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2020年1月6日月曜日

記事

アルトリアとビザの両方を好む_配当リスク分散っていう考えはどうだ?

高配当で長期投資憧れの銘柄フィリップ・モリス、いまではアルトリア。
グロース株筆頭でフィンテック、キャッシュレスが追い風のゴーゴー株のビザ。

両銘柄を同時に好む人はあまりいないかもしれんが、私は両銘柄とも好き。
理由は、どっちも増配率がすこぶる良いから。まぁ、ビザのほうが圧倒的に凄いけど。

年度 Altria Visa
四半期配当額 前年比増配率 四半期配当額 前年比増配率
2008 $0.320
$0.105
2009 $0.340 5.88% $0.125 16.00%
2010 $0.380 10.53% $0.150 16.67%
2011 $0.410 7.32% $0.220 31.82%
2012 $0.440 6.82% $0.330 33.33%
2013 $0.480 8.33% $0.400 17.50%
2014 $0.520 7.69% $0.480 16.67%
2015 $0.565 7.96% $0.560 14.29%
2016 $0.610 7.38% $0.660 15.15%
2017 $0.660 7.58% $0.780 15.38%
2018 $0.800 17.50% $1.000 22.00%
2019 $0.840 4.76% $1.200 16.67%

アルトリアの増配率の中央値は7-8%台だが、増配率の変動が少なく安定している。
ビザは2桁の増配率が続いているが、変動は大きめに見える。

配当生活を送るうえで、何もディフェンシブ銘柄(KO、JNJ、PG)だけに分散させるだけでなく、下記の配当観点から分散せておくのもひとつの考え方。

①配当利回りのブレの少ない銘柄→ディフェンシブ銘柄
②低配当利回り高増配銘柄→連続平均増配率5%以上を維持している銘柄(ビザ、ナイキ)
③無配から有配に転じそうな銘柄→成長鈍化し始めたハイテク銘柄(FB、GOOG、ADBE)

普通、配当生活を目指すとしたら①が鉄板。
しかしね、ディフェンシブ銘柄だと、正直ね、退屈しちゃうんだよ。
増配率は過去10年の増配傾向から、ある程度予測できちゃうんで。
配当である程度余裕が出てきたら、②、③で多少のリスクを背負ってスリルを味わいたい。
指数投資に勝つ云々よりも、年に一度位サプライズを味わいたいだわさ、想定外の増配率とか無配から有配に転じるとか...
そうだな、
アップルが配当を始めたようなワクワク感を、FB、GOOGLでも味わいたいんだわさ。

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2020年1月2日木曜日

記事

嫌いな企業に投資できる…価値感と投資感の違和感

初売りといえば「福袋」。
昨年度の不良在庫品の投げ売りもかねて処分できるんだから、先人はいいこと考えたよなと思う。福袋の中身を確認できずに、お得というだけど人々は殺到する。

指数投資の代表といえば、S&P500指数ETFなんだけど。
個別銘柄投資の観点からみれば、500銘柄もいらない。
せいぜい把握できるのは数十銘柄で、残りの9割以上は聞いたこともない銘柄ばかり。
S&P500のETF投資をすると、福袋のように「不良在庫とはいわないけど」、欲しくもない銘柄が混ざっている。

福袋を開封し、自分にとって不用品と判断すれば、今ではすぐにメルカリ直行。
福袋販売の隣にメルカリブースすらあるんだから、処分は容易くなった。

指数投資の場合は、そうはいかない。
指数値の算出として適切な銘柄基準に従って、投資先の500銘柄は決められている。
500銘柄のうち、この銘柄気にくわないからといって、その銘柄だけ処分するわけにもいかない。
「タバコに未来はない。」
「化石燃料に未来はない。」
とほざいているなら、
S&P500のETF投資は無理だな。
アルトリア、エクソン、他の銘柄も組み入れられているから。

ESG向けのETFでも探すしかない。
ESG株価指数もそのうちできるだろう。それとも、もうあるのかな。

個別銘柄株式投資にも、面倒な点はある。
自分の価値観と相反する投資。

健康に悪そうなファーストフードは食べないけど、投資はOKっていうのは、倫理的にどうなのとなってしまう。マクドナルドなんだけど。

他には、iPhoneは2年おきに機種変更しているけど、アップル株には投資していない。
アップル株には投資しているけど、格安なアンドロイド端末で済ましているケース。

指数投資も個別銘柄投資も、結局のところ、
価値観と投資観は別腹ってことでいいんじゃないか。

例え嫌いでも、投資先の企業が好調ならボタンを押そう
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2019年12月21日土曜日

記事

インデックス投資と個別銘柄投資_右肩上がりの株価チャートはどっち?

きれいな右肩上がりの株価チャートって何?

その「きれいな右肩上がり」っていう、曖昧さの残る表現。





上記の2つの株価チャートをみて、どっちがより「きれいな右肩上がり」と思う?
どっちもきれいとも思えるし、一番上の方がきれいとも言えるかもと思う人もいるかも。

また、Y軸の目盛の取り方で、グラフ曲線はどうにでも加工できる。

上記の2つを対数目盛に変更すると、下記のようになる。





参照データは、ビザ株とS&P500指数。
どっちも上昇基調を今のところは維持しているように見える。
ただし、上昇基調はビザのほうがはるかにピッチが速い。

上から1番目と3番目がビザ、上から2番目と4番目がS&P500指数。

ビザと比べると指数の上昇ピッチは緩やか。
指数投資が10倍株になるのは、相当の期間を要する。
その反面、下落も穏やかになるとは思うから、どっちを選ぶかは好みの問題。

森を見て投資するか、木を見て投資するか。

銘柄選択が面倒で指数投資と思うならこのボタンを押そう。
その逆でも、やっぱり押そう。
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2019年12月20日金曜日

記事

インデックス投資の不都合な真実_直近10年は過去平均2倍の投資利回り、ぎょぎょ!!

下記の株価チャートを見て、株式投資する気になれる?
上昇しては下落しての繰り返しで、うまく株価差益狙えればいいけど。
これみてさ、投資利回り7%の銘柄と思う?


2019年12月12日木曜日

記事

米中貿易の関税発動がどうなろうとも、株価指数は予測できない

12月15日が期限の米中関税発動が見送られるかどうかに注目が集まっている。

もし仮に、米中関税発動が見送られると、米国株価指数はどうなるのって疑問が残る。

①「噂で買って、事実で売る」で指数下落
②関税発動見送りによる経済活性化期待で、指数上昇

加えて、第一弾が延期になっただけで、次の関税交渉問題はまだ残っている。
次の焦点は第二弾に移るから、指数がそちらの先読みをする可能性もある。

だから、仮に関税発動の結論を予知できたとしても、株価指数の予測はできないな。

②で指数が上昇しても、それが「行って来い」の可能性もある。

米中貿易問題がこれからも「ごたごた」が続きそうなら、米中貿易問題とは程遠い銘柄を買ってけば、いいのかとも思う。

3M、ボーイング、キャタピラー、アップルよりも
コカ・コーラ、P&G、ペプシ、ユナイテッド・ヘルスケアとかを。

米中貿易問題がこじれても、コカ・コーラが中国で売れなくなったとのニュースは聞かない。3Mは米中貿易問題で影響を受ける代表銘柄のように扱われている。
私にはよくわからないが、そういうもんなんだろう。

インデックス投資だと、指数の下落は気になるから、個別銘柄で回避するような手段は使えない。関心事として、米中貿易問題が避けられなくなる。
そう思えば、インデックス投資っていうのは、世界中の主要ニュースの影響を受けやすいのかも。例えば、石油価格高騰でインフレ急騰の記事で、コカ・コーラが買われることはないと思うけど、指数はそれに反応するかも。

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2019年12月11日水曜日

記事

株式投資で資産ゼロになったらどうするの?_といわれたときの回答

株式投資の利点は、投資先が1社に限定されない点、「分散投資」。
それがタイトルの回答。「資産がゼロにならねーよ」と言えばいい。
給与収入に比べれば、株式分散投資のほうが遥かにゼロになる確率は低い。

10社に投資すれば、資産がゼロになる確率は低くなる。
更に20社に投資すれば、さらに資産がゼロになる確率は低くなる。

ギガ更に500社に投資すれば、ギガさらに資産がゼロになる確率は低くなる。
まぁ、S&P500のインデックス投資を指しているのだけど。

①貴方の勤め先の企業が倒産するリスク
②S&P500指数のETF株価がゼロになるリスク

①と②のリスクどちらが大きいだろうか?

私は学者でもなければ経済アナリストでもないので、
あくまでも素人考えだが②のほうがリスクは低いと思っている。

株式投資なんかにうつつを抜かして、今に馬鹿を見るに決まっていると思われる風潮は変わらずある。正社員で昇給を目指したほうが賢明だと。

でも冷静に考えれば、
給与収入の勤め先のリストラ・倒産リスクと
株式市場の株式指数ETFの株価ゼロリスクに比べたら、
株式指数の株価ゼロリスクは遥かに小さいと思う。

株式指数の株価半減位はあろうが、株価ゼロは考えにくい。
加えて、早期償還はあろうがゼロ償還ではないだろう。

その点、勤め先が倒産すれば、その時点で、給与収入は途絶える。
退職金も満額でれば、ましなほう。

書籍「となりの億万長者」では、サラリーマンは1つの会社に依存するので、思っているほど分散リスクが効いていない。むしろ、複数のお客を抱える自営業のほうが1つのお客を失っても、損害は少ない。
確かに、言われてみれば....とは思う。

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2019年12月4日水曜日

記事

指数暴落→指数ETF売り込まれる→さらに指数暴落、指数ETFの時価総額が大きくなるとね。

一番の懸念は、リーマンショック並みの暴落が来た時に指数ETFが破綻しないかという不安。
指数の暴落で指数ETFが売り込まれ、指数ETFが売り込まれることで、さらに株式指数が暴落するという循環が起きやしないかと言う不安。

指数ETF自体の時価総額が小さいうちは、指数に対する影響は軽微だけど、指数ETFの時価総額膨れ上がると、指数ETFが株式指数を形成しているようなことにはなんらのかと思う。前にも買いたいような気がするけど。

指数ETFの時価総額が膨れ上がる恐怖、そこがどうしても残る。

過去10年の上昇相場では考えもしないけど、本当に指数ETFが最強かと思える時がる。

普通の投資信託だと、人気があり過ぎて募集中止とか、一定額の評価資産を下回ると早期償還になるけど、ETFは上場しているから、どうなるんだろうね?

中国株式投資がブームになったときは、中国投資向け投資信託の時価総額が外国人向け中国株式市場の時価総額を上回っていたという、本当かどうかわからないような記事を見たことがある。投資信託が別の投資信託を買っていたのか?

リーマンショックのときにSPY(S&P500指数ETF)が破綻することはなかったけど、2009年と今を比べると指数ETFは格段に増えたし、時価総額もデカくなった。

何でも人気がでると、みんなが良いと言い始めると、ろくなことがないんじゃないかと思うのは偏屈な性格なんだろうなと思う。

個人的にはやはり個別銘柄の分散でいいや。
ただし、500銘柄も分散はしないです。

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2019年11月30日土曜日

記事

インデックス投資はデフェンシブ投資よりも優位なのか?_JNJ、KO、PGの過去40年で検証

指数S&P500とディフェンシブ銘柄御三家(JNJ、PG、KO)の過去40年の株価上昇率をグラフにしたのが下記。ただし、配当分は加味していない。



これをみると、個別銘柄の変動率(ボラ)の大きさは、S&P500指数に比べたら顕著。
個別銘柄投資を控える理由の1つになるわな。
株価の急上昇は歓迎だけど、暴落が怖いなら、上昇も下落も緩やかな指数投資を選択するのは理にかなっている気がする。

過去40年で株価上昇倍率は下記の通り。

J&J:約6.7倍
P&G:約6.6倍
KO:約5.7倍
S&P500:約2.3倍

でも、これみるとやはりディフェンシブ銘柄は圧倒的に良さげに見えるし、40年でこれだけの差が出るなら、個別銘柄投資のリスク背負ってもいいんじゃないかと思える。

1銘柄だとその銘柄と心中となるから、ディフェンシブ銘柄御三家程度に分散しておけばそこそこ良さげにも見えるけど、過去40年というのはあくまでも「過去の実績」だから、そこは勘違いしちゃいけない点だな。


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2019年11月27日水曜日

記事

数々の投資法も、株式相場や自分の投資環境にマッチすればOK_資本主義競争からの独立

長期、短期、キャピタルゲイン、インカム、配当再投資、積立、フォーカス、分散、指数投資、個別銘柄投資、なんぴん買い、バイアンドホールド、まだあると思うけど。

投資方法は巷にあふれかえるダイエット法並みにあるね。
正直今の自分の投資方法がどれなのかは気にしていない。

別に指数投資に負けても勝っても、ビザ株の投資利回りに負けても勝っても構わない。
私はどこぞのファンドの運用マネージャーじゃないんだから、競争をする必要がない。
社内・社外競争はこりごり。勝手にやってれば。

生活を送るうえで十分な資金が賄える資産が作れれば、「競争からの独立」ができる。
世間では、それを「経済的独立」とか「経済的自由」とか言うみたいだが、私からみれば「資本主義競争からの独立」としたい。

競争が好き人もいるから否定はしないよ。
労働者枠内での競争からは早く逃れて、関わりたくないと思ったのが株式投資のきっかけかもと思ったりする。

巷にあふれる数々の投資法も、昔は存在すらしなかった投資法もある。
代表的なのは指数ETFのインデックス投資。

指数に連動する未上場の投資信託(手数料馬鹿高)はあったが、株式並みに取引可能な投資信託(ETF)は存在しなかったからインデックス投資最強と言われても、少々困惑する。多分、頭が固い証拠だろうなと思う。
もう少し考える時間が欲しい。
インデックス投資バブルの懸念が拭えないんだ。

投資法は、その時代の金融商品の品ぞろえとも連動するんだし、相場感が過熱すればキャピタルゲイン派が盛り上がり、相場が枯れるとインカムゲインが盛り上がる。

どの投資法が有効だったかどうは今はわからないし、過去になって初めてわかる。
所詮、自分の人生観・価値観に合わせればと思う。

話は変わるが、「何もしないで痩せられるダイエット」って、本当かと思う。
そりゃ、食わなきゃ(何もしない)痩せるはな。

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2019年11月15日金曜日

記事

平均給与総額432万円で冬ボーナス平均96万円、1回の賞与で4か月分?

平成29年の給与所得者の年間平均給与(賞与含む)は、432万円(正規なら493万円)。
出所は民間給与実態統計調査のHPから。
そして、今年の大手企業の冬のボーナスの平均妥結額は、96万円。
出所はこの日経の記事

調査元データが違うことや統計算出方法も違うから両者の数字を並べることはできないけど、賞与額に現実味ないよね。
賞与は大手企業様様の特権で、民間給与実態統計調査で大企業のみの集計は取らないし。

年収が正規で約500万円としてだよ、
そのうち冬のボーナス(賞与)で100万円ってさ。

夏も同等額としたら、毎月の給与だけで約300万円、月に直すと約25万円。

25万円といっても税控除前の金額だから、手取り20万円切っているのにボーナス1回で100万円(税控除前)近く貰る訳ないじゃん、と思う。

会社員10人に1人程度の割合で年収900万円と言われているから、
「給与700万円+賞与200万円(2回分)=900万円」っていうのが現実かな?
もしこれが正解なら、冬の賞与は月給与の2回分ほど。

この「平均」って言葉ほど惑わすものはない。所得格差を隠すにはうってつけ。

株式投資も「平均」って言葉は、魔物。
株価を平均値で見るバカはいない。

だけど、投資利回りになると、過去実績の平均で見たがる。

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2019年10月20日日曜日

記事

指数ETFへの積立投資で億り人になれる?

指数ETFの積立投資で、億り人になれるか?
仮に毎月5万円で30年継続したら、合計1,800万円の投資資金。
30年で、最低でも5倍になっている必要がある。

最初の時点で1,800万円の投資ではないから、指数が5倍に上昇しても足りない。
きちんと計算すれば30年で10倍程度必要じゃないかと思っている。

指数ETF投資は、個別銘柄投資の比較で言えば、相対的に高リスクではない。
そして、数十年の積立である。
ハイリターンを期待すべきではない。

だから、「月数万円程度の指数ETFの積立投資」を選択した時点で、
億り人になる可能性は低い。配当を再投資してもきつい感じがする。
あくまで、直観的な感想。
シミュレーションも面倒だからしていない。

主たる理由は、リスクをとっていないから。

億り人の記事を見ると、
負けは小さいか、少ない回数で済ませ、資産を拡大する局面では、上昇倍率が大きい。

2割や3割の株価上昇で手じまいをせずに、数倍株のフォーカス投資で億り人になっている感がする。





2019年10月9日水曜日

記事

インデックス投資は株式指数との比較をされない点が有利なだけで、稼げるとは言っていない

どのファンドも、S&P500、ダウ平均指数には、長期では勝てないことを聞かされる。
指数に勝てないのなら、指数に投資すればいいじゃん、と考える。
その指数投資、すなわち、インデックス投資が儲かるのであればだが。

ある年のファンドAの投資利回りが-5%で、S&P500指数投資のそれが-3%なら、
Aの投資利回りがS&P500を下回っていてるので、指数投資が有利かというと、投資で損していることに変わりはない、50歩100歩。どちらも投資利回りはマイナスが現実。
負け者同士を比較しても、どうかと思う。

全ての投資信託、ETFは、ほぼどれかの株価指数のパフォーマンスと比較される。
そして、ある年では株価指数に勝てても、ある年では勝てない。
毎年、勝てないのなら、比較される指数に投資すればとなる。

逆に聞いてみよう。
指数投資、すなわちインデックス投資のパフォーマンスは、どの指標と比較される?
多分、比較されないのだろう。そもそも指数が比較の指標なんだから。
この株価指数というのは、投資の世界では絶対指標みたいな扱いを受ける。

S&P500指数が仮に年始から10%下落したときに、貴方の個別銘柄投資が5%の下落で済めば、指数には勝ったことにはなるが喜べない。

損しているから。

指数のETFを買う理由は誰からも批判されないし、損をしても指数ETFで利益を得られないのなら仕方がないとなる。

180ドルでビザ株を買った人は、今の株価で損を抱えていても仕方がないと言われる。
タイミングが悪かっただけで、銘柄選択は正しかったと。
逆に高配当につられて、タバコ株、石油株、旧ハイテク株を買った人は、今の株式市場では非難される。業績が低迷していたり、事業に問題があると。

言いかえると、損したとしてもビザなら仕方がないね、でもアルトリア、IBMなら仕方がなくないと、なる。

同じような状況は、個別銘柄投資と指数投資にも言える。

指数ETF投資で損しているのなら仕方がないね、株式市場全体が下落基調なんだからと。
ビザ株のような個別銘柄投資をしていれば、個別銘柄投資とはリスキーなことをしたね、と非難される。







2019年9月27日金曜日

記事

個別銘柄投資は危ないから指数投資っていうけど、所詮リスク・リーターンの問題

個別銘柄投資は、企業リスクがあるから指数投資を勧める記事をよく見るようになった。

指数投資が安全な投資で長期では確実に儲かるって感じだけど、
指数投資の利益に満足できるのかと聞きたくなる?

S&P500でもダウ工業株式数の日々の株価変動を見るとわかるが、
個別銘柄の株価変動に比べたら、長期投資は相対的に、ボラは小さい。

ビザ株がIPOから10年で約10倍近くの株価上昇をしたが、
S&P500やダウ平均が10年で10倍になったことは過去にはない(と思っている)。
調べてないけど、ないと思っている。

人生100年で、一生の間に株式投資できる期間は何年だろうか?
30年と考えた場合、運よくS&P500指数の過去の平均投資利回り7%を維持できたとして、
30年後の資産は約7倍になる。悪くはない。運が良ければだが。

だが、米国株式投資をやる人にとって30年で約7倍の資産で満足できるかだ。

1年で資産が数倍になるような溢れる株式情報を浴びながら、
30年で資産が7倍の指数投資で満足するには、
それでそれ相応の忍耐が必要だ。

FAANGだ、バイオ製薬だ、GAFAだ、人工肉と、
これらの流行に直接乗らずに市場全体に投資する。できるか?








2019年9月19日木曜日

記事

FRBの金利政策を見て、長期個別米株投資している訳じゃない。

雇用統計もFRB金利も景気のバロメーターなのかもしれないが、
長期で個別銘柄投資している私にとっては、どうでもいい。

FRB金利がこの金利値だから、株価はこうなるとか、
これだけ金利を上げたのだから、株価はこうなるべきとか、はあるのかもしれない。

個別銘柄とて、全体相場状況に引きずられて、株価が乱高下するときもあるだろうが、
長期投資でそれに付き合っていたら身が持たない。売買のし過ぎで疲れる。

長期投資と覚悟を決めたならば、景気循環は無視するしかない。
景気循環は、人生の間で何回とやってくる。

そして、景気循環を予測するのは止めよう。
なぜなら、拡大(好)景気が終わったと判断するのは、過去に遡って、
『過去のあの時点で好景気は終わりました』と判断されるから。
リアルタイムではない。
リアルタイムで判断できないのだからタイミング投資はできない。

将来、リセッションが来ようが、来なかろうが、そんな予測よりも、
企業の四半期決算、年度決算資料を読むほうが、長期投資には確実と思っている。

話は変わるが、そうなると、インデックス投資家は、さて何をすればいいのだろうね?
S&P500の500銘柄も調べられないから、投資先ETF決算資料でも読む?

そう考えれば、インデックス投資家っていうのは、
株価指数は景気のバロメータと考え、
経営業績より経済指標に相関が強いと仮定すれば、
FRB金利、雇用統計は気になるものか。

2019年9月15日日曜日

記事

10年間で株価2倍に、これじゃ満足できない?_それじゃ、インデックス投資は無理。

S&P500指数のETFの年平均投資利回りを7%と仮定し、
複利なら、約10年間で2倍になる。

S&P500指数のETFが最強なら、10年間で約2倍が最強となる。
あくまで、平均。



過去10年のJ&J、P&G、Visa、SPYの株価の上昇倍率が上記のグラフ。
SPY、P&G、J&Jは似たような投資成果となった。

S&P500のETF投資と、
生活必需品株、ヘルスケア株の代表ディフェンシブ銘柄とは
大した投資成果は変わらなかったことになる。

個別銘柄は個別企業リスクを負う分、ハイリターンを望むが、
過去10年では、500銘柄指数に投資するリターンを超えられなかった。
個別企業の倒産リスクを負っても、それに見合ったリターンが得られないなら、
SPYのほうがリスクを負わない分、有利と感じる。

個別銘柄に投資して10年で株価が8-9倍ぐらいの成長を望むなら、
ビザ株に投資しておけば良かったことになる。

10年で株価2倍を望むことは、期間が長すぎて、
それを望む人がいるかどうかどれだけいるかわからないが、
投資利回り7%なら、大体10年(7×10≒72)となる。

2019年9月7日土曜日

記事

PGもJNJもアニュアルレポートを見ると、インデックス投資したくなる

P&Gの2018年のアニュアルレポートの直近5年間の株主リターンの図。
S&P500指数に負けている。5年間一度も累積で上回っていない。



J&Jの2018年のアニュアルレポートの直近5年間の株主リターンの図。
直近5年ではS&P500指数に勝っている。イエーイ。
が、直近10年では負けている、10年で見ると一度も累積で上回っていない。



企業のアニュアルレポートを見て、
S&P500のインデックス投資を目指したくなる。
まじか?

2019年8月28日水曜日

記事

株式投資をすると経済が分かるって、わかりませんよ。

株式投資をして頭に汗をかいたのは、
投資先の企業の財務諸表が読めるように勉強したってこと。

米 7月シカゴ連銀全米活動指数
米 7月耐久財受注
FHFA 住宅価格指数(22:00)
米 6月 S&P コアロジック CS 住宅価格指数
米 8月 CB 消費者信頼感指数

上記の経済指標が発表されたって、正直何をしたら良いかわかりません。
あと、一番よくわからないのが、

米 x月雇用統計発表

雇用統計がなぜそんなに重要なん?
これで結構、ドル円相場も動くし、ダウ平均株価指数の変動も見受けられるけど。

この統計がビザ、マイクロソフト、アップルの業績に影響を与えるのか?

想定以上に失業率が上昇すると、
クレジットカードの利用を控え、
スマホの買い替えも控え、
PCの買い替えも控えるようになるから、
重要な指標なのか?

ビザ、マイクロソフト、アップルの四半期発表には、
業績と失業率の相関に関する説明は見つけられない。

経済を知るよりも、10Q・K資料を読めるようになるのが先。
あっ、書いてたら、これは個別銘柄投資想定の話をしている自分に気が付いた。

SPYとDIAなら、この雇用統計発表で相場全体が動くから重要になるな。
インデックス投資は、どちらかというとその国(または産業の)の経済全体への投資か、
それなら経済指標を把握するのもありだね。インデックス投資家ならね。

2019年8月23日金曜日

記事

米国株投資10年で株価2倍は成功と言えるのか?

ダウ平均株価の過去10年間の株価は、大雑把には、$10,000割れから$26,000台に。
S&P500なら、$1,000ちょっとから$3,000付近まで上昇。
両指数とも今のところは2倍越えのパフォーマンス。

10年間で株価が2倍になっても、株価指数ほどのパフォーマンスではないことになる。

これらの指数を超えた銘柄は、ビザ、ボーイング、マイクロソフト、ホームデポ、等。
超えなかったのは、P&G、J&J、ウォールマート、エクソン・モービル、等。

個別銘柄の選択というのは難しい。

ここ最近、株価上昇の勢いのあるP&Gとて、過去10年では指数に負けている。

S&P500指数の投資とビザ株の株価上昇を比べると、個別銘柄投資で良かったと思う。
S&P500指数の投資とP&G株の株価上昇を比べると、指数ETF投資で良かったと思う。

じゃ、指数投資と個別銘柄投資どっちがいいのさ?

知らないし、分かりません。

ただ言えるのは、
P&Gに過去10年投資していても資産は増えたのだから、
間違いを犯したというわけでないと思う。

他に有利な投資先があったとしても、その心配には限りがない。

10年で株価2倍なら成功だろうよ。指数に負けていても。
記事

インデックス投資先が最強なのは米国中心の話で、他の先進国・新興国ではない

インデックス投資最強説と言っても、それは大方S&P500のETFへの投資を指している。
さもなくば、世界株全体相場へのETFか、ダウ工業指数のETF位。

日本ETF、英国ETF、西欧ETFとかを勧めている記事はない。

結局、インデックス投資が最強とか、ETFが最強云々というよりは、
つまるところ、米国株式市場が最強
ということでしょう。

米国株式市場が最強で、その中の選ばれし500銘柄に投資するのだから超最強となる。

ダウ工業銘柄30銘柄でもいいんだが、
ETF運用資産額に対して分散銘柄数が30だとやや分散が少ないので、
S&P500の500銘柄のほうが都合が良いと感じる。

なんでもかんでも、インデックス投資が最強じゃなくて、
米国に投資する、S&P500のETFが最強だと。

あと、ETFという新しい投資信託の誕生。
私には、その仕組みが理解できていないが。
株式市場でリアルタイムで売買でき、
そのくせ従来の投資信託よりも信託手数料が安い
というのが追い風になった。

今最強と思われている米国市場のどの銘柄に投資するかの選択リスクを
負いたくなければ、米国株の株式指数に投資すれば!?、
というのが今の投資の通説になっている気がする。

過去には、
Bricsとかドットコムとか言っていたくせに、
ころころ変わるよな投資の世界は。

2019年8月9日金曜日

記事

去年から3M、ボーイングに投資をして損しても投資に失敗したわけではない

3Mは、’18年1月には約250ドルの株価が今は164.22ドル。
ボーイングは、’19年2月に約440ドルの株価が今は336.35ドル。

どちらも2割以上は下落している。
ダウ銘柄で、配当は2-3%ある。

去年の1-2月に両銘柄を購入した人は、投資を間違ったのだろうか?

私の感想は「別に」だ。

3M、ボーイングをこれから数十年持ち続けるのであれば、
投資判断が間違ったかどうかは、まだわからないし、投資先はくしくもダウ銘柄。
資金繰りに急に困って、事業が立ち往生するような企業ではない。

とはいえ、今株を売れば、損がでることは確実。
売る必要がなければ、買い増しも可能。
「塩漬け」と思うかどうかは、本人次第。

3M、ボーイングにしても米中貿易の影響を受けやすく、
ボーイングに関しては、航空機事故の問題もある。

何か問題があると、人間は自然と離れてゆく。
そして、人気が出ると自然と集まる。
それしかできないのであれば、インデックス投資のほうがいいかもしれない。
インデックス投資は、人気株を指数採用し、人気のない株を不採用にする。
ただし、人気株とて、それなりの採用基準はある。

将来人気の出そうな株に投資できるとお考えなら、個別銘柄がお勧め。