2019年9月2日月曜日

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買う理由が見つからないエネルギー株_悲観のなかで何かが生まれている?

私たちは、原油なんか必要としていない位、エネルギー株は底なし沼に陥っている。

・自然環境の悪者として扱われ、化石産業と呼ばれる
・景気後退時の景気敏感株として扱われる
・掘削技術の進化に伴い、供給が拡大し、供給の安定性が逆に原油価格を下落させる

唯一、メリットがあるとすれば、配当利回り位しかない。
エクソン・モービルは5%、シェブロンは4%、BPは6%。
石油掘削・調査企業のほうはさらに凄い、
シュルンベルジェは6%、Helmerich & Payneは7%で両銘柄ともたこ足配当状態。

君たちは、タバコ株かと言いたくなる。
どちらも、環境にやさしくなく、煙たがれ、のけもの扱いされる。
しかし、決算は黒字で、配当利回りはいいんだよな。
倒産リスクが高まっている銘柄とは違う。
たこ足配当については無配、減配のリスクがあるが、
石油メジャーはまだその点安心ではある。

バリュー投資家なら、「悲観の最高潮は、最高の買い場」。

しかし、買う理由がみつからない株を買うのは、確かにどう考えても買えない。
配当がいいだけでは買えない。

買う理由を探さないといけない。
見逃すにはなぜか、これらの銘柄に後ろ髪惹かれてしまう。
『原油がない社会が想像つかないから。』





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