クレジットカードは魔法のカード。
全額なくても、残りのお金は後で払えば何とかなるっしょ。
これが行き着くと、今お金ないけど、後で払うから先に消費。
BNPLってやつね。
4月ごろのブルームバーグの記事。
「米大手銀、クレジットカード利用額急増-懸念材料相次ぐも消費落ちず」
5月の日経記事だと、これ。
3月の米消費者信用残高、14.0%増 「リボ払い」急増
これらの記事見るとさ、だんだん気が滅入って来るでしょう。
でもね、こんなロイター記事もある。
「米カード利用動向、景気後退の兆し見られず=アメックスCEO」
で、一息ついていたら、
「4月米消費者信用残高は380.7億ドル増、クレジットカード利用活発」
ダメポ。
金なくても消費は衰えずに後払いで何とか、なるっしょ。
ならんよ、ほとんどの場合。
カード破産が増えれば、世間一般のイメージとして、
カード会社の株価は売られる、と思うだろう。
それで、ビザ、マスターが売られたら、またとない機会。
カード破産して、直接債務を負う(損する)のはカード発行会社。
ビザ、マスターはカード発行会社ではない。
間接的には影響を受けるだろうけど、
発行会社に比べたら、かすり傷程度。
カード破産によるカード決済金額(または件数)の落ち込みと、
コロナ収束による旅行関連のカード決済金額(または件数)の上昇。
まぁ今の相場状況だと、カード破産がクローズアップされそう。
でも、それで大きく影響受けるのは銀行とかのカード発行会社だから。
リーマン・ショックの時に学んだことが、まさにこれ。
ビザとマスターはカード破産による貸し倒れないんだから、
と論じていたアナリストの記事を思い出す。
アメックスは、貸し倒れに耐えきれずに、
事業形態の変更を余儀なくされた。
カード決済の手数料で儲けている。
ビザとマスターで注目すべきは、
カード決済件数とかカード決済金額の動向。
世間が思っているイメージで株価が売られる。
これほどおいしいことはないのが、
ビザとマスターの特徴。
まだ、しばらく様子見してから。
「リボリング払い」、この名前考えたの誰?_なんか悪いイメージに聞こえない。
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