2022年6月10日金曜日

記事

高インフレでもカード利用が活況。ビザ、マスターに災難が起こりそうな感じ、でも長期では安くで買える機会?

クレジットカードは魔法のカード。
全額なくても、残りのお金は後で払えば何とかなるっしょ。
これが行き着くと、今お金ないけど、後で払うから先に消費。
BNPLってやつね。

4月ごろのブルームバーグの記事。
「米大手銀、クレジットカード利用額急増-懸念材料相次ぐも消費落ちず」

5月の日経記事だと、これ。
3月の米消費者信用残高、14.0%増 「リボ払い」急増


これらの記事見るとさ、だんだん気が滅入って来るでしょう。
でもね、こんなロイター記事もある。
「米カード利用動向、景気後退の兆し見られず=アメックスCEO」

で、一息ついていたら、
「4月米消費者信用残高は380.7億ドル増、クレジットカード利用活発」
ダメポ。

金なくても消費は衰えずに後払いで何とか、なるっしょ。
ならんよ、ほとんどの場合。

カード破産が増えれば、世間一般のイメージとして、
カード会社の株価は売られる、と思うだろう。
それで、ビザ、マスターが売られたら、またとない機会。
カード破産して、直接債務を負う(損する)のはカード発行会社。
ビザ、マスターはカード発行会社ではない。

間接的には影響を受けるだろうけど、
発行会社に比べたら、かすり傷程度。

カード破産によるカード決済金額(または件数)の落ち込みと、
コロナ収束による旅行関連のカード決済金額(または件数)の上昇。

まぁ今の相場状況だと、カード破産がクローズアップされそう。
でも、それで大きく影響受けるのは銀行とかのカード発行会社だから。

リーマン・ショックの時に学んだことが、まさにこれ。
ビザとマスターはカード破産による貸し倒れないんだから、
と論じていたアナリストの記事を思い出す。

アメックスは、貸し倒れに耐えきれずに、
事業形態の変更を余儀なくされた。

カード決済の手数料で儲けている。
ビザとマスターで注目すべきは、
カード決済件数とかカード決済金額の動向。

世間が思っているイメージで株価が売られる。
これほどおいしいことはないのが、
ビザとマスターの特徴。

まだ、しばらく様子見してから。

「リボリング払い」、この名前考えたの誰?_なんか悪いイメージに聞こえない。
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