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2020年3月12日木曜日

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B級ホラー映画よりはるかに怖いでしょう。売りのカオスって。

リーマンショックの怖さは、下落が収まったかなと思ったら、更に下落があったこと。
それで当時の最高値から60%も下落することになった。

新型肺炎から始まって、原油下落と
『ワンツーパンチ』(バフェット氏の解釈)が来たわけだが、
最後のノックアウトパンチが来やしないかと、
思ってみんな冷や冷やしている訳だ。
ダウ指数2万4千ドルからの下落60%なら、ダウ指数は1万4千ドルほどだ。

リーマンショック時のダウ指数は6千ドル台までいったはず。
2009年からわずか11年越えで、
6千ドル台が2万4千ドル台まで4倍に跳ね上がったわけ。
11年で投資元本4倍っていう金融商品はあまりお目にかからない。
11年間で3倍の利益で十分と思うなら、
ダウ30指数が1万8千ドルまで下落しても不思議ではない。

個別銘柄でみると、リーマンショックのときは、
アメックス、ウェルズ・ファルゴが10ドル台まで、ビザは確か、40ドル台までに
売り込まれていた。

その当時の株と今現在の株価を比較すると、10年経過して

アメックスは86ドル、
ウェルズ・ファルゴは29ドル、
ビザは640ドル(現株価160ドル×株式分割4)

10年間の投資利益なら、含み益はまだ、これだけあるということ。
確かに、2月末からの株価下落は痛手だが、
10年間の投資期間で見れば、どれも倍株になっている、

アメックスは株価約6倍
ウェルズ・ファルゴは株価約2倍
ビザは株価約10倍
この状況でさえ。

株式市場っていうのは、振り子が大きく振れる場面によく遭遇する。
60%下落したと思ったら、今度は40%の上昇だったり。

ロナルド・リード氏は売らなかったんだよ、こういう状況でも。
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2019年12月3日火曜日

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リーマンショックにも耐えられる長期投資の期間は?

答えは、10年の長期投資では耐えられなかったことを示している。

下記は、過去に遡ってダウ数指数がどれだけ上昇したかを確認するための表。
2009年度は10年前から持ち続けても指数は0.85倍にしかならず元本割れしているが、11年の投資期間だと1.01倍でかろうじて元本割れしていない。



投資期間
年度 DOW30
年始終値
1years 2years 3years 4years 5years 6years 7years 8years 9years 10years 11years 12years
1985 $1,286.77











1986 $1,570.99 1.22










1987 $2,158.04 1.37 1.68









1988 $1,958.22 0.91 1.25 1.52








1989 $2,342.32 1.20 1.09 1.49 1.82







1990 $2,590.54 1.11 1.32 1.20 1.65 2.01






1991 $2,736.39 1.06 1.17 1.40 1.27 1.74 2.13





1992 $3,223.40 1.18 1.24 1.38 1.65 1.49 2.05 2.51




1993 $3,310.00 1.03 1.21 1.28 1.41 1.69 1.53 2.11 2.57



1994 $3,978.36 1.20 1.23 1.45 1.54 1.70 2.03 1.84 2.53 3.09


1995 $3,843.86 0.97 1.16 1.19 1.40 1.48 1.64 1.96 1.78 2.45 2.99

1996 $5,395.30 1.40 1.36 1.63 1.67 1.97 2.08 2.30 2.76 2.50 3.43 4.19
1997 $6,813.09 1.26 1.77 1.71 2.06 2.11 2.49 2.63 2.91 3.48 3.16 4.34 5.29
1998 $7,906.50 1.16 1.47 2.06 1.99 2.39 2.45 2.89 3.05 3.38 4.04 3.66 5.03
1999 $9,358.83 1.18 1.37 1.73 2.43 2.35 2.83 2.90 3.42 3.61 4.00 4.78 4.34
2000 $10,940.53 1.17 1.38 1.61 2.03 2.85 2.75 3.31 3.39 4.00 4.22 4.67 5.59
2001 $10,887.36 1.00 1.16 1.38 1.60 2.02 2.83 2.74 3.29 3.38 3.98 4.20 4.65
2002 $9,920.00 0.91 0.91 1.06 1.25 1.46 1.84 2.58 2.49 3.00 3.08 3.63 3.83
2003 $8,053.81 0.81 0.74 0.74 0.86 1.02 1.18 1.49 2.10 2.02 2.43 2.50 2.94
2004 $10,488.07 1.30 1.06 0.96 0.96 1.12 1.33 1.54 1.94 2.73 2.64 3.17 3.25
2005 $10,489.94 1.00 1.30 1.06 0.96 0.96 1.12 1.33 1.54 1.94 2.73 2.64 3.17
2006 $10,864.86 1.04 1.04 1.35 1.10 1.00 0.99 1.16 1.37 1.59 2.01 2.83 2.73
2007 $12,621.69 1.16 1.20 1.20 1.57 1.27 1.16 1.15 1.35 1.60 1.85 2.34 3.28
2008 $12,650.36 1.00 1.16 1.21 1.21 1.57 1.28 1.16 1.16 1.35 1.60 1.86 2.34
2009 $8,000.86 0.63 0.63 0.74 0.76 0.76 0.99 0.81 0.73 0.73 0.85 1.01 1.17
2010 $10,067.33 1.26 0.80 0.80 0.93 0.96 0.96 1.25 1.01 0.92 0.92 1.08 1.27
2011 $11,891.93 1.18 1.49 0.94 0.94 1.09 1.13 1.13 1.48 1.20 1.09 1.09 1.27
2012 $12,632.91 1.06 1.25 1.58 1.00 1.00 1.16 1.20 1.20 1.57 1.27 1.16 1.15
2013 $13,860.58 1.10 1.17 1.38 1.73 1.10 1.10 1.28 1.32 1.32 1.72 1.40 1.27
2014 $15,698.85 1.13 1.24 1.32 1.56 1.96 1.24 1.24 1.44 1.50 1.50 1.95 1.58
2015 $17,164.95 1.09 1.24 1.36 1.44 1.71 2.15 1.36 1.36 1.58 1.64 1.64 2.13
2016 $16,466.30 0.96 1.05 1.19 1.30 1.38 1.64 2.06 1.30 1.30 1.52 1.57 1.57
2017 $19,864.09 1.21 1.16 1.27 1.43 1.57 1.67 1.97 2.48 1.57 1.57 1.83 1.89
2018 $26,149.39 1.32 1.59 1.52 1.67 1.89 2.07 2.20 2.60 3.27 2.07 2.07 2.41
2019 $24,999.67 0.96 1.26 1.52 1.46 1.59 1.80 1.98 2.10 2.48 3.12 1.98 1.98
2019※1 $27,893.38 1.12 1.07 1.40 1.69 1.63 1.78 2.01 2.21 2.35 2.77 3.49 2.20

上記の表では、緑色が1倍以上を示しており、投資期間が長ければ長いほど、元本割れリスクが減っていく様子を示している。

長期ではいずれ指数は右肩であがると信じ、そして急落に耐えらえるなら、過去の実績から11年以上は投資期間を持てと直近のバブルでは訴えている。

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