2024年12月19日木曜日

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オールド・ハイテク企業でも群を抜く、ビザとマスターカード。

オールド・ハイテク企業の代表銘柄と言えば、
IBMとかHP、インテルが浮かぶ。
今ではGAFAMの台頭により、
語られることも少なくなったし、
株価も冴えない(失礼!)。

オールド・ハイテク企業が全部落ち目かと言うと、
違うんだなぁ。
ビザとマスターカードがあるじゃない。

メイン事業がクレジットカード決済ではあるが、
ハイテク企業だからね。
決算資料にも、自ら自分はテクノロジー企業だと
名乗っている。

上場は遅かったけど、創業年度から言えば、
オールド企業。
ペイパル、アファーム、ブロックなどの
フィンテク新興企業の台頭もあったが、
時価総額で言えば、
いまだにフィンテック業界のトップの座を
譲っていないビザとマスターカード。

増配率も衰え知らずで大方2桁だし、
株価も長期的には上昇傾向を崩していない。
両銘柄とも今年、過去最高値を更新している。

俺の主観だけどGAFAMよりも、
ビザ、マスターカードのほうに安心感を持っている。
なにせ、ビジネス・モデルが強固過ぎて、今だに健在。
カード決済から得られる消費情報も、
利益となる貴重なサービス商品だからね。

ボーイング、エアバスのような独占企業でありながら、
巨額の設備投資、大型契約を必要とせず、
世界中の人々の日々のカード決済からの
即時手数料を集金するビジネスで、
貸し倒れもないから、基本、資金繰りにも困らない。

唯一の懸念は、景気サイクルの影響を受けるだけの話。
景気が落ち込むと消費が伸び悩むので、
カード決済量、金額とも落ち込むし。

金融不安になると、
金融企業と勘違いされて売られやすい面はあるが、
それは逆に投資機会でもある。
リーマン・ショックなんかは、まさにそれ。
カード発行しているアメックスとは違う(貸し倒れの有無)。

ビザとマスターカードがIPOすると聞いた当時、驚いたもの。上場する必要あるんかと。
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