2020年5月16日土曜日

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配当生活したくて株式投資をした訳ではないが、結局、配当で生活できるようになった末路

最初から株式投資で配当生活を試みる人もいるが、
株式投資で期待できる年間配当利回りは2%前後だとしたら、
初期投資にどれだけの金額が必要か、最低でも億単位は必要。
夢はすぐに打ち砕かれる。
最初から数億円のお金を用意できるなら、配当生活でなくても、と思う。

庶民で初めて株式投資につぎ込むお金って、数十万~数百万円が最初の一歩だと思う。
億ってことはほとんどない。

配当生活の先を急ぎ過ぎると、高配当株に手を出すのは目に見えている。
2%前後よりも倍以上の高配当銘柄は、ゴロゴロあるから。
そして、夢はすぐに打ち砕かれる。
多くの高配当銘柄はいずれ無配、減配、含み損が待っているから

配当生活を実現するに際して、初期投資が数百万円(数千万円でも)なら、
配当利回りは考えずに株式評価資産を億単位まで持っていくほうが先決。

配当生活を夢見る過程で、問われているのは、下記の基準。

1)数千万円の時価総額で配当利回り7%の配当生活
2)数億円の時価総額で配当利回り2%の配当生活

1)と2)のどちらが、配当生活が安定しているかということ。
2)のほうが遥かに安定している。
1)だと、株式ポートフォリオは高配当銘柄だけで埋め尽くされる。

米国のF.I.R.Eだと利回り4%で見積もっているケースが多いが、
ここは日本だから、為替リスクも配慮する必要がある。

最初から種銭もないのに、株式投資の第一目標が配当生活というのは無理がある。
株式投資がうまくいって資産額が億円を目指し始めたら、
配当生活可能なポートフォリオに変更するほうが賢いと思うがどうだろうか?

勝手に配当が増えていく増配銘柄はありがたい。
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