2019年8月19日月曜日

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GEの不正疑惑報道から、分散投資の在り方を考える

GEの不正会計疑惑で、個別銘柄投資の弱点を突かれた感じ。
それでも、GEの不正疑惑はまだ疑惑だけで確定した訳じゃないから、
過去のワールドコム、エンロンと同じに扱ってはまずい。

貴方が運悪く、当時の人気に乗ってワールドコム、GE、エンロンに投資をしたのと、
20年前には不人気だったアップル、アマゾン、マイクロソフト株を持ち続けるのと、
の違いは何?と思う。

大した違いはないと思う。
多分、当時の時点で今のようになるとは誰も想像していない。

アップルを買わずに、サンマイクロシステムズを買っていたほうが賢いと、
思われていた時期もあった。
サンマイクロシステムズがアップルを買収する憶測が飛ぶぐらいだったから。

しかし、アップルは倒産の危機を耐え、サンマイクロシステムズはオラクルに買収された。

なら、当時から下記の銘柄すべてに投資しておけばいいんじゃない?

ワールドコム、GE、エンロン、アップル、アマゾン、マイクロソフト、サンマイクロシステムズ。

現在までに残ったのは、アップル、アマゾン、マイクロソフト、GEの4銘柄だけ。
しかし、これで残り4社分の損失を賄うことができる。
S&P500の投資利回りよりは利益が出ていると思うけどなぁ。

『GE株を持ってなくて良かった』ではなくて、
『アップル、マイクロソフト、アマゾンを売らずに持っておいて良かった』
と言えるのが分散長期投資の在り方と思う。
ちょっと出来過ぎの銘柄演出だが、こうでもしないと読んでくれないでしょう?

インデックス投資だと、銘柄への執着はない。
別になくてもいいんだけどね。
でもね、この執着とういか執念がハイリスク・ハイリターンの源と思ってる。
1銘柄だとあまりにもリスキーだから、銘柄は分散しておく。

でもね、自分の知りもしない銘柄が組み込まれているETFは、
正直引くし、組入銘柄数多すぎなんだよな。
1銘柄が株価2倍になっても恩恵少ないから。

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