働いていたときに感じたことの一つが、
人事考課による昇給額とか、
賞与の上昇額って、
長期投資の利益に比べたら
「滅茶苦茶小さいな」、と。
小さいな、とは言え、
年間で見たら数百万円の差がつくんだけどさぁ。
ただ、俺の長期投資の成果からしたら、
こんな額!?で社内競争して、
残業して印象良くして、
あれこれ頑張って、
ときに無理して出世してもなぁ、
と思ったもの。
そこで、r>gを思い知るのよ。
当時は、そんな公式なかったけど、
そういうものだと身に着けていたんだと思う。
それに、
S&P500指数投資の
過去実績投資利回りが7-8%と言われている反面、
会社員で入社から定年までの平均収入が
毎年7ー8%で上昇するわけもなく。
給与格差で格差社会が生まれるほどの収入格差はなく、
やはり保有資産格差が格差社会を生み出している、
と俺は思っている。
それに、あんなに狭い人間関係の職場で、
人事考課されてもなぁ、
所詮は人間関係に大きく依存するし。
そんなのに振り回されるぐらいなら、
株式市場に振り回される方がまだましかも、
って思いながら働いていた時期もあったねぇ。
リタイアしても雇われの身の後悔はまったくなし。