ラベル バフェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル バフェット の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年3月3日木曜日

記事

Berkshire Hathaway Incの株価、過去最高値目指してる。VOOのトップ銘柄になる日も近い?

○○バフェットを名乗る人は多いんだけど、
Berkshire Hathaway Incを保有している人は
ほとんどいない。
Berkshire Hathaway Incの株価を確認したら、
過去最高値付近に留まっている。

BRK-Aの株価$486,109(過去最高値$488,765)。
1株買うのに5,500万円越え払える訳ねーだろう。

なんとかせよ!、はい、しています。

BRK-Bの株価$323.64(過去最高値$325.75)。
Aクラスの1500分の1で買える株クラスがB。
でも投票権の権利はAクラスの1万分の1で、
俺に理解できない仕組み。

現実問題、米国株保有していても、
どこかの信託会社の名義で保管されているんで、
日本のように、
株主に議決権が郵送されることも無いから、
どうでもいいや。

それたので、戻ると、
アマゾン、アルファベットに投資するより、
最低投資額が少ない。
でも、あまり話題にならない。

GAFAM銘柄がVOOの約20%以上を
占めていることは話題になる一方、
BRK-B株式はVOOの上位10銘柄のひとつで、
時価総額7170億ドルであることは話題にならない。
いずれ一兆ドルの時価総額になるんだろうけど。

S&P500指数に投資すれば、
間接的にBRK-Bも保有する、
ことになる。

バフェット氏が、
「俺とこの銘柄を買え」とは、
傲慢すぎて言えないんで、
「S&P500指数のETFを買うべき」、
と言ったんだなぁ。

BRK-BがGAFAM銘柄に投資すれば、必然とVOOのトップ保有銘柄になる日も近いかも。
既にトップのアップル株は保有しているしね。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ


2022年3月1日火曜日

記事

バフェット氏、年間報告書でアップルを語る。アップル株の買い増しをしなかった理由。

東欧は予断を許さない状況だけど、
BERKSHIRE HATHAWAY INC.から
年間報告書が公開されている。
ここに。

こんなご時世なんで、
いつもならバフェットの
アニュアル・レポート内容が
記事になるんだろうけど、
そんな感じはないね。

アニュアル・レポートで、
保有している特定の銘柄を
語ることはあまりないけど、
本年度は違っている。

「4つの巨人」と称して、
筆頭に持ち分の保険会社を語り、
2番目に挙げられているのがアップル。

何を語ったか。俺の意訳だと。

配当受取分は7億8500万ドルなんだけど、
それよか、自社株買いでアップルの株式所有権が
5.39%から5.55%に増えた。

ここからが、俺の勝手な解釈。

アップル株買い増ししなくても、
持ち株分の保有割合が増えた。うれぴー。
アップルが自社株買いをしてくれたおかげ。
すなわち、配当以上の利益をもたらしてくれたと。

4つの巨人の残り2つは、BNSFとBHE。BHEって何?Berkshire Hathaway Energyのこと。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

2021年10月17日日曜日

記事

バフェット信者なら、単にBRK-Bに投資すればいいだけなのに、なぜ、違う銘柄に投資する?

バフェット流~とか言って、
講釈垂れている信者多いけど、
信者なら、素直にBRK-B買えば
いいだけなのになぁ。

なぜ、ポートフォリオにBRK-Bが無いんだ?
BRK-Aでもいいけど、
1株$427,701なんで、
最低投資資金5千万円近く必要。

それは無理と言うなら、
BRK-Bがあるじゃん。
1株$284程度なので、
4万円もあれば十分投資できる。

「バフェット」の言葉があれば、
読んでくれそうだから、
そうしているだけの話なんだよなぁ、
きっと。

じゃぁ、俺もそうする。

バフェット氏の投資手法って、
素人には怖くて出来ない。

・アメックス投資はサラダオイル事件。
・ウェールズ・ファルゴ投資は住宅ローンの貸し倒れ危機。
・コカ・コーラ投資は、新CEO就任への期待。

どれも、周りが(怖くて)手を出せない
状況の時に投資している。

リーマンショックの時にバフェット氏は
「今投資すべき銘柄は」と学生に問われて、
たしか、WFC(かAXP)と答えていた記憶がある。

具体的な銘柄を明確に述べることはまずないのに、
リーマンショックの際は違っていた。

さすがに、株価10ドル台のときの
WFC、AXP銘柄買えます?

できないなら、
BRK-Bに投資してバフェット氏に
委ねるしかないだろうな。
バフェット流って言いたいなら。

10ドル割れると、
ファンドは手を引く株価だから、
株価の下落ピッチが速まるんだよね。

バフェット氏よりもテンプルトン氏のほうが俺は好み。どっちも真似できないから、信者じゃないよ俺は。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

2021年8月7日土曜日

記事

アップル株で4倍株達成しても、保有継続中のバフェット氏。

アップル株取得に約311億ドル(907,559,761株)を費やし、
多少の売却を経て、今の持ち株は887,135,554株。
現在のアップル株持ち分の時価総額は約1,296億ドル。

途中の売却益を無視して、
アップル株は約4倍株になっている計算。

永久保有銘柄(と見られる)
アメックス、コカコーラの現在の保有時価総額は
アメックス:約259億ドル(151,610,700株×171.36ドル)
コカコーラ:約226億ドル(400,000,000株×56.64ドル)
アップル:約1,296億ドル(907,559,761株×146.14ドル)

アップルへの当初の投資額311億ドルは飛び抜けている。
アメックス、コカコーラの保有時価総額の規模を超えているんだからね。

アップル投資の前にはIBMへ投資していたが、
それでも110億ドル相当の6400万株。
アメックス、コカコーラの保有時価総額の規模を超えていない。

アップルの次に熱心に投資している銘柄は、
バンク オブ アメリカ。
投資額146億ドルで、評価額313億ドル。
2倍越えを達成中である。
保有時価総額ではアメックス、コカコーラを越えて2位。

もう、年なんだし、十分だろうと思うけど、ゴールはなさそう。
いまだに、投資は色あせない。
こんなアグレッシブな投資しないよ、普通。

IBMへの投資で小さく損して、アップルで大きく稼ぐ。
でもなぁ、
ボール(IBM)は打たずにストライク(アップル)しか打たないんじゃぁ。

CEOクック氏の後継者は誰だろうなって、相当のプレッシャだぞ。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

2020年7月9日木曜日

記事

航空株の失敗はアップル株投資の成功からみれば小さい。失敗は小さく、成功は大きく

バフェット氏の航空株投資失敗は、実際の所、
アップル株への投資に比べれば、小さい。

むしろ、ここ最近のアップル株の株価上昇の勢いを見れば、
アップル株への投資は大成功と言えるだろう。
誰もそれを報道してくれないのだが。

バークシャハザウェイの年間報告書を抜粋した表では、
アップル株の投資額は約352億ドルで、
航空株(デルタ、サウスウェスト、コンチネンタル)の投資額は約62億ドル。

・62億ドルの投資に失敗
・平均取得株価140ドルへのアップル株投資350億ドルが今では約950億ドルの評価額。
 ※現在株価380ドルで、2.7倍で算出

株式投資で重要なのは、長期でガチホできる銘柄をどれだけ持てるか?
そのための失敗はなるべく小さく抑える。

62億ドルの失敗をしても、350億ドルが950億ドルに増えれば、
相対的に62億ドルの失敗は小さい。

株式投資に絶対はないのだから、失敗をしながら成功するしかない。

いまだにアマゾン、マイクロソフトには投資しない理由は、何だろうな?アップルは別もの?
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ






2020年1月3日金曜日

記事

株式投資で安心を買うという考え_2010年代にFAANG銘柄を取り損ねても...

2010年代の最高上昇株はネットフリックス株とニュースにでていた。
40倍かな?
現在の株価情報を見たらPERは100で、アマゾンが80だから、アマゾンよりも期待値が高い。
両銘柄とも将来を買われての値段だし、今となっては素人では手を出しずらい。
毎四半期成長が必須前提の買われ方をしているので、集中投資の対象とするにはハイリスキー、値上がり目的の分散銘柄の1つならありだろうとは思うが。
それでも、アップル並みの時価総額を狙うなら、まだネットフリックスはこれから10倍株になる余地がある。

2010年代にFAANG銘柄に投資しなかった後悔を嘆いても失敗した訳じゃない。
むしろ、FAANG銘柄をもつことで、過去10年間のそれらの株価の乱高下に耐えられただろうかとの疑問がある。
FAANG投資はしたが一時的な株価の下落に耐えられずに損切りした可能性も十分にある。
株価の乱高下が大きい分、タイミング投資は相当困難になるはず。

そう考えれば、比較的マイルドな株価調整が見込める(退屈ではあるが)ディフェンシブ銘柄や指数投資では、胃薬を必要としない程、安心していられる。
期待される成長も大きくないので良い決算だとすぐにサプライズ決算となるし、配当も安定している。

株式投資はリスクが高いというけども、それはマスコミが毎日、値動きの大きい銘柄を報道するからで、ほとんどの銘柄は退屈な株価の動きに毎日終始している。

バフェット氏の保有銘柄を見ると、毎日値幅が大きく動くような銘柄は少ないことが分かる。アップルを除けば。

しなかった後悔より、やったことを見届けよう、そしてクリック!
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村




2020年1月2日木曜日

記事

長期投資は辞めて、永久投資を目指そう。

長期投資が長続きしない理由は大きくわけて2つ、個人的にね。

①株式の初期投資の段階では「損しやすい」ため、株式投資を”やはり”ギャンブルだと思ってしまい、投資を辞める

②我慢強く続けた結果、キャピタルゲインが数倍株になり、利益確定をして株式投資から去る、よって当初30年の長期投資を目指していても数年で辞める

損しても長続きしないし、得をしても長続きしない。
長期投資もデイトレーディングと同様に、損切り、利確の誘惑がある。

バフェット氏の特定銘柄(アメックス、コカコーラ)の保有期間はとてつもなく長い。
バフェット氏の投資原則は、長期ではなく永久投資
要は売る気はないと言っているんだろうね。
リーマンショックでアメックス株価が10ドル台でも売らなかったのだから。

バフェット氏の銘柄選択手法は真似できないが、唯一投資法で真似ることができるのは、永久投資。
持ち続ければいいだけ。自分で決めた投資先なんだから、ガチホ。

利確や損切りしたくなったら、なぜバフェット氏はアメックス、コカコーラを売らずにいるのか考える「ふり」をしておこう。そうすれば、賢く見えるから。

もしかとは思うが、仮にだよ、
バフェット氏がアメックス、コカコーラ株を売ったら、この記事は「なし」

永久社員よりも永久投資のほうがいいと思う人は、クリック。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村

2019年11月24日日曜日

記事

バフェット氏はバイアンドホールドを貫く銘柄を持っている。集中投資で成功した訳じゃないと思う。

バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイのポートフォリオ(上位48銘柄)。

これ見たらさ。分散投資のお手本にもならない。分散偏りすぎ。
反対に、フォーカス投資観点にしちゃ1%未満の銘柄がごまんとある。

投資資金もデカいし、5%ルールの規制もあるから、個人投資家とは事情が違うけど。

特に、Coca Cola、Wells Fargo、American Expressの上位銘柄は、長期で持ち続けていまだに上位の評価額を占めている。

個人投資家がお手本となるような分散でも集中投資でもないポートフォリオだけど、特定の数銘柄長期で持ち続けていることは事実
バイアンドホールドの長期投資家。

個人の好みだけど、株式投資でずーーーっと持ち続ける銘柄があるって素敵じゃないか?
銘柄に惚れるなとか、と言うけれどさ。

分散投資のリスク分散熱に取りつかれて、持ち株の時価評価額を均等にしようと株式売買する人いるけど、バフェット氏のポートフォリオを見ると、そんなことは気にもかけていない。

Warren Buffett - Berkshire Hathaway % of portfolio
Apple Inc. 25.96
Bank of America Corp. 12.60
Coca Cola Co. 10.14
Wells Fargo 8.89
American Express 8.35
Kraft Heinz Co. 4.24
U.S. Bancorp 3.41
JPMorgan Chase & Co. 3.26
Moody's Corp. 2.35
Delta Air Lines Inc. 1.90
Goldman Sachs Group 1.77
Bank of New York Mellon Corp. 1.70
Southwest Airlines 1.35
General Motors 1.26
Verisign Inc. 1.14
Charter Communications 1.04
DaVita HealthCare Partners 1.03
United Airlines Holdings Inc. 0.90
Visa Inc. 0.85
Mastercard Inc. 0.62
Liberty SiriusXM Series C 0.61
Costco Co. 0.58
PNC Financial Services 0.57
American Airlines Group Inc. 0.55
Amazon Corp. 0.43
Travelers Companies Inc. 0.41
Sirius XM Holdings Inc. 0.40
M&T Bank Corp. 0.40
Axalta Coating Systems Ltd. 0.34
Synchrony Financial 0.33
STORE Capital Corp. 0.32
Liberty Sirius XM Series A 0.29
Restaurant Brands International 0.28
Globe Life Inc. 0.28
Phillips 66 0.25
Liberty Global Inc. 0.23
StoneCo Ltd. 0.23
Suncor Energy Inc. 0.16
Occidental Petroleum 0.15
Teva Pharmaceutical Industries Ltd. 0.14
RH 0.10
Liberty Global Inc. C 0.08
Liberty LiLAC Group A 0.02
Procter & Gamble 0.02
Johnson & Johnson 0.02
Mondelez International 0.01
Liberty LiLAC Group C 0.01
United Parcel Service 0.00

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村

2019年11月18日月曜日

記事

バフェット氏は、なぜマイクロソフトよりアップルを好んだのかね?

バフェット氏は、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏とは親交が深いのに、なぜマイクロソフト株ではなくアップル株を筆頭銘柄にしたのだろうかね?と思う。

マイクロソフトもアップルも時価総額で常にトップを争う銘柄。
マイクロソフトはどちらかというとビジネス向け、アップルは消費者向けの高級路線と言う感じを個人的には持っている。

どっちが事業として安泰かと言われれば、根拠はないが、なんとなくマイクロソフト。
マイクロソフト製品は業務遂行に必要とされている製品が多いし、例えばoffice互換製品は多くあるが、鉄板のExcelなしでは業務遂行は難しいでしょう。
iPhone、iMacが無くても基本、事務作業では困らない。
アンドロイドのスマホに、WindowsOS、MSOfficeのPCでもやっていけるから。

ブランド観点からみれば、アップルのロゴには魅力がある。
アップルのロゴステッカーが梱包されているしね。
iPhoneやiMacを持っていること自体がステータスだったりする。
昭和の時代には、PCのポルシェと言われていた時期もあったけど、今は誰でも持てるほど価格が下落していることは事実。

マイクロソフトのロゴに魅力はないし、Windowsのロゴも頻繁に変わる。
マイクロソフト製品は、実務をこなすためのツールであって、所有していることに魅力を感じない。

バフェット氏の筆頭銘柄をみると、アメックス、コカコーラがある。
競合相手で並べると、

アメックス → ビザ、マスタ
コカコーラ → ペプシ
アップル  → マイクロソフト

顧客からの忠誠心の強いブランドを好む点からみれば、バフェット氏が好む銘柄が見えてくる。

ビザよりもアメックスを持っている人のほうが、アメックスに対する「こだわり」は強いと感じる。同様に、コーラと言えばコカ・コーラ、ペプシをコーラの本命とは思わない拘り。

それと同じようなものが、アップルとマイクロソフトに垣間見える。
アップル信者、アップルマニアはいても、マイクロソフト利用者にそこまでの信者はいない。

バフェット氏がマイクロフトよりもアップルを好む理由は、まさにこれなのかなと思ったりする。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へにほんブログ村


2019年9月10日火曜日

記事

投資格言に溺れる人たち_どの銘柄を買えばいいかだけを知りたいんだが。

バフェット、シーゲル、テンプルトンの投資格言をぶらさげて、
あの銘柄を買っただの、売っただのが本当に多い。

株式投資で大勢の人が求めている質問は、素直にこれだ。

『どの銘柄を買えばいいですか?』
『上がる株を教えてください』

それが分かれば、
誰も苦労しないし、
誰も答えられない。

下記のように、禅問答みたいなやりとりで、適当にあしらわれているだけだ、と思う。

『人々が悲観に暮れた時が買いで、狂喜しているときが売り』
→だから、どの銘柄を買えばいいのさ。靴磨きの少年が日本にはいないんだよ。

『損するな、それを忘れるな』
→損しない銘柄を教えてくれよ。ルール1、ルール2はどうでもいいから。

『10年株式閉鎖していても、持てる株を買いなさい』
→10年間も閉鎖していたら、10年後に株式市場が開くとは思えないんだがね。
 株式市場自体のほうが心配になる。

小さい声だけどさ、俺も使わさせて頂いてるよ、これらの投資格言は。
ブログ記事にするには、面白いからね。利用するときは自分に都合の良いときだけ。

結局、自分の資産規模だったり、資産状況で株式投資方針も変わるからね。
みんなに適合する普遍的な株式投資の格言はないんじゃないかね。

2019年9月8日日曜日

記事

アルトリアのadjusted diluted EPSを『earned』とは思ってないだろうな_バフェット氏

バークシャ・ハザウェイの2018年度の
「Focus on the Forest – Forget the Trees」からの文章の抜粋。
When we say “earned,” moreover, we are describing what remains after all income taxes, interest payments, managerial compensation (whether cash or stock-based), restructuring expenses, depreciation, amortization and home-office overhead.
That brand of earnings is a far cry from that frequently touted by Wall Street bankers and corporate CEOs. Too often, their presentations feature “adjusted EBITDA,” a measure that redefines “earnings” to exclude a variety of all-too-real costs.
私たちが「稼いだ」と言うときは、すべての所得税、利子の支払い、役員報酬(現金または株式ベース)、リストラ費用、減価償却費、償却費および本社費用の後に残っているものと説明する。
しかし、ウォール街の銀行家や企業のCEOの多くは、「調整された(adjusted)EBITDA」を利用する。これをバフェット氏は「稼いだ」とは見なしていないようだ。

アルトリアのアニュアルレポートを見ると、この違いが見てとれる。
GAAPベースのEPSでは、2016年度以降、EPSは前年割れが続いている。
$5.31(2017年度)→$3.68(2018年度)



しかしこれがadjustedされると、

$5.31(2017年度)→$3.68(2018年度)は、
$3.39(2017年度)→$3.99(2018年度)に変更され、
EPSは前年比を上回る。



そして、アルトリアの株主へのあいさつには、下記の一文が載っている。
アルトリアの経営陣は、adjustedのEPS成長を目指すと。GAAPじゃないからね。

We remain committed to our long-term goals of delivering 7% to 9% adjusted diluted EPS growth and maintaining a dividend payout ratio target of approximately 80% of adjusted diluted EPS.

アルトリアCEOも、会社CEOが頻繁に好む「adjusted EBITDA」を使うので、
バフェット氏はアルトリア株へ投資しない理由の一つはこれかもね。

2019年8月27日火曜日

記事

ストライクが来るまで打つなって、ストライクゾーンがわかりません

バフェット氏の数々の発言は、抽象的で難しくて私にわかりません。

『ストライク(適正株価)が来るまで待てばいい』
→普通の人はストライクゾーンなんかわかりません。

『潮が引いて、誰が裸で泳いでいたのかがわかる』
→普通の人は潮が引いた時点で一緒に流されているので、確認できませんよ。

『今日、明日、来月株価が上がろうが下がろうが、私にはどうでもいい』
→来年、数年後には上がってますよね?だったら、それでもいいです。

『まずまずの企業を素晴らしい価格で買うより、
 素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことのほうがはるかによい』
→「素晴らしい」と「まずまず」の区分けができません。

『投資の世界には見送り三振がありません』
→ストライクを見逃してもOKですか?

『ルール 1:絶対に損するな。その2:絶対にルール1を忘れるな。』
→損しない方法を教えてください。ルール1を守れません。

『尊敬できる人のもとで働きなさい』
→上記の格言に従ったら、失業しちゃいました。

『10億ドルへの第一歩さ。』
→100万ドルへの一歩にしてくれませんか?遠すぎます。

2019年7月21日日曜日

記事

投資銘柄への執着_アメックス株価が10ドル台に下落して売らなかったバフェット氏

保有しているETF、個別銘柄を買ったら、売る判断基準はどれ?
①売却の株価を決めている、利益が出ても、損が出ていても。
②永久に売るつもりはない。
③特に決めていない。

個人的な感覚だが、大部分の人は③のような気がする。
買う時の株価は凄く慎重になるが、売却する際の判断基準は曖昧になりがち。

株価が下落し続けると、損の拡大を防ぐために売り遅れまいと焦る。
株価が上昇すると、高値で売り捌きたいとして、売れそびれるか、
売った後に、更に株価が上昇してしまって、後悔することもあるかもしれない。

買う時以上に、売るときは難しいと感じる。
②であれば、気にするのは増配期待だけだから、株式市場に左右されることはない。

銘柄に惚れるなというけど、惚れてしまったから株式投資した訳なので無理がある。
どこかの製品・事業・ブランドに惚れてしまえば、その企業に惚れる。

フィリップ・フィッシャー 氏は、モトローラを永久保有銘柄としていたし、
バフェット氏は、アメックス、コカコーラをいまだに売却せずに保有している。
リーマンショック時のアメックスは株価10ドル台まで下落したのにも関わらずに。

投資した銘柄に惚れてもいいと思うけどな。


2019年7月15日月曜日

記事

シンプルな投資法は、サイトにも現れる。_評価や援軍なんか気にしない

バークシャ・ハサウェイのサイトを訪れたことがある人いるかな?
まるで、シンプルそのもの。
余計な画像もなければ、グラフもない。
ここに最新のHTML5や凝りまくったJavascriptの類もない。
リンク先文書はすべてpdfファイルとxmlの類。
Word、Excel文書は用意していない(バージョン管理も面倒だからね)。

余計なコストは欠けないのか、する気もないのだろう。
「一般消費者相手のサイトとは違うから一緒にするな」
と思うかもしれないが、
それでも、世界中の個人投資家がサイトに訪れるはず。

これを見ると、
集中すべきものに集中する」
というのが感じてとれる。

唯一の例外は、ショップサイト(Berkshire Activewear)だけ。
バークシャ・ハサウェイのロゴ付きアパラレルやトランプカードの販売サイト。
それでもシンプル過ぎるショップサイト、売る気がない。
請求先、送付先は米国しか選べないので、日本からは買えないようだが、
廃れたショップサイトで、買う気が失せる。

ハサウェイのサイトをみて、改めて思うのは、
集中すべきものに集中する」
これだな。


ただ、単に自分の投資の考えを淡々と述べるだけで、
他の投資家を、あれこれ言及する時間など割かない。
自分の得意な投資に集中。

投資を始めた頃に誰でも冒すのは、
いつの間にか、よく知りもしない銘柄にぞっこんになっているんだよなぁ。
これが怖い。

例えば、こんな感じ。

フィンテック、サブスクリプ、AIなんてほんとの所
投資雑誌かググった程度の情報で投資しているだけ

2019年7月5日金曜日

記事

S&P500の投資利回りに勝ちたければ、バークシャーハザウェイを買えば。

個別銘柄の投資ではS&P500に最終的に勝てないから、S&P500のETFを買えばいい?

バークシャ・ハザウェイの株を買えばいいじゃん。
バフェット信者が多い割には、バークシャ・ハザウェイを持っている人は少ない。
まだ十年はバフェットは長生きすると思うし、

結局の所、個別銘柄投資の誘惑には勝てないでしょう。

下記はバークシャハザウェイの2018年度の年間報告書の1990年度からの抜粋。
年度 Berkshire
1株資産額
Berkshire
株価
S&P500株価
配当を含む
1990 7.4 -23.1 -3.1
1991 39.6 35.6 30.5
1992 20.3 29.8 7.6
1993 14.3 38.9 10.1
1994 13.9 25.0 1.3
1995 43.1 57.4 37.6
1996 31.8 6.2 23.0
1997 34.1 34.9 33.4
1998 48.3 52.2 28.6
1999 0.5 -19.9 21.0
2000 6.5 26.6 -9.1
2001 -6.2 6.5 -11.9
2002 10.0 -3.8 -22.1
2003 21.0 15.8 28.7
2004 10.5 4.3 10.9
2005 6.4 0.8 4.9
2006 18.4 24.1 15.8
2007 11.0 28.7 5.5
2008 -9.6 -31.8 -37.0
2009 19.8 2.7 26.5
2010 13.0 21.4 15.1
2011 4.6 -4.7 2.1
2012 14.4 16.8 16.0
2013 18.2 32.7 32.4
2014 8.3 27.0 13.7
2015 6.4 -12.5 1.4
2016 10.7 23.4 12.0
2017 23.0 21.9 21.8
2018 0.4 2.8 -4.4

赤文字はS&P500がバークシャー株の上昇率より勝った年度。

平均投資利回り比較なら、1965-2018年度からだとS&P500の投資利回りは9.7%。
バークシャー株の投資利回りは20.9%、資産額なら18.7%、S&P500の2倍。

S&P500は1965年からの上昇率は15,019%。
バークシャー株は2,472,627%、資産額なら1,091,899%、S&P500の164倍、72倍。

バークシャーはまだご存命でしょう。
S&P500買わずに、バークシャー買っておけばと思う。
当時は、FAANG銘柄も買わずに上記の偉業を達成したんだから。

個人的には、S&P500のETF買っても、株式投資した気にならないのよ。
個別銘柄に投資して、夢見るという期待感がどこかにあるんだよね。

2019年6月24日月曜日

記事

アルトリアに強気の光通信(9435)_米株保有にはバフェット銘柄も多い

光通信の創業者は、2019年のフォーブス誌で国内6位の大富豪として言及されている。
光通信が保有する米株の内訳は、https://www.sec.gov/のサイトで確認できる。
書類名は13-F、CIKは0001423673。
ティッカーサイトに、hikari tsushinと入力すればたどり着ける。

今年の1~3月の間にアルトリア株を約4.8万株相当買い増している。
2018年12月末のアルトリア保有株数:14,210株が2019年3月末で、62,010株。

逆にアップル株は、49,065株から33,145株に減らしている。



BERKSHIRE HATHAWAY INC株は’19年3月時点で744株持っており、
評価額は2.24億ドルで米株保有銘柄ではトップの評価額。2位は3M。

下記の銘柄を保有しているあたり、かなりのバフェット嗜好ともとれるような銘柄。

WELLS FARGO AND CO
VISA INC
APPLE INC
MONDELEZ INTERNATIONAL INC
THE KRAFT HEINZ COMPANY
US BANCORP
MOODY'S CORP
BANK OF NEW YORK MELLON CORP

高配当銘柄のAT&Tもしっかり、127,952株保有している。

大富豪に上り詰めた創業者の会社の米株保有を見れるのは、貴重な財産かもしれない。

2019年4月24日水曜日

記事

バッフェット氏が手放した銘柄の最終購入から売却までの期間を調べてみた

バッフェト氏(正確にはバークシャ・ハザウェイ)が2015年以降、売却した銘柄の一覧。
青背景は、最終購入から最終的な売却までの期間を示している。
※ 最初購入からの最後の売却までの保有期間ではない。

Warren Buffett - Berkshire Hathaway
が購入後手放した銘柄
2013 2014 2015 2016 2017 2018
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
Oracle Corp.























Sanofi Aventis























Wal-Mart Stores























Monsanto Co.























Verisk Analytics Inc.























International Bus. Machines























Graham Holdings Co.























WABCO Holdings Inc.























General Electric























Fox Corporation























Deere & Co.























Kinder Morgan























Liberty Media Corp Formula One Series C























Liberty Media Corp Formula One Series A























NOW Inc.























Lee Enterprises























Media General























AT&T Inc.























Precision Castparts























Chicago Bridge & Iron Company























DIRECTV Group Inc.























Viacom Inc.























National Oilwell Varco Inc.























Exxon Mobil Corp.























ConocoPhillips























Express Scripts
























最終的な買いから完全売却までの期間が短いのは、
Oracle、Monsant、Express Scripts、Liberty Mediaで2四半期。
AT&Tは、3四半期。
の4銘柄。意外な感じを受けた。

Exxon Mobilは、買い終えてから1年間の間に売却している。

IBMでは、最終購入は2016年Q1で終えており、最終的な売却に至るまでは、
2年期1四半期の間しかない。2年ちょっとで、完全売却に至っている。

バッフェット氏は銘柄購入したらなかなか売らないようなイメージを
個人的に持っていたが(アメックスとコカコーラのように)、
2015年以降、25銘柄の株式を完全に手放している。
結構、売買は頻繁にしている。

株式投資は自己責任でお願いします。