久々の下落だが、もう金銭感覚がマヒしている。

昨夜の米国株式市場の下落で、
円安の助けもあり、
「資産１千万円程度の目減り程度で済んだな」
と思っている自分を冷静な目で見てみると、
「なんか金銭感覚ずれてきていないか！？」と。

１日で1千万円目減りしたら、
庶民感覚で奈落の底に落ちた感覚になるもの。
でも、評価資産が10億円以上なので率から言えば、
その程度にはなるんだろうけど。

ダウ指数もかつて1万ドル程度で
1000ドル下落したら、暴落扱いだったんだが、
今や4万ドル台だから、大した騒がれない。
むしろ、調整的な下げみたいなもん。

多分、俺の資産評価額の目減りも、
そのイメージと同じ感覚でいる。

ただし、
金銭感覚がズレていると言うか、
マヒしているんだろうけど、浪費・散財はしていない。

いきなり高額な資産が舞い込む高額宝くじ当選と違い、
長い年月かけて資産築いてきたので、
その築いてきた期間を大切にしたい思いが強く、
そう簡単に資産を取り崩す気にもなれない。

今のところ、
働いていた頃の年収相当分は配当で確保できているので、
特段経済的に困らずに過ごせているし、

むしろ、おそらく過去の労働年収を超えるだろうな、
とさえ思っているんで、
ますます利確して株式資産取り崩しをする必要が
無くなっている。

キャピタルゲインでは非現実的な数字で戸惑いがあるが、
インカムゲインは現実的な金額なので、
まだ金銭感覚が維持できているのか、
と自分を客観視している。

とは言え、暴落が来て奈落の底に落とされることもあるしなぁ。

不安ゆえ、保有資産額はデカかればデカいほど良い、
と思っている反面、今度はデカ過ぎて、かえって不安になる。
本当に、株式保有すると不安が尽きない。
でも、不安のない人生もない。
過度に心配せずにいることが大事だな。

日々株価が変動する株式資産って、落ち着かないもの、慣れるしかない。