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2020年6月6日土曜日

記事

老後を株式投資で解消_こんな乱高下する株式相場で?

荒れよという間にダウ指数は27,000ドル台を回復。

先月までは世界恐慌再来と騒いで、
「寝ている間に資産が溶けいく」と嘆いていたのに。
今じゃ、『寝ている間に資産が増える』と、どや顔。

それより何よりも、一時の高配当株が去ってゆく寂しさ。
エクソン・モービルなんか配当利回り7%を割り始めた。てか、まだ7%もあるの?
原油価格なんか40ドル/ガロン台目指しているし、
一時、日本ではガソリン100円/リットル割れ寸前まで行ったのに、なんか悔しい。
アルトリアだって、株価が40ドル台に戻り始めている。

株価上昇すると、配当利回りに対する元本コストが高くなるんで、
ゆっくり上昇してほしいのが本音。
そもそも、急騰、急落するような株式市場は不安定なので、
次に何が起こるかわらない不安もある。

株式投資で老後の安定をと思ったら、毎日不眠になるよ、これじゃ。

株式市場が「落ち着いたな」と感じる私の目安は、大型株の復配。
具体例で言えば、ダウ銘柄ボーイングとディズニーの復配だな。
まだ、金融不安は起きていないので、GS、JPMの減配、無配は発表されていないが、
今は様子見状態。

片方では失業の悲惨や不安を煽るデモ行進を報道し、
片方では株式市場の活況を報道している。

こんな状況、訳わからんよ、個人投資家には。

慣れるしかないな。株式市場とはそういうもんだと思うしかない。
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2020年5月31日日曜日

記事

株式投資もサービス残業で破滅する_何かをやらずにいられない性分

どこかの調査で、株式投資の成果が一番良かったのは、
株式を売らずに死んだ人のポートフォリオ、と聞いたことがある。

『やたらと株式売買を繰り返すな』、の忠告と思っている。

しかし、株式投資をすれば、
何がしら手を加えないといけないと思ってしまう癖はなかなか抜けない。

投資ブログや投資記事では、今流行りの投資法が満載。
何かをやっていないと、乗り遅れそうだし、損した気になる。

今じゃ、ワクチン銘柄が活況だから、ワクチン銘柄も数銘柄拾っておこうかとなる。
そのためには、どれかの保有銘柄を売って、投資資金に充てる必要がある。
そして、数か月後には、なんで、こんな知りもしないバイオワクチン銘柄持っている?
と疑問に思うので、売ってしまう。
そして、その売った資金で、次に何を買おうと投資記事をさ迷う。
とくに買うあての銘柄もなければ、指数ETFでも買っておこうかとなる。

結局、株式投資も会社勤務の延長で考えてしまう。それでいで利益が出ない。
自分で残業代(利益)も出ずに勤務(株式投資)してるのと変わらない。

ってことは、最初に戻るけど。
死なずに株式保有することが正解なんだな。

何もしないで稼げるって、世間が許してくれるのか?_あっ、所得税取られるから、大丈夫。
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2019年12月10日火曜日

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人生100年のフレーズって大げさだろう、男性は81歳、女性87歳が平均寿命

人生87年とか90年とかは語呂がいまいちだから、100年にしたんだろうけど。

人生100年まで、平均寿命が延びるか疑問。
男性の平均寿命は1960年65歳から2018年81歳にまで伸びた。
1年で0.27歳ずつ伸びている。
この傾向が続くと仮定すれば20年後は、男性は約86歳。100歳には程遠い。
老後の資産を考えれば、男性なら90歳までの計画で十分じゃないか、と思う。
※参考までにバフェット氏の現在の年齢は89歳。

100歳まで生きたら、どうしてくれると言われそうだが、ググると100歳以上の人口は2015年で6万1883人。それが2050年では53万人を超えるとの予測もある。
貴方が、その53万人の1人になる確率は、どのぐらい?

「人生100年」のフレーズって、何か胡散臭さを感じる。煽りすら感じるけどね。

人生100年を想定した資産計画を考えたら、若いうちにお金が全然使えなくて、後で後悔することはないだろうかと。

85歳であと余命何年と宣告されたときに、「もっと世界を見ておきたかった」と。

自分が何歳まで生きれるかはわからないから、自分の人生観、価値観とのバランスをとって資産形成するしかなく、他人がどうこう言う筋合いはないが、ほとんどの国民が人生100年を全うできるとはまだ確信できない。

それほど、医療が発達するとも思えないしね。

生命保険会社が好んで使いそうなフレーズであるのは確かな気がする。

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高級品はいつでも買えるから『買わない贅沢』を楽しむ_隣のお金持ち

高級品の代表といえば、車と時計。
最高金額はいくらになるのか知らないけど、
実用レベルとして考えるなら、車なら200万円、時計なら3千円で十分、用を足せる。
それ以上になると、好みとか、ステータスを意識しての買い物。

本当のお金持ちなら、資産として高級外車と高級時計を保有するだろうね。
希少価値を狙って、ビンテージ価値を狙うやり方。
だから、実用品としての価値はない、あくまでも資産。
数千万円から数億円までいくだろうから、ちょっとそこらのお金持ちは手を出せない。
リスクがないわけではないが、金融資産のほかに現物資産へのリスク分散も必要だから、その手の超高級な自動車、時計を所有する。

中途半端なお金持ちは、どうしたらいいだろう。
いわゆる、超ではない裕福層レベル(数億円の資産を持つ人)の人たち。
中途半端な高級品を買っても、ビンテージ価値があるわけでもないから、売却で利益が出る訳でもない。
下手に少しばかり「ハイソ」なブランド車を買っても、維持費で浪費する羽目になる。
さらにはドアの「へこみ」なんか、かっこ悪くて放置できないことに気づくし、青空駐車も様にならないので、駐車コストも別途負担することになる。
時計も高級であれば、それに合わせたスーツや一般服も必要になる。
それこそ、自分にご褒美と言い続けてちょっとした高級品を漁れば、底なし沼になる。
要は、お金が掛かる。

書籍「となりのお金持ち」でいう、お金持ちは、どのようにしてお金持ちになったのか?

買えるけど、買わない贅沢を楽しんでいる。

だからお金が増える。

今、米国株式市場が熱狂しているのか、どうかわからないときは、それを静観するのも一つの手。

資産に余裕があれば、いつでも投資できる心境に行ける。
そして、投資しない贅沢があってもいいと思い始める。

投資で、ある程度財を築けたなら、休む贅沢を楽しもう。

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2019年12月8日日曜日

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セミリタイアでは「暇すぎて...」、勤労では「忙しすぎて...」

セミリタイアの恐怖に、

「暇すぎて、死んじゃいそう」

ってのがあるらしい。
じゃ、逆に会社勤務だと、

「仕事で忙しすぎて、死んじゃいそう」

どっちも、バランスが取れない世の中なんだな。

俺なりに考えると、
日本は、

「適当に暮らしていけるような社会は提供していない」

ということだな。

働くならとことん働け、
適当に働く(セミリタイア)なら暇にさせてやる。

忙しいが好きな国民性とは思わないが、忙しいようにみせないと世間様が許さない。

「適当に働いて、不労収入で補って裕福な生活送っているじゃねーよ」と、

チコ様に言われそうだ。

セミリタイアで会社退職して、時間の縛りの緩いバイトに転向したとして、
バイトの職場で、「そこのバイト君って」言われるとさ、
果たして想像していたセミリタイア生活かと思う。

裕福に暮らしていけそうな移住先でも考えようか....

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2019年12月3日火曜日

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年金支給は現役世代収入時の半分以下で、いつか自己責任とか言い出す時期を探っているだろうな。

夫婦2人分の厚生年金支給額モデルが月間約21万円。
年にすると252万円貰える。。

これは平均月収月42.8万円の給与(賞与込み)で40年間勤め上げ、妻は専業主婦のモデルケース。月42.8万円だから、年で平均513万円労働収入を得ていたことになる。

現役時は平均年収513万円の労働生活で、年金生活はその半分の252万円が支給される。
半分しか支給されない。

現実の厚生年金の実際の平均支給額はさらに低い。
年間200万円支給されれば良い方だろう。

問題は支給される金額というよりも、日本が今後どのような国家になるかが見えてこないのが一番まずい。

スウェーデンのように税金が馬鹿高くても、老後は安心できる福祉国家になろうとしているのか、それとも、アメリカのように老後は自己責任を求める国家になろうとしているのか。

どっちかに舵を取るかのはっきりしてくれと思うが、今だとよくわからん。

税金は上げます。
年金保険は上げます。
医療費負担の税率を上げます。
年金支給額は下げます。

多分、アメリカのやりかたを目指しているんだろうなと思う。

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2019年12月2日月曜日

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ボーナス額に振り回される位なら、ディフェンシブ銘柄の配当を当てにする

ボーナス(賞与)が支給される「恵まれた」会社員であれば、いつのまにかボーナスを当てにした生活プランが身につく。今月赤字でも、冬の賞与で補填しちゃおうとなる。
住宅ローンやカード払いの「ボーナス払い」も抵抗もなく受け居られる。

ただし、ボーナスほど、経営者にとってコスト削減しやすい項目はない。
不景気ともなれば、真っ先にボーナスが削られる。
ボーナス減額や不支給で、生活が一変した人の記事も事欠かない。

ボーナスは魔物だからね。

大手企業の夏冬のボーナス合わせて給与の5か月分とかいっているけど、裏を返せば、給与の5か月分は年間所得で変動費扱いされている訳。

もし不景気のためボーナス無しになったら、衝撃は凄すぎだろう。

最初からボーナス無しのほうが、余計、生活費が安定するだろうにと思う。

ボーナスは辞めて、年間所得の12等分を給与で支払うべき。
少なくとも一般社員は。ボーナスが「鞭と飴の道具」になっている。
ボーナス時期前(5~6月とか10-11月ぐらい)になると、途端に賞与査定が気になり始めて仕事頑張ってますオーラ出す社員の多いことが、それを物語っている。

ボーナス額の変動に怯える位なら、J&J、P&G、KOの配当の安定さは輝いている。
あくまでドルベースでの話だけど。

今まで減配・無配したことがない銘柄の配当額ほど、株式投資の世界では一番のご褒美。
株価は毎日変動するから当てにならんけど、J&Jの配当は今まで減配したことがない。
将来、減配・無配はあるかもしれんけど、ボーナス額の変動に比べたらはるかに安定している(ドルベースだけど)。

会社勤務辞めて年金生活になったら、ボーナス無しの生活になるんだから、ボーナスを当てにする生活は辞めた方が無難と思うな。大企業社員でも。


2019年12月1日日曜日

記事

職場で経済的自由は謳歌できない_金持ち喧嘩せず

経済的自由を得たからと言って、職場で自分が優位に立つことはないし、仕事の余裕が生まれるわけでもない。

周りが残業している中、「私一人だけ帰ります」っていうのは、ほぼどの職場でも自分一人では業務遂行できないんだし、やがて無理が生じるからしないほうが無難。
そういう職場にいるんだから、仕方がない。

経済的自由が生まれると、
「いつでも辞められる」と「でも会社には居続けたい」との葛藤が生まれる可能性もあるんだろうな。
経済的自由を得られたし「ゴマする必要もない」からといって、上司からの無理難題や不合理言われて、いちいち正論で反論したところで疲れるだけだろうに。
「5千円の昇給」目指して頑張っている社員と「昇給なんか増配で賄えるからどうでもいいや」と思える社員、どっちが会社にとって都合が良いかと考えれば一目瞭然。

比較的労働時間の自由なパートに切り替えると考える人もいるだろうが、今の時代、パート・バイトだからと言って、仕事がきついとか楽だとか、責任感の重さが違うとも言えない面がある。一番お客に接しているのがバイト・パートだったりする場合は、接客ストレスは正社員以上かも知れないしな。

また、今まで正社員の立場だった人が、比較的拘束時間が緩そうに見える契約・パートの立場に甘んじられるかというと、疑問が残る。

職場や仕事に不満があるのであれば、経済的自由は解決策にはならないんじゃないか。
経済的自由は、労働的自由ではないからね。転職するしかないんだなきっと。

残業前提の職場や会社が嫌ならば、「生産性の高さ」を社訓とするような、定時で帰ることを「良し」とする会社を探すしかない。

「住宅ローンがあるから会社なんか辞められるか」と啖呵を切られる社員もいれば、「いつ辞めてもいいよ」という社員、会社の職場ってやはりいろんな人がいるんだよな。

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2019年11月30日土曜日

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セミリタイアはF.I.R.Eの先頭2文字だけを実現_人生の自由時間を買わずにいる?

億資産持っても、とりあえず正社員で働く。
F.I.R.Eではなくて、セミリタイアが日本では人気のようにみえる。
F.I.R.Eは早期退職だから、セミリタイアとは違う。

今の職場に大きな不満もないし、昇給・昇格目指さないなら、超居心地いいと。
定時で帰って、最低限の給与水準でも会社の社会保障つくし、正社員の特権は離さないし、めったに解雇もされない。
理屈で言うと良いこと尽くめに見えて正論なんだが.....

わかるんだけど、配当が給与の2倍にまで上昇してもセミリタイア続けられる?
誰かの元で働くよりかは、自分で何かしたくなる衝動に駆られない?

個人的な意見なんだけど、セミリタイアは一見、配当と給与のいいところ取りにも見えるけども、一方がゼロになる不安に苛まれているように見える。

要は、何がしたかったの?

配当でお金は足りているけども、時間は買っていない点。
時間はあいかわらず労働に取られている。

セミリタイアは、F.I.R.Eの最初の2文字だけを実行している。
Financial Independence、給与無しでもやっているだけの経済的自由は得たが、あとの2文字、 Retire Earlyは実践せずに継続する。

でも自由になる時間の過ごし方って、結構人生で難しいんだよな。

勤めていれば、何かと社会の接点を持てたけど、職場がなくなるとね、どうやって社会との接点を持つのかと路頭に迷い始める。よくある定年後の過ごし方の課題。

それが怖くてフルリタイアに踏み切れないならば、なんのために経済的自由を得ようとしたんだっけか?

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2019年10月19日土曜日

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長期投資で成功しても、その投資期間は会社勤務。株式投資成功でリタイアを決めるのは、よほど恵まれた人。

会社勤務の誘惑は捨てがたい。
毎月の給与、会社員優遇の福利厚生・社会保険、正社員なら尚のこと、これらの特権を破棄することになる。

株式投資で会社勤務相当の生涯収入を稼ぐ。
言うは容易いが、成果をだすのはきつい。

長期投資とか言って、数十年投資していれば、早くても50歳代にはなっている。
60歳、70歳の退職を考えていれば、定年よりは10年以上早くに退職できる。
長期投資で退職後の余生生活費を稼ぐには、運が良くても毎月数万円積み立てなら数十年かかるということ。

株式投資で、数年後、いや10年後にでも、リタイアができると考えるのは、安直すぎる。
そんな奴いないと思うが...

株式投資をする理由を改めて考える。

①定年退職でも、早期退職でも構わないが、中年以降は若い時ほど勤労所得が増えないと思うので、老後や不慮の不労働リスクに備えて、株資産の貯えを用意しておく。

②とにもかくにも、会社勤めが嫌い。会社勤め相当の収入が得られる株式資産を早急に築くのが理想。明日にでも可能なら、即退職の意思は固い。

③働くのは常に最低限。最低限の労働時間。徹夜までして労働賛美したくないが、自分ペースの労働なら許容範囲(そんな会社があれば教えて欲しいが)。最低限の労働収入では、豊かな生活を賄えないから、株式投資の収益で賄う。

①~③で株式投資に真剣になれる度合いは、個人的感想なら②。
①、③では、労働収入にいつまでも頼ろうと思えば頼ってしまう。
株式投資で損したら、残業すら自ら進んでするようになる。

会社勤務にて、私事優先で勤務生活できればいいが、仮にできたとしても、その先の将来は暗くなる一方。そんな社員を会社はあてにしないからね。

2019年9月28日土曜日

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会社員なら社内政治の勝ち組やリーダタイプを目指さないと、正直きつい。

社会に出て、給与を貰える立場になって気が付いたこと。
バイトでも感じたことはあったが。

こつこつ地味に仕事をこなしても、なかなか評価されない境遇に合うことはよくある。
特に技術職の社員なら。

会社という組織のなかで、昇給や昇進にありつけるのは、現場仕事をこなす人ではなく、
どちらかというと、業務をまとめ上げる人のように思う。
リーダーシップをとれるような人だが、特に技術・業務内容に精通しているわけでも
ないし、特段仕事が速いわけでもない。
ただ、いつのまにか、そのリーダー格が仕事をしたことになって、昇進している。
特徴と言えば、上司に対する報告が手際よく、同僚・部下の仕事をまるで
自分でまとめあげたように話すので、上司もそのリーダーを信用するのだろう。
全体を見渡して、業務や部下育成の運営管理を任せられる人物と感じるだろう。

他の社員は自分だけの業務だけに専念して、周りを見渡していないように
上司は感じているのかもしれない。本当は、そうではないのだが。

集団となると、ピラミッド型の組織体系になることは大方出来上がっている。
そして、頂点を目指そうと、社内競争を始める。
相対評価が組織を活性化すると信じ込んでいる。
相対評価は、誰かと比較されての評価だから、異質な社員を排除してゆく。
異質なものの考え方が会社を活性化するとは思っていないらしい、
あれ、でもダイバーシティって一時期流行していたけど、どうなったって感じ。

米国株式投資で財をなそうと考える人は、どうだろうか?
組織の中では異質だろうか?多分、異質だろうと思う。
会社では株式投資をするぐらいなら、会社が提供する企業型確定拠出年金にしておけと。
いやそれでは、ビザやマイクロソフトに直接投資できない不満が溜まる。
会社が提供する投資信託では手数料は高いわと『ろくな商品がない』と嘆くことになる。
その不満は会社にすれば、異質な存在に映る。

投資で資産を築くのは、自分で考え、自分で判断する、その結果は全て自分に跳ね返る。
誰かの業務評価を得る必要もないし、面談もない、リーダー資質も問われない。

会社なら、あいつの給料は、俺が稼いでいるようなものだと、嫌味を言う社員も
いるだろうが。株式投資では無縁。

米国株投資が頼りになる根拠は、米国株指数が長期では右肩上がりを続けていること。
言い換えると、米国を中心に世界の経済が回っている(怒られそうな表現だが)、
基軸通貨が米ドルである限り、そう信じている。

『こつこつ』米国株式投資の積立をして財を成した無名の人はいる。
今では有名だが、ロナルド・リード氏のような人。
貯めた株式資産を使わずに、人生を終えたからと言って、不幸ではない。
おそらく、それが楽しみだったのだと推測する。
不幸というなら、バフェット氏は世界一の不幸となる。

楽しんで仕事ができる境遇の人が世の中どれだけいる?

2019年9月20日金曜日

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企業がキャッシュリッチというのは、投資として魅力的ではない_同様に、老後の資産取り崩しも魅力的ではない

企業の価値は、毎年、利益を生んでこそ価値がある。
いくら現金を積んでようが、それは過去の資産であって、
利益を生み続けないと株価は上昇しない。と感じている。

逆に、キャッシュリッチで業績が低迷していると、買収される可能性がある。
買収先の現金で、買収額は安上がりになる可能性もある。
小が大を飲み込む買収劇が起きる。

アルトリアは、タバコの販売数量が減少しているとは言え、
確実にタバコは売れている。経営の目途が立ちやすい。
タバコとiPhone製品の売上計画のどちらが予測を立てやすい?
おそらく、タバコだし、サプライチェーンもタバコのほうがシンプル。

だから、アルトリアは余計な現金をたくさん持たずに、稼いだ利益を
そのまま配当、自社株に回す。運転資金は借りればいいという考え。

アップルは用意したiPhone製品が売れないと、在庫リスクを抱える。
iPhone製品の販売予測はタバコに比べれば、はるかに困難だし面倒。
嗜好常習品と流行ガジェット製品の違いでもある。
だから、アップルはもしものために、現金を抱えておく。
それでも、『もしも』のためにしては現金(短期証券を含む)が多額になりすぎたので、
自社株資金に充てるようになった。配当よりもね。

アップルがキャッシュリッチであっても、毎年魅力的な製品を提供し続けないと、
過去のキャッシュの行き所は、買収元の資金源、決算の赤字補填に利用されることになる。

株式投資も似たようなものだ。
株式投資で成功して、全てを一旦現金化すると、その現金は利益(損)を生まなくなる。
インカムもキャピタルも生まない。その現金を取り崩すだけになる。

老後は『資産の取崩し』か『再就職』かの2者択一ではなく、
資本収入の3つめの選択ができるように準備をしておくべき。
老後を迎える前に資産形成をしておき、老後もそれを継続できればさらに素敵だ。

2019年9月17日火曜日

記事

老後の心配をすると老けるぞ、だから今の心配をすべき

昔、保険屋のおばさんから『老後の心配をする時点で老人です』と言われた。
20代の新入社員が、これから40年先の心配をする時点で、60歳ということ。

定年退職するまでに、公的年金がいくらで、企業年金、退職金、預金を合わせると、
再雇用、再就職、それとも無職年金生活可能かを想像する。

いや、ちょと待てよ。
今、働いている時点で、『働けなくなったときに備えて』株式投資しているなら、
働けなくなっても生活していける今の不安を解消するほうが先だ。
株式投資は『老後に備えてするもの』から『今の収入軽減リスクに備えてするもの』
に発想を転換すれば、老人呼ばわりされることはない。

大方の人間は、数十年先の心配をしたところで、将来何が起きることは想像できないし、
想定通りにもいかないのだから、今を楽しもうとなる。

群集心理に似ている。
誰もが同じ境遇にあるのだから、みんなと同じ行動をとろうと。
抜け駆けをして、失敗をするほうが愚かに見える。
決して勇敢ではない。

しかし、心配をしないことで、将来のことが解消されるわけではない。

株式投資は長期投資が有利と通説になっているが、正確には継続することが重要。
株式投資は、現在進行形で物事が運ぶ。

ゼロクーポン債のように数十年後に満期がくるようなものではない。
株式は、投資した時点で損益が発生するし、有配当なら年に数回配当が支給される。
企業は、継続企業である限り、富の分配(配当)が期待される。

老後の心配であれこれ考えこむなら、
数年先、給与が昇給しない前提でそれを補う意味で株式投資を考えてみる。
それをさらに数年先と置き換えて、株式投資を継続してゆく。

若いころは、経験を積む上でも小さく投資してゆく。
巷で言われる、株式投資がギャンブルというなら、小さい額でそれを経験する。
退職金で多額のお金を一気に株式投資するよりは、はるかに健全な方法である。

2019年8月6日火曜日

記事

欧米のように『F.I.R.E』できるか?

Financial Independence, Retire Early 『経済的独立、早めに退く』
英語の略語だから、主に米国の生活環境に根差したもの。
この略語には、明らかに"I"という主張があるのだろうと。
私は経済的自立を得たので、早めに退くと。

『経済的独立』という、この独立というのはどこからの独立なのかと思う。
おそらくは、『会社』『勤務先』からの『独立』なんだろうなと。
『早めに退く』というのは、端的に言えば、定年まで待たずに『会社』を辞める、
ということか?
近い将来、定年(70歳が定年か?)があるのかどうかわからないけど。
それと米国に定年制度があるのかも知らんけど。

『F.I.R.E』という概念だけど、欧米のように個人の自己主張が強く、
多様な文化・価値観が認められるような国なら、
F.I.R.Eとて偏見があるように思えない。個人のお好きなようにと。
米国なら、日本以上に上司へのゴマすりが凄いと聞くから、
勤務先からの経済的独立の憧れも日本以上にあると想像できる。
多分、ホワイトカラーなら日本以上にハードな労働環境だと思う。

でもなぁ、ここは日本だからなぁ。F.I.R.Eなんか受け居られる素地があるのかと。
「働かなくてもお金稼げるなら、頑張ってる奴の邪魔だから、会社辞めちまえよ。」
そういう感覚ってきっと、どこかにある。

「米株式の配当はいいから、米株なら配当で生活できるんだよね」、
と言っても、世間がまだそこまでの金融知識を持ち合わせていないんだよ。
まぁ、アパート経営だと自営業扱いされるからまだ世間体があるけどさ。

株式配当生活、禁句だよ、世間じゃ、いまだに。
叱れるよ、「ボケッと生きてるんじゃねーと」「しっかりせーと」
何がしっかりか知らんけどさ。

国から公的年金では2千万円不足しますと言われて騒ぐ日本と、
年金は自分で作ってくださいという米国、
どっちが良い悪いではないけどさ、
人『間』だからさ、どこかの組織(会社)に属して一緒になって騒いでいるほうが
楽なんだろうな。このみんなと同じという感覚。

「貴方の仕事」はと聞かれて、
『NTTです』『人事部長です』と答える(所属・肩書意識の強い)日本人と、
『プログラマーです』『人材育成管理』と答える米国人、
どっちが仕事に誇りを持っているのかと。

F.I.R.E、"."を抜かすとFIRE(首にする)だから、この略語、結構怖いんだよ。

なんか、株式の急落で頭のねじ一本抜けたかな。
たわいもないブログ記事になった。