平成29年の給与所得者の年間平均給与(賞与含む)は、432万円(正規なら493万円)。
出所は民間給与実態統計調査のHPから。
そして、今年の大手企業の冬のボーナスの平均妥結額は、96万円。
出所はこの日経の記事。
調査元データが違うことや統計算出方法も違うから両者の数字を並べることはできないけど、賞与額に現実味ないよね。
賞与は大手企業様様の特権で、民間給与実態統計調査で大企業のみの集計は取らないし。
年収が正規で約500万円としてだよ、
そのうち冬のボーナス(賞与)で100万円ってさ。
夏も同等額としたら、毎月の給与だけで約300万円、月に直すと約25万円。
25万円といっても税控除前の金額だから、手取り20万円切っているのにボーナス1回で100万円(税控除前)近く貰る訳ないじゃん、と思う。
会社員10人に1人程度の割合で年収900万円と言われているから、
「給与700万円+賞与200万円(2回分)=900万円」っていうのが現実かな?
もしこれが正解なら、冬の賞与は月給与の2回分ほど。
この「平均」って言葉ほど惑わすものはない。所得格差を隠すにはうってつけ。
株式投資も「平均」って言葉は、魔物。
株価を平均値で見るバカはいない。
だけど、投資利回りになると、過去実績の平均で見たがる。
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