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2019年9月18日水曜日

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銘柄の流行り・廃り_知らないうちに流行株に乗っかっている

ダウ銘柄で、日本の米株ブログで話題にならない銘柄。
あくまで、私の主観だが、
ホーム・デポ、トラベラーズ、ウォールグリーン・ブーツ、あと意外にもディズニー。
ディズニー以外は、日本に進出しているような企業ではないので、なじみが薄い。

  • ホームデポ:過去高値付近で株価推移。配当利回りは2.36%。
  • トラベラーズ:過去高値付近から7-8ドル程度の下げ。配当利回りは2.24%。
  • ウォールグリーン・ブーツ:ダウ銘柄新入り。株価は軟調気味。配当利回りは3.31%。
  • ディズニー:過去高値付近から7-8ドル程度の下げ。配当利回りは1.3%。

ビザ、マイクロソフト、J&J、P&Gのような知られている銘柄と比較して、
株価基調、利回りが特段悪いわけでもない。

日本のホームセンターのようなホーム・デポに、投資しているブログを見たことがない。
株価は、過去10年で約9倍に上昇している。
これはアップル株よりも良く、ビザ株には及ばない株価上昇率である。

そして、ホームデポの過去10年の配当増加は約6倍。
これもビザ株には及ばないが、アップル株よりは良い。
アップル株の配当再開始は2012年だから、10年も経っていないので公平ではない。

とくに、日本の投資雑誌で紹介されるような米国銘柄は、
私の単なる推測だが、日本に馴染みのある米国ブランド銘柄が多いのでは、と疑う。

数ある米国銘柄から、どれを投資候補にしようかと考えるとき、大抵は、
投資雑誌、投資ブログ、ネット証券の記事、米国株取引の出来高トップ10の中から
紹介された銘柄を選ぶのではないだろうか?
そして、その銘柄をググルり始める。
日本語で多くヒットすればするほど、その銘柄が分かったような気になる。

そうなると、ホーム・デポ、トラベラーズ、ウォールグリーン・ブーツのような銘柄は
選ばれなくなる。情報量が少ないから。

無意識のうちに、情報量が多い、
もてはやされている銘柄に投資していることに気が付かない自分がいる。



2019年6月18日火曜日

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株式投資は買わない理由を考えるほうが強い.....みんなが買う株に安心する

銘柄を買う買わないの判断基準って、
買う理由が10個あっても、買わない理由が1つでもあれば、買わない。

でも、例外がある。

みんなが買っているから、買うとなぜか安心する。
例えば、高配当のたばこ株。

「高配当だし、株価がさらに下がれば、更に高配当になって、買いやすくなる。」
「シーゲルさんのお墨付き銘柄だし、過去には、このような状況の繰り返して、
 驚異の利回りを達成したのだから」
「私だけが損しているわけではないし、外国株村では購入報告も良く聞く」






絶大なる、ビザ・マスタ・(ペイパルもね)株も、

「今は低配当だけど、増配エンジンがついているから、将来は中配当になる」
「キャッシュレス社会を政府が後押ししているんだよ」

でもこれ、過去のBrics、FAANGをみれば、いずれ落ち着く時期がくるのはわかるはず。
落ち着くまでにうまく逃げ切れるほどのタイミングを知っている人は誰もいない。

バズワードや投資テーマにもならない、ホーム・デポ、ナイキ、ディズニーのような
素敵な銘柄があってもだ。
過去の増配率からみれば、この3銘柄は、ビザといい線いっている



2019年6月5日水曜日

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ダウ銘柄の増配率と配当率を散布図にすると、高配当だと増配率がしょぼい

ダウ銘柄の過去9年間の平均増配率と予想配当利回り(Yahoo!Fiance '19/6/4参照)を
グラフでプロットしてみた。




①そこそこ年間配当が良くて、増配率もいいものを選ぼうとすれば、

BA
HD
CSCO

②増配は微増でも良いので、高配当なら

VZ
CVX
XOM
IBM

③増配率一直線のあなたには

JPM
UNH

※増配率が良すぎるのはボラも大きいのです。

増配率の表は、ここを参照してください。
平均増配率ではなく、増配率の中央値にすると下記の散布図になります。

JPMのプロットが大きく移動しています。
平均値と中央値の乖離が大きということは、増配率の安定さに欠けるリスクがあります。




2019年5月2日木曜日

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9年連続増配率2桁のダウ銘柄THE HOME DEPOT_10年目を検証

ダウ30銘柄で9年連続2桁台の増配率を達成しているザ・ホーム・デポ。
早速annual reportから配当方針を確認。

• Dividend Principle. We target a dividend payout of approximately 55% of prior year earnings per share, with the goal of increasing our dividend every year. 
  1. 配当は毎年増やすことを目標
  2. 前年度のEPSの約55%を配当にすることを目標
具体的な数字まで網羅していることは安心材料の1つ。

2009年以降の配当とEPSの推移表。

2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
年間配当 $0.90 $0.95 $1.04 $1.16 $1.56 $1.88 $2.36 $2.76 $3.56 $4.12 $5.44
増配率
5.00% 10.05% 11.54% 34.48% 20.51% 25.53% 16.95% 28.99% 15.73% 32.04%
guidance diluted EPS

$2.20 $2.72 $3.37 $4.38 $5.17 $6.18 $7.15 $9.31 $10.03
result diluted EPS $1.55 $2.01 $2.47 $3.00 $3.76 $4.71 $5.46 $6.45 $7.29 $9.73
EPS成長率
29.68% 22.89% 21.46% 25.33% 25.27% 15.92% 18.13% 13.02% 33.47% 3.08%
現年度EPS配当性向 58.06% 47.01% 42.11% 38.67% 41.49% 39.92% 43.22% 42.79% 48.83% 42.34% 54.24%
前年度EPS配当性向
60.97% 51.74% 46.96% 52.00% 50.00% 50.11% 50.55% 55.19% 56.52% 55.91%

2019年度のEPS成長、たったの約3%ほどしか見込んでいない。
それまでは毎年EPS成長も2桁台をキープしていたのに、
3%成長はどういうこと?
ググると、アナリストは$10.26(前年比5%成長)を見込んでいたいらしいが、
それでも2桁台の成長には届いていない。

これでは2020年度増配率2ケタ予想は望み薄のような気がしてきた。
$10.03×55%=$5.5165だと、現行の($1.36×4)=$5.44から、
$0.07(1.4%の増配率)しか増えない。

10年連続2桁台の増配率は厳しそうに見えるが、
そもそも、昨年比32.04%の増配が良すぎ(55%の配当性向目標)なんだよなぁ。


2019年4月26日金曜日

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ダウ銘柄の19年度暫定増配リスト_HomeDepot圧倒的増配率

ダウ銘柄の過去3年の四半期配当(Disney除く)の金額をまとめた。
19年度で、すでに増配した銘柄は12銘柄。

HomeDepotの本年度の増配率が30%越え。でも年間配当率は2%台。
見逃していた。
日本には存在しない店舗だからどうしても興味がわかない。

昨日急落した3Mも、2月にしっかり増配していた。

銘柄 ’17年四半期配当 '18年四半期配当 '19年四半期配当 直近増減率
AAPL 0.6300 0.7300

AXP 0.3500 0.3900

BA 1.7100 2.0550

CAT 0.7800 0.8600

CSCO 0.2900 0.3300 0.3500 6.06%
CVX 1.0800 1.1200 1.1900 6.25%
DIS(半期配当) 0.8400 0.8800

GS 0.7500 0.8000 0.8500 6.25%
HD 0.8900 1.0300 1.3600 32.04%
IBM 1.5000 1.5700

INTC 0.2725 0.3000 0.3200 6.67%
JNJ 0.8400 0.9000 0.9500 5.56%
JPM 0.5600 0.8000

KO 0.3700 0.3900 0.4000 2.56%
MCD 1.0100 1.1600

MMM 1.1750 1.3600 1.4400 5.88%
MRK 0.4800 0.5500

MSFT 0.4200 0.4600

NKE 0.2000 0.2200

PFE 0.3400 0.3600

PG 0.6896 0.7172 0.7459 4.00%
TRV 0.7200 0.7700 0.8200 6.49%
UNH 0.7500 0.9000

UTX 0.7000 0.7350

V 0.1950 0.2500

VZ 0.5900 0.6025

WBA 0.4000 0.4400

WMT 0.5100 0.5200 0.5300 1.92%
XOM 0.7700 0.8200 0.8700 6.10%

来週のアップルの決算発表で、どれだけ増配するか?
6%台の増配ダウ銘柄が多いから、少なくとも6%は欲しいところ。