ダウの犬(Dogs of the Dow)と言う投資手法は、
ダウ・ジョーンズ工業株価平均で構成される30銘柄で、
配当利回りが最も高い10銘柄に投資する投資手法。
1年おきに銘柄構成を変えていくものらしい。
俺は逆張り派なので、興味はあったんだが、
これの大きな欠点はタイトルにあるように、
「高配当→減配→ダウ銘柄除外」の過程において、
どう対処したらよいか、わからなくなること。
俺が最近覚えている除外銘柄はインテル、AT&T、WBA、
ダウ(指数のダウではなく、企業のダウ)とかがある。
ダウは減配せずに除外だが、
ほかの3銘柄は減配後、除外されたはず。
減配(無配でも)されると、
ダウの犬銘柄の基準から外れるんだが、
ダウの犬では、その時の対処が明示されていない。
1年サイクルの銘柄見直しの投資手法なので、
それまで保有するものなの?
ダウ構成銘柄は30銘柄あり、
そのなかの10銘柄なので、
1/3の銘柄に投資する。
なんか、そこまで投資するなら、
ダウ指数に投資したほうが良くないか?
また、ダウの犬では配当銘柄でない、
といけない。
だから、ボーイングは不採用になる。
あとさぁ、高配当投資の末路の多くは
減配(か無配)なんだよね。
アルトリアは別格として。
ダウの犬の投資をまねるなら、
「配当は維持されるであろう高配当なダウ銘柄」の
トップ10に投資するのが一番しっくりくる。
J&J、P&G、コカ・コーラとかね。
ハイテク銘柄の配当なんか、当てにならんぞ。
それで配当生活している俺が言うのも変な話だが。
また、そもそも論として、
産業の移り変わりが激しい現代において、
ダウ工業指数に採用されている銘柄が安定していて、
倒産リスクが小さいとか、
優良企業である保証は一切ないし、
誰も、そんなことは明言していない。
ダウ銘柄から除外された銘柄は意外とそれ以降の投資成績が良かったりする都市伝説がある。
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