2020年8月27日木曜日

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投資資金が少なかった頃の悔しさが、長期投資に向かわせる。

3倍株を拾えたとしても、10万円の投資資金なら30万円にしかならない。
「30万円にしか」で、お怒りの問い合わせを頂きそうだが、考えてみて欲しい。

100万円の投資資金なら、300万円になる。利益は200万円。
300万円の投資資金なら、900万円になる。利益は600万円。
投資資金が200万円違うだけで、差額の利益は400万円違う。

個人投資家と機関投資家の決定的な違いは、投資資金の規模が違い過ぎる点。
130円の株価が1円上昇して、131円になっても、ほとんどの個人投資家は嬉しくない。
それは上昇幅が小さ過ぎるから。

130万円投資しても1万円の利益。これが1.3億円投資なら、100万円の利益。
もちろん、投資資金が多ければリスクも高まるが、それだけリターンの絶対額も大きい。

だからか、株式を始めた頃は、急騰株にしか興味を示さなくなる。

「はやく利益を手にしたい」

30年後の10倍株よりも、1年後の10倍株。
しかし、仮に1年で10倍株達成にはろくなものがない。
昔で言えば、仕手株。業績なんか関係ない。

仮に10年で2倍株になるような株価上昇の緩い株が見つけられたなら、
30年で8倍株(2×2×2)になる。40年なら16倍株。
一般に優良ディフェンシブ株と言われる奴だが、30年で8倍株って、悪くない。

面倒だから30年で10倍株に、それを目指そうと思った。
安直すぎるかもしれんけど、投資資金が少ないのは投資期間でカバーするしかない。

10倍株って、投資期間は問われていないからさ、30年でもいいよね。
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