2019年12月24日火曜日

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株式投資は計画通り進まない。平均値を疑う。

S&P500指数ETFの過去実績平均利回り7%をもとに、資産形成の計画を立てても計画通りにことは進まない。過去平均値と株式投資は相性が悪すぎる。

仮に株価が下記のような動きを示したときに、3年後の上昇率はどうなるのか?

1年後前年比20%上昇
2年後前年比10%上昇
3年後前年比30%下落

1.2×1.1×0.7=0.924で、3年後は3年前の元本に対し7.6%の下落。
要は、元本割れだ。

これを前年比の平均上昇率でみると、

(20%+10%-30%)÷3=0%

3年間の平均上昇率は0%で、元本割れしていないことを指している。
が、実際は元本割れ(7.6%の下落)している。

このような数字の魔法というか、錯誤させる手法は至る所で行われている。
平均投資利回りなどの数値は実際に自分で検証したほうがいい。

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