2020年2月19日水曜日

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長期投資ならグロース銘柄が配当バリュー株になるのを見届けられる

30年も銘柄を長期保有していれば、銘柄の性格(特性?)が変わるものもある。
グロース株からバリュー株に、無配株から有配株と。

マイクロソフトやアップルはその典型みたいなもの。
グロース株→バリュー株(低迷)→有配→グロース株
今では、配当株のグロース株(バリュー株ではないだろうね)になっている。

一度、配当を開始すると、無配に戻すことは難しいだろう。
『今は新規事業が成長しているので、配当を止めるね』とはならない。

無配株のアルファベット、フェースブック、アマゾンが、今後配当を開始すれば、そう簡単には後戻りできなくなる。やはり、配当はできることならやりたくはないし、新規事業に挑戦するための資金として置いておきたい。

長期投資で覚悟しなければならないのは、保有銘柄の事業構成が様変わりすること。
ディズニーと言えば、かつてはミッキーマウスだけだったが、今ではスター・ウォーズ、マーベル、ピクサーと豊富なキャラクター構成に変わった。
そして、映画事業も、今ではストリーミング(サブスクリプ)事業に変貌。
時代の要請に合わせて、事業構成も変化している。

アップルをフィンテック企業とみる人は少ないが、決済事業の収入も順調なことは確か。
アップルは、6502のCPUを積んだAppleIIから始まり、Lisa、Macintosh、Newton、iPod、iPhone、apple Watchと共に時代を作ってきた。一部の製品はコケタけども。

長期投資なら、これを実感できる。
それも運が良ければ、膨大な投資利益と毎年の配当付きで。

数年程度の保有で利確や損切りしていれば、この醍醐味は味わえない。

唯一の難点は、長期投資すべてが順調にいくわけではない。

グロース株が配当を開始すると滅茶苦茶興奮する。増配基調が半端ないからね。
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2 件のコメント:

黒田順之介 さんのコメント...

個別銘柄を長期投資って本当に難しいと思います。

appleならlisaの時かな。w
相当な握力を持ってるか信者で無いと・・。
可能性に賭ける訳だし信者で当然なんだけど
盲信レベルまで達しないといけないし。

ガンプ さんのコメント...

東証外国部があったころは、
アップル、フィリップモリス、IBMなどは
国内株並みの扱いで買えていたから、
それを持ち続ければ今頃はね。

AppleIIやMacitoshPlusのコレクターはよく聞くけど、
アップル株のコレクターは聞いたことがない。
鈍器が待っているから、口外しないだろうけどwww