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2020年4月18日土曜日

記事

アップルは配当よりも自社株買いに熱心_EPSのかさ上げに貢献

昨日はゴールドマンサックスのアップル株「売り推奨」で値を下げた。

アップルカードのクレジットカード発行者は確かゴールドマンサックスだったはず。
それでも冷酷な「売り」推奨をするんだ、と感慨深い。

4月30日にアップルは業績発表をする。
通例通りなら、業績発表と同時に増配発表もしている。増配するならばだけど。

株主還元には自社株買いと配当の2つがあるが、アップルは自社株買いに熱心
2014年度の約58.6億株から2019年度の約44.3億株へと
約6年間で株式を約14億株減らしている。
参考までに、バフェット氏(BRK)が保有しているアップル株式数は約2.5億株。
自社株買いのスケールが桁違いだな。

EPSは「発行済み株式数」が分母に来るので、自社株買いで株式数が減るということは、
仮に昨年と同一業績利益額でもEPS値は高くなってしまう。
すなわち、昨年比や同一四半期比でEPSが上昇しても、
じつは自社株買いの貢献が大きかったりする可能性もある。

ボーイングがぎりぎりまで自社株買いしていた気持ちがなんとなく理解できる。
業績良く見せれるからね。


2014 2015 2016 2017 2018 2019 平均
発行済み
株式数

x1000
5,864,8405,575,331 5,332,313 5,134,3124,745,398 4,443,265
前年比
減少
株式数
×1000

-289,509 -243,018 -198,001 -388,914 -302,133








1株当たり
年間

配当額
$1.82 $1.98 $2.18 $2.40 $2.72 $3.00
前年比
増配率

8.08% 9.17% 9.17% 11.76% 9.33% 9.50%
(単位 百万ドル)
配当金
支払い

総額
$11,126 $11,561 $12,150 $12,769 $13,712 $14,119
↑前年比増率
3.76% 4.85% 4.85% 6.88% 2.88% 4.64%








自社株
買い総額
$45,000 $35,253 $29,722 $32,900 $72,738 $66,897

次は、来るべき4月30日の増配予測。
過去の年間配当平均増配率から計算すると、
2014年からの年間配当ベースの平均増配率は9.5%。

これを当てはめると、2020年度の年間配当は$3.00×1.095=$3.285。
すでに$0.77の2回分を差し引くと、$3.285-$0.77×2=$1.745。
$1.745分が予想される増配の四半期配当2回分なので、
期待される増配値は、$0.8725。

四半期ベースでの増配率に直すと13%の増配になってしまう。
あり得んだろう。そんだけ増配するなら自社株買いに回すんじゃないか。

昨年は四半期ベース増配率は5.4%だったので、それに当てはめると$0.81。
このご時世だから、次四半期配当が$0.77から$0.8越えの増配であれば御の字だと思う。

アップルは'20Q1現在で現金(同等含め)39,771百万ドルを持っている。減らなさ過ぎ。
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2020年3月17日火曜日

記事

アップル、Cash Is King、無配を貫き通したジョブスここにあり

アップルがかつて倒産の危機を経験したことから、
CEOスティーブ・ジョブスは無配を貫き通した。
危機に備えて、現金を持っておくと言及していた。
スティーブ・ジョブスが存命なら、いまだに無配であったかと推測する。
自社株買いすらしないだろうな...

いまは誰もが手元に現金を持ちたいと思っている。
株式も債券もゴールドもビットコインもいらない、現金が欲しい。
この新型肺炎の騒動が収まるまでの期間、企業を存続させないといけない。
例え、モノ・サービスが売れなくてもだ。
外出禁止となれば、明らかに消費金額は減るから、企業の売上は見通しが立たない。

ダウ30銘柄のなかで、一番の現金持ちはどの企業だろうか?
30銘柄のバランスシートを調査するのは超面倒なので、正確には知らない。
でも、調べなくてもアップルじゃないかと思っている。
正確には現金に加えて、いつでも換金可能な債権の類を合わせた現金同等だが。

アップル店舗がクローズされてアップル株の値を下げたが、
いまだに株価は200ドル半ば。時価総額はまだ一兆ドル。
1年前は200ドルを割っていたのだから、意外と抵抗している

一度、倒産危機や買収危機を味わった企業文化が身についている企業は
現金の有難味を分かっている。
設備投資できないほど現金が余っているなら配当か自社株買いに回せ、
とハゲタカに言われそうだが、アップルに詰め寄るヘッジファンドはいない。
業績が滅茶苦茶良いからね。

ボーイングやエクソンの今の財政状況に比べれば、はるかに枕を高くして寝ていられる。

ロイター、ブルームバーグ、バロンズあたりで、
現金キングの企業が狙い目なんかの特集組まないかな。

10年に一度の相場に備えて現金を積み上げると明言するCFOがいてもいいかも。
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2020年3月5日木曜日

記事

ダウ指数の乱高下はアップル株の乱高下に比べたら緩やかだよ、長期なら。

先週から続く株式市場の乱高下は、まるでジェットコースタ。

確かに、きついよ、この乱高下は。












上記のグラフは、1985年1月からの月末株価を1として、
ダウ30指数とアップル株価の上昇倍率を示したもの。

これみると、個別銘柄に比べて指数株価の穏やかなこと。
あくまで相対的なものだから、そう見えるんだけどさ。

例えば、アップルは、外部環境の要因(不景気、社会不安など)以外にも自社の経営不振による株価下落の回数のほうが多いし、下落率もでかい。
大きく下落するときは、~ショックと言われるが、アップルショックは何回起きたことか?

1985年1月から現在までで、ダウ30指数は21倍、アップルは585倍。

アップルを例にとるのはフェアーではないが、
それでも乱高下に耐えた分だけ見返りは巨大の約500倍越え。

個別銘柄投資観点でみれば、
昨今のダウ30指数が1日で約千ドル程度乱高下したところで、率にすれば約数%程度。
こんなの企業の四半期業績発表時のサプライズ決算ではよく起きる株価変動率の範囲内。

長期投資にとって一番の優先事項は、
投資元本が小さければ小さいほど良いということ。

数十年後にダウ30指数が10万ドルと思うなら、
今の指数が27,000だろうが25,000だろうが、小さな誤差に過ぎない。
10万円を持っていて、数千円を気にするかって話。

新型肺炎による業績不調が数か月後に発表される不安は、貴方が30年投資することで希望に変わる。
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2020年2月26日水曜日

記事

iPhone供給不足懸念で、鞍替えする人がどれだけいる?

アップルの次四半期のガイダンス未達は発表済み。
新型肺炎の影響で増産が見込めないから、十分な供給もできないし、中国での販売も芳しくない。

だからと言って、じゃぁ、他のスマホに乗換えるとか、新規の買い替えを止めようとは思わないでしょう。

アップルの次期iPhone新機種はiPhoneSEの後継機種と噂されており、廉価版。
これを待ち遠しい人がどれだけいるか?

ワイドモートというか、アップル信者と言われる所以なのか知らんが、
多少の販売延期や供給不足は我慢するんだろうなと思う。

アップルのスマホが手に入らないから、
アンドロイド端末に買い替えるわ、
とは聞かない。

あくまで、アップルのiPhoneを欲しがる。

iPhoneだって、機種により売り上げの浮き沈みは発生する。
何せ10機種以上出しまくっているんだから、ミスったモデルもある。
iPhone5Cとかね。
しかし、次の新機種の世間の期待は大きいように感じる。

あくまで個人的な意見だけど、
近い将来、中国の増産能力が爆発的に回復加速し始めると、
供給している傍から売れまくる状況が見えてくる気がする

売れない機種の在庫不足よりは遥かに良い状況が見えてくる
ような気がする。

アップルってやっぱり売り方がうまいよな。
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2020年2月19日水曜日

記事

長期投資ならグロース銘柄が配当バリュー株になるのを見届けられる

30年も銘柄を長期保有していれば、銘柄の性格(特性?)が変わるものもある。
グロース株からバリュー株に、無配株から有配株と。

マイクロソフトやアップルはその典型みたいなもの。
グロース株→バリュー株(低迷)→有配→グロース株
今では、配当株のグロース株(バリュー株ではないだろうね)になっている。

一度、配当を開始すると、無配に戻すことは難しいだろう。
『今は新規事業が成長しているので、配当を止めるね』とはならない。

無配株のアルファベット、フェースブック、アマゾンが、今後配当を開始すれば、そう簡単には後戻りできなくなる。やはり、配当はできることならやりたくはないし、新規事業に挑戦するための資金として置いておきたい。

長期投資で覚悟しなければならないのは、保有銘柄の事業構成が様変わりすること。
ディズニーと言えば、かつてはミッキーマウスだけだったが、今ではスター・ウォーズ、マーベル、ピクサーと豊富なキャラクター構成に変わった。
そして、映画事業も、今ではストリーミング(サブスクリプ)事業に変貌。
時代の要請に合わせて、事業構成も変化している。

アップルをフィンテック企業とみる人は少ないが、決済事業の収入も順調なことは確か。
アップルは、6502のCPUを積んだAppleIIから始まり、Lisa、Macintosh、Newton、iPod、iPhone、apple Watchと共に時代を作ってきた。一部の製品はコケタけども。

長期投資なら、これを実感できる。
それも運が良ければ、膨大な投資利益と毎年の配当付きで。

数年程度の保有で利確や損切りしていれば、この醍醐味は味わえない。

唯一の難点は、長期投資すべてが順調にいくわけではない。

グロース株が配当を開始すると滅茶苦茶興奮する。増配基調が半端ないからね。
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2020年1月19日日曜日

記事

グロースのほうがディフェンシブという見方

いつ景気後退が来るかはわからないし、来ないかもしれない。
米国株の上昇基調が長期間続いているので、
多くの人はそろそろ「リセッション」に備えようと考え、
ポートフォリオの入れ替えを行っているかもしれない。

今までの古い考え方なら、景気後退に備えて生活必需品の旧ディフェンシブ銘柄に触手が動くかもしれない。具体例で言えば、P&G、KO、Tのような相対的に安価な製品・サービスを提供している巨大資本の会社。

でも、これは今までの投資のやり方。
生活スタイルも変わったなら、生活必需品も変わる。

ビザ、マスターカードがなければ、キャッシュレスの恩恵に預かれない。
ビザ、マスタは景気がよければグロース株、不景気ならディフェンシブ株。
不景気になれば、節約のためにキャッシュレスポイント獲得に懸命になり、
逆にカード決済が落ち込まないかもしれない。

無料のYouTubeは不景気のほうが都合が良いかもしれない。
それでグーグルの広告収入が増える可能性も期待できる。
不景気になれば、外出を控え、無料のYouTubeで時間をつぶす可能性もありだから。
実はアルファベットはもうすでにディフェンシブ株じゃんと思う。
あとは配当の期待のみ。

クラウド・サービスも同様に、発想の仕方で”どうにでも”変えられる。
不景気になれば、誰も不要な設備投資は控えたい。
支払いも月決めにして、日々の支払いを最小限に抑えたい意向は不景気のほうが強いとも考えられる。
それなら、クラウド、サブスクリプのビジネスモデルは不景気に対して好都合に見える。

一見グロース株に見えるビザ、マイクロソフト、アップル、アルファベットは、すでに生活必需品銘柄と個人的には思っている。
リセッションが来て多少の株価下落は想定されるかもしれないけど、『利確』で手放すなんてもったいないと個人的には思っている。

手放すなら、下記の4点を実行してからでも遅くはない。

1.ビザのクレジットカードを解約して、
2.PCをLinuxにして、
3.スマホはガラケーに、
4.YouTube視聴を止めてTV視聴に

グロース(攻め)は最高のディフェンシブ(防衛)と思う人はクリック
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2020年1月3日金曜日

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株式投資で安心を買うという考え_2010年代にFAANG銘柄を取り損ねても...

2010年代の最高上昇株はネットフリックス株とニュースにでていた。
40倍かな?
現在の株価情報を見たらPERは100で、アマゾンが80だから、アマゾンよりも期待値が高い。
両銘柄とも将来を買われての値段だし、今となっては素人では手を出しずらい。
毎四半期成長が必須前提の買われ方をしているので、集中投資の対象とするにはハイリスキー、値上がり目的の分散銘柄の1つならありだろうとは思うが。
それでも、アップル並みの時価総額を狙うなら、まだネットフリックスはこれから10倍株になる余地がある。

2010年代にFAANG銘柄に投資しなかった後悔を嘆いても失敗した訳じゃない。
むしろ、FAANG銘柄をもつことで、過去10年間のそれらの株価の乱高下に耐えられただろうかとの疑問がある。
FAANG投資はしたが一時的な株価の下落に耐えられずに損切りした可能性も十分にある。
株価の乱高下が大きい分、タイミング投資は相当困難になるはず。

そう考えれば、比較的マイルドな株価調整が見込める(退屈ではあるが)ディフェンシブ銘柄や指数投資では、胃薬を必要としない程、安心していられる。
期待される成長も大きくないので良い決算だとすぐにサプライズ決算となるし、配当も安定している。

株式投資はリスクが高いというけども、それはマスコミが毎日、値動きの大きい銘柄を報道するからで、ほとんどの銘柄は退屈な株価の動きに毎日終始している。

バフェット氏の保有銘柄を見ると、毎日値幅が大きく動くような銘柄は少ないことが分かる。アップルを除けば。

しなかった後悔より、やったことを見届けよう、そしてクリック!
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2019年12月31日火曜日

記事

グーグルのビジネスは、全てグーグルサイトに導く_自動運転もね

スマホOSは、アンドロイドかiOS。
PCのOSは、Windows、macOS、Linux。

もう完璧に米企業に牛耳られている。
技術立国「日本」っていうけど、技術標準規格を世界展開できない力の無さが浮き彫り。
製造品質はすこぶる良いのにね。

アンドロイドOSは、基本無料。
なぜ、無料かといえば、グーグルサイトに導くためと、私は思っている。

同じ理屈は、自動車運転技術にも言える。
なぜ自動車メーカーでもない、グーグルが自動運転に投資する?

運転する時間『もったいない』でしょう。
運転は自動でしてあげるから、その間はスマホでも見ていて欲しい。

車なんかを無料で貸し出してくれる時代が来る可能性だってある。
通信費とは燃料費は別途ととして。

そう、グーグルサイトを見ていて欲しいと。
今日は妻の誕生日なら、サイト広告はどうなるかわかるよね。

だから、自動車のダッシュボードをグーグルやアップルは狙っているはず。

そこには、スマホと同様の

コンテンツサイトへの入り口

になるはずだから。

もしかしたら、

ネットフリックス長距離バス

がでてきても不思議じゃない。

長距離移動は、ドラマ鑑賞する時間にはもってこいだから。

長期投資で夢を語り始める人は押してね。
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2019年12月29日日曜日

記事

ピコ太郎「 I have an apple」でアップル株を買っていればさ、フォレスト・ガンプの再来となるかもよ

映画「フォレスト・ガンプ」が上映されたときに、アップル株を買っていればさ、主人公と同じような境遇に巡り合えてさ、今頃「これでお金に困らなくなった」と言えるんだわ。
当時は、東証外国部にアップル株が上場していたので、国内株と同じように買えた。(はず)

そして、2016年には、ピコ太郎が大々的に「I have an apple」と言っているわけ。

わかる?

フォレスト・ガンプもピコ太郎も、フルーツ会社とかフルーツのリンゴだと思っているらしいけど、違うぞ。
アップルはフルーツでもなければ、ビートルズの版権会社でもないんだ。

「ペンパイナッポーアッポーペン」が億越えで再生されているのにさ、アップルを見逃すなんて、どうかしてるよ。
「ペンパイナッポーアッポーペン」2016年8月25日に登録された時のアップルの株価は$107.57だよ。2年過ぎて株価は2倍になった。

これから先の30年後にさ、孫にだよ、「ペンパイナッポーアッポーペン」で俺アップル株買ったんだぜ~ぜ~ぜ~と咳き込んで自慢できるぞ。
保証しないけど。

投資先の銘柄を決める根拠って、こんなことでもいいんだよね。
誰の許可も取らずに、投資できる強みが「個人投資家」にはあるんだから。

♪ I have an apple ♪
♪ I am billionaire ♪

てな感じで、歌って踊れる日がくるぞ。保証しないけど。

もういくつ寝るとダウ平均10万ドル」と謳える人は押してね。
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2019年12月28日土曜日

記事

時価総額筆頭のアップルとマイクロソフトのPERが30に近づく_絶好調だったころのシスコシステムズを思い出す

時価総額世界一のアップルがだよ、かつてはPER15 程度だったのに、今株価がどんどこと上昇していることに不安を感じる。バブルか?

時価総額世界一の銘柄が過去1年間で株価2倍にまで上昇。
だから時価総額1位に返り咲いたともいえるけどさ。

来年5Gモデルが出ると言ってもね。
基地局整備があっての5G性能でしょう。
ベライゾンもAT&Tも5G基地局の整備完了したんだっけ?
iPhoneの3G対応は、もうすでに3Gの基地局環境が整っていたからヒットしたけどね。

Yahoo!FinanceのPER(TTM)をみると、今のアップルはPER25程度。
25年かかるんだよ、今の利益で株価を正当化するのに。
時価総額2位のマイクロソフトはもうPER30に達してるし。

ダウ30銘柄の平均PERはまだ30には達していないと思うけど、

時価総額1,2位の銘柄がPER30目指すって何か不気味。

昔のシスコシステムズを思い出すわ。
みんなシスコ・システムズを買い推奨していた。
「シスコ・システムズが呼んでいる」というセリフばかり流行。

上昇する株はさらに上昇するっていうけど、その先は下落が待っているからね。
ボーイングも失速したんだから。
常に上昇し続けるとどこかに無理が生じるって。

今のアップルとマイクロソフトの株価が半値にまで下がれば、持ち株がどれだけの評価額になるかは事前に知っておいた方が良い気がする。

ポジティブに考えればだよ、上昇するときは限りなく上昇しておけと、それすれば半値になっても株価は上昇しないよりはましなんだから。
例えるなら、300ドルの半値は150ドルだが、350ドルまで行っちゃえば半値でも175ドル。150ドルよりも175ドルのほうがましだろう。

いつかは株価が失速すると思うけど、
『いつかはわからない』から持ち続けることしかできない。

それが長期投資。

PER10台が居心地が良いと思う人はボタン押してね。
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2019年12月22日日曜日

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本年度のダウ銘柄の上昇率No1はアップルになりそう。ビザ、マイクロソフトが鉄板だったのにね

銘柄の株価上昇率は、期間の取り方により上昇率は加工できるのであまり意味はないけど、ダウ銘柄でビザ、マイクロソフトが本年度の鉄板銘柄と思っていると、そうでもないような結果になりそう。

銘柄 年始終値 現在株価 株価上昇率
AAPL $157.92 $279.44 76.95%
MSFT $101.12 $157.41 55.67%
V $132.92 $188.00 41.44%
PG $91.28 $125.36 37.34%
DIS $108.97 $146.88 34.79%

今年初めは、iPhone売上の陰りが見え、アップルもとうとう過去ほどの成功は見込めないと誰もが考え、株価は100ドル半ばまで低迷。そして、米中貿易関税リスクもくすぶり始めた。

しかし、今年も終わりになると、怒涛の株価上昇。
サービス事業も軌道に乗り始め、iPhoneも思ったほど売れなかったわけではなく、来年の5G対応で買い替え需要も見えてきた。それに米中貿易関税の成り行きも味方した。

ビザ、マイクロソフト株でも十分に投資利益はあるので失敗だったわけではないが、アップル、ディズニー、P&Gが本年度、これまでの株価上昇を見せると予測していた人がどれだけいるか?

P&G、ディズニーをバリュー株として持っていても、本年はこれだけの株価上昇をしてくれたのだから、長期投資として持っていても、損はないだろうなと思う。

持っていれば、そのうちいいことあるさ、きっと。

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2019年12月16日月曜日

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純利益以上に自社株買い費用を使っている企業はどこだ!

アップルの決算で例える。
2019年度第4四半期アップルの損益決算書の抜粋。



当期純利益(Net Income)は2018年度は14,125百万ドルに対して、19年度は13,686百万ドルと減少している。前年同一四半期比で、純利益額は減少

希薄1株当たりの利益(Diluted EPS)は2018年度は2.91ドルに対して、19年度は3.03ドルと上昇

第4四半期比では利益額は減少したのに、
1株当たりの利益は増加。はぁぁぁぁぁぁぁぁ?
自社株買いで発行済み株式数を減らしたから。

2018年度9月末時点では4,847,547,000株あったのが、
2019年度9月末時点では4,520,373,000株までに減少した。

簡単に言えば、

利益額は前年比減少だが、
EPSは自社株買いで上昇させたとも見れる。

自社株買いの費用はいくら?
下記のキャッシュフローに記載されている。年間66,897百万ドル費やしている。



ここで、大きな疑問。
なぜ、アップルのEPSは予想を超える上昇をするのか?

2019年度の当期純利益は55,256百万ドル。
2019年度の自社株買い費用が66,897百万ドル。

1年間の当期純利益並み以上の自社株買い費用を2019年度は実施している。

そりゃ、EPSは上昇するわな。
過去の貯えが巨額だからな。
自社株買い費用で資産を取り崩してることを忘れるなよ。

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2019年11月18日月曜日

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バフェット氏は、なぜマイクロソフトよりアップルを好んだのかね?

バフェット氏は、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏とは親交が深いのに、なぜマイクロソフト株ではなくアップル株を筆頭銘柄にしたのだろうかね?と思う。

マイクロソフトもアップルも時価総額で常にトップを争う銘柄。
マイクロソフトはどちらかというとビジネス向け、アップルは消費者向けの高級路線と言う感じを個人的には持っている。

どっちが事業として安泰かと言われれば、根拠はないが、なんとなくマイクロソフト。
マイクロソフト製品は業務遂行に必要とされている製品が多いし、例えばoffice互換製品は多くあるが、鉄板のExcelなしでは業務遂行は難しいでしょう。
iPhone、iMacが無くても基本、事務作業では困らない。
アンドロイドのスマホに、WindowsOS、MSOfficeのPCでもやっていけるから。

ブランド観点からみれば、アップルのロゴには魅力がある。
アップルのロゴステッカーが梱包されているしね。
iPhoneやiMacを持っていること自体がステータスだったりする。
昭和の時代には、PCのポルシェと言われていた時期もあったけど、今は誰でも持てるほど価格が下落していることは事実。

マイクロソフトのロゴに魅力はないし、Windowsのロゴも頻繁に変わる。
マイクロソフト製品は、実務をこなすためのツールであって、所有していることに魅力を感じない。

バフェット氏の筆頭銘柄をみると、アメックス、コカコーラがある。
競合相手で並べると、

アメックス → ビザ、マスタ
コカコーラ → ペプシ
アップル  → マイクロソフト

顧客からの忠誠心の強いブランドを好む点からみれば、バフェット氏が好む銘柄が見えてくる。

ビザよりもアメックスを持っている人のほうが、アメックスに対する「こだわり」は強いと感じる。同様に、コーラと言えばコカ・コーラ、ペプシをコーラの本命とは思わない拘り。

それと同じようなものが、アップルとマイクロソフトに垣間見える。
アップル信者、アップルマニアはいても、マイクロソフト利用者にそこまでの信者はいない。

バフェット氏がマイクロフトよりもアップルを好む理由は、まさにこれなのかなと思ったりする。

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2019年11月14日木曜日

記事

スマホはディフェンシブ、生活必需品株も多様化する

J&J、P&G、コカコーラ、ペプシンなどの銘柄はディフェンシブ銘柄と言われている。

生活必需品で、1つの商品自体の価格は安いし、不景気でも全く売れなくなるということはないから、不景気になっても耐えられる訳。
本当かどうかは知らんけど。大方世間一般の認識とは相違ないと思っている。

そういう理屈ならば、現代にとっての必需品はスマホだろうと。
満員電車でも、歩道でも、みんなスマホに釘付け。
友達、仲間がいても、スマホが優先される。

スマホが無くても暮らしていけるのは事実。
でも、世間ではスマホ決済を煽るし、スマホを持っている前提で話が進む。
スマホを持っていないと、ちょっぴり面倒。

食料品と違い、スマホの買い替えサイクルは数年なので、生活必需品としてのサイクルは長い。不景気になったら、スマホを買い替えずに使い続ければいいので、不景気に強い訳でもない。

パソコンは生活必需品にはなり得なかったが、スマホは確実に一人一台の時代。

良く考えてみると、スマホの選択肢は非常に少ない。
OSは、アップルかグーグル。
メーカも、アップル、サムソン、ソニー、後その他程度。
実質、アップルかサムソン。

パソコンメーカのように薄利多売のような市場にはまだなっていない。
まだ利益がでる市場を維持している。1台10万円は当然の世界だからね。

パソコンを買うより、スマホのほうが高いんだから。

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2019年11月13日水曜日

記事

アップル、ビザを配当株として見てみよう。持ち続けたら高配当株?

アップルが配当を再開し始めたのは2012年8月9日からで、当時の四半期配当額は分割修正$0.37857(当時$2.65)で、株価終値は$88.68(当時$620.76)。

当時の年間配当利回りは、0.37857×4/88.68≒1.70%。
今まで持ち続けたら、今の四半期配当は$0.77なので、0.77×4/88.68≒3.47%。
高配当の一歩手前といった感じの配当利回りになっている。

配当重視で考えれば、今のアルトリアの配当利回り7%台にの半分にも及ばない。
その反面、株価は$620.76から今の$1833.72($261.96×7株式分割)に上昇しているので、株価上昇の恩恵のほうがはるかに大きい。

配当の再開時期からでみると配当は約2倍、株価は約3倍の上昇。

ビザの場合は、2008年のIPO開始から配当を継続している。
2008年8月13日に最初の四半期配当は分割修正で$0.105。
IPO時の株価終値は分割修正で$14.13。
当時の配当利回りは、$0.105×4/14.13≒2.97%。

今では信じられない位の、配当利回り。

そして、今の四半期配当額は$0.25なので、0.25×4/14.13≒7.07%
高配当株並みの配当利回りに成長しました。

今ビザ株を買っても、株価上昇が凄かったので、配当利回りは1%未満です。

何が言いたいかというと、今の配当利回りだけをみると将来の高配当銘柄を見逃すということ。

株式情報は常に、現在の株価の配当利回りのみ記載。

逆に言うと、5年前の株価での配当利回りを載せてはくれない。

長期投資が眼中にあるなら、5~30年間持ち続けることが、投資元本ベースでどれだけの配当利回りになるか?

株価が上昇した銘柄で配当銘柄なら、検証してみる価値はある。

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2019年10月31日木曜日

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アップル決算ー前年同期比増収減益なのに、EPSは前年比より高い、なぜ?

増収減益決算だから、前年同期比で売り上げは上げたが、純利益は下げたことになる。
EPSは、1株当たりの利益。普通なら、EPSは下がるはずだが、上がった。

自社株買い

そう、自社株買いで『利益/株式発行数』の株式発行数を減らしたから。


橙枠の数値は、赤色枠の数値をみればわかる、利益額よりも発行株式数のほう減少割合の方が大きいので、下線のEPS値は前年同期比で高くなる。

Dilutedベースで、発行済み株式数は、今回の4Q四半期で327,174株減ったことになる。

参考までに、前年同四半期ベースの過去の減少数推移は、dilutedベースで、
’19年3Q四半期では、325,229株
’19年2Q四半期では、367,847株
’19年1Q四半期では、384,535株
’18年4Q四半期では、336,038株
’18年3Q四半期では、306,890株
’18年2Q四半期では、193,195株
’18年1Q四半期では、170,208株
’17年4Q四半期では、209,748株
’17年3Q四半期では、239,282株
’17年2Q四半期では、279,198株
’17年1Q四半期では、266,132株

自社株買いするだけの資金は過去の偉業でたんまりあるから、
EPS値のかさ上げは........


2019年10月25日金曜日

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長期投資で大化け株を狙うとしたら、沈みまくったGE、NOKIA、BBRYあたりが私の好み_アップルの再来を夢見る

長期投資で、まれに見る大化け株を狙うとしたら、
断然、将来を見放された企業の復活に賭けるしかない。

もう、今の人には完璧に忘れられたノキア。
ケータイまでは世界的なトップシェアを誇っていたが、アップルにスマホで完璧に打ちのめされた。
かつては、長靴、テレビを製造していた北欧企業で、ケータイ製造事業に舵を切ったことでノキアの名前を知らしめた。
この主要事業を変えることに抵抗がない企業文化で、将来、また「ぶっ飛んでくれる」ことを期待する。
とは言いつつ、昨日の業績不振で株価は20%以上下落で、無配転落の恐れあり。

そして、ケータイとスマホの中間に君臨していた、ブラックベリー、昔はリサーチ・イン・モーションて名前でもあった。
ケータイのテンキーに英文字キーボードが装備されてたケータイで、セキュリティに強く、画面タッチベースのスマホが台頭する前は、これしかなかった位、欧米で人気。
日本ではほとんど知られず。
これも、アップルのiPhone出現で、ノックダウンされた。
しかし、この会社も、主要事業がころころ変わるカナダの会社。
かつてはポケベル関連の事業をしていたが、いまは、自動運転事業に舵を切っている。

そして、最後にGE。かつてのダウ銘柄。米国のシンボル的存在だったのにね。
でも、倒産しなかったのは、それなりの事業価値がまだあるからでしょう。
GMのように一度倒産して、再建とはならずに、まだ持ちこたえている。
配当も無配に近い四半期1セント。1セントにまだ決意を感じるけどね。

正直、上記にあげた3銘柄は一時期は人気株として扱われていたけど、今じゃ誰も話題にすらしなくなった企業。

思い出してごらん。アップルを。
一度は有配株から無配株に転落している。
マウス操作できるOSのPCで一世を風靡したけど、あっという間に倒産の瀬戸際。
iMacとiPhoneあたりで、アップル人気が再燃しだし、アップル株は長期の上昇気流へと。

素直に時流にのって、ビザ、マイクロソフトを買っておけばいいものを、
無配当の落ちぶれた企業に手を出して、大化け株を狙うなんて大馬鹿野郎と自分を想っている。
今のXOM、SLBだと「大化け」ほどにはならない株価だからな~。
一か八かなら、株価一けた台のNOK,BB,GEになるよな。

でも、配当の一部を大化け株に託すのもありかと思い始めている。
ビザがIPOした時も、今ほど人気化されていなかったのだからね。


2019年9月25日水曜日

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次期iPhoneの5G対応は、iPhoneの3G対応を彷彿させるのかねぇ~

初代iPhoneが発表になった時は、3G対応がされておらず、落胆したものだった。
それに初代iPhoneは、それが理由かは定かではないが、日本では発売されず。
2代目で3G対応になり、日本でも販売されるようになった。

iPhone3、iPhone3GS、iPhone4と販売数量を伸ばし、もはやニッチなスマホとは言わせない、いや、これぞスマホと言わせるほどのモデルに仕上がった。
3G対応が起爆になった感がある。スマホといえども通信速度は肝だった。

そして、アップルの次のiPhoneでは5G対応が予測されている。
3Gのときのような、変化点をもたらすのだろうか?
一点気になるのは、iPhoneの3G発表時には、すでに3Gの基地局の環境が整っていた事。
他の機種では3G対応が出揃っており、3Gの通信環境が整っていた。

5Gの通信環境はどうなんだろうかと。来年には、もうどこでも5G対応できるのか?

次期iPhoneの5G対応観測が、サブスクリプション・サービス事業の利益押上要因になる
との観測記事が盛り上がっている。

アップルのビジネスモデルは、高級ブランドによる顧客囲い込み、
AppleIDがなきゃ、アップルのサービスは利用できない。技術志向を前面に出さない。
サムソンはすでに5G対応済みで最新技術の囲い込みは常にアップルの先を行っている。
アップルは、やみくもに最新の技術を負わないし、独自の仕様を持つ。
Lightning USBだったり、ホームボタンだったりする。

例年通りのiPhone発表時期を考慮すれば、来年半ば過ぎの新リリースが予定される。
その時点で、5G対応iPhoneが活躍できる通信環境が整っていればと願う。
AT&Tやベライゾンが来年の米国主要都市で5Gの通信環境が整えば、
アップルの利益押上要因になるのかと思う。

アップルとて単独では事業を展開できないだなと。



2019年9月21日土曜日

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10倍株に巡り合えない理由_我慢できないから、アップルとIBMで検証してみる

投資雑誌で良く10倍株の特集が組まれるが、大方、10倍株を手にすることはない。

大抵の人は株価が2倍にでもなれば、売って利益を確定しはしないか?
半分の株数で利益を確定し、投資元本を回収することを勧める投資法もある。
残りの株は、そのまま利益になるから、多少なりとも余裕が出るという寸法。

それでも、10倍株に巡り合うには、利益確定の誘惑に勝ち続けないとね。

『あのとき売っていれば』

これがいつまでもつきまとう。株価が2倍になってから、株価が急落したときは特に。

「10倍株まで利益確定しません」とかの投資ルールを決める人もいなければ、
守る人もほとんどいないだろう。
この株を買ったら、10倍になるまで売らないという人はブログで見たことがない。

株価が数か月で10倍にはね上げるような銘柄は逆に怖くて手を出せない。
国内で、今ではあまり聞かなくなった仕手株みたいに、業績とは関係な動く銘柄もある。
米国株でそのような銘柄があるかは知らないけど。

例えば1年おきに株価が2倍になるような銘柄に巡り合えたら、何年で10倍株になるのか。
10倍株になるのに4年とかからないことになる。

1年目:2倍
2年目:4倍
3年目:8倍
4年目:16倍

毎年、株価が2倍になるような銘柄なんてのは夢のようなお話に聞こえるので、
実際のアップル株の月間株価チャート(株式分割調整済)で追ってみよう。



赤線の右肩上昇線は、株価が上昇する時期を示した。
ピンク囲線は、ブログ界隈で言われるオワコンが囁かれるような株価下落か低迷時期。

結果論だけど、2002年からリーマンショック前夜位の株価上昇が凄いことになっている。
あと1997年以降のもね。それに比べると、今の株価上昇は緩やか。

まぁ、運よく1998年にiMacの発表に合わせて、アップル株に投資したとしても、
2000年の急激な株価下落で、持ち続けるには相当の忍耐がいるだろう。
そして、それは2004年までの4年以上続くのだから、他の銘柄に浮気したくなる。
そのころは、まだ配当も出ていないから、株価だけが頼り。

今オワコン扱いされているIBMの月間株価チャート。


上場からの株価チャートをみると、
上昇、低迷(下落)を繰り返しながら長期では上昇している。で、今は株価は低迷中。

アップルもIBMも、上昇、下落を繰り返しながら株価は長期では上昇している。

しかし、『今度ばかりは違う』という不安もある、
それに加え、今後株価がどれだけ下落し、どの期間低迷するのかの不安に苛まれる。
それらが長期投資に踏み出せない葛藤要因。

株価グラフも対数目盛でみると、
今のIBMの株価低迷は1992年代に比べると『可愛く』見える。

2019年9月20日金曜日

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企業がキャッシュリッチというのは、投資として魅力的ではない_同様に、老後の資産取り崩しも魅力的ではない

企業の価値は、毎年、利益を生んでこそ価値がある。
いくら現金を積んでようが、それは過去の資産であって、
利益を生み続けないと株価は上昇しない。と感じている。

逆に、キャッシュリッチで業績が低迷していると、買収される可能性がある。
買収先の現金で、買収額は安上がりになる可能性もある。
小が大を飲み込む買収劇が起きる。

アルトリアは、タバコの販売数量が減少しているとは言え、
確実にタバコは売れている。経営の目途が立ちやすい。
タバコとiPhone製品の売上計画のどちらが予測を立てやすい?
おそらく、タバコだし、サプライチェーンもタバコのほうがシンプル。

だから、アルトリアは余計な現金をたくさん持たずに、稼いだ利益を
そのまま配当、自社株に回す。運転資金は借りればいいという考え。

アップルは用意したiPhone製品が売れないと、在庫リスクを抱える。
iPhone製品の販売予測はタバコに比べれば、はるかに困難だし面倒。
嗜好常習品と流行ガジェット製品の違いでもある。
だから、アップルはもしものために、現金を抱えておく。
それでも、『もしも』のためにしては現金(短期証券を含む)が多額になりすぎたので、
自社株資金に充てるようになった。配当よりもね。

アップルがキャッシュリッチであっても、毎年魅力的な製品を提供し続けないと、
過去のキャッシュの行き所は、買収元の資金源、決算の赤字補填に利用されることになる。

株式投資も似たようなものだ。
株式投資で成功して、全てを一旦現金化すると、その現金は利益(損)を生まなくなる。
インカムもキャピタルも生まない。その現金を取り崩すだけになる。

老後は『資産の取崩し』か『再就職』かの2者択一ではなく、
資本収入の3つめの選択ができるように準備をしておくべき。
老後を迎える前に資産形成をしておき、老後もそれを継続できればさらに素敵だ。