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2024年1月21日日曜日

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今年早々に円建て資産評価額が過去最高に。約30年前の投資に感謝。

年始早々、米国株式市場はパッとしなかったけど、
先週からの返り咲き上昇で、
俺の円建ての資産評価額も過去最高に。
米ドル建てでは更新していないので、
円安の貢献度がデカそう。

約30年前から保有している銘柄もあり、
しみじみと利確しないで、
保有していた甲斐があったというもの。
ものぐさで面倒くさがりなことが、
投資で有利に働くと思わんかったわ。

また、評価資産額が増えても利確していないので、
現実感は乏しく、空想上の金持ちに過ぎない。
使わない資産が幾らあっても、
使わなければ意味なしとも思うんだが、
経済的余裕が常にあるのは、
人生においてはプラスな面が多いので、
そのメリットは有難く頂く。

むしろ、俺が過去の株式投資から得た現実的なメリットは、
増配で増え続ける年間配当のほう。
含み益と違い課税されるので、非効率的ではあるのだが、
現実益として、お金が入ってくるのはうれしいもの。
生活費として利用しても良いし、再配当に回すこともできる。

当初は年間数万円の配当から始めて、
今では平均年収並みの配当金になっている。
株価上昇ピッチに比べたら、増配ピッチはとろいので、
相当な忍耐を要するんだが、
毎年入ってくるお金(配当金)は有難いもの。

保有株式資産を取り崩さずに、
増え続ける配当で生活できている。
株式投資を始めたころは、
こんなことになる、とは思わんかったし、
最初からそれを目標にしてきたわけでもなかったし。

なんで、こうなったかは俺でも説明できないが、
映画「ショーシャンクの空に」のセリフを借りるなら、
”希望は良いものだ”としか言えんな。

もっと働かなきゃ、とは思わずに、もっと投資しなきゃ、と思うのは俺だけかな。
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2023年4月26日水曜日

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米国株増配でも、実を言うと、為替要因で、毎年の円貨増配を期待していない。

ここ最近は、米国株の増配と円安
(130円台でも2000年以降では円安)で
円貨での増配を満喫しているが、
これから増配を期待できるかというと、
余り期待していない。

米国株の増配率は、極端な増配を除けば、
2-7%程度に落ち着く、2桁の増配率もあるけど、
それを毎年できるのは、稀な銘柄だけ。ビザとか。

増配率を5%程度と仮定した場合、
ドル円為替が5%円高になれば、
ほぼ帳消しになる。
本当は違うんだ、正確にはちょっとだけ損している。
0.95×1.05=0.9975

ドル円133円の5%と言えば、約6.6円。
6円越えの円高は十分ありそうだとも思っている。
150円まで一気に行った反動があるんで。

ただ、配当貴族のような増配銘柄は、
毎年増配があるので、増配率が一定ではなくても、
複利のように配当が増えていく、それが増配率5%でも。

複数の増配で配当が1.5倍になれば、
50%の円高が来ても、耐えられる。
本当は違うんだ、正確には大損している。
1.5×0.5=0.75

30%弱の円高が来ても、ほぼ耐えられる。
1.5×0.7=1.05
今度は正しいように見えるな。多分。

50%株価が下がると100%上昇しないと元本まで回復しないのと、同じ理屈。
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2022年9月3日土曜日

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円安の反動が怖いっす。米国配当生活での超円高は困りもの、増配でも無理じぇねぇ。

1ドル130円台で、米国株投資
していた時期が懐かしい。
20年半ば前位から
米国株投資していたんでね。
東証外国部だったけど。

ってか、今は140円になってる。
過去に1ドル140円台って、
投資してから、記憶がないんだよなぁ。

過度の為替変動(円高でも円安でも)が起きると、
大抵は、
「為替を注視するとか」
「過度の為替変動は好ましくない」
とか、政府が釘指してきたんだけどね。

今回は、それがほとんど聞かれない。
日米暗黙の了解ですか?
と疑ってしまう。

産業界も、円安に対して嘆きをせず、
着々と小売価格上昇させている。

米ドル資産を持っているから、
円安はウェルカムなんだけど、
円安行き過ぎるのも考え物。

年収500万円でも、
米ドル換算すると3万5千ドル。
因みに、米国の年収中央値は約5万ドル。

1ドル100円なら、
米国並みの年収だったのに。

俺が今心配しているのは、
今の円安に対する反動の円高が
どの程度の規模で来るのかな?
と思っている。

20円の円高が1年で来たら、
それはそれで大変な気がする。
一度上げた物価が下がる訳じゃないし。

米ドル配当生活者にとって
超円高はつらいっす。

1ドル20円程度の円高だと、さすがに増配でも対処できないっす。
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2020年9月16日水曜日

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年金+配当収入で、会社員時代よりも収入を増やす人生設計

日本企業で会社員の収入のピークはどこだろうか?
一時的(束縛的な)な退職金を例外とすれば、
役員までいかなければ、40~50歳ぐらいが給与収入のピークかもしれない。
企業規模にもよるし、給与体系にも依存するから、ピークはバラバラだろう。

多くの人は定年を迎えると、収入の「あて」は年金が全てと考える。
年金の手取りは、普通、給与収入(賞与含め)に比べれば低額になると、諦め気味。
厚生+企業年金でも、少ない。

やっと、労働から解放されて、手取り額が減るって?
働いていないんだから、仕方がない?

今のご時世、
『給与世代よりも年金世代のほうが手取り額大きい』
なんて、ふざけるなと言われそうだ。

でもね、せっかくの人生なんだから、できれば老後は金の心配はしたくない。
年金は当てにしないけど、貰う分は貰う。不足分は補う必要がある。

せっかく、ピケティ氏がだよ、
経済成長率(給与の伸び)よりも資本収益率(利益の伸び)のほうが大きいって
証明してくれたんだから、素直に従うべき。

「1億円あっても不足しているなんて、贅沢過ぎる」と思うかもしれないが、
1億円から生まれる配当額がどれだけになるか、想像できるかい?
あなたの年間給与よりも低いだろうね、
米国指数ETFの年間配当利回り1%台だから、年間100~200万円の間。

ほーら、配当なんか当てにすべきじゃないと思うかもしれない。

資本金(投資資金)1億円から生まれる配当額は、
給与より金額は低いが、上昇率は給与よりは高い。これが大事。

年間給与300万円なら、2億円で年間配当率1.5%(=資本収益率)と同じ。
給与はあなたの労働力の対価だから、ある年齢から労働力は原則衰えていく。
でも、1億円はインフレ以上に増やせば毀損しない(衰えない)。

具体例でいえば、20年後のビザ株の配当額がどれだけ増えているか?
約数倍になっているかもしれない。

そして、大変失礼かもしれないが、
その増え方はあなたの昇給よりも確実に上回っている可能性がある(かもしれない)。

働いているうちに、定年後の配当の種を蒔いておくのは悪くないアイデアだと思う。

働いた対価の昇給は格別だが、それが70歳以降も続くわけじゃない。70歳以降も増配が続くのも格別。
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2020年6月12日金曜日

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人気企業が割安になることは望めない

ピーターリンチの「株に勝つ」という書籍のなかで、葬儀会社へ投資の話がある。
名前は、サービス・コーポレーションだったかな、めんどいから読み返さないけど。

そこで書かれているのは、葬儀会社に好き好んで投資する人は多くないという点。
加えて、産業廃棄物処理の会社も同様に同じことが言えると、書いてあった。

これ、言い換えれば、シーゲル銘柄のフィリップ・モリスと同じ理屈に見える。
増配銘柄なのに、株価はタバコ銘柄のイメージと巨額訴訟で冴えなかったから、
配当再投資に最適だったわけだ。
増配の再投資で株数は増え、その上、また増配。
なぜ、誰も気づかないのだとなるが、毛嫌いされているから眼中にない。

個人投資家なら、
「俺、フィリップ・モリス株に投資して財を築いた」とは言いにくい。
できることなら、
「俺、アップル株に投資して財を築いた」とは言いたいところだ。

葬儀会社、産業廃棄物処理会社、タバコ会社、できれば避けたい銘柄かもしれない。
今では、それに石油産業が加わっている。

ファンドマネジャーでさえ、嫌がるかもしれない、
運用ファンドで投資する理由を書かなければならないから、面倒。
環境破壊する会社に投資するのか、とか、
人の不幸から利益を得るのかと、面倒になる。

いま人気のある、常に注目を浴びているような企業銘柄は割安になることはない。
常に注目されているから、割安になりようがない。
J&Jなんかは、その典型だろう。
まれにある訴訟賠償リスクの急落も、それほど大きくはない。

割安になったら買う、というのは、買いませんと言っているようなもん。
株価が下げて、割安になるには理由があるから、
その理由を持って、今の割安の否定をする。
そして、いつまでも割安にはならない。

市場で付けている株価は、大多数が付けた株価。

あなたは、その大多数が付けた株価に対して、『安過ぎる』と思うから買う。
もしくは、割高でもさらに成長すると思うから、買うのもあり。

ビザとかなら、後者の理由で買うんだろうな。
IPO直後しばらくは、あまり注目されていなくて良い投資タイミングだったのに。

10年後のオイルメジャー株に賭けてみようかな、第2のシーゲル銘柄と思って。
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2020年5月19日火曜日

記事

米国株の増配継続が長期円高基調のヘッジの役割を果たす

米国株は日本株に比べて、増配意欲が高いと言われている。
連続増配記録年数や銘柄数を争えば、米国株のほうが勝っている。

ただ一つの難点は、為替リスクが存在している点。

例えば、アップル株の配当でみてみよう。

今年の四半期配当増額は、$0.77から$0.82に6.4%増配した。

これに、当時の円ドル為替を加味して、円貨ベースでみると、3.78%の増配。
2020/02/13: $0.77/株×109.81円/ドル=84.55円/株
2020/05/15: $0.82/株×107.02円/ドル=87.75円/株
増配前後で、円ドル為替では円高が進行したので、そうなってしまう。

まとめるとドルベースでは6.4%の増配率、円ベースでは3.78%の増配率。

しかし、見方を変えれば、下記のようにみることもできる。

配当貴族のような銘柄が
増配を継続してくれることで、
ドル円相場が円高基調でも、
円貨ベースの配当額が減らずに済んでいる

株価でも同じことは言えるのだが。

長期で見れば、ドル円為替が1ドル360円から100円近辺に推移した今日、
その期間に米国ドル価値が3.6倍以上に上昇する金融商品に投資しないと、
日本人は円ベースで利益を得られない投資環境にいるってこと。

米国人が米国株に投資する環境と、日本から米国株に投資する環境は、
為替、税制面などで異なる環境要因が多々あるということ、を踏まえて
バロンズ記事を読んでおきたい。

円ドル為替は数十年前に比べたら、おとなしい値動きになったもんだな。
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2020年1月14日火曜日

記事

ゆっくり増配を待つ奴なんかいないよ_配当生活改め増配生活

増配なんてのはほぼ年に一度きり。
増配が楽しみで株式投資する奴なんか多分いないだろうな。

そうはいっても、増配のウラの楽しみ方っていうのがある。
増配が数年も続けば、株価は上昇しやすい傾向にある。
増配率2桁が十年も続けば、その間の株価上昇も相当期待できる。

『増配銘柄を持ち続けたら、株価が10倍になっていた』ってなことはなく、
『株価が10倍になるような銘柄を持っていたら、増配していた』って感じだろう。

圧倒的に株価差益の方が大きい(ただし未実現利益)から、配当なんか気にかけない。

配当生活というと、すぐに高配当銘柄に目がいくが、
低配当銘柄のほうが将来的な配当の実入りが良いことは結構ある。

キャピタルゲインメインの株式投資でも、大きく分けて2つある。

①無配のグロース株に期待するのか
 OKTA、Netflix、Tesla、Facebook、Alphabet、....
②巨大資本の低配当増配付きグロース株に期待するか
 Visa、Mastercard、UnitedHealth...

①の銘柄は無配から有配への期待に賭けるしかないが、
こればかりは取締役会次第なので、配当生活の銘柄としては不向き。
②の銘柄なら、増配に賭けることができる。
グロースの間は増配率の高さに期待し、バリュー株になれば安定的な微増配を期待する。
もともとが巨大資本を持っているので、そう簡単に無・減配に転落するリスクは小さいと感じる。GE株の1セントの例もあるから、100%ではないが。

ゆっくりお金持ちになる奴がいないのなら、ゆっくり増配を待つ奴もいないだろう。
増配を待つ前に、急いで未実現利益であるキャピタルゲイン収益獲得のために株を売るから。
そうなれば、配当はもらえない。

バフェット氏は配当はお気に召さないようだが...
一般庶民レベルからみればだよ、長期投資で、
年間配当金額数百万円実現をできたということは、
それなりに成功している証でもあるから、
バフェット氏と見解を同じにすることもないだろう。

よし、配当生活を辞めて「増配生活」に鞍替えしよう!

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2019年12月24日火曜日

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増配額と増配率のどちらを重視するか?

増配銘柄で気を付けていることは、増配額の増え方。
増配額で見るか、増配率を重視するのか?

①増配額が一定の銘柄
 AT&Tだと、四半期配当は1セント増額ペース。
 べライゾンだと、四半期配当は1~2セント増額ペース。

②増配率が2桁を維持している銘柄
 VISAだと、過去平均の増配率は26%

配当額$0.125から始めて増配率20%、増配額10セント、1セントと一定で増配した場合の推移表。

増配率20%
四半期配当額 $0.125 $0.150 $0.180 $0.216 $0.259 $0.311 $0.373 $0.448 $0.538 $0.645 $0.774
前年比増配率
20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00%
























増配額10セント
四半期配当額 $0.125 $0.225 $0.325 $0.425 $0.525 $0.625 $0.725 $0.825 $0.925 $1.025 $1.125
前年比増配率
80.00% 44.44% 30.77% 23.53% 19.05% 16.00% 13.79% 12.12% 10.81% 9.76%
























増配額1セント
四半期配当額 $0.125 $0.135 $0.145 $0.155 $0.165 $0.175 $0.185 $0.195 $0.205 $0.215 $0.225
前年比増配率
8.00% 7.41% 6.90% 6.45% 6.06% 5.71% 5.41% 5.13% 4.88% 4.65%

10年後では10セントで一定額増配したほうが、最終的に配当が一番高い。
毎年、増配率が落ち込んでいても、増配額が大きいので逃げ切った形で一番になった。

上記3つの条件の30年後の四半期配当額推移は下記のようになる。












長期的に見れば、増配率一定の増配銘柄のほうが長期投資には向いている。
そのような銘柄はほんとんどないけど、増配率2桁台をキープしている銘柄でもいいのかもしれない。

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2019年12月3日火曜日

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ダウ工業30銘柄で高配当銘柄は大きな増配率を期待できないか検証

増配率は直近の3年分の平均。ダウ(DOW)は除外。
2019年度の増配がまだ未実施のDIS、UTXは2年分の平均で算出。
銘柄 配当利回り 直近3年
平均増配率
2017
前年比
増配率
2018
前年比
増配率
2019
前年比
増配率
V 0.65% 22.13% 18.18% 28.21% 20.00%
NKE 1.05% 10.82% 11.11% 10.00% 11.36%
AAPL 1.15% 10.63% 10.53% 15.87% 5.48%
DIS 1.16% 11.34% 9.86% 12.82%
MSFT 1.35% 9.36% 7.69% 9.52% 10.87%
AXP 1.43% 10.35% 9.38% 11.43% 10.26%
UNH 1.54% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00%
WMT 1.78% 1.96% 2.00% 1.96% 1.92%
UTX 2.03% 5.53% 6.06% 5.00%
INTC 2.17% 7.19% 4.81% 10.09% 6.67%
GS 2.26% 9.43% 15.38% 6.67% 6.25%
BA 2.31% 23.62% 30.28% 20.42% 20.18%
TRV 2.40% 6.97% 7.46% 6.94% 6.49%
PG 2.44% 3.67% 3.00% 4.00% 4.00%
HD 2.47% 25.58% 28.99% 15.73% 32.04%
MCD 2.57% 10.02% 7.45% 14.85% 7.76%
JPM 2.73% 24.01% 16.67% 42.86% 12.50%
JNJ 2.76% 5.90% 5.00% 7.14% 5.56%
MRK 2.80% 9.21% 2.13% 14.58% 10.91%
CAT 2.85% 10.44% 1.30% 10.26% 19.77%
CSCO 2.85% 10.46% 11.54% 13.79% 6.06%
KO 3.00% 4.56% 5.71% 5.41% 2.56%
WBA 3.07% 7.07% 6.67% 10.00% 4.55%
MMM 3.39% 9.16% 5.86% 15.74% 5.88%
PFE 3.74% 6.27% 6.67% 6.25% 5.88%
CVX 4.06% 3.32% 0.00% 3.70% 6.25%
VZ 4.08% 2.12% 2.16% 2.12% 2.07%
IBM 4.82% 5.00% 7.14% 4.67% 3.18%
XOM 5.11% 5.09% 2.67% 6.49% 6.10%

配当利回りが3%を超えるあたりから、減金増配率が10%を超えるのはなかった。
3Mあたりは10%弱ともいえるけど。

V、NKE、AAPLあたりは1%近辺の配当利回りだが、直近3年間の増配率は大方2桁越えを維持している。例外は、今年のAAPL増配率。5%かよ少なすぎ。

VとかUNHとかを見ていると、長期投資で持てば高配当銘柄(投資額ベースで)に様変わりする可能性は十分に秘めている。

でも、すぐにでも高配当が欲しいという心理もあるから、株式投資の難しいところ。

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2019年10月12日土曜日

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相場が熱狂すると不機嫌になる_長期投資では不安を感じる兆候

米中貿易問題の進展で、なぜ指数株価が上下するか、本当のところは深く考えていない。
米中貿易問題、ブレジクトやらが解決すると、企業の業績がなぜ良くなるのか説明できるかと言えば、説明できない。
関税がかからない自由貿易になると、投資先の企業が潤うのか私にはわからない。
関税とて税金だから、税金がかからなければそれだけ利益がかさ上げされる程度の発想。
経済学に精通でもしていれば、うまく説明できるのかもしれない。

相場が過熱すると、その反動のほうが怖い。
インカム重視なら、株価の上昇はそれほど嬉しくない。
『頭がおかしい』と思われるかもしれないが、株価上昇よりも増配のほうが嬉しいから。
それでも、増配するぐらいだから株価が上昇するのだろうけども。
バイアンドホールドなら、収入は配当のみ。

ビザの株価が10%上昇するより、10%増配するほうが嬉しい。
ビザの増配発表が待ち遠しい人もいるだろう。

株価は買い手売り手の過熱感で上下するが、配当は取締役会で決めるから過熱感はない。
将来にわたり配当が払えることも考慮して、増配も慎重に決めているのだろうと勝手に思っている。

金と金鉱株を話題にする人がいなくなったら、相場は再度加熱し始めているのだろうなと思う。

長期投資をしていると、相場の熱狂で思い出すのはバブルのみ。またかと思う。
その点、ディフェンシブ銘柄は冷静でもある。
P&G、J&J、Coca-Colaは昨日の熱狂のなか下落。

2019年10月11日金曜日

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株価上昇よりも、増配銘柄を追うほうが投資は飽きないと思うよ

投資元本にもよるが、株価の上昇に比べれば、配当額なんてちっぽけなのもの。

株式投資をした以上は早く成果を出したい。
配当額ではとてもじゃないが成果を出すには遅すぎる。

狙うは株価上昇となる。
数か月の間に株価が上昇しそうな銘柄を探す、業績よりも、人気、流行に飛びつく。
これが高じると、ギャンブルになる。

『十年ほどで株価が2倍程度に上昇する』ことを期待する人はなかなかいない。
十年もすれば、目標株価も忘れるし、買った株価でさえ忘れているかもしれない。

米国株の大方は、年に4回配当される。
毎年4回ちっぽけながら配当分、あなたの口座に累積される。
買った銘柄の株価が下落し続けても、無配、減配しないのであれば、配当は続く。

投資元本が日々変動しようが、配当が支払われるのであれば、
投資元本の評価資産変動は無視して、配当だけに着目する。

2,000万円の評価資産が1,500万円まで下落している間、
配当額は変わらないという理由で、損切りせずに黙って見てろと言うのか?

そのとおーり。

株価を追うよりも、増配銘柄を数十年追うほうが投資は長続きする。
米国株には増配銘柄を『貴族』扱いするほど、洒落ているから。

貴族落ちはつらいはずだ、株価下落よりも、経営陣にとっては。

投資元本が数千万円までくると増配の増え方も年々実感の沸く額になってくる。








2019年9月28日土曜日

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現在の低配当利回り銘柄でも、増配率が良ければ、将来高配当になるから!

高配当と言われている銘柄でも毎年増配を達成している銘柄はある。
増配銘柄で増配率が低い銘柄には要注意。

例えば、AT&T、増配の期待は相当しょぼい。
四半期配当で1セント。年間で4セントが既定路線になっている。

過去10年で増配率の良い銘柄(欲を言えば2桁台をキープしている)と言えば、ビザ株。

現在の年間配当利回り1%未満で、配当生活には向かない銘柄に思えるかもしれないが、
それは大きな誤解。
10年後に配当が2倍になれば、投信元本ベースの配当利回りは2倍になる。

増配率が平均2桁台を維持していて、現在の配当利回りが1%未満ってことは、
株価と配当の両方が上昇している可能性がある。

ダウ銘柄で過去10年の平均増配率10%以上の銘柄は、
AAPL、BA、CSCO、DIS、HD、IBM、JPM、MMM、MSFT、NKE、UNH、V、WBA

上記の銘柄の中でも、直近の増配率が10%以上だったのは、
BA、HD、JPM、MSFT、UNHの5銘柄。

上記の5銘柄は高配当銘柄と言えないが、直近の増配率が良いということは、
経営陣の自信の表れでもある。
日々の株価に一喜一憂するよりかは、年に1回の増配に一喜一憂する。