バフェット氏は、Occidental Petroleum Corporationへ100億ドルの投資を行っている。正確には、優先株式および普通株式購入のワラントになる。
バフェット氏のエネルギー株への投資は、航空株同様に好まれる傾向にある。
そのOccidental Petroleum Corporation株は今や予想配当利回り10%近くまで売り込まれている。
エクソン・モービル、シェブロン、BP、シェブロンの1.5倍の配当利回りを達成している。減配リスクがないわけではないし、配当性向もたこ足状態。
エネルギー株は相場環境が悪かったうえに、新型肺炎による影響で経済活動が滞り、さらに売り込まれている。
大手エネルギー株の配当貴族没落は時間の問題かもしれない。
配当性向の観点では配当を維持できないから、配当を出すための資金繰りのほうに関心が移っている。
しかし、過去のオイルショックに比べれば、まだましかもしれない。
とりあえず原油枯渇の心配は、シェール革命でなくなったのだから。
いま、原油の価格を決めるのは、明らかに需要と供給によるもの。
そして、いま原油は供給過多だから価格が下落している。
新型肺炎で経済が停滞するとの憶測から原油の需要が急速にしぼみ始めているので、
更に供給過多と思われている。
いずれ、供給が萎みすぎて、需要が旺盛になった時、原油価格は上昇し始める。
それまでに、エネルギー株が存続してくれれば、そして配当を維持してくれれば、報われる日が来るのか知れない。
『あの時』買っておけばの『あの時』は買わなきゃ来ない
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