株式投資は、リスクを最小限に留めようとすれば、インデックスETF投資にいきつく。
インデックスETF投資なら、連動する株価指数に応じて株価が上下するので、
銘柄選択リスクをほとんど負わない。厳密には、銘柄数の選択リスクはある。
ダウ工業平均なら30銘柄、S&P500なら500銘柄。
銘柄選択リスクを負わないというのは、非常に都合が良い。
なぜなら、ダウ工業平均指数が上昇しないのだから、
DIA株価は上昇しないと言い訳ができる。S&P500指数も同様。
インデックス投資ETFは、維持コストが安く(信託報酬はただではない)、
売買は株式市場でいつもで実施可能。
しかし、投資信託であることは確か。
あなたが買ったETFは、『自分の投資先』をETFに信託してある。
貴方には個別銘柄選択の自由がない。
自営業と会社員に似ている。
自営業は自分で経営する。失敗すれば、負債を背負う覚悟も必要。
株式投資なら自分でリスクを背負って、自分で銘柄を選ぶようなもので、
個別銘柄投資に似ている。
会社員は、労働対価分の給与を得る。
1会社員が取るリスクは会社規模で見れば非常に小さい。
むしろ、事業リスクを一人の社員が取ることはないし、
決断事項は、合議制か経営者の鶴の一声で決まる。
責任は非常にあいまいな分、個人がリスクをとる負担も小さい。
給与がゼロになることも、免職でもなければ、ほとんどない。
インデックス投資のETFを買っているような気分になる。
インデックス投資ETFって、良くも悪くもサラリーマンみたいなものだな、と思う。
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