カード決済大手のビザ、マスターの株価はとろいし、
景気に大きく左右(=カード決済金額や件数)されるから、
AIからも距離を置いているし、
外見上、金融業(本当はIT業)に見られているから、
意外と人気化しずらい企業なのかもしれない。
GAFAMのCEOのような派手さは、
ビザやマスターのCEOにはないし、
むしろ、誰なのか、すら認知されていないだろうし。
ただ、何はともあれ、カード決済の大手の座はゆるぎない。
ペイパル、ブロック(スクウェア)などの新興企業による
フィンテックブームが来ても、カード決済の砦は堅かった。
むしろ、ビザ、マスターの存在なしで、
ペイパル、ブロックの事業が機能するとは思えん。
米国株式市場の時価総額トップ10には君臨しないが、
トップ20には君臨している、ビザとマスター。
その控えめな時価総額?が逆に、人気化しない所以かもしれない。
ビザとマスターは、会社自体は古い企業だが、
上場会社とみると非常に歴史の浅い企業。
上場年数から見れば、アップル、マイクロソフトよりは遥かに浅い。
古くて若い企業のカード決済IT企業。
この銘柄が俺的に大好きな理由は、
世間一般的に金融業と間違って認知されていること。
カード貸倒債務は負わないのに、負うように思われていること。
必要以上に株価下落を加速させてしまうんで、
俺的には非常に好機に映る。
株式投資をするうえで大事なことを教えてくれたのがビザ。
アップル、マイクロソフト、テスラとか、なら
事業とか業績の説明をしてくれる投資サイトがたくさんあるで誤解は生じないが、
不人気な株というのは、自分で調べないと本当のところが、わからない。
俺も当初はビザ、マスターは金融業の一つと思っていたが、実際は違う。
カード決済の仕組み自体は、俺には理解不能だったが、
カードの貸倒れ債務が生じないカード発行業務をしていない、
ことだけは十分理解できた。
それだけで十分、株式投資には有利になる。
不景気になって必要以上に売られたときのビザは輝いて見える。
アメックスは金融業。バフェット氏の永久保有銘柄だが、俺はビザを好む。チキンなんで。