2020年1月6日月曜日

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アルトリアとビザの両方を好む_配当リスク分散っていう考えはどうだ?

高配当で長期投資憧れの銘柄フィリップ・モリス、いまではアルトリア。
グロース株筆頭でフィンテック、キャッシュレスが追い風のゴーゴー株のビザ。

両銘柄を同時に好む人はあまりいないかもしれんが、私は両銘柄とも好き。
理由は、どっちも増配率がすこぶる良いから。まぁ、ビザのほうが圧倒的に凄いけど。

年度 Altria Visa
四半期配当額 前年比増配率 四半期配当額 前年比増配率
2008 $0.320
$0.105
2009 $0.340 5.88% $0.125 16.00%
2010 $0.380 10.53% $0.150 16.67%
2011 $0.410 7.32% $0.220 31.82%
2012 $0.440 6.82% $0.330 33.33%
2013 $0.480 8.33% $0.400 17.50%
2014 $0.520 7.69% $0.480 16.67%
2015 $0.565 7.96% $0.560 14.29%
2016 $0.610 7.38% $0.660 15.15%
2017 $0.660 7.58% $0.780 15.38%
2018 $0.800 17.50% $1.000 22.00%
2019 $0.840 4.76% $1.200 16.67%

アルトリアの増配率の中央値は7-8%台だが、増配率の変動が少なく安定している。
ビザは2桁の増配率が続いているが、変動は大きめに見える。

配当生活を送るうえで、何もディフェンシブ銘柄(KO、JNJ、PG)だけに分散させるだけでなく、下記の配当観点から分散せておくのもひとつの考え方。

①配当利回りのブレの少ない銘柄→ディフェンシブ銘柄
②低配当利回り高増配銘柄→連続平均増配率5%以上を維持している銘柄(ビザ、ナイキ)
③無配から有配に転じそうな銘柄→成長鈍化し始めたハイテク銘柄(FB、GOOG、ADBE)

普通、配当生活を目指すとしたら①が鉄板。
しかしね、ディフェンシブ銘柄だと、正直ね、退屈しちゃうんだよ。
増配率は過去10年の増配傾向から、ある程度予測できちゃうんで。
配当である程度余裕が出てきたら、②、③で多少のリスクを背負ってスリルを味わいたい。
指数投資に勝つ云々よりも、年に一度位サプライズを味わいたいだわさ、想定外の増配率とか無配から有配に転じるとか...
そうだな、
アップルが配当を始めたようなワクワク感を、FB、GOOGLでも味わいたいんだわさ。

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