2020年5月30日土曜日

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石油株を買ってしまう罠_21世紀のシーゲル銘柄

昨年のチャイナショックも、今回のコロナショック(まだ終わっていない?)も、
暴落期間が短すぎ。
リーマンショックのように数年間低迷すると思い、焦らずに買おうかと思っていたら、
あれよというまに、S&P500は$3,000回復している。
近頃の暴落は待ってくれない。

結局、ビザやマイクロソフトのような、人気株は値を戻して、
逆に、石油株やタバコ株は沈んだまま。

ビザもマイクロソフトも130ドル台で買えたのに、っていつもの買い逃しパターン。
そのくせして、エクソンが30ドル台で安すぎといって、そっちを買ってしまう。

なぜ、こんなことになるかというと、毎日、原油価格を報道するからだよ。
原油価格がマイナスだ、原油価格がマイナスだ、って騒ぐから、
関心事が石油(関連)株ばかり追ってしまう。

ビザやマイクロソフトなんか、身近に接している商品でよく知っているくせして、
石油事業のことなんか、まるっきりわからないのに手を出してしまう。

S&P500が$3,000を回復しても、石油株はまだ立ち直れていないじゃん。
まぁエクソンは45ドル台までは回復しているけど、
シェブロンは100ドル未達、BPは20ドル台。

最後の望みは、オイルメジャーが21世紀のシーゲル銘柄になる夢を見ることだな。
20世紀のシーゲル銘柄はタバコ株だったけど、21世紀は石油株。
どっちも、世間では嫌われているくせして、
実はなかなか手放せない商品を扱っている点は同じ(嗜好品と必需品)。

嫌われているから、株価は上昇しない、そのくせして増配に関しては几帳面。
すでに減配したシェルは除く。

タバコ株は、すでにシーゲル銘柄として有名になったので、
過去程の投資利回りは望めないけども、石油株は望めるかもって思ってしまう。

夢見てもいいよね。

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