2019年12月2日月曜日

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ボーナス額に振り回される位なら、ディフェンシブ銘柄の配当を当てにする

ボーナス(賞与)が支給される「恵まれた」会社員であれば、いつのまにかボーナスを当てにした生活プランが身につく。今月赤字でも、冬の賞与で補填しちゃおうとなる。
住宅ローンやカード払いの「ボーナス払い」も抵抗もなく受け居られる。

ただし、ボーナスほど、経営者にとってコスト削減しやすい項目はない。
不景気ともなれば、真っ先にボーナスが削られる。
ボーナス減額や不支給で、生活が一変した人の記事も事欠かない。

ボーナスは魔物だからね。

大手企業の夏冬のボーナス合わせて給与の5か月分とかいっているけど、裏を返せば、給与の5か月分は年間所得で変動費扱いされている訳。

もし不景気のためボーナス無しになったら、衝撃は凄すぎだろう。

最初からボーナス無しのほうが、余計、生活費が安定するだろうにと思う。

ボーナスは辞めて、年間所得の12等分を給与で支払うべき。
少なくとも一般社員は。ボーナスが「鞭と飴の道具」になっている。
ボーナス時期前(5~6月とか10-11月ぐらい)になると、途端に賞与査定が気になり始めて仕事頑張ってますオーラ出す社員の多いことが、それを物語っている。

ボーナス額の変動に怯える位なら、J&J、P&G、KOの配当の安定さは輝いている。
あくまでドルベースでの話だけど。

今まで減配・無配したことがない銘柄の配当額ほど、株式投資の世界では一番のご褒美。
株価は毎日変動するから当てにならんけど、J&Jの配当は今まで減配したことがない。
将来、減配・無配はあるかもしれんけど、ボーナス額の変動に比べたらはるかに安定している(ドルベースだけど)。

会社勤務辞めて年金生活になったら、ボーナス無しの生活になるんだから、ボーナスを当てにする生活は辞めた方が無難と思うな。大企業社員でも。


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