2019年11月18日月曜日

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バフェット氏は、なぜマイクロソフトよりアップルを好んだのかね?

バフェット氏は、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏とは親交が深いのに、なぜマイクロソフト株ではなくアップル株を筆頭銘柄にしたのだろうかね?と思う。

マイクロソフトもアップルも時価総額で常にトップを争う銘柄。
マイクロソフトはどちらかというとビジネス向け、アップルは消費者向けの高級路線と言う感じを個人的には持っている。

どっちが事業として安泰かと言われれば、根拠はないが、なんとなくマイクロソフト。
マイクロソフト製品は業務遂行に必要とされている製品が多いし、例えばoffice互換製品は多くあるが、鉄板のExcelなしでは業務遂行は難しいでしょう。
iPhone、iMacが無くても基本、事務作業では困らない。
アンドロイドのスマホに、WindowsOS、MSOfficeのPCでもやっていけるから。

ブランド観点からみれば、アップルのロゴには魅力がある。
アップルのロゴステッカーが梱包されているしね。
iPhoneやiMacを持っていること自体がステータスだったりする。
昭和の時代には、PCのポルシェと言われていた時期もあったけど、今は誰でも持てるほど価格が下落していることは事実。

マイクロソフトのロゴに魅力はないし、Windowsのロゴも頻繁に変わる。
マイクロソフト製品は、実務をこなすためのツールであって、所有していることに魅力を感じない。

バフェット氏の筆頭銘柄をみると、アメックス、コカコーラがある。
競合相手で並べると、

アメックス → ビザ、マスタ
コカコーラ → ペプシ
アップル  → マイクロソフト

顧客からの忠誠心の強いブランドを好む点からみれば、バフェット氏が好む銘柄が見えてくる。

ビザよりもアメックスを持っている人のほうが、アメックスに対する「こだわり」は強いと感じる。同様に、コーラと言えばコカ・コーラ、ペプシをコーラの本命とは思わない拘り。

それと同じようなものが、アップルとマイクロソフトに垣間見える。
アップル信者、アップルマニアはいても、マイクロソフト利用者にそこまでの信者はいない。

バフェット氏がマイクロフトよりもアップルを好む理由は、まさにこれなのかなと思ったりする。

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