノベルはアタッチメイトに、アタッチメイトはマイクロフォーカスに。
ロータスはIBMに。

仮に、メジャーオイル業界で再編や買収(合併)が起きないとしても、
どうみたって、株式併合しそうな株価まで下落している。

エクソンやコノコフィリップの株価が2,30ドル台。
シュルンベルジェ株価が10ドル台。

株式併合が起きれば、減配は避けられないかなぁ、って考えたりする。

オイルメジャーの株価一桁台はさすがにないだろうな、その前に株式併合!
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2020年3月14日土曜日

記事

エクソン、ダウ30銘柄の株価最低銘柄にならねーか?_ファイザーとシスコが心配している

かつて、AT&Tの株価が1桁の時代があったこと知っている?
SBCコミュニケーションに買収される前だったと思う。
長距離通信事業だったころのAT&Tの株価は10ドル未満をさ迷っていた。

株価一桁台(10ドル未満)、ファンドによっては保有対象にならないので売られる。
それに、株価一桁台は『様』にならないので、株式併合が行われる。
当時のAT&Tも株式併合がされた筈。それでも株価下落は続いたけどね。

その恐怖の連鎖が、今メジャーオイル銘柄にも、と思ってしまう。
株式併合した株価が上昇する可能性は、私の経験からすると非常に低い。
大抵は、株式併合後、買収されるか企業合併になるか倒産。
実際、AT&TはSBCに買収された。

今、エネルギー銘柄は減配リスクにさらされている。
すでに、オキシデンタルは早々に減配発表済み(無配じゃないんだ)。
SLB、HPのような掘削・調査関連は、タバコ株以上の高配当銘柄に様変わりだし、
株価は10ドル台に突入。減配リスクもあるが、株式併合も『ありあり』な感じ。

エクソンは38ドル近辺だけど、
ダウ銘柄としてはファイザー、シスコに次いで株価低くねぇ。
詳細には調べてないから、わからないけど。
仮に20ドル台になってもダウ30銘柄として採用されるのか?

シェブロンは80ドル台だから、まだ余裕あるけど、
ダウ銘柄からエクソン除外されて、シェブロンが残る訳にもいかんだろう、
時価総額はエクソンのほうが、ほんの少しまだ大きいんだしさ。

BPはダウ30銘柄じゃないけど、最低株価20.5ドルまで行った。
シェルは30ドル近辺。あと、コノコは30ドル前後ってとこ。

ここまで株価下げると、配当対策に加え、株価対策も必要な状況じゃねぇ。
あくまで、俺の勝手な想像だからねぇ。

豪資源株BHPは10ドル台まで沈んでも、減配程度済んだから、
何とかなるのかとも思ったりする。

原油価格下落でもオイルショックの価格高騰でも、トイレットペーパ売り切れって!?
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2020年3月10日火曜日

記事

この状況で石油株買えるか?_谷深ければ山は大きいだろうな

石油株瞬殺されてます。

エクソンは40ドル台、シェブロン80ドル台。
シュルンベルジェ、HPは10ドル台。
バフェット氏の投資先オキシデンタルも10ドル台。
海洋掘削株のトランスオーシャンなどはペニー株寸前。

配当利回り数値は、もういいや。
激怒のサウジアラビアが、原油価格下落させて無配にさせちゃうぞ、と想像してしまう。
本当は、増産予定のロシア憎しなんだろうけど。

この状況で、4月末にエクソンが増配発表したら個人的にはビッグ・サプライズ。

原油価格が下落し続ければ、
自然エネルギーの再生コストが相対的に高い、
となりそうな気がしないでもない。

それに、ガソリン価格が下落して100円/リットル割ると、
ガソリン車の1km当たりの燃料代より電気自動車の電気代高くね~、
ともなりかねない。

原油価格が下落するってことは、
長期的には経済の活性要因になるんだろうなとは思う。
材料コストは安くなるしな。

30年後にシーゲル教授がこう言わないかな...

2020年当時、
石油株は環境エネルギー観点から期待されなかったために、株価が伸び悩んだことで、
長期的な再配当投資で、最大の投資利回りを達成することができた。

うんな訳ないか....

でもな、石油株とタバコ株もオワコンと思うには、まだ未練が残る。

オイルメジャーの社債がデフォルトするとは思えん。中小のシェール会社ならするだろうけど。
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2020年3月7日土曜日

記事

石油株を買う理由_鉄鋼、繊維のような斜陽産業とは違うと考える

石油株は奈落の底まで突き落とされそう。それでも、まだ大手石油株はいい。
石油掘削、調査会社のようなSLB、HPはもう株式併合まで行きそう。

こんなタバコ株並みの高配当株を無視できない。
タバコは要らないが、石油は必要だ、正確には石油の加工製品いろいろだけど。

石油株は、かつての繊維株、鉄鋼株のような歴史株を歩むのか?
個人的には、疑問が残る。

①ダウ工業30銘柄には、XOM、CVXとまだ2銘柄採用されている。
 鉄鋼、繊維、タバコ株はダウから除外されているが石油株はまだいる
②繊維、鉄鋼のような人的生産コストによる価格競争が起きていない
③石油は、いまだに世界のエネルギー需要を支える石化資源
④自然再生エネルギーは、税金補助で支えられている
⑤原油が豊富に身近にあると感じている錯覚
 トイレットペーパ騒動を見れば、そんなのはただの気休め。
 供給が十分あっても、ガソリンスタンドに届かなければ、みんなが買占めに走る。
⑥石油供給量を調整するための会合がいまだに行われている OPEC、OPEC+
 繊維供給量や鉄鋼供給量を減産するために生産国が協調会合しているのか知らんが、誰も興味がない

石油株価は原油価格と連動するというけれども、
1980年代はWTI年間平均価格が下落してもエクソン株は上昇していた。
1982年から今までWTI価格は1.6倍、エクソン株価のほうは約12倍。


ガソリン価格がこの10年先上昇しないと思うなら、石油株は買わない。
しかし、10年先、
ガソリン価格は上昇し、
灯油価格も上昇すると思うなら
石油株を買っておきたいと思う。
ガソリン価格が100円を割っていた時代が懐かしい。

しばらく低迷するだろう石油株の配当でガソリンを賄う。
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※上記グラフのデータ(1982年以降のエクソン・モービルとWTI原油年間平均価格)
Date EXXON年末株価終値 WTI平均 EXXON株価上昇率 WTI価格上昇率
1982-12-01 $3.72 $32.77 1.0倍 1.0倍
1983-12-01 $4.67 $30.41 1.3倍 0.9倍
1984-12-01 $5.63 $29.38 1.5倍 0.9倍
1985-12-01 $6.89 $27.76 1.9倍 0.8倍
1986-12-01 $8.77 $15.08 2.4倍 0.5倍
1987-12-01 $9.53 $19.16 2.6倍 0.6倍
1988-12-01 $11.00 $15.97 3.0倍 0.5倍
1989-12-01 $12.50 $19.60 3.4倍 0.6倍
1990-12-01 $12.94 $24.49 3.5倍 0.7倍
1991-12-01 $15.22 $21.48 4.1倍 0.7倍
1992-12-01 $15.28 $20.56 4.1倍 0.6倍
1993-12-01 $15.78 $18.56 4.2倍 0.6倍
1994-12-01 $15.19 $17.16 4.1倍 0.5倍
1995-12-01 $20.28 $18.37 5.5倍 0.6倍
1996-12-01 $24.50 $22.07 6.6倍 0.7倍
1997-12-01 $30.59 $20.33 8.2倍 0.6倍
1998-12-01 $36.56 $14.35 9.8倍 0.4倍
1999-12-01 $40.28 $19.24 10.8倍 0.6倍
2000-12-01 $43.47 $30.33 11.7倍 0.9倍
2001-12-01 $39.30 $25.92 10.6倍 0.8倍
2002-12-01 $34.94 $26.09 9.4倍 0.8倍
2003-12-01 $41.00 $31.11 11.0倍 0.9倍
2004-12-01 $51.26 $41.44 13.8倍 1.3倍
2005-12-01 $56.17 $56.44 15.1倍 1.7倍
2006-12-01 $76.63 $66.04 20.6倍 2.0倍
2007-12-01 $93.69 $72.28 25.2倍 2.2倍
2008-12-01 $79.83 $99.56 21.5倍 3.0倍
2009-12-01 $68.19 $61.65 18.3倍 1.9倍
2010-12-01 $73.12 $79.43 19.7倍 2.4倍
2011-12-01 $84.76 $95.05 22.8倍 2.9倍
2012-12-01 $86.55 $94.16 23.3倍 2.9倍
2013-12-01 $101.20 $97.94 27.2倍 3.0倍
2014-12-01 $92.45 $93.11 24.9倍 2.8倍
2015-12-01 $77.95 $48.71 21.0倍 1.5倍
2016-12-01 $90.26 $43.19 24.3倍 1.3倍
2017-12-01 $83.64 $50.91 22.5倍 1.6倍
2018-12-01 $68.19 $64.82 18.3倍 2.0倍
2019-12-01 $69.78 $57.01 18.8倍 1.7倍
2020-03-06 $47.69 $54.03 12.8倍 1.6倍



2020年3月2日月曜日

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株式市場からお金が流出するのも、トイレットペーパーを買い占めるのも心理的には同じ

デマかもしれない、でも、明日トイレットペーパーがないと困る?
長期では株価は上昇するからもしれない、でも、今現金がないと困る?

頭では理解している。
でも、とりあえずは....

騒がず、焦らず。
しかし、みんながそう思えば、それが現実化してしまう。

『冷静になれ』と言われれば、言われるほど、冷静さを失う。

株式相場が活況なときは、なんでも買い材料になる。
みんなが買うから、みんながまた買う。
株式相場が低迷すると、なんでも売り材料になる。
みんなが売るから、みんながまた売る。

いま、FRBが言っているのは、
今後金利を下げていきますから
『債券を買うよりも株式を買うほうがお得』
ですよアピールを始めた。

日本はもうこれ以上金利を下げようもないので、
日本市場のETF買いを始めた。

でもだ、
みんなが売っている最中に、
自分だけ売らないのは相当勇気がいる。

今、株価が底かどうかは、過去になって初めて判明する。
だから、底値を判断基準にはできない。

トイレットペーパーが買い占められても、店頭ですぐに補充されたり、
在庫棚にまだあるのなら、誰も急いで買わない。
いつでも買えると思うから。
店頭の棚にないと、『デマ』もそれが現実に見えてしまう。

株式市場も、誰もが売りを止めないと、売りは止まらない。
きっと、誰かが、現金不足に陥っているから、売り続けているのだろう。
まだ、含み益があるうちに売っておきたい衝動も考えられる。
株式市場が下落し続けると、もう買値の株価では売れないと思ってしまう。
買値から下がっていく株価を眺め続けると、長期投資もそれが現実に見えてしまう。

だから、どうすればいいかって?
そうだな、株価を追わずに配当利回り値を眺めていればいいよ。
エクソン・モービルとかシェブロンの配当利回り値は、
ここ最近超絶上昇基調だ。

しばらくすれば、ダウ30銘柄の平均配当利回りが2%越えになる日が来るかも。
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2020年2月28日金曜日

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バフェットが投資するエネルギー株の配当利回りが9%以上まで売り込まれる

バフェット氏は、Occidental Petroleum Corporationへ100億ドルの投資を行っている。正確には、優先株式および普通株式購入のワラントになる。

バフェット氏のエネルギー株への投資は、航空株同様に好まれる傾向にある。

そのOccidental Petroleum Corporation株は今や予想配当利回り10%近くまで売り込まれている。

エクソン・モービル、シェブロン、BP、シェブロンの1.5倍の配当利回りを達成している。減配リスクがないわけではないし、配当性向もたこ足状態。

エネルギー株は相場環境が悪かったうえに、新型肺炎による影響で経済活動が滞り、さらに売り込まれている。
大手エネルギー株の配当貴族没落は時間の問題かもしれない。
配当性向の観点では配当を維持できないから、配当を出すための資金繰りのほうに関心が移っている。

しかし、過去のオイルショックに比べれば、まだましかもしれない。
とりあえず原油枯渇の心配は、シェール革命でなくなったのだから。

いま、原油の価格を決めるのは、明らかに需要と供給によるもの。
そして、いま原油は供給過多だから価格が下落している。
新型肺炎で経済が停滞するとの憶測から原油の需要が急速にしぼみ始めているので、
更に供給過多と思われている。

いずれ、供給が萎みすぎて、需要が旺盛になった時、原油価格は上昇し始める。
それまでに、エネルギー株が存続してくれれば、そして配当を維持してくれれば、報われる日が来るのか知れない。

『あの時』買っておけばの『あの時』は買わなきゃ来ない
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2020年2月18日火曜日

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石油株は何度もバブルを経験する

エクソン・モービルの株価下落が止まりません。他の石油株もそうだけど。
このまま、現在の鉄鋼株のような扱いを受けるのかもしれないし、
石油株のエネルギー効率の見直し評価が起こって、株価が上昇反転するかもしれない。

冬の時期に石化燃料の暖房無しで生活できる人がどれだけいるのかと思う。
全てのエネルギー需要を自然再生エネルギーで賄えないんだから、
どこかで環境推進の行き過ぎの反動が来そうな気がしない訳でもない。

エクソンの株価チャートを見ると、
1998年と2005年には株価上昇のみでその後の下落がない。
バブルを形成せずに、次の上値を形成した時期。
2006年以降は、バブルのような株価チャートが2回発生(赤線三角形)しているように見えるし、2003年以降は60ドル近辺を下限としている。

50ドルを割ってくると、石油の時代が変わったのかとなと思うが、今の株価ならいまだに2003年以降の下限60ドル近辺を長期に維持しているだけに感じる。



次に80ドル台を下限としたバブル株価チャートが見えてくれば、石油の時代はまだ続くんだろうなとも思う。

石油株は、鉄鋼株のようにコストの安い国で生産とはいかないから鉄鋼株のように米国で衰退していくようにも思えない。
石油発掘・精製企業は、見方を変えればハイテクの塊だし、現代産業の根幹をなすものに変わりはない、石油化学製品無しで生活できるかって本当に思う。

そういえば、どこかの天然ガス会社のCEOが言っていた。
「暖冬とコロナウィルスの影響で、天然ガスの価格が下げ止まらないと。」
「今欲しいのは、凍えるような寒波到来」

貴方が株式投資家なら、どう考える?
寒波が来てから考えるかい?

原油も金も長期では価格は上昇している、価格が下落し続けるコモディティって何がある?
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2020年2月1日土曜日

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オイルショックからエネルギーショックへ→石油株からエネルギー株に期待

エクソン・モービルが配当利回り5%台。
シェブロンなら4%後半。
シェブロンに至っては、赤字決算ながら増配の発表を行った(四半期$1.19→$1.29)。

増配しつつ決算発表で株価急落って、理解できない状況だが、
増配するってことは、将来の事業に自信があるんだろうなと。

配当重視観点からみると、オイルメジャー株が軒並み株価が急落して、
配当利回りが高まるのをただ眺めているのは非常に惜しい気もしてきた。
それに、ESG観点から低い評価しかもらえず、買われなくなっている気もする。
加えて、
オイルメジャーから
エネルギーメジャーに変貌してくれればと淡い期待もある。
それなら買いの見直しが入りやしないかとね。
今すぐじゃないけどね。

石油、石炭、天然ガスなどの天然資源需要は、
いずれどこかでピークを迎えるんだろうなとは思う。
しかし、
エネルギー需要』は人口に比例して
増加の一途じゃないかと思っている。
それを自然再生エネルギーとかで賄えるのかはわからんけど。

どうやって、増加するエネルギー需要を満たしていくのか?
これを解決できる企業って、どこだと考えると、電力・ガス会社ではないよな。
電力会社はどちらかというと、電力供給の公的使命のほうが強いから。

やはり、従来のオイルメジャーじゃないかと。
オイルメジャーが、エネルギー供給会社というイメージがつけばさ、
企業もイメージも変わるのにとは思う。
それを期待して、配当で我慢しつつ、
将来のエネルギー革命に賭けるのも株式投資の醍醐味。

それでも、エクソンモービルとシェブロンがダウ銘柄から除外されたときは要注意。
その時は、時代が変わったということなんだろう。

配当利回り5%は魅力的と思う人はクリック
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2019年10月3日木曜日

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石油株は高配当株に様変わり、石油受難はいつまで続くのやら_第2の石炭にならんよな?

年間配当利回りはYahoo!Financeから抜粋で、石油メージャーと関連株を調べると、

エクソン:5.05%
シェブロン:4.10%
BP:6.72%
ロイヤル・ダッチA:6.44%
オキシデンタル:7.22%
Helmerich & Payne:7.09%
Schlumberger:5.36%
アパッチ:4.12%

減配・無配リスクを承知の上でも、『この配当利回り』と思ってしまう。
さすがに株価が10ドル以下だと要注意だが、まだ10ドル以下になっている銘柄はない。

『石油危機』なんて言葉はもう死語になってるし。
昔は『省エネ』といえば限りある資源を大事にの意味だが、今は『エコ』。
むやみやたらに消費して、地球温暖化に向けた行動を慎もうに変わった。

ペットボトルの水を消費するのに、どれだけの石油が使われているのかと考えると、
石油株に興味がわくんだがな。

その反対に、石油も石炭のような扱いになって、炭鉱閉鎖と同様の扱いを受けるのかと思うと石油株には投資できなくなる。

バイオからプラスチックを作り、エネルギーは太陽光・風力で賄う時代がすぐそこにあるなら、石油株は手を出せないけど、世界の人口増にその供給が追いつくかと。
追いつかないから、まだ現代は石油(天然ガス)に頼っているんだろうな。

2019年9月6日金曜日

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オイルメジャーは新規設備投資の継続がないと将来の需要を満たせないと予測

①エクソン・モービルの「2019 OUTLOOK FOR ENERGY」資料から抜粋したグラフ。
石油(緑)・ガス(赤)ともに、投資がないと供給は2040年に減少し続け、
"New supply required"(新たに必要な供給)が維持できないと予測している。



②ロイヤル・ダッチシェルの「SHELL AND THE ENERGY TRANSITION」資料から抜粋したグラフ。
既存の設備での供給(石油・ガス)線(水色+青色)では、最低でも「Supply Gap」が
生じると予測している。


③BPの「BP Energy Outlook 2019 edition」資料から抜粋したグラフ。
"Supply with no new approvals"(新しい供給がない場合)(黒破線)の線は、
"More Energy"(将来のエネルギー需要)を満たせないと予測。



④シェブロンのこのリンク資料から抜粋したグラフ。
 こちらも2040年には、「Supply gap」(供給不足)が生じると予測している。




上記のオイルメジャーは、なぜか『2040年』をめどに予測している。
2040年にしたのは偶然の一致?
まぁ、それでも、既存の設備投資だけだと、
将来の需要は満たせないと主張しているのは、
どの石油メージャーも一致している。

最後に、IEA(国際エネルギー機関)の石油予測グラフを抜粋したもの。
シェール石油依存度が高くなる予想をしている。




これらを眺めると、石油株に投資したくなってきた。

2019年9月2日月曜日

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買う理由が見つからないエネルギー株_悲観のなかで何かが生まれている?

私たちは、原油なんか必要としていない位、エネルギー株は底なし沼に陥っている。

・自然環境の悪者として扱われ、化石産業と呼ばれる
・景気後退時の景気敏感株として扱われる
・掘削技術の進化に伴い、供給が拡大し、供給の安定性が逆に原油価格を下落させる

唯一、メリットがあるとすれば、配当利回り位しかない。
エクソン・モービルは5%、シェブロンは4%、BPは6%。
石油掘削・調査企業のほうはさらに凄い、
シュルンベルジェは6%、Helmerich & Payneは7%で両銘柄ともたこ足配当状態。

君たちは、タバコ株かと言いたくなる。
どちらも、環境にやさしくなく、煙たがれ、のけもの扱いされる。
しかし、決算は黒字で、配当利回りはいいんだよな。
倒産リスクが高まっている銘柄とは違う。
たこ足配当については無配、減配のリスクがあるが、
石油メジャーはまだその点安心ではある。

バリュー投資家なら、「悲観の最高潮は、最高の買い場」。

しかし、買う理由がみつからない株を買うのは、確かにどう考えても買えない。
配当がいいだけでは買えない。

買う理由を探さないといけない。
見逃すにはなぜか、これらの銘柄に後ろ髪惹かれてしまう。
『原油がない社会が想像つかないから。』





2019年8月24日土曜日

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上昇する金鉱株に手を出すか、下落する石油株に手を出すか

米中貿易問題は、本当に面倒だね。
進展があったとツイートすれば株価上昇し、その後には追加関税。
ジェットコースタみたいに、上げ下げ繰り返して、リスクオンだ、リスクオフだと。
面倒くせぇ相場になったこと。

日本に住んでいると、『金』がさほど価値があるとは思わないんだけど、
政情不安定な国に住んでいれば、自国通貨よりも、米ドルか『金』のほうが価値があるんだろうなと。
とくに、陸続きの西欧大陸、国境を越えれば、自国通貨が買い叩かれるリスクもある。

順張り投資なら今は、金鉱株か、あとは指数ベア投資かな。
でもなぁ、金鉱株なんてほとんどわかりもしないし、事業内容も理解できない。
これこそETFで投資したいレベル。
配当もほとんどないから、ほったらかし投資には不向きだし。
逆に、金鉱株が数年も上昇し続ける相場を考えると、
世の中どんだけ不景気になるんだよ、とも思う。

逆張りなら石油株、特に下落が大きいのは、石油関連株、SLBとかHP。
SLB、HP、果たして配当を維持できるのか、相当心配になってきた。
減配ならまだしも、無配になりはしないかと。

XOM、CVXの配当政策は、事業目標のトップに位置しているから、
まだ大丈夫そうな気がするけどね。

ただ、XOMの配当利回りが5%台になるほど株価が下落してきたということは、
石油株もタバコ株と変わらずの不人気・低迷株になってきた証かな。

ダウ工業銘柄採用30銘柄で石油はXOM、CVXの2つも存在する。
まだまだ、世界は石油で経済が回っていると思うんだけどな。

2019年8月16日金曜日

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石油株、そして関連株どこまで落ちる_減配しない銘柄を見定める時期かもね

石油株が垂れ下がり。

特にひどいのが、海上掘削石油関連株。ほとんどの人は興味ない銘柄。
・Transocean(RIG)は、5年前には30ドルあった株価も今は3ドル台。10分の1。
・Enscoは名前をValarisに変え、株式併合を行い、過去をなかったことにしそうだ。
海上掘削関連株は世間で言う、ペニー株へまっしぐらな勢い。

次にひどいのが、掘削調査会社シュルンベルジェ。影のオイルメジャーと言われた企業。
5年前は100ドルを超えていた株価も今は、30ドル台で1/3に下落。
減配はまだしていないが、配当利回りは5%台。

そして、Helmerich & Payne, Inc.(HP)は契約掘削会社。
5年前は90ドルを超えていた株価も今は、30ドル台で1/3に下落。
配当貴族銘柄なので1セントの増配を続け、配当利回りは驚異の7%台。
もちろん、業績以上の配当を払っているたこ足状態。

そして、石油メジャー。上記の掘削関連に比べれば、まだましなほう。
・シェブロン(CVX)は、52週最低株価よりはまだ10ドルほど高い。配当利回り4%台。
・エクソン・モービル(XOM)は、昨年末の52週最低株価を更新しそうな60ドル台。
・BP(BP)も、52週最低株価を更新しそうな30ドル台で、配当利回り6.8%台。

川下・川上部門の両方を持っている石油メジャーは、
原油価格の下落を企業内で吸収できるメリットがあるので、
掘削会社よりは原油価格の影響を受けずらい。

川上(石油発掘)のコノコ・フィリップスは52週株価を更新中であるが、
川下(石油製品の販売)部門を持つフィリップス66(PSX)の株価は、
それほど下落していないことが、原油価格下落に対する川下部門の強みとなっている。

1セントでも増配をと躍起になっているのは、シェブロン、Helmerich & Payne。
余裕で増配しているのは、エクソン・モービル。
今のところはね。

減配リスクも十分考慮したうえで、石油株に投資した際の見返りは大きいかもしれない。
しかし、そのタイミングは非常に難しい。

参考までに、書籍「ファンド・マネージャー」に下記の記載があったことを思い出す。

石油の企業幹部らが、
「うちらの株を買いたがる人の気が知れない」
と。

2019年8月11日日曜日

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石油株とタバコ株のPER・配当利回りはほぼ同じようなもの

石油と聞いたら、二酸化炭素排出の『元祖』みたいに扱われる。
ガソリン車より、ハイブリッド車、そして電気自動車。
プラスチックより、紙。
化石電力よりも、再生可能なエネルギー。

原油はいつかなくなると言われて、
エネルギーショックとか省エネとかで、
重宝されていた時代もあったのに...
今じゃ、悪魔の化身みたいな扱い。

タバコ株と変わらないPERと配当利回り。

XOM:PER 17:配当利回り4.81%
CVX:PER 16:配当利回り3.86%
BP :PER 14:配当利回り6.62%

MO:PER 14:配当利回り 6.88%
PM:PER 16:配当利回り 5.53%
BTI:PER 12:配当利回り 7.18%

不人気な株のほうが長期的には利益を持たらす、と信じるなら、
タバコと石油に分散するのはいいアイデアと思う。
両業種とも増配しているにもかかわらず、高配当が多いということは、
株価が低迷している証。
どっちとも、永久に株価低迷しないとも限らないけど、
原油価格が過去に100ドルだったのは、それほど昔ではない。2014年頃の出来事。

2019年7月25日木曜日

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今敢えてGE、GM、F、XOM、CVXに投資する理由

過去にエクセレント・カンパニーと呼ばれていたような銘柄GEに投資する人いる?
自動車産業はどう?
石油産業もどう?

SNS、フィンテック、カード決済会社だけが世の中の経済を回しているわけでは無いが、
まるで世の中、上記の産業以外は負け犬のような有様。
特に、重厚長大産業。

原油価格100ドル時代が懐かしく思える。
例えば乗用車、所有の時代からシェアの時代といっても、
人口が増え、住協が増えれば、道路も増えることから、シェアの時代ができても
自動車生産台数は長期で見れば落ち込まないかもしれない可能性がある。

旅客機を飛ばすのに、電気や水素で今可能か、否いまだにジェット燃料、石油だ。
石油燃料を使用しないコンテナ船がなければ、満足に日本には食糧さえ運ばれて来ない。
石油発掘・精製がなくなるとは思えない。

カード決済は、過去には”お金の持ちわせの無いときに利用する後払い”手段から、
"現金を持つ必要のない決済カード"に変わったことで、企業価値が大幅に見直しされた。

しかし、モノの買わなければ、カード決済は行われない。
そう、モノの消費がカード決済を支えている。

自動運転の時代がすぐに来なくても、
他の要因で自動車台数の需要が喚起されるイベントは全くないのか。

また、原油価格が過去100ドル台に上昇したのは、何が原因だったのだろうか?
考えたことある?

流行テーマを追っても、結局のところ、後になって、
あれは何だったのだろうというのが、良くある。
過去の3Gはどうだった?
今は5Gだけどね

GE以外のGM、F、XOM、CVXはすべて配当銘柄で利回りはそこそこいい。
GEとて、タービン事業はなくてならない企業。

人々が忘れているような銘柄に投資する際、なぜか株価は安いと思ってしまう。
iPod、iMac、iPhoneをまだ用意していない時代のアップルを想像する。

ビザ株は、昨夜最高値更新だけど、いずれモノの消費量が落ちたときに
ビザのネット決済量が増え続けるとは思えないんだが、どうなんだろう。

2019年7月12日金曜日

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ダウ平均最高値をよそに自動車株、石油株、タバコ株のPERはダウ平均以下

ダウ平均のPER値は、18後半。

①自動車株のPERと配当利回りは下記の通り。
GM株の過去1年のPERが一桁台って本当か?

フォード:PER(TTM)13.11:配当利回り5.93%
GM:PER(TTM)6.11:配当利回り3.99%

②石油株の米国2大メジャーは、ダウ平均のPERに近い。

エクソン・モービル:PER(TTM)17.87:配当利回り4.49%
シェブロン:PER(TTM)17.34:配当利回り3.79%
コノコ・フィリップス:PER(TTM)9.95:配当利回り1.99%
BP:PER(TTM)14.10:配当利回り6.01%

③タバコ株の株価は低迷というか過去数年で下降中に近い。
※BTIの過去1年のPERがYahoo!Financeでは驚異の1.65だが、何かの間違いのような気がする。
 ADR銘柄だからね。

アルトリア:PER(TTM)15.01:配当利回り6.53%
フィリップ・モリス・インター:PER(TTM)16.43:配当利回り5.74%
BTI:PER(TTM)1.65???:配当利回り7.3%

これらの銘柄で、ダウ平均を上回るPER銘柄は存在しない。人気株でないことは明らか。
そのくせ、コノコ・フィリップスを除き、配当利回りは良い。
人気がない分、配当利回りが高くなっている。
これらの銘柄がPER20台まで買われるようなことになったらと思うと、
この配当利回りはおいしい。
10銘柄で3銘柄位、将来PER20までいけば、打率は3割。
株価下落でも、配当利回りと低PERが株価下値の支えになる。

高PER銘柄なら、「上昇する株価はさらに上昇する」とも言う面もあるから、
低PER、高PERどっちが良い悪いじゃないんだけどね。

※上記すべてのPER、配当利回りは、Yahoo!Financeから。

2019年6月7日金曜日

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5年間ダウ銘柄を持ち続けたら、配当利回りが現在を上回る銘柄

2012年度末の各ダウ銘柄株価終値で、今までダウ銘柄を持ち続けていたら、
配当利回りでどれだけの差がつくかを検証。

下記表は、5年前の投資元本での配当利回りと現予想配当利回りの利回り差分欄
を降順で並べている。

5年前に投資して持ち続ければ、
Boeingは9%台
Microsoftは6%台(当時の株価は20ドル台!!!! 信じられない)
になっていた。

悲しいことに、5年前よりも今のほうが年間配当利回りが良いのは
Chevron
Exxon mobil
IBM
の3銘柄。逆張り観点なら、これらの銘柄は魅力的だ。

ダウ29銘柄中26銘柄は5年前から持ち続けたほうが、配当利回りが現在よりも良い。
約89%(=26/29)の確率なんだから、一度買ったら持ち続ける、いける。


2013年度
年間配当金
2012-12-31
株価終値
2013年度の
配当利回り
2018年度
年間配当金
2012年末の
投資元本での
2018年度の
配当利回り
現在の
予想配当利回り
Yahoo!Finance
5年前の投資
で得られた
利回り差分
BA $1.94 $75.36 2.57% $6.84 9.08% 2.41% 6.67%
MSFT $0.97 $26.71 3.63% $1.72 6.44% 1.49% 4.95%
UNH $1.05 $54.24 1.94% $3.45 6.36% 1.49% 4.87%
CSCO $0.65 $19.65 3.31% $1.28 6.51% 2.69% 3.82%
HD $1.56 $61.85 2.52% $4.12 6.66% 2.87% 3.79%
INTC $0.90 $20.62 4.36% $1.20 5.82% 2.86% 2.96%
JPM $1.36 $43.97 3.09% $2.48 5.64% 3.02% 2.62%
MCD $3.12 $88.21 3.54% $4.19 4.75% 2.34% 2.41%
MMM $2.54 $92.85 2.74% $5.44 5.86% 3.61% 2.25%
JNJ $2.59 $70.10 3.69% $3.54 5.05% 2.90% 2.15%
DIS $0.86 $49.79 1.73% $1.72 3.45% 1.33% 2.12%
MRK $1.73 $40.94 4.23% $1.99 4.86% 2.78% 2.08%
TRV $1.96 $71.82 2.73% $3.03 4.22% 2.25% 1.97%
PFE $0.96 $25.08 3.83% $1.36 5.42% 3.47% 1.95%
AAPL $1.69 $76.02 2.22% $2.82 3.71% 1.76% 1.95%
V $0.35 $151.60 0.23% $3.52 2.32% 0.62% 1.70%
NKE $0.44 $51.60 0.84% $1.64 3.18% 1.49% 1.69%
PG $2.37 $67.89 3.49% $2.84 4.19% 2.90% 1.29%
AXP $0.86 $57.48 1.50% $1.44 2.51% 1.36% 1.15%
UTX $2.20 $82.01 2.68% $2.84 3.46% 2.33% 1.13%
VZ $2.08 $43.27 4.80% $2.37 5.48% 4.43% 1.05%
KO $1.12 $36.25 3.09% $1.56 4.30% 3.26% 1.04%
WBA $1.18 $37.01 3.19% $1.68 4.54% 3.57% 0.97%
WMT $1.88 $68.23 2.76% $2.08 3.05% 2.09% 0.96%
GS $2.05 $127.56 1.61% $3.15 2.47% 1.86% 0.61%
CAT $2.32 $89.61 2.59% $3.28 3.66% 3.44% 0.22%
CVX $3.90 $108.14 3.61% $4.48 4.14% 4.18% -0.04%
XOM $2.46 $86.55 2.84% $3.23 3.73% 4.92% -1.19%
IBM $3.70 $191.55 1.93% $6.21 3.24% 5.10% -1.86%