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2022年3月31日木曜日

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VOOがDIAよりも魅力的なのはGAFAMが揃っているからか?

世界的に有名なダウ指数に連動しているETFなのに、
ちっとも話題にしてくれないDIA。
なんだよ、みんなVOOとかVTIばかり。

四半期配当よか、毎月配当だぞ、DIAは。
500銘柄じゃなくて30銘柄に集中投資しているんだぞ、DIAは。

VOO、VTIには、GAFAMが勢揃いしてやがる。テスラもいるし。
DIAの唯一の欠点は、アップルとマイクロソフトしかいないこと。
アマゾン、アルファベット、メタ・プラットフォームの代わりに、
IBM、インテル、シスコがダウ指数に鎮座している。
伝統も大事だし、品が無きゃね。
でも、もうそろそろ入れ替え時だよね?

アマゾン、アルファベットは
そのために株式分割発表してくれたんだよね?
そして、テスラさえも、
株式分割したくて株主総会の検討事項になっている。

ダウ工業30銘柄に、GAMATが勢ぞろいした日には、
きっとDIAが見直しされるんでは、と密かに思っている。

ただ、アマゾン、アルファベット、テスラは
多分、この先も配当は渋るだろうから、
DIAの配当利回りは1%割れ起こすだろうな。

S&P500指数の1万ドルが先か、
ダウ指数の10万ドルが先か、
今のところ、S&P500指数がリードしている。

S&P500指数は500銘柄と
分散し過ぎているように見えるけど、
時価総額の比重が加味されているので、
弱小銘柄の株価の影響が少ない。

ダウ指数の欠点は、
株価の足し算で時価総額を加味していないので、
GAMATが株価を飛ばしても、
伝統的なバリュー銘柄が足を引っ張り続ける点。

GAMATが加わったとしても、
ダウ指数の指数計算方法の見直しは
すべきだと思う。

GAFAMTの中でメタ・プラットフォームが一番採用されにくそう。
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2019年7月21日日曜日

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株式投資にチャレンジは向かない?

株式投資は、リスクを最小限に留めようとすれば、インデックスETF投資にいきつく。

インデックスETF投資なら、連動する株価指数に応じて株価が上下するので、
銘柄選択リスクをほとんど負わない。厳密には、銘柄数の選択リスクはある。
ダウ工業平均なら30銘柄、S&P500なら500銘柄。

銘柄選択リスクを負わないというのは、非常に都合が良い。

なぜなら、ダウ工業平均指数が上昇しないのだから、
DIA株価は上昇しないと言い訳ができる。S&P500指数も同様。

インデックス投資ETFは、維持コストが安く(信託報酬はただではない)、
売買は株式市場でいつもで実施可能。

しかし、投資信託であることは確か。
あなたが買ったETFは、『自分の投資先』をETFに信託してある。
貴方には個別銘柄選択の自由がない。

自営業と会社員に似ている。

自営業は自分で経営する。失敗すれば、負債を背負う覚悟も必要。
株式投資なら自分でリスクを背負って、自分で銘柄を選ぶようなもので、
個別銘柄投資に似ている。

会社員は、労働対価分の給与を得る。
1会社員が取るリスクは会社規模で見れば非常に小さい。
むしろ、事業リスクを一人の社員が取ることはないし、
決断事項は、合議制か経営者の鶴の一声で決まる。
責任は非常にあいまいな分、個人がリスクをとる負担も小さい。
給与がゼロになることも、免職でもなければ、ほとんどない。
インデックス投資のETFを買っているような気分になる。

インデックス投資ETFって、良くも悪くもサラリーマンみたいなものだな、と思う。

2019年7月8日月曜日

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インデックス投資のリスク_GPIFも個人投資家もパッシブ偏重による共倒れはないのか?

パッシブは、目標となるインデックス株価指数に連動する運用。
アクティブは、通常、目標となるインデックス株価指数を上回る運用。

パッシブを『上回り続ける』アクティブはないと言われているので、
パッシブ(インデックス投資)に敵うものはないと信じられている。

下記がGPIFのアクティブとパッシブの割合遷移。



ほぼ8割がたパッシブ偏重が続いている。
GPIFの株式ポートフォリオ銘柄構成は、S&P500、日経平均株価、世界株指数の
銘柄構成と似てくることが予想される。

あなたが、SPY、VOO、DIAの指数のインデックス投資をされているなら、
年金基金を担う外株運用(GPIF)と似たり寄ったりな銘柄構成になるかも。

そうなると、年金運用(GPIF)の投資リスクと貴方個人のインデックス投資の
それとは連動しやすくなる。

年金運用の株運用で収益が減れば、貴方のインデック投資の利益も減るということ。

GPIFの外株運用は全体の25%までの投資枠が決められている、
たまたまGPIFの投資方針と個人の投資方針が一致(パッシブ)してしまうと、
公的年金を賄うはずの個人投資も同じ運命を辿らないとも言えない。

考え過ぎだな、きっと。

理屈の上では、パッシブ運用が長期でアクティブに勝るのはわかるのだけど、
アメックスとボーイングの個別銘柄を長期間、ずーと持ち続けるほうが、
リアルな株式投資と思ってしまうんだような

2019年6月18日火曜日

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アルトリアの現在の投資利回りは、ダウ平均より良いのか?

アルトリア、10年前は20ドル台で買えたのに今は50ドルまで成長。
しかし、過去5年間の株価に勢いはない。

フィリップモリス(現アルトリア)の利回りは過去投資期間が長いほど利回りは上がり、
ダウ平均ETFのDIAは、過去投資期間が長ければ利回りは下がる傾向にある。

ということは、今DIAは調子よくて、アルトリアは落ち目。
しかし、将来先の5年でどう変わるかは、わからない。
過去50年間では20%以上の利回りを達成したシーゲルお墨付きの銘柄。
ただし、今後も20%以上の利回りを維持できるかまでは、保証していないからね。

下記の表は、配当・株式分割調整済みの株価で検証した利回り。
PHILLIP MORRIS(Altria)
DIA(Dow30 ETF)
投資期間
(年)
配当・分割
調整済
開始株価
最新株価 利回り
投資期間
(年)
配当・分割
調整済
開始株価
最新株価 利回り
50 $0.000630 $50.860001 25.35%




40 $0.003218 $50.860001 27.34%




30 $0.378201 $50.860001 17.75%
22 $49.820076 $261.679993 7.83%
20 $1.725519 $50.860001 18.43%
20 $70.849632 $261.679993 6.75%
10 $12.423471 $50.860001 15.14%
10 $80.664589 $261.679993 12.49%
5 $43.700596 $50.860001 3.08%
5 $161.690079 $261.679993 10.11%
※配当による再配当投資は考慮されていない。








下記の表は、株式分割のみの株価で検証した利回り。
PHILLIP MORRIS(Altria)
DIA
投資期間 配当・分割
調整済
開始株価
最新株価 利回り
投資期間 配当・分割
調整済
開始株価
最新株価 利回り
50 $0.348958 $50.860001 10.48%




40 $1.442708 $50.860001 9.32%




30 $12.625000 $50.860001 4.75%
22 $79.234383 $261.679993 5.58%
20 $20.875000 $50.860001 4.55%
20 $109.500000 $261.679993 4.45%
10 $19.860001 $50.860001 9.86%
10 $100.550003 $261.679993 10.04%
5 $53.099998 $50.860001 -0.86%
5 $176.729996 $261.679993 8.17%
※配当による再配当投資は考慮されていない。

過去5年のアルトリアの利回りはDIAに比べて良くない(株価だけならマイナス)
過去10年であれば、高配当による効果で、ダウ平均のETFより利回りは良い。
ただし、配当を除く株価だけをみると10年でも、DIAにちょっと負けている

フィリップモリスは、下記の4つの会社に分割された。

・アルトリア
・フィリップモリス
・クラフト(現 クラフト・ハインツ)
・モンデリーズ

これらの分割された会社の割当株数と累計配当分を加えれば、
フィリップモリス(現アルトリア)の利回りは、上記よりもさらに良くなる。

2019年6月16日日曜日

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リーマンショックで減配するインデックス型ETFと増配する配当貴族

6つのインデックス型ETFと配当貴族の年間配当金推移を2002年からグラフにした。
ETFは細線、配当貴族の3銘柄は太線破線にしてある。
SPY、VOO、IVV:S&P500 DIA:ダウ工業平均 VYM:米国高配当 VIG:米国増配当
JNJ、3M、KO:配当貴族銘柄

2009年のリーマンショック時の推移に注目。上記のETFは減配。


わかりやすく、増配率でみよう。
2009年の前年比の年間配当の増配率列(背景水色)を見てほしい。
VIGの米国増配株式のETFでさえ、減配している。それに比べて、JNJ、3M、KOは増配。

年度 SPY VOO IVV DIA VYM VIG JNJ 3M KO
2002








2003 8.67%
36.55% 10.57%

16.35% 6.45% 10.00%
2004 34.97%
3.85% 5.97%

18.38% 9.09% 13.64%
2005 -2.27%
2.04% 10.05%

16.44% 11.11% 12.00%
2006 13.95%
10.58% 12.87%

14.12% 15.00% 10.71%
2007 10.20%
17.70% 8.64%

11.34% 4.35% 9.68%
2008 0.74%
-4.69% 6.61% 6.34% 17.53% 10.80% 4.17% 11.76%
2009 -19.85%
-18.86% -4.33% -19.06% -4.58% 7.52% 2.00% 7.89%
2010 4.13%
3.47% -1.46% -6.59% 7.05% 9.33% 2.94% 7.32%
2011 13.66%
16.51% 7.37% 21.63% 11.83% 6.64% 4.76% 6.82%
2012 20.16% 19.56% 15.17% 11.41% 20.05% 20.31% 6.67% 7.27% 8.51%
2013 8.06% 9.59% 11.54% 3.73% 9.79% -1.56% 7.92% 7.63% 9.80%
2014 14.63% 12.29% 13.09% 4.70% 9.09% 14.19% 6.56% 34.65% 8.93%
2015 9.64% 12.64% 17.67% 13.00% 12.63% 14.76% 6.88% 19.88% 8.20%
2016 7.84% 5.27% 1.61% 9.83% 2.65% 0.38% 6.78% 8.29% 6.06%
2017 5.73% 5.56% 4.04% 9.27% 8.84% 5.09% 5.40% 5.86% 5.71%
2018 6.25% 8.45% 11.11% 7.12% 10.33% 6.20% 6.63% 15.74% 5.41%


上記表をグラフにすると、配当貴族銘柄の年間増配率はプラス圏にいる。



どちらが配当生活に有利だろうか。

ETFは銘柄分散されているおかげで、減配リスクが小さいと思っていたが、
そうでもなかった。
それに前年比増配率のボラ(変動幅)も、ETFだからといって個別銘柄と比較して小さいわけではない。

ETFが投資のベストではないことをわからせてくれる。