2020年6月8日月曜日

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製薬会社の見直し機運の高まりを感じる

COVID-19に対するワクチン・治療薬開発戦争は始まっている。
ただ、ワクチン開発に詳しくない一般投資家は、正直、どれが有望かはわからない。

新聞報道などでは、モデルナ、ギリアドをよく聞くが、
投資記事界隈では、他のきいたこともない会社名も聞くし、
会社規模も不確か。

ワクチンまたは治療薬にせよ、治験に成功して効用が認められたとしても、
今度は生産量をどう確保するかという問題もある。
治験の結果を待たずに、事前に生産も並行して走らせる計画は、
米国で実施されているが、治験の結果次第では、生産は無駄となる可能性もある。

ダウ銘柄のファイザー、メルクを長年保有して感じたのは、
どんくさい銘柄と言うイメージ。
ファイザーが輝いていたのは、バイアグラまで。
メルクは、つい数年前から株価が上昇し始めた。
新薬のお陰だろうが、それまでは、株価は低迷、増配も四半期1セント増だった。

一般に、新薬のパイプラインの成功率は恐ろしく低い、
ジェネリックに押されて大手製薬会社の株価も長年低迷してきた。
配当利回りはそこそこいいんだけが。

大手製薬会社のここ10年のイメージは、新薬の数も減少し、
国民皆保険の機運も高く、お薬の売価下落圧力も強い。
そのため、国民皆保険の機運が高まると、大手製薬会社は売られる傾向にあった。

しかし、今は、みんながCOVID-19に効くワクチンの完成を期待している。
感染病がこれほど深刻なものであるという理解は薄れていた。
しかし、今では、感染を恐れている。これは、新たな市場とも言える。

大手製薬会社のPERは20未満が多いが、
これからはワクチン市場拡大の恩恵に預かれる日も近いと感じる。

感染が流行してから、ワクチン開発完成後、製造していて遅いとなれば、
開発と製造が同時に進行するのがデフォルトとなる可能性もある。

それらの開発費用・製造は、政府が負担するか、
ワクチン費用に転嫁されるかのどちらかだろうって思っている。
大手製薬企業がワクチン開発失敗で倒産する訳にはいかない。

どのワクチンが成功するかは、ばくちみたいなものだが、
最終的には大手製薬会社がベンチャー会社を買収するか、吸収するんだと思う。

ワクチンも毎年、ウィルスの変異に従い、改良が必要な可能性もあるから、
一発屋ともならない。
製薬業界も大手はほとんど限られている独占産業みたいなもんだよな。

ファイザーやメルクの株価って、ずーっと2桁のままなんだよな。
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