2019年9月8日日曜日

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アルトリアのadjusted diluted EPSを『earned』とは思ってないだろうな_バフェット氏

バークシャ・ハザウェイの2018年度の
「Focus on the Forest – Forget the Trees」からの文章の抜粋。
When we say “earned,” moreover, we are describing what remains after all income taxes, interest payments, managerial compensation (whether cash or stock-based), restructuring expenses, depreciation, amortization and home-office overhead.
That brand of earnings is a far cry from that frequently touted by Wall Street bankers and corporate CEOs. Too often, their presentations feature “adjusted EBITDA,” a measure that redefines “earnings” to exclude a variety of all-too-real costs.
私たちが「稼いだ」と言うときは、すべての所得税、利子の支払い、役員報酬(現金または株式ベース)、リストラ費用、減価償却費、償却費および本社費用の後に残っているものと説明する。
しかし、ウォール街の銀行家や企業のCEOの多くは、「調整された(adjusted)EBITDA」を利用する。これをバフェット氏は「稼いだ」とは見なしていないようだ。

アルトリアのアニュアルレポートを見ると、この違いが見てとれる。
GAAPベースのEPSでは、2016年度以降、EPSは前年割れが続いている。
$5.31(2017年度)→$3.68(2018年度)



しかしこれがadjustedされると、

$5.31(2017年度)→$3.68(2018年度)は、
$3.39(2017年度)→$3.99(2018年度)に変更され、
EPSは前年比を上回る。



そして、アルトリアの株主へのあいさつには、下記の一文が載っている。
アルトリアの経営陣は、adjustedのEPS成長を目指すと。GAAPじゃないからね。

We remain committed to our long-term goals of delivering 7% to 9% adjusted diluted EPS growth and maintaining a dividend payout ratio target of approximately 80% of adjusted diluted EPS.

アルトリアCEOも、会社CEOが頻繁に好む「adjusted EBITDA」を使うので、
バフェット氏はアルトリア株へ投資しない理由の一つはこれかもね。

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