2020年9月16日水曜日

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年金+配当収入で、会社員時代よりも収入を増やす人生設計

日本企業で会社員の収入のピークはどこだろうか?
一時的(束縛的な)な退職金を例外とすれば、
役員までいかなければ、40~50歳ぐらいが給与収入のピークかもしれない。
企業規模にもよるし、給与体系にも依存するから、ピークはバラバラだろう。

多くの人は定年を迎えると、収入の「あて」は年金が全てと考える。
年金の手取りは、普通、給与収入(賞与含め)に比べれば低額になると、諦め気味。
厚生+企業年金でも、少ない。

やっと、労働から解放されて、手取り額が減るって?
働いていないんだから、仕方がない?

今のご時世、
『給与世代よりも年金世代のほうが手取り額大きい』
なんて、ふざけるなと言われそうだ。

でもね、せっかくの人生なんだから、できれば老後は金の心配はしたくない。
年金は当てにしないけど、貰う分は貰う。不足分は補う必要がある。

せっかく、ピケティ氏がだよ、
経済成長率(給与の伸び)よりも資本収益率(利益の伸び)のほうが大きいって
証明してくれたんだから、素直に従うべき。

「1億円あっても不足しているなんて、贅沢過ぎる」と思うかもしれないが、
1億円から生まれる配当額がどれだけになるか、想像できるかい?
あなたの年間給与よりも低いだろうね、
米国指数ETFの年間配当利回り1%台だから、年間100~200万円の間。

ほーら、配当なんか当てにすべきじゃないと思うかもしれない。

資本金(投資資金)1億円から生まれる配当額は、
給与より金額は低いが、上昇率は給与よりは高い。これが大事。

年間給与300万円なら、2億円で年間配当率1.5%(=資本収益率)と同じ。
給与はあなたの労働力の対価だから、ある年齢から労働力は原則衰えていく。
でも、1億円はインフレ以上に増やせば毀損しない(衰えない)。

具体例でいえば、20年後のビザ株の配当額がどれだけ増えているか?
約数倍になっているかもしれない。

そして、大変失礼かもしれないが、
その増え方はあなたの昇給よりも確実に上回っている可能性がある(かもしれない)。

働いているうちに、定年後の配当の種を蒔いておくのは悪くないアイデアだと思う。

働いた対価の昇給は格別だが、それが70歳以降も続くわけじゃない。70歳以降も増配が続くのも格別。
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