アップルがかつて倒産の危機を経験したことから、
CEOスティーブ・ジョブスは無配を貫き通した。
危機に備えて、現金を持っておくと言及していた。
スティーブ・ジョブスが存命なら、いまだに無配であったかと推測する。
自社株買いすらしないだろうな...
いまは誰もが手元に現金を持ちたいと思っている。
株式も債券もゴールドもビットコインもいらない、現金が欲しい。
この新型肺炎の騒動が収まるまでの期間、企業を存続させないといけない。
例え、モノ・サービスが売れなくてもだ。
外出禁止となれば、明らかに消費金額は減るから、企業の売上は見通しが立たない。
ダウ30銘柄のなかで、一番の現金持ちはどの企業だろうか?
30銘柄のバランスシートを調査するのは超面倒なので、正確には知らない。
でも、調べなくてもアップルじゃないかと思っている。
正確には現金に加えて、いつでも換金可能な債権の類を合わせた現金同等だが。
アップル店舗がクローズされてアップル株の値を下げたが、
いまだに株価は200ドル半ば。時価総額はまだ一兆ドル。
1年前は200ドルを割っていたのだから、意外と抵抗している
一度、倒産危機や買収危機を味わった企業文化が身についている企業は
現金の有難味を分かっている。
設備投資できないほど現金が余っているなら配当か自社株買いに回せ、
とハゲタカに言われそうだが、アップルに詰め寄るヘッジファンドはいない。
業績が滅茶苦茶良いからね。
ボーイングやエクソンの今の財政状況に比べれば、はるかに枕を高くして寝ていられる。
ロイター、ブルームバーグ、バロンズあたりで、
現金キングの企業が狙い目なんかの特集組まないかな。
10年に一度の相場に備えて現金を積み上げると明言するCFOがいてもいいかも。
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2 件のコメント:
私、リーマンの時は金が無くて投資出来なかった。
今は?金が有ったから株を買い漁って金が無い・・www
現金の有難みはリーマンの時に解ったし
今度はパニック時に購入した株の有難みを知りたい。
谷深けりゃ、山は高く見えるんだろうな。www
周りが下山している最中に、登山しているから、
頂上に着いた時には、私も朝日を拝みたいっす!
今年なのか、来年か再来年か、わからんなぁ。
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