株式投資に正解は無いとは思うけど、なぜか投資メソッドに溺れる人は多い気がする。
株式投資って結局は、銘柄選択ですべてが決まってしまうって思っている。俺はだ。
アップルを選んだか、GEを選んだかで、投資利回りが全く違う。
仮に、アップルとGEの両銘柄を分散目的で持っていた場合、
買い増しする銘柄はどっちが正解だろうか?
過去からみれば、アップルになる。
アップルとGEの保有時価総額を毎月均等にするために、
アップル株価の上昇とGE株価の下落に合わせて、
GE株のナンピン買いを続けていたら、
GE株を一体何株買い増しすればいいんだとなる。
だから、分散均等は俺はしない。GE株は放置。
GE株がアップルのように復活する可能性もあるから売らんけど。
今のGE株は、ジョブス氏復帰前のアップルを見ているみたい。
個人的な意見だが、分散目的は下記の②の自信がないから、複数銘柄買う。
①誤った銘柄を買ってしまう悲劇
②投資利益を生んでくれる銘柄を買ってしまう歓喜
10銘柄に分散して、全て②だと思うほど俺は利口じゃない。
でも利口だと思ってしまうと、10銘柄に毎月10銘柄均等補正するために、
加えて①のために、ナンピン買いしてしまう。
産業も時代と共に変化する。
長期投資が大事だと言って、昭和からの鉄鋼株や繊維株を永久に持つわけにもいかない。
っていうか、上場廃止になるか買収されて、永久投資できないと思うけど。
分散均等も長期も「ほとほど」にとは思う。
ただ、個人投資家の長期なんか30年かそこらだから、
長期にもならんだろうな、とも思う。
10銘柄買って30年持って10倍株を数銘柄当てるか、
50銘柄買って30年持って100倍株を1銘柄当てるか、
長期投資はそういうもんと思っている。
究極的に言えば、宝くじみたいなもんだが、
配当があるのと、世界経済は拡大するものと楽観しているから、
宝くじよりは遥かに居心地がいい。
資産を分散均等する目的がわからん。分かった気になるだけ。債券、株式、現金を均等に3等分して資産増えるのか?