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2020年8月18日火曜日

記事

バフェット氏の投資真似しても個人は続かないよ。

バフェット氏が金鉱株投資したことで、ゴールドが脚光を浴びているけど、
過去に彼は1997年に銀(シルバー)に投資していたから(この記事)、
この手の商品関連に投資するのはいつものこと。

それに、バフェット氏が買い付けると一時的に株式であれ、商品であれ、
上昇してしまうのは当然と言えば当然だよね。みんなが後を追うから。

バフェット氏の真似をしていたら、個人レベルの資産なら続かないと思う。
投資の失敗回数のほうが多いんだから。

・オキシデンタル株投資で配当金もらえず
・航空株投資は2度目の大敗(かつては、もう航空株には手を出さないと言っていたのに)
・IBM株は撤退
・マクドナルド株の売却を嘆く
・アマゾンに投資しなかったことを嘆く

彼は「失敗は小さく」することに長けているんだと思っている。
上記の失敗をしでかしたところで、
アップル株の投資では見事に成功しているし、
そっちの投資利益でチャラ以上の成果を上げられる。

個人は真似できない。
当時、すでに時価総額1位のアップル株に大量に買い付けなんてさ。
もうすでに誰もが上昇しきったと思って怖がるんだから。

世間では優良株と言われてきた銘柄も売却してきた経験がある。
J&J、ディズニー、P&G、マクドナルド、エクソン、コノコフィリップス

真似できないでしょう。なぜ、売却しちゃうの理解できないから。

だから、
自分が熟知している業界の良く知っている銘柄を買うのが一番だと、
自分では思っている。

誰かの投資の真似をして儲かるわけないしょ。
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2020年7月9日木曜日

記事

航空株の失敗はアップル株投資の成功からみれば小さい。失敗は小さく、成功は大きく

バフェット氏の航空株投資失敗は、実際の所、
アップル株への投資に比べれば、小さい。

むしろ、ここ最近のアップル株の株価上昇の勢いを見れば、
アップル株への投資は大成功と言えるだろう。
誰もそれを報道してくれないのだが。

バークシャハザウェイの年間報告書を抜粋した表では、
アップル株の投資額は約352億ドルで、
航空株(デルタ、サウスウェスト、コンチネンタル)の投資額は約62億ドル。

・62億ドルの投資に失敗
・平均取得株価140ドルへのアップル株投資350億ドルが今では約950億ドルの評価額。
 ※現在株価380ドルで、2.7倍で算出

株式投資で重要なのは、長期でガチホできる銘柄をどれだけ持てるか?
そのための失敗はなるべく小さく抑える。

62億ドルの失敗をしても、350億ドルが950億ドルに増えれば、
相対的に62億ドルの失敗は小さい。

株式投資に絶対はないのだから、失敗をしながら成功するしかない。

いまだにアマゾン、マイクロソフトには投資しない理由は、何だろうな?アップルは別もの?
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2019年8月18日日曜日

記事

バッフェット氏が投資するフィンテック会社はブラジルとインド。

ブラジルのフィンテック会社StoneCo。
聞いたこともない会社。2018年10月にNYSE上場したばかり。
時価総額88億ドルの会社に対して5%分をバークシャー・ハザウェイは保有している。

そして、非公開のインドのフィンテック会社Paytm。
こちらも聞いたことながない。
wikipediaを参考にすると、2017年で『インド全土に3億人のアプリ登録者』だと。

意外なのは、新興国のフィンテック会社に投資していること。
米国大手のペイパルやスクウェアではない。

どちらの投資も、バフェット氏主導ではなく、
2人のトップマネーマネージャーの1人であるトッド・コムズの主導らしい。
トッド・コムズといえば、ビザへの投資を主導した人。

Amex、Visa、Mastercard、StoneCoの4銘柄に投資していることを見れば、
決済会社が嫌いでないことは確か。

現金を持ち歩くこと自体、自己責任を問われるような時代になってきたし。
StoneCoか?
ブラジルって、アルゼンチン同様にインフレがきついから、
ブラジルへの投資って二の足を踏んじゃうんだよね。
Brics流行りのころには、ペトロブラスとかコーザンで痛い目に合ってるからな。

それでもな、新興国のフィンテック会社への投資というのは、
理に適っている面もある気がする。
新興国ほど、出稼ぎ先から送金する機会も多いだろうし、
現金持ち歩くよりも、スマホでパスワード管理されているほうが治安上いいからな。

2019年8月17日土曜日

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バフェット氏は、アメックスからビザになぜ鞍替えしないのだろうか?

過去10年のアメリカン・エクスプレスとビザの株価チャート。

この株価チャートを見ると、ビザに惚れたくなる。
アメックスよりも株価が順調に伸びているから。
それでも、バフェット氏はアメックス株を手放さない。



アメックスはカード発行も手掛けるから、ビザとは事業形態が異なるので、
同一業種とは言い難い面がある。
事業リスクからいうとアメックスは、カード利用者の貸し倒れリスクを負うので、
ビザに比べると不景気に弱いかもしれない。

バフェット氏がアメックスに投資したのは、
サラダオイル事件によりアメックス株価が暴落した際のことだから、
それがなければアメックス株に投資しなかったかもしれない。
ただ、アメックス株を151,610,700株分購入してからは、株数を減らしていない。

バフェット氏のアメックス株保有分の時価総額は、$18,714,825,000。
ビザ株保有分の時価総額は、$1,833,115,000。
ビザの時価保有額は、アメックスの時価総額の10分の1程度。
2016年の買いを最後に、それ以降ビザ株を買い増しはしていない
バフェット氏が、2016年以降に買いを強烈に膨らましたのはアップル株

ビザ株よりもアップル株のほうが将来性があると思って
バフェット氏はアップル株をトップ保有銘柄にした。

アップル株保有分の時価総額は$49,398,720,000で、
アメックス株保有時価総額の2.7倍の時価総額。

私の推測だが、
アメックスとビザがそれほど競合関係にあるとも思ってないのかもね。
アメックス株を持ちつつ、ビザに投資しても、なんら不都合はないと。

2019年8月9日金曜日

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ポートフォリオの約4分の1を占めるアップル_フォーカス投資

バフェット氏が運営するバークシャーハザウェイのポートフォリオを見ると、
アップルの存在感が圧倒的に見える。
バフェット銘柄と呼ばれた御三家AXP、WFC、KO3銘柄の合計の時価総額と、
AAPL1銘柄の時価総額は似たようなものなので、
アップルのトップ銘柄の比重が大きい。

19年3月時点の株式数で、現在の株価を当てはめると、

AXP:151,610,700株×$125.29≒190億ドル
WFC:409,803,773株×$45.3≒186億ドル
KO:400,000,000株×$53.69≒215億ドル
------------------------
バフェット銘柄御三家の時価総額合計:591億ドル

AAPL:249,589,329株×202.66≒505億ドル

巷では大人気のビザに関していえば、バークシャ・ハザウェイが保有する
ビザの時価総額は、たったの18億ドル。
保有しているGM株のほうが時価総額が大きいから、実際は大した投資割合ではない。

アップル株で、全体のポートフォリオの約4分の1を占めているとういことは、
ほとんど分散投資が効いていないようなもの。
3月時点で48銘柄保有していて、アップル1銘柄で全体の時価総額の4分の1だからね。

分散投資の手本にもならないポートフォリオ。
これをフォーカス投資しというんだろうな。





2019年7月15日月曜日

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シンプルな投資法は、サイトにも現れる。_評価や援軍なんか気にしない

バークシャ・ハサウェイのサイトを訪れたことがある人いるかな?
まるで、シンプルそのもの。
余計な画像もなければ、グラフもない。
ここに最新のHTML5や凝りまくったJavascriptの類もない。
リンク先文書はすべてpdfファイルとxmlの類。
Word、Excel文書は用意していない(バージョン管理も面倒だからね)。

余計なコストは欠けないのか、する気もないのだろう。
「一般消費者相手のサイトとは違うから一緒にするな」
と思うかもしれないが、
それでも、世界中の個人投資家がサイトに訪れるはず。

これを見ると、
集中すべきものに集中する」
というのが感じてとれる。

唯一の例外は、ショップサイト(Berkshire Activewear)だけ。
バークシャ・ハサウェイのロゴ付きアパラレルやトランプカードの販売サイト。
それでもシンプル過ぎるショップサイト、売る気がない。
請求先、送付先は米国しか選べないので、日本からは買えないようだが、
廃れたショップサイトで、買う気が失せる。

ハサウェイのサイトをみて、改めて思うのは、
集中すべきものに集中する」
これだな。


ただ、単に自分の投資の考えを淡々と述べるだけで、
他の投資家を、あれこれ言及する時間など割かない。
自分の得意な投資に集中。

投資を始めた頃に誰でも冒すのは、
いつの間にか、よく知りもしない銘柄にぞっこんになっているんだよなぁ。
これが怖い。

例えば、こんな感じ。

フィンテック、サブスクリプ、AIなんてほんとの所
投資雑誌かググった程度の情報で投資しているだけ