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2023年7月10日月曜日

記事

「ダウの犬」投資は有名だが、その逆バージョンは聞かない。

「ダウの(負け)犬」投資は、
米国株投資をした人なら、
一度は聞く投資法。

ダウ工業株30種平均採用30銘柄から
「配当利回り」の高い上位10銘柄に投資し、
それを一年ごとにリバランスして行く。

配当利回りが高いがゆえに、
それが株価を支えていることになり、
相対的に不景気に強うそうな投資手法と、
俺は考えている。

この投資法が、毎年有効だったかは、
毎年どこかのサイトが必ず記事にしてくれる。
ただし、その有効だったかの比較対象は
S&P500指数ではなくて、ダウ工業株30種平均指数。

そこで、俺が疑問に思っているのは、
「ダウの(負け)犬」があるなら、
なんで、その逆の「ダウの(勝ち)馬」
(無配当、低配当の上位10銘柄)
と比較しないだろうかと、思うこと。

俺が勝手に命名した「ダウの(勝ち)馬」は、
配当利回りの低いダウ採用銘柄(無配当も含める)を
毎年10銘柄リバランスする投資手法。

ダウ採用銘柄で無配当と配当利回りの低い銘柄を
10銘柄採用すると、下記のポートフォリオになる。

Salesforce Inc
Walt Disney Co (The)
Boeing Co
Apple Inc
Visa Inc
Microsoft Corporation
Nike, Inc
American Express Co
Walmart Inc
Intel Corp

時間があったら検証してみたいもんだが、面倒なのでしないけど。
悪くないアイデアだと思うけどな、とくにブル相場の時には。

そう考えれば、S&P500銘柄の勝ち馬、とか、
ナスダック100の勝ち馬でも良い。
ナスダックならGAFAMにテスラにNVIDIAもついてくるから、
今の名馬ぞろい。

この「勝ち馬」投資の根拠は、強い企業はさらに強くなる、
を拠り所にしている点。

アップル株が時価総額1兆ドル達成で、もう天井だし、と思ったら、
さらに時価総額2兆ドルで、もう、さすがに天井だし、と思ったら、
さらに時価総額3兆ドルで、もう、いい加減天井だろう、
と言って取りこぼす心配がない、勝ち馬投資なら。

ダウの犬は高配当になってしまうので、それに魅了されてしまうのが欠点。
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2022年3月7日月曜日

記事

ダウの犬投資をするなら、ダウ指数から除外される候補を避けないと。

エクソン・モービル、ファイザーは
もうダウ銘柄ではない。
これらの株価は2桁がマンネリしていたから、
まぁ除外されても、仕方がないかも。

今のダウ銘柄なら、
株価100ドル以上は欲しいところ。
ダウ指数10万ドル目指すなら、
株価2桁の銘柄はちょっとねぇ~。
ダウ指数の算出計算が極論すると
株価の平均算出なんで、
ダウ銘柄の株価の底上げが必要になる。

4桁だと影響がデカすぎなんだけど、
2桁だと小さ過ぎ。
株価100ドル以上が好ましい感じ。

そうなると、
インテル、シスコ、ダウあたりなんかは
株価2桁が続いているから、
いつも除外候補に挙げられるんだよな。

逆の発想で、ダウ工業30銘柄の入れ替えで
候補にあがらない銘柄がある。
じゃぁ、それらの株価は調子良いかと聞かれれば、
ダメダメなのがある。

ホーム・デポ、3M、IBMの3銘柄は株価3桁だけど、
かつての株価上昇の勢いはない。
だが、ダウ銘柄から除外されるリスクは低い気がする。

「ダウの犬」投資法って言うのがあるけど、
まさに、ダウの犬銘柄なんだよな、
今年のこれらの3銘柄は。

ダウの犬投資でも、
ダウ銘柄から除外されると、
「ダウの犬」は使えなくなる。

その点、今年、
仮にダウ銘柄の入れ替えがあったとしても、
上記3銘柄が入れ替えになる、
とはちょっと想像しにくいので、
ダウの犬に挑戦しても、
イイ感じの銘柄が残っている気はする。

過去に、ダウの犬投資だと思って、
エクソン、ファイザーに投資し続けていたら、
除外されちゃった、どうしよう?、
となる。
結果論だが、保有していれば、
原油高騰、コロナワクチンのお陰で、
株価上昇の恩恵に預かれたので、
何もせず保有が良かったことになる。

アルファベットは株式分割が控えているので、
ダウ採用される気満々のはず。

インテル株の利回り3%でPER9台。米国の国策企業みたいなもんだし。債券として見ると魅力的。
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2022年2月6日日曜日

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ダウ工業30銘柄はバリュー株の宝庫。指数の役割は終えた感あるが、されどダウ銘柄。

投資界隈ではバリュー株の見直し機運が
高まっているが、
果たしてバリュー株って何?
って個人的には思っている。

PER値で例えるなら、
アップル株がPER10台で
取引されればバリュー株扱い。
でも、
PER30台まで上昇すれば、
グロース株に変貌する。

万年バリュー株であり続ける
銘柄なんてあるんか?
と思ったりする。
P&Gとかコカ・コーラとて
PER10台の株価になることは
なかなかお目にかかれない。

まぁ、PER10台は無理にしても
20台前半までとして、
利回り2-3%の銘柄をバリュー株と
するなら、銘柄候補は出てくるなぁ。

S&P500指数の上昇が
今年は望めないとするなら、
GAFAM銘柄の組み入れが少ない
ダウ指数が魅力的に見える。
GAFAM銘柄のうち、
アップルとマイクロソフト
しか組み入れられていないことが、
逆に良かったりする。

ダウ銘柄の多くは、
くたびれた銘柄が多いが、
そこが長所と捉えることもできる。

ディズニー、ナイキ、ビザ、ホームデポじゃなくて、
ダウ・インク、3M、キャタピラー、
インテル、ベライゾンとか。

これって、
「ダウの負け犬投資」と
変わりないじゃん。
書いていて、そんな気がしてきた。
でも、今じゃインデックス投資が主流で、
「ダウの負け犬投資」なんて聞かなくなったので、
逆に新鮮に映る。

ダウ指数ETFのDJA買うより、自分で31銘柄投資したほうが経費削減できそう。
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2020年8月23日日曜日

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米国3指数のうち、ダウ工業30指数だけ置いてけぼり。ハイテク産業のお得意さんは?

S&P500もナスダックも最高値を更新した。
更新していないのはダウ工業30指数。

ダウ工業30指数は、指数の計算方法もガタが来ているし、
銘柄の取り換えも時代に取り残されている感が満載。
でも、いまだに廃れない。

ダウ工業30指数が最高値を更新するには、
XOM、CVX、IBM、DOW、MMM、CAT、BA、WBA
あたりが株価回復してくれないと厳しいんだろうな。

ただ、株価最高値を飛ばしているAAPL、MSFTは、
ハイテク株で生産性向上のために利用される。

考えてみると、ハイテク産業のお得意さんは、第1、2次産業。

石油発掘しまくってくれないと、
カード決済が増えないと、
建設してくれないと、
旅行して、外食して、動き回って爆消費してくれないと、
ハイテク産業への設備投資はいずれ下火になる。

いつまでも、巣籠銘柄だからといって、経済が回る訳じゃない。

旅客飛行機にも多くのハイテク設備が装備されている。半導体の塊。

昔は、ダウ工業30指数が最高値を飛ばした後に、
S&P500指数が後を追う形だったけど、今は逆だな。
これも時代の流れと言えるか。

ダウ工業だから、農業とか輸送銘柄はないんだな。
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2019年5月11日土曜日

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ビザ、マスタ、ボーイング(増配率2桁銘柄)とダウの犬銘柄の四半期配当推移

ダウの犬銘柄と増配成長2桁銘柄の四半期配当推移をグラフにした。

ダウの犬銘柄は、点線で下記の10銘柄。
IBM、エクソンモビール、ベライゾン、シェブロン、ファイザー
コカコーラ、JPモルガン、P&G、シスコシステムズ、メルク

増配率2桁銘柄は、実線で下記の5+1点を抽出した。
ビザ、ホームデポ、ボーイング、マスタカード、ナイキ(アルトリアは特別参加)。

マスターカードが飛びぬけた増配基調。
その次に続くのが、ボーイングとホームデポ
ダウの犬のIBMは、最近増配率を落としている。