2019年9月1日日曜日

記事

ビザを景気循環株として考えてみる

ビザのカード発行枚数が毎年増加しているのは承知済み。
そこで、カード1枚当たりの平均決済件数の推移を検証。
これで、過去の年度で景気が傾くと、
1枚当たりのカード利用件数が減ることがあるのかを確認。

年度報告書には、 カード発行枚数と決済処理件数の数値が記載されているので
それをそのまま割り算することで、カード1枚当たりの決済件数として当てはめた。

※決済処理件数が、発行済みカードの決済のすべてを含むかどうかは考慮しない。というか、わからない。

年度 カード発行枚数 決済処理件数 カード1枚当たりの
平均決済処理件数
2018 3,243,000,000 170,000,000,000 52.42
2017 3,143,000,000 141,200,000,000 44.93
2016 3,009,000,000 148,500,000,000 49.35
2015 2,402,000,000 98,400,000,000 40.97
2014 2,219,000,000 89,700,000,000 40.42
2013 2,128,000,000 81,600,000,000 38.35
2012 2,011,000,000 77,600,000,000 38.59
2011 1,897,000,000 70,800,000,000 37.32
2010 1,808,000,000 62,200,000,000 34.40
2009 1,717,000,000 56,700,000,000 33.02
2008 1,592,000,000 50,300,000,000 31.60
2007 1,254,000,000 44,000,000,000 35.09
2017年度と2008年度は前年度比で1割ほど落ちている。
景気次第では、カードの利用頻度(1枚当たりの決済処理件数)は落ちている。

カード発行枚数が落ち着き始めると、
景気循環株になることも考慮しておいたほうがよいかもしれない。

現状、1年間で1枚当たり50回ぐらいのカード利用回数は、1か月間では4,5回の利用。
まだまだ、増えそうな気がするね、キャッシュレスを目指す世の中ならば。

0 件のコメント: