2019年12月24日火曜日

記事

増配額と増配率のどちらを重視するか?

増配銘柄で気を付けていることは、増配額の増え方。
増配額で見るか、増配率を重視するのか?

①増配額が一定の銘柄
 AT&Tだと、四半期配当は1セント増額ペース。
 べライゾンだと、四半期配当は1~2セント増額ペース。

②増配率が2桁を維持している銘柄
 VISAだと、過去平均の増配率は26%

配当額$0.125から始めて増配率20%、増配額10セント、1セントと一定で増配した場合の推移表。

増配率20%
四半期配当額 $0.125 $0.150 $0.180 $0.216 $0.259 $0.311 $0.373 $0.448 $0.538 $0.645 $0.774
前年比増配率
20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00% 20.00%
























増配額10セント
四半期配当額 $0.125 $0.225 $0.325 $0.425 $0.525 $0.625 $0.725 $0.825 $0.925 $1.025 $1.125
前年比増配率
80.00% 44.44% 30.77% 23.53% 19.05% 16.00% 13.79% 12.12% 10.81% 9.76%
























増配額1セント
四半期配当額 $0.125 $0.135 $0.145 $0.155 $0.165 $0.175 $0.185 $0.195 $0.205 $0.215 $0.225
前年比増配率
8.00% 7.41% 6.90% 6.45% 6.06% 5.71% 5.41% 5.13% 4.88% 4.65%

10年後では10セントで一定額増配したほうが、最終的に配当が一番高い。
毎年、増配率が落ち込んでいても、増配額が大きいので逃げ切った形で一番になった。

上記3つの条件の30年後の四半期配当額推移は下記のようになる。












長期的に見れば、増配率一定の増配銘柄のほうが長期投資には向いている。
そのような銘柄はほんとんどないけど、増配率2桁台をキープしている銘柄でもいいのかもしれない。

来年も増配を期待するなら、ボタンを押そう。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村


0 件のコメント: