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2022年6月24日金曜日

記事

3Mが4.5%、インテルが3.9%、10年米国債の利回り越えは滅多にないかも。

ずーっと、3M、ナイキ、インテルの株価を
追っていたんだけど、下げ止まる感なし。

ちょっと上向いても、それ以上に下げる、の繰り返し。
相場環境も悪いし、事業自体も明るい兆しが見えない。

3Mと聞けば、世間ではポストイット位しか、
思いつかないから、日本でのブランド認知度は
いまいちかもしれんが。
素材メーカーとしては一流のブランド。

その銘柄の配当利回りが4%越え。
赤字決算というわけでもないし、
フリーキャッシュフローがマイナスでもない。
10年米国債の利回り3%を超える4.5%の配当利回り。
米国債よりも3Mのほうが良いかな、とも思ってしまう。
Yahoo!FinanceのPER(TTM)は13。
S&P500平均の15よりも下回っている。

数年の間は配当で我慢して、そのうち、
キャピタルゲインの利が乗ってくるだろうと
楽観的に考えれば悪くはないかも。

ここ最近売られているインテルの利回りも魅力的。
4%に近づいている。
かつて、インテルも配当利回り4%台に乗ったこともある。
ファブレスじゃないので、先行投資としての設備投資が
お荷物状態なんだが、これが利益を生み始めれば...
今は我慢のとき。

個人的にはインテルとクアルコムは米国の国策企業。
Yahoo!FinanceのPER(TTM)が6って、
あまりにも売られ過ぎだろうって、思ってしまう。
S&P500平均の15よりも半分?

バリュー、ディフェンシブ銘柄が安くで買えるベア相場も悪くない。
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2022年2月27日日曜日

記事

J&Jのベビーパウダー訴訟が3Mの株価に飛び火?

もう、忘れただろうけど、
J&Jのベビーパウダー問題あったよね。
日本では今だにこの商品見かけるけど、
どうなったか、確認した?

日経だと、ここに記事がある。

ベビーパウダー事業を子会社化して、
本社から切り離して、自己破産させる気のよう。
何で、こんなことするかと言うと、
J&Jの本社自体は金持ちなんで、
訴訟次第では賠償金額を吊り上げようと思うが、
子会社にされたら、そりゃ、資産少ないから、
賠償金額吊り上げたところで、払えない、で終わり。

記事にも、あるけど、
「和解しないと賠償金が少なくなる可能性がある」
と示唆。

あの~、タイノール事件で名を馳せたJ&Jが、
....と思うこともあるけど。

そして、この訴訟の裁判所の
最近の見解が3Mの株価にも
飛び火したというのが、この英語の記事

これ読むと、3MはPFAS訴訟に舞き込まれていたのね。
知らんかったわ。

それで、3MもJ&Jのような手段を使えば、
訴訟による負担やら賠償額が減るから、
将来の業績も改善するんじゃないかとの思惑。

だから、昨夜の3Mの株価は久々の上昇を見せたと。

こんなの英語の記事読まないとわからんわ。
ロイター、ブルームバーグの日本語記事探してもなかったし。

米国株の個別銘柄投資では、なぜ下落してるん?って言う時に、英語のニュースを読む羽目になる。
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2019年8月9日金曜日

記事

去年から3M、ボーイングに投資をして損しても投資に失敗したわけではない

3Mは、’18年1月には約250ドルの株価が今は164.22ドル。
ボーイングは、’19年2月に約440ドルの株価が今は336.35ドル。

どちらも2割以上は下落している。
ダウ銘柄で、配当は2-3%ある。

去年の1-2月に両銘柄を購入した人は、投資を間違ったのだろうか?

私の感想は「別に」だ。

3M、ボーイングをこれから数十年持ち続けるのであれば、
投資判断が間違ったかどうかは、まだわからないし、投資先はくしくもダウ銘柄。
資金繰りに急に困って、事業が立ち往生するような企業ではない。

とはいえ、今株を売れば、損がでることは確実。
売る必要がなければ、買い増しも可能。
「塩漬け」と思うかどうかは、本人次第。

3M、ボーイングにしても米中貿易の影響を受けやすく、
ボーイングに関しては、航空機事故の問題もある。

何か問題があると、人間は自然と離れてゆく。
そして、人気が出ると自然と集まる。
それしかできないのであれば、インデックス投資のほうがいいかもしれない。
インデックス投資は、人気株を指数採用し、人気のない株を不採用にする。
ただし、人気株とて、それなりの採用基準はある。

将来人気の出そうな株に投資できるとお考えなら、個別銘柄がお勧め。

2019年8月3日土曜日

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自分の得意な分野に投資すべし_今年はガリガリ君や蚊のニュースを聞かないな

貴方が映画をよく見る人なら、毎週の映画ランキングを覚えるのは苦にならない。
ディズニー、タイムワーナーのどっちの供給映画が良く見られているかも肌で感じれる。
ネットフリックも該当するのか...

貴方がパソコンを自分で組み立てられるほど詳しいのなら、
どのCPUが今売れているかも自然とわかるし、新製品の動向にも詳しいはず。
インテル、AMD、NVDIAの価格動向にも精通しているはず。

貴方が施工業に勤めていれば、住宅動向の景況感が肌でわかるはず。
それに住宅設備に利用される部材メーカはたくさんある。
加えて、業界内で評判の良い製品がどれかも、自然と身につく。
デュポン、スリーエム、イリノイ・ツールワークスの製品もあるかもしれない。
パナソニック、LIXIL、だって競合製品になる。

貴方が派遣業界の会社に勤めているなら、
今人材を欲しがっている産業がどれか聞かなくても顧客から教えてくれる。
人材不足するほど、その業界が伸びていていることをいち早く察知できる。

株式投資をするにあたって、改めて勉強する必要はない。
自分の勤務先の身近な情報のほうがよっぽど有利に物事を進められる。

余談だが、今年の夏は、去年、一昨年の夏と何が違う?
アイスキャンディのガリガリ君の増産の話は聞かなくなったし、
カピオカブームでガリガリ君は下火...
蚊による伝染病の話も聞かなくなった。蚊にとっても暑すぎたのかねぇ。

話をもとに戻すと、

みんなが買っている株を買うのは、もうその時点でレースは中盤を迎えている。
自分が得意な分野で、自分の判断でスタートを切ったほうがいいと思う。

2019年7月15日月曜日

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JNJ、PG、MCDの投資利回りはSPY(S&P500_ETF)よりは良かった、将来はわからん

『どの運用ファンドもS&P500の投資利回りを上回る実績を長期で成し遂げられない』

運用ファンドがダメなら、個別銘柄のフォーカス投資しかない。

ディフェンシブ銘柄で名高い、J&J、P&G、McDonald'sなんか最適だと思う。
確かに、これらの銘柄とて倒産リスク(株式紙屑)リスクはあるので、
資産ゼロのリスクはSPYに比べはるかに大きい。
S&P500が資産ゼロになるリスクは、ほぼないだろう。

しかし、(S&P500のETF)SPYの設定日からの株価上昇率と上記の銘柄を比較すると、
大方上回っている。

※株価上昇率は、株式分割・配当分を加味した株価を利用(投資利回り相当)。
 Yahoo!FinanceのHistorical Dataの月間終値Adjusted close値を採用。



あくまで結果論だが、設定当初(1993年から)のSPYのETFを持ち続けるよりも、
J&J、P&G、MCDの3銘柄だけを26年間持ち続けた人は、SPYの投資利回りに勝てたわけ。
3Mを加えても良いが、コカコーラは最近SPYには勝てていないのでお勧めしない。

2019年7月2日火曜日

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グロース株→バリュー株→グロース株、ハイテク株ならこうありたい

J&J、P&G、3Mがバリュー株から反転して、グロース株になるのは想像しがたい。

しかし、今は株価が低迷しているIBM、インテルが突如グロース株に変貌する可能性は、上記の非ハイテク株に比べれば、確率は高い。

現時点で時価総額1位のマイクロソフトは、新規事業(携帯、ゲーム)にことごとく失敗し続けたが、クラウド事業のAzure事業が軌道に乗り出し、バリュー株からグロースに変貌した。

シスコ・システムズは、一時期、新興企業のジュニパーに後れを取り、業績も低迷したが、速度・性能競争からセキュリティ分野に主軸が移行した際に、新興企業よりもうまく立ち回れたことで、業績が回復してきた。

IBMは、いまだに株価は低迷しているが、レッドハットのLinuxサービス事業を買収して、事業転換を図っている。

上記のハイテク銘柄は、すべて配当を出している。
事業が低迷しても、配当を出し続ける財務力を蓄えていることが、その銘柄を持ち続けられる要因。

IPOしたてのハイテク企業だと、そうはいかない。

上記の銘柄以外にも、テキサス・インスツルメンツ、クアルコムなど、
ハイテク株といえど裏方の生活必需品みたいなバリュー株は存在する。

2019年7月1日月曜日

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SP500インデックス投資はディフェンシブではない..金融銘柄も含まれている

S&P500とJ&J、3M、CocaColaの2007年~2013年までの株価推移と配当を見れば、
不景気に強い株を持つことの重要性がわかるはず。

S&P500のETF SPY株価は2007年度末株価$146を付けた後、
年度末比較では2013年度の6年後まで、株価は回復しなかった。

年間配当金も、2008年度の$2.72から翌年約19%減配し、
2012年度の4年後まで2008年度の配当を超えていない。

年度 SPY
年末株価終値 年間配当金 配当利回り
2007 $146.210 $2.70 1.85%
2008 $90.240 $2.72 3.01%
2009 $111.440 $2.18 1.96%
2010 $125.750 $2.27 1.81%
2011 $125.500 $2.58 2.06%
2012 $142.410 $3.10 2.18%
2013 $184.690 $3.35 1.81%


まず配当から、SPYのみ減配で、比較対象の3銘柄株は、微小ながらも増配している。

※前年比で減配しているものを赤字
年度 SPY JNJ 3M KO
2007 $2.70 $1.62 $1.92 $1.36
2008 $2.72 $1.80 $2.00 $1.52
2009 $2.18 $1.93 $2.04 $1.64
2010 $2.27 $2.11 $2.10 $1.76
2011 $2.58 $2.25 $2.20 $1.88
2012 $3.10 $2.40 $2.36 $2.04

2009年度の株価下落率は、SPYが断トツの約38%台。
2011年度だと、Coca-Cola、3Mが約5%の下落。
従って、株価比較だと、どっちも変わらずかな。

※前年比で下落している株価を赤字
年度 SPY J&J 3M Coca-Cola
年末終値 前年比 年末終値
年末終値
年末終値 前年比
2007 $146.210
$66.700
$84.320
$30.680
2008 $90.240 -38.28% $59.830 -10.30% $57.540 -31.76% $22.640 -26.21%
2009 $111.440 23.49% $64.410 7.66% $82.670 43.67% $28.500 25.88%
2010 $125.750 12.84% $61.850 -3.97% $86.300 4.39% $32.880 15.37%
2011 $125.500 -0.20% $65.880 6.52% $81.730 -5.30% $34.990 6.42%
2012 $142.410 13.47% $70.840 7.53% $92.850 13.61% $36.250 3.60%
2013 $184.690 29.69% $91.590 29.29% $140.250 51.05% $41.310 13.96%

私の推測だが、S&P500のインデックス投資だと、金融株株価・配当の影響を受けるため、
配当を頼りにするなら、ダウ平均・S&P500のインデックス投資は避けたほうが賢明。

ディフェンシブ銘柄だけのETFを買うか、直接ディフェンシブ銘柄を購入したほうが、
配当面では安全。

でも、ディフェンシブって、この定義は結構あやふや。

アルトリアは、ディフェンシブなのかねぇ。
不景気になると、タバコの吸う本数が増えるという記事をどこかで読んだけど、
本当なら、「不景気ようこそ」の銘柄となる。

2019年6月24日月曜日

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アルトリアに強気の光通信(9435)_米株保有にはバフェット銘柄も多い

光通信の創業者は、2019年のフォーブス誌で国内6位の大富豪として言及されている。
光通信が保有する米株の内訳は、https://www.sec.gov/のサイトで確認できる。
書類名は13-F、CIKは0001423673。
ティッカーサイトに、hikari tsushinと入力すればたどり着ける。

今年の1~3月の間にアルトリア株を約4.8万株相当買い増している。
2018年12月末のアルトリア保有株数:14,210株が2019年3月末で、62,010株。

逆にアップル株は、49,065株から33,145株に減らしている。



BERKSHIRE HATHAWAY INC株は’19年3月時点で744株持っており、
評価額は2.24億ドルで米株保有銘柄ではトップの評価額。2位は3M。

下記の銘柄を保有しているあたり、かなりのバフェット嗜好ともとれるような銘柄。

WELLS FARGO AND CO
VISA INC
APPLE INC
MONDELEZ INTERNATIONAL INC
THE KRAFT HEINZ COMPANY
US BANCORP
MOODY'S CORP
BANK OF NEW YORK MELLON CORP

高配当銘柄のAT&Tもしっかり、127,952株保有している。

大富豪に上り詰めた創業者の会社の米株保有を見れるのは、貴重な財産かもしれない。

2019年6月16日日曜日

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リーマンショックで減配するインデックス型ETFと増配する配当貴族

6つのインデックス型ETFと配当貴族の年間配当金推移を2002年からグラフにした。
ETFは細線、配当貴族の3銘柄は太線破線にしてある。
SPY、VOO、IVV:S&P500 DIA:ダウ工業平均 VYM:米国高配当 VIG:米国増配当
JNJ、3M、KO:配当貴族銘柄

2009年のリーマンショック時の推移に注目。上記のETFは減配。


わかりやすく、増配率でみよう。
2009年の前年比の年間配当の増配率列(背景水色)を見てほしい。
VIGの米国増配株式のETFでさえ、減配している。それに比べて、JNJ、3M、KOは増配。

年度 SPY VOO IVV DIA VYM VIG JNJ 3M KO
2002








2003 8.67%
36.55% 10.57%

16.35% 6.45% 10.00%
2004 34.97%
3.85% 5.97%

18.38% 9.09% 13.64%
2005 -2.27%
2.04% 10.05%

16.44% 11.11% 12.00%
2006 13.95%
10.58% 12.87%

14.12% 15.00% 10.71%
2007 10.20%
17.70% 8.64%

11.34% 4.35% 9.68%
2008 0.74%
-4.69% 6.61% 6.34% 17.53% 10.80% 4.17% 11.76%
2009 -19.85%
-18.86% -4.33% -19.06% -4.58% 7.52% 2.00% 7.89%
2010 4.13%
3.47% -1.46% -6.59% 7.05% 9.33% 2.94% 7.32%
2011 13.66%
16.51% 7.37% 21.63% 11.83% 6.64% 4.76% 6.82%
2012 20.16% 19.56% 15.17% 11.41% 20.05% 20.31% 6.67% 7.27% 8.51%
2013 8.06% 9.59% 11.54% 3.73% 9.79% -1.56% 7.92% 7.63% 9.80%
2014 14.63% 12.29% 13.09% 4.70% 9.09% 14.19% 6.56% 34.65% 8.93%
2015 9.64% 12.64% 17.67% 13.00% 12.63% 14.76% 6.88% 19.88% 8.20%
2016 7.84% 5.27% 1.61% 9.83% 2.65% 0.38% 6.78% 8.29% 6.06%
2017 5.73% 5.56% 4.04% 9.27% 8.84% 5.09% 5.40% 5.86% 5.71%
2018 6.25% 8.45% 11.11% 7.12% 10.33% 6.20% 6.63% 15.74% 5.41%


上記表をグラフにすると、配当貴族銘柄の年間増配率はプラス圏にいる。



どちらが配当生活に有利だろうか。

ETFは銘柄分散されているおかげで、減配リスクが小さいと思っていたが、
そうでもなかった。
それに前年比増配率のボラ(変動幅)も、ETFだからといって個別銘柄と比較して小さいわけではない。

ETFが投資のベストではないことをわからせてくれる。