2020年1月2日木曜日

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嫌いな企業に投資できる…価値感と投資感の違和感

初売りといえば「福袋」。
昨年度の不良在庫品の投げ売りもかねて処分できるんだから、先人はいいこと考えたよなと思う。福袋の中身を確認できずに、お得というだけど人々は殺到する。

指数投資の代表といえば、S&P500指数ETFなんだけど。
個別銘柄投資の観点からみれば、500銘柄もいらない。
せいぜい把握できるのは数十銘柄で、残りの9割以上は聞いたこともない銘柄ばかり。
S&P500のETF投資をすると、福袋のように「不良在庫とはいわないけど」、欲しくもない銘柄が混ざっている。

福袋を開封し、自分にとって不用品と判断すれば、今ではすぐにメルカリ直行。
福袋販売の隣にメルカリブースすらあるんだから、処分は容易くなった。

指数投資の場合は、そうはいかない。
指数値の算出として適切な銘柄基準に従って、投資先の500銘柄は決められている。
500銘柄のうち、この銘柄気にくわないからといって、その銘柄だけ処分するわけにもいかない。
「タバコに未来はない。」
「化石燃料に未来はない。」
とほざいているなら、
S&P500のETF投資は無理だな。
アルトリア、エクソン、他の銘柄も組み入れられているから。

ESG向けのETFでも探すしかない。
ESG株価指数もそのうちできるだろう。それとも、もうあるのかな。

個別銘柄株式投資にも、面倒な点はある。
自分の価値観と相反する投資。

健康に悪そうなファーストフードは食べないけど、投資はOKっていうのは、倫理的にどうなのとなってしまう。マクドナルドなんだけど。

他には、iPhoneは2年おきに機種変更しているけど、アップル株には投資していない。
アップル株には投資しているけど、格安なアンドロイド端末で済ましているケース。

指数投資も個別銘柄投資も、結局のところ、
価値観と投資観は別腹ってことでいいんじゃないか。

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