2019年9月2日月曜日

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積立投資のデメリットは、最後の最後まで利益が確定されれない恐怖

積立、長期、配当再投資でもいいんだけど、これらの投資が続かない理由は?

それは利益が現実的に確定されない恐怖との戦いが、
数十年続く不安。

利益は出ていても投資を続けなければならないから、
現金としての利益は確定されない。
ただし、税金も確定されないメリットはある(配当を除く)。

あるのは、保有している株式数が増えてゆくだけ。
保有している株の評価額と投資額を差し引いて利益がでていても、
それはあくまでも机上の計算であって、実際には利益を手には入れていない。

これは、バフェット氏やビルゲイツ氏にも同様に当てはめる。
彼らが、数兆円の資産を持っていたとして、それはあくまで資産評価額であって、
現金ではない。
彼らが、持ち株をすべて売れば、その株数の多さから株価の値を崩し、
税金も取られるので、実際に手にする現金は減る。

話を庶民に戻すと、計算上は利益がでているので長期投資で安心できるはずなのだが、
やはりきついのが、株式市場のバブル。
長期で積み立てた利益が、リーマンショックであっというまに、元本割れする恐怖。

能書きや教えなどいらない、不安と恐怖そのものだ。
リーマンショックとて数年たてば元に戻る?
歴史に学べだ!?
はぁぁぁぁぁぁ、数十年長期投資をして、大損こいている人に、そんなこと言えない。

この経験をもとに、株式の短期売買に走る人が出てくる。
すぐそこにある利益は全て頂けるうちに頂くのだと。
忍耐なんか必要ないと悟り始める。

どっちが優れているかではない。

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