2022年7月24日日曜日

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アメックスが好決算でもビザ、マスターが連れ高せず、なんで?

前の記事ではスナップチャットの醜い決算で、
競合会社の株価も巻き添えを食らって、連鎖安。
メタ、グーグル、ピンタレスト、とかね。

じゃぁ、好決算叩き出したアメックスの
競合会社は連れ高したかと言われれば、ノー。
ビザ、マスターカードの株価沈んでいます。

ちなみに、今回のアメックスの四半期決算では、
「第2・四半期のカード利用額は過去最高」
と言われており、
通期の見通しも上方修正しております。

過去最高、だと?。

インフレだから、
カード利用額が最高なんであって、
カード利用回数が増えた、
とは言っていない。

でも、そうは言っても、
カード決済手数料はマージンで率だから、
カード決済回数よりも決済額のほうが
重要視される。

そう考えれば、
カード決済手数料っていうのは、
黙っていても勝手にインフレに連れ高してくれる。
ディフェンシブじゃん。

一般商品製造・販売している企業は、
価格高騰に頭を悩ましている一方、
カード決済会社は決済手数率(マージン率)
そのままで、インフレを享受できるわけだ。

やっぱ、いいわ、
カード決済の事業モデル。
今だにドミナントだし。

話それたけど、なんで、
ビザ、マスターの株価が連れ高しなかったか、
不思議?

正直分からない、あえて言えば、
俺の勝手な推論だけど、
娯楽としての海外旅行に伴う国際カード決済ボリュームに関して
まだ、確信がもてないからじゃないかと、思っている。
あと、カード保有者層も違うだろうし。

アメックスは、「旅行と娯楽分野向けのカードでの支出」
がパンデミック開始前の水準を初めて上回った、
と言っていたが、
アメックスは法人カードのイメージが強いんで、
ビジネス出張目的の旅行が復活しているんだろうな、
だと俺は解釈している。

世界的な海外旅行の復活の兆しが見えない中、
娯楽としての旅行需要がどこまで復活しているかは、
ビザ、マスターカードの決算待ち、なんだろうな。

それでも、カード決済会社のビジネスって美味しい過ぎだろう。

仮想通貨よりも、ビザ、マスター株のほうが良いと思うのは、
頭が固いせいかねぇ。

フィンテック、BNPLのバズワード聞かなくなったねぇ。ってことは、?
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