2020年6月7日日曜日

記事

個人の長期投資期間は数十年に過ぎない。長期の曖昧さ。

個人で投資できる期間は限られている。
「長期投資」を盲目的に信用するなかれ、だ。

S&P500、ダウ30の株価指数の100年の株価チャートを見せられても、
そんな期間、俺投資できないから。

就職して定年までの約50年間、労働収入があると言っても、
庶民が投資できる期間も資金も限られる。

70歳過ぎた後、資金を引き揚げるのか、株式のまま置いておくかでも、
株式投資の期間は違う。

そもそも、インデックスETF投資で30年間の投資成果はまだでていない。
SPY、VOOのETF開始で、まだ30年経過していないから。
これからだよ、インデックスETFの100年後の投資利回りがどうなるのかは?

長期投資も疑え、と。

S&P500指数に投資すれば、
過去の実績平均投資利回り7-8%程度と言われているが、
これは理論上の話。
指数に投資できなかった時代もある。

加えて、個人投資家なら、1年ずつずらした、
各30年間区切りの指数投資利回りを私なら知りたい。
そこには、最低の投資利回りの30年間も存在するはず。
マイナスはなかろうが。

30年もS&P500に指数投資できるなら、
過去の実績に従えば、おそらく元本割れすることはないだろう。
元本割れすれば、ブラックスワン登場となる。

悲観し過ぎだから楽観論に変更する。

30年も指数投資して、指数株価の桁が1桁増えると思えば、
今の指数の30-40%程度の下落位はどうでも良くなる。

1990年初めのS&P500指数は約353ドル程度で30年後の今は約3,100ドル。
テンバーガーに届かずだけど、元値は約350ドル。
コロナ禍で、2,600ドルに下げても、元値は約350ドルだよ。

30年の投資期間、やっぱりいいわ、短くはないんだな。

2050年にはS&P500指数株価は、一桁増えて、1万ドル以上かもね。
いや、それだとテンバーガーにならないから、3万ドルかな。
そんな訳ないやろうと。

しかし、1990年のS&P500指数が300ドル台のときに、
30年後に指数は10倍になっていると言っても、誰も信用しなかっただろう。
1990年の30年後は、2020年の今、S&P500指数は3,100ドル。

指数投資も10倍株目指せるんだ。

指数投資の100年投資で稼げないなら、誰も株式投資に見向きもしない。
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