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2019年6月5日水曜日

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ダウ銘柄の増配率と配当率を散布図にすると、高配当だと増配率がしょぼい

ダウ銘柄の過去9年間の平均増配率と予想配当利回り(Yahoo!Fiance '19/6/4参照)を
グラフでプロットしてみた。




①そこそこ年間配当が良くて、増配率もいいものを選ぼうとすれば、

BA
HD
CSCO

②増配は微増でも良いので、高配当なら

VZ
CVX
XOM
IBM

③増配率一直線のあなたには

JPM
UNH

※増配率が良すぎるのはボラも大きいのです。

増配率の表は、ここを参照してください。
平均増配率ではなく、増配率の中央値にすると下記の散布図になります。

JPMのプロットが大きく移動しています。
平均値と中央値の乖離が大きということは、増配率の安定さに欠けるリスクがあります。




2019年5月20日月曜日

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米中貿易問題で沈む3M、Apple、Boeing_えっ、まだNIKEは沈んでいない

何度も繰り返す米中貿易問題で浮き沈みを繰り返すダウ銘柄。
3M、Boeing、Appleは中国への製品売上も結構あるだけに、
昨年度からの1年間の株価揺れ幅が結構大きい。

今回の貿易問題に関して、素人考えで直接の影響がないと思われる
VisaとWalmatの株価推移を上記3銘柄と合わせて、
1年前の株価を100%として、グラフにした(ついでに後述するNIKEも)。



NIKE。昨年度比でまだ上昇してるじゃん。
2018年度の売上約345億ドルのうち、
中国(Greater China)は約51億ドルで売り上げ全体の約14%を占めているのに、
昨今の貿易問題では、Boeing、Apple、3Mほど下げていない。
米中貿易問題で、アディダス購入運動もナイキ不買運動もおきない!?

なぜ?ハイテクじゃないからか?
アスリート製品だし、
盗まれるような技術でもないからか、
すみません、言い過ぎました。

米中貿易で真っ先に影響を受けるのは
NIKEだと思っていたけどなぁ。

難しいわ、投資。









2019年5月12日日曜日

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ビザ、マスタ、ボーイング(増配2桁銘柄)を10年前に投資していたら元本での配当率は?

過去10年間の増配率の良かった銘柄に投資をして持ち続けていたら、
投資元本での年間配当率は、ダウの犬銘柄とどれだけ違うかを確認。



09年5月11日 現在の
四半期配当
※株式分割調整済
10年前の
株価元本での
年間配当率
現在の
年間配当率
株価
ダウの犬銘柄 IBM $102.90 $1.62 6.30% 4.48%
XOM $69.27 $0.87 5.02% 4.33%
VZ $27.97 $0.60 8.58% 4.21%
CVX $68.00 $1.19 7.00% 3.96%
PFE $14.15 $0.36 10.18% 3.55%
KO $42.76 $0.80 7.48% 3.26%
JPM $35.83 $0.80 8.93% 2.76%
PG $50.37 $0.75 5.96% 2.80%
CSCO $18.61 $0.35 7.52% 2.50%
MRK $24.40 $0.55 9.02% 2.80%
ダウの犬銘柄平均 7.60% 3.47%
高増配率
銘柄
V $65.92 $1.00 6.07% 0.61%
HD $24.93 $1.36 21.82% 2.67%
BA $44.72 $2.06 18.43% 2.18%
MO $17.04 $0.80 18.78% 5.89%
MA $181.00 $3.30 7.29% 0.52%
NKE $53.12 $0.88 6.63% 1.00%
高増配率銘柄平均 13.17% 2.15%


ダウの犬銘柄は、10年前の投資元本ベースで年間配当率平均は7%台、
いい数字と思うが、高増配当銘柄だとさらに13%台と
約2倍近くの差をつけた。

HD、BAの今の年間配当率は2%台だが、10年間持っていれば、
その当時の投資元本で、今では18-20%台の年間配当を頂けることになる。

今現在、株価低迷しているアルトリアでさえも、
約18%台の投資元本ベースの年間配当。

ビザ、マスターなんぞは1%未満の超低配当だが、
10年前の投資元本からみれば高配当銘柄(5-7%台)に様変わりする。

長期投資がいかに重要であるかが、分かる事例。

2019年5月11日土曜日

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ビザ、マスタ、ボーイング(増配率2桁銘柄)とダウの犬銘柄の四半期配当推移

ダウの犬銘柄と増配成長2桁銘柄の四半期配当推移をグラフにした。

ダウの犬銘柄は、点線で下記の10銘柄。
IBM、エクソンモビール、ベライゾン、シェブロン、ファイザー
コカコーラ、JPモルガン、P&G、シスコシステムズ、メルク

増配率2桁銘柄は、実線で下記の5+1点を抽出した。
ビザ、ホームデポ、ボーイング、マスタカード、ナイキ(アルトリアは特別参加)。

マスターカードが飛びぬけた増配基調。
その次に続くのが、ボーイングとホームデポ
ダウの犬のIBMは、最近増配率を落としている。

2019年3月19日火曜日

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グロース株がディフェンシブ株より良い景色に見えてしまうのは...

青線はVisa、水色線はBoeing、ピンクがJohnson&Johnson、赤線がCocaCola
これらの株価チャートをみたら、VisaとBoeingに投資しておくべきだった
と思うだろう。







しかし、Johnson&JohnsonとCocaColaであっても、
株価は約120%、60%上昇しているので、損をしている訳ではない。
投資の成果がVisaとBoeingのほうが良かっただけの話である。

かつてのグロース株の筆頭銘柄だったMicrosoftの株価チャートである。
ドットコムバブルが弾けた後の10年以上は停滞していたが、
クラウドサブスクリプションの事業改革により株価は上昇傾向にある。


停滞していた10年間は、出荷PCに必要なWindows OSと
Officeソフトの安定的なライセンス収入で、ディフェンシブ銘柄に様変わりした。

再度、マイクロソフトの株価チャートを見ると、いつまでもグロースを
維持することはできないということだ。
しかし、成長が止まっても、手堅い収入が得られるディフェンシブ銘柄(配当付き)
に代われるのであれば、グロース株に投資しても安心していられる。

Boeingならどうだろうか、
飛行機製造が主体ビジネスなので、飛行機出荷数の需要が
霞むと、たちまち生産設備の維持コストが負担になってしまう。
自動車製造企業と同じように、飛行機(自動車)を製造し続けないといけない。

マイクロソフトならWindowsOSのシールとCD-ROMを渡すだけの作業で、
PCを出荷するたびに膨大なライセンス収入を得られた。
コカコーラなら、シロップ原液を各国のボトラーに渡す。

もちろん、販売マーケティングなどの経営活動は必要だが、
守りの堅い事業(ディフェンシブ)であることに変わりはない。

グロース株に投資するなら、将来デフェンシブ銘柄になり得るかも考えてみよう。







2019年2月27日水曜日

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BoeingとVisaを10年間持ち続けたら...ダウ平均以上だね


BoeingとVisaの投資成果対決(両銘柄ともデュオポリ銘柄)

①配当

Boeing

2008年1月2日のBAの終値$45.25で100株購入すると、投資コストは$4525。
2008年度の配当金額は、$1.6/株×100株=$160。
2008年度の年間配当率は、$160/$4525=3.5%。
10年間持ち続けて、2018年度の配当金額は、$6.84×100株=$684。
2018年度の年間配当率は、$684/$4525=15.1%。
Boeing株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は3.5%から15.1%に上昇(4.3倍)。

Visa

2008年3月26日(IPO)のVの終値$56.52で100株購入すると、投資コストは$5652。
2008年度(IPO日から1年間)の配当金額は、$0.1052/株×100株=$10.52。
2008年度の年間配当率は、$10.52/$5652=0.18%。
10年間持ち続け、株式分割を考慮すると、2018年度の配当金額は、$0.88×100株×4=$354。
2018年度の年間配当率は、$354/$5652=6.2%。
Visa株を過去10年持ち続けると、年間配当率(2008年の投資金額ベース)は0.18%から6.2%に上昇(34.4倍)。

配当額だけで見ると、$4525の投資で10年後の配当額が$684のBoeingのほうが、$5652の投資で10年後の配当額が$354のVisaよりも多くの配当額をもらえていることになります。

しかし配当の増配率はVisaがBoeingを圧倒していますので、更に10年後には絶対額でBoeingはVisaに抜かれる可能性もあります。

②株価

2008年1月2日のBA株価$45.25で、2019年2月26日は$426.77で9.4倍(10倍株まであと一歩)。
2008年3月26日(IPO)$56.52で、2019年2月26日は$147.04の株式分割調整で$588.16で10.4倍。
Visaが僅差で逃げ切りましたが、互角レベルの投資成果です。

③結論

Boeing、Visaのどちらか、または両銘柄を「長期投資されていた方」、羨ましい限りです。
やっぱ、デュオポリ銘柄(AirBus、Mastercard)いいわ。

株式は、自己責任と共に。
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