仮に株価が下記のような動きを示したときに、3年後の上昇率はどうなるのか?
1年後前年比20%上昇
2年後前年比10%上昇
3年後前年比30%下落
1.2×1.1×0.7=0.924で、3年後は3年前の元本に対し7.6%の下落。
要は、元本割れだ。
これを前年比の平均上昇率でみると、
(20%+10%-30%)÷3=0%
3年間の平均上昇率は0%で、元本割れしていないことを指している。
が、実際は元本割れ(7.6%の下落)している。
このような数字の魔法というか、錯誤させる手法は至る所で行われている。
平均投資利回りなどの数値は実際に自分で検証したほうがいい。
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