ラベル GE の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル GE の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年4月27日月曜日

記事

個別銘柄長期投資には「あなた」の『幸運』も必要。GEにする、アップルにする。

株式投資で毎回売買する際には、それなりの理由を考えてのこと、と思う。

指数投資、個別投資でも、この銘柄は私に利益をもたらすと。
そうでないと、少なくとも現物買いはできない。

長期目的で現物買いをする理由は何だろう。

・過去の暴落の歴史を調べて、数年後には米国指数は上昇していた。
・リーマンショック、世界恐慌の教訓から財政、政策出動を迅速に今回行ってきた。
・いずれワクチンが出回れば、V字か、U字か知らんが、景気回復すると誰かが言っている
・なんだかかんだと言って、米国指数は長期では右肩上がりで上昇してきたんだから。

ハッキリ言って、どれも明確な根拠ではないと思っている。
なんとなく、感覚的みたいな後付けの理由。
過去の実績の流れに従っているだけなんだよな、結局の所。

それと、長期投資でも選択銘柄によっては「運」もあるだろう。
かつて時価総額一位のGE株を長期投資していたら、「億り人」になれただろうか?
マッキントッシュが好きで1980年代から記念にアップル株を持っているような、
特異な人のほうが「億り人」になれただろう。
両銘柄とも、現時点での話ではあるけど。

発想を変えればだよ、
GE株が10倍株になるには今の株価から70ドルになればいいのだから、
数値感覚でみれば、”もしや”って思ったりもする。
今じゃ、時価総額も小さいからね。

かつてのアップルも一時期は倒産瀬戸際だったのだからね。
今のGEはその状況と似ている。
もてはやされる企業が転げ落ちるのは早い、本当に早いよ。
アップルはCEOに恵まれているから、今のところは。

個別銘柄は運に左右されるなら、指数投資って思うけど、
指数投資で10倍株の夢は見れない(よね)。
個別銘柄のJ&J、P&Gで10倍株を夢見れるかというと、
人生100年でも難しいような気もする。

所詮、素人の個人投資家レベルなんだから、投資も怠け癖はついてしまう。
バフェット氏やシーゲル氏の熱心さには敵わないし、真似すらできない。

運に頼りたくないから、何かの情報にすがるけど、結局投資先企業のHPすら見ないんだよな。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村

2019年8月19日月曜日

記事

GEの不正疑惑報道から、分散投資の在り方を考える

GEの不正会計疑惑で、個別銘柄投資の弱点を突かれた感じ。
それでも、GEの不正疑惑はまだ疑惑だけで確定した訳じゃないから、
過去のワールドコム、エンロンと同じに扱ってはまずい。

貴方が運悪く、当時の人気に乗ってワールドコム、GE、エンロンに投資をしたのと、
20年前には不人気だったアップル、アマゾン、マイクロソフト株を持ち続けるのと、
の違いは何?と思う。

大した違いはないと思う。
多分、当時の時点で今のようになるとは誰も想像していない。

アップルを買わずに、サンマイクロシステムズを買っていたほうが賢いと、
思われていた時期もあった。
サンマイクロシステムズがアップルを買収する憶測が飛ぶぐらいだったから。

しかし、アップルは倒産の危機を耐え、サンマイクロシステムズはオラクルに買収された。

なら、当時から下記の銘柄すべてに投資しておけばいいんじゃない?

ワールドコム、GE、エンロン、アップル、アマゾン、マイクロソフト、サンマイクロシステムズ。

現在までに残ったのは、アップル、アマゾン、マイクロソフト、GEの4銘柄だけ。
しかし、これで残り4社分の損失を賄うことができる。
S&P500の投資利回りよりは利益が出ていると思うけどなぁ。

『GE株を持ってなくて良かった』ではなくて、
『アップル、マイクロソフト、アマゾンを売らずに持っておいて良かった』
と言えるのが分散長期投資の在り方と思う。
ちょっと出来過ぎの銘柄演出だが、こうでもしないと読んでくれないでしょう?

インデックス投資だと、銘柄への執着はない。
別になくてもいいんだけどね。
でもね、この執着とういか執念がハイリスク・ハイリターンの源と思ってる。
1銘柄だとあまりにもリスキーだから、銘柄は分散しておく。

でもね、自分の知りもしない銘柄が組み込まれているETFは、
正直引くし、組入銘柄数多すぎなんだよな。
1銘柄が株価2倍になっても恩恵少ないから。

2019年7月29日月曜日

記事

リーマンショックを待たなくても、暴落している株はある

『割安になれば、株を買う』と言うけれど、
割安株を放置するほど株式市場は、暇なのか?
割安と判断された時点で、買いが殺到し株価は上昇、割安でなくなる。

リーマンショックで買えなかった人が、
次に来るかもしれないリーマンショック級の暴落で買えるとは思わない。

株式市場全体の暴落を待たなくても、個別銘柄で暴落している株はある。

例えば、GE。
リーマンショック前後の'07年10月に株価$40が、'09年3月には底値$6台まで沈んだ。
それが、'16年の株価$30が'18年には再度$6台に沈んだ。

将来GEが企業分割されて解体されるリスクもあるが、
GE事業の「航空」と「電力」部門は見逃せない。

航空事業はボーイング社が抱える受注残が下支えになる。
電力事業はクリーンエネルギーの移行が支えになる。
ジェットエンジン、タービンを製造できる企業は限られる。
ボーイングとて、誰かにジェットエンジンを納品してもらう必要がある。

個人的には、GE株への投資が世間で言われるほど、愚かなことではないと思っている。
しかし、ビザを尻目にGE株に投資するには、
はるかに多くの度胸と忍耐を必要とすることは確か。
GEが復活した際には、今のビザよりも見返りが多いことを期待するしかない。

そして、SLB、シュルンベルジェ。
大手石油メジャーを支える陰のメジャーと言われている。
2017年には$115の株価が、今では$40。半分以下にまで下げた。
直近減配こそしていないが、たこ足配当になっている。

この企業がいてこそ、そこに原油が眠っているかどうかを調査してくれる貴重な会社。
原油価格に連動しやすい銘柄でもあるため、株価の変動も激しい。

上記の2銘柄に投資したとしても、なんら恥じることはない。
S&P500の指数銘柄に組み込まれている。

2019年7月25日木曜日

記事

今敢えてGE、GM、F、XOM、CVXに投資する理由

過去にエクセレント・カンパニーと呼ばれていたような銘柄GEに投資する人いる?
自動車産業はどう?
石油産業もどう?

SNS、フィンテック、カード決済会社だけが世の中の経済を回しているわけでは無いが、
まるで世の中、上記の産業以外は負け犬のような有様。
特に、重厚長大産業。

原油価格100ドル時代が懐かしく思える。
例えば乗用車、所有の時代からシェアの時代といっても、
人口が増え、住協が増えれば、道路も増えることから、シェアの時代ができても
自動車生産台数は長期で見れば落ち込まないかもしれない可能性がある。

旅客機を飛ばすのに、電気や水素で今可能か、否いまだにジェット燃料、石油だ。
石油燃料を使用しないコンテナ船がなければ、満足に日本には食糧さえ運ばれて来ない。
石油発掘・精製がなくなるとは思えない。

カード決済は、過去には”お金の持ちわせの無いときに利用する後払い”手段から、
"現金を持つ必要のない決済カード"に変わったことで、企業価値が大幅に見直しされた。

しかし、モノの買わなければ、カード決済は行われない。
そう、モノの消費がカード決済を支えている。

自動運転の時代がすぐに来なくても、
他の要因で自動車台数の需要が喚起されるイベントは全くないのか。

また、原油価格が過去100ドル台に上昇したのは、何が原因だったのだろうか?
考えたことある?

流行テーマを追っても、結局のところ、後になって、
あれは何だったのだろうというのが、良くある。
過去の3Gはどうだった?
今は5Gだけどね

GE以外のGM、F、XOM、CVXはすべて配当銘柄で利回りはそこそこいい。
GEとて、タービン事業はなくてならない企業。

人々が忘れているような銘柄に投資する際、なぜか株価は安いと思ってしまう。
iPod、iMac、iPhoneをまだ用意していない時代のアップルを想像する。

ビザ株は、昨夜最高値更新だけど、いずれモノの消費量が落ちたときに
ビザのネット決済量が増え続けるとは思えないんだが、どうなんだろう。

2019年7月18日木曜日

記事

投資体験は身銭切らなきゃ身につかない

自分の投資銘柄を雄弁に語ったところで、その真意は伝わらない。
高配当銘柄、逆張り銘柄なんてのは特にそう。

高配当株には、『減配リスクが潜んでいる』とか、と言われても、
貴方の買った高配当株がアルトリア株なら、こんな話はピンとこないかもしれない。
いつまでたっても減配なんかしないし、増配しているから。
でも、GEとKHCなら、それを体験できる。

逆張りならマイクロソフト株。
2016年までは2000年の最高値を超えられずに低迷していたのに、
2017年からは飛躍の年になった。
結局、Linuxもオープンソースも脅威にはならなかった。
共存すればよかっただけ。

マイクロソフト株ではなく、エクソン・モービル株だったらどうだろうか?
原油価格が底をついた2015年からエクソン・モービル株を買っても、
一時は上昇基調にあった株価も今は下落中。

上記のような銘柄による成功・失敗体験は、10年の間に何度も出会う。
1日・週間・年間の短期売買なら、巡り合わないかもしれないが。

高配当株はあれこれだとか、暴落はチャンスとか言っているけど、
こんなのは経験しないと身につかない。

(ミスは避けようがないので)ミスは小さく、成功は大きく、これができれば最高。
でも、真意は伝わらないと思うよ、経験しないと。

2019年7月14日日曜日

記事

ビザ・GEの株価上昇率はほぼ互角、2019年度からはね

ダウ銘柄から除外されたGEは、2019年度に入ってからは、ビザ並みの株価上昇率。
参考までにIBMも追加しておいた。

2019年1月2日の終値からの上昇率は、
GE:33.97%
VISA:35.67%
IBM:23.90%

GEもいい線いっている。株価が1桁台のためか、株価のボラは大きいが、
ビザよりはるかにキャピタルゲインが取れる。
キャピタルゲインがメインというのなら、ボラの高いGEのほうがよほど効率がいいぞ。
まぁ、ビザのほうがきれいな右肩上がりなので、安心感はあるけど。

ビザもGEも配当利回りは、互角の0.5%台。
銘柄情報で違うのは時価総額と株価が3桁と1桁の違いだ。
業績でいえば、ビザは黒字で、GEは赤字。
10年かけてキャピタルゲイン狙うなら、ビザのほうが安心感はあるけど、

GEの黒字復活を期待して、その勢いに賭けるのもあり。
GEの株価10ドルが将来20ドルになるのは、
ビザ株価180ドルが将来360ドルになるのと
同じ投資利回りになる。